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<ノベル>
対策課には、いつも摩訶不思議な依頼が舞い込む。今日も今日とて、妻である死神にメイドにされてしまった殺し屋が、妻を取り戻したいとやってきた。
殺し屋の依頼におもしろそうという理由で引き受けてくれた竜吉。その横には渋々のチェスター・シェフィールドが立っていた。あまり気は乗らないようだが、しっかりと殺し屋に捕まってしまった。
「面倒だなぁ……しかし」
「おもしろそうやないか」
竜吉がにこにこと笑ってチェスターに言う。
「では、あとのことはたの」
「あらあらあ、まぁまぁちょっと、ちょっと、待ってくれない。そのお話」
対策課の受付が依頼を二人に頼もうとしたとき、いきなりの声に全員が視線を向けると佐藤きよ江が立っていた。彼女の背後には疲れ果てた窓口の顔があった。
きよ江は、何をまちがったのか「隣の家の犬が煩いからなんとかしてくれ」という対策課とはまるで畑違いの依頼をもってきて窓口を困らせていた。そして、その文句をまくしたてながらしっかりと横の依頼の話を自慢の地獄耳で聞いていた。
横耳で話を聞きながら、ちらりと横目で美形の殺し屋に将来が大変楽しみなチェスター、竜吉をしっかりと見ていたのだ。そこでメイドという単語を彼女はしっかりと聞いていた。実はメイドに憧れがあったのだ。死神がメイドにしてくれる。これは願っても無いチャンス。
「おばちゃんにも協力させてくれないかしら」
きよ江が目の前まで寄って来たのに殺し屋は目を瞬かせた。
「協力者は多いほうがいいからな。助けてくれるというのならば、お願いする」
顔だけは美形の殺し屋――服はメイド服だが、美形に服装なんて関係ない。美形というのにきよ江は大人しく言葉を聞いた。いくつになっても女性はかっこいい男性に弱いものである。
「あのぉ、すいませーん。もしよかったら、俺も協力してもいいですか?」
全員が振り返り、目を点にした。
鳩がいた。――いや、体は人間だ。それもスーツを着ている。
小嶋雄である。
本日は対策課のコピー機のメンテナンスにやってきたのだ。コピー機のメンテナンス自体はさっさと終わり、対策課の人に今後もお願いしますと仕事の挨拶を終えたところで、社に電話すると、今日はこれで外回りの仕事は終わりとのこと。
小嶋の前で依頼をしているのをつい聞いてしまったのだ。ちょっとだけ文化祭を覗き見るのも面白そうと思って声をかけたのだ。実体化して日が浅い彼は対策課の依頼がどのようなものなのかあまり知らないのだ。
「あ、はじめまして。俺、こういう者です」
名刺をいそいそと取り出して、その場の全員に配る。
全員が名刺を見た。
「コバト、オス?」
チェスターが恐る恐る呟いた。それに小嶋がけらけらと笑った。しかし顔は無表情である。鳩だから。
「俺コバトじゃなくて、コジマですって。もう勘弁してくださいよー」
見た目に反して人懐っこいらしい。
「きょ、協力者は多いほうがいいからな」
見た目のインパクトにやられつつ、殺し屋がなんとか言葉を搾り出した。
綺羅星学園までは小嶋の運転する車で向った。
晴れ渡った空の下に、綺羅星学園の文化祭用のアーチが輝いている。門から一歩入ると屋台が並び、売り子の声が元気よく響く。
「わー賑やかでいいですね。楽しそう」
小嶋が嬉しそうに声をあげた。しかし無表情である。
「確かにすごいな」
依頼を聞いたときは、めんどくさいと思っていたが実際に文化祭の現場に行くとチェスターも目を輝かせた。
「エエのお」
竜吉も顔をほころばす。
「まー、さっさと捕まえてからじゃないと集中して見れないけどさ、ちょっとくらいなら問題ねぇよな」
「そうですよ。せっかくきたんですから。あ、あの屋台、なにしてるんだろう」
小嶋の目はすでにもう屋台のほうへと向っている。その小嶋の首をがしっときよ江が掴んだ。
「何してるの。いくわよ」
「へ、え、どこにですか。せっかくなんですから屋台を見ましょうよー」
「そんなのあとで出来るでしょう。ここにはあたしの娘が通っているから目撃証言と協力をとりつけるわ」
きよ江の目は燃えていた。
文化祭すら見ることもなく死神を捕まえる――そして自分もメイドさんにしてもらうという野望に。
襟首を掴まれた小嶋は手足を動かして逃げようとするが逃げられない。これはさながら猫に捕まった哀れなる鳩のようだ。
「ほら、行くわよ。あんたたちも」
「あー、わかったよ」
文化祭の屋台に目移りしていたチェスターは、ここは逆らったら怖い。またあとで見れる。と心の中で思いつつ、頷いた。
きよ江はパンフレットを片手に高校生の娘のいる校舎に訪れた。
綺羅星学園に通う娘がいるということで、実はきよ江は学園の文化祭パンフレットを貰っていたのだ。
校内は出し物で溢れていた。誰の目もついそちらへと向きそうになるが、きよ江の目はもうたった一つの欲望のみ見ていた。そのきよ江の前で下手に道草を食っていたらあとが怖いので三人も素直に従った。
出し物をしている娘のクラスに行き、死神のことを聞いてみるがさして芳しい情報は得られることはなかった。
「どうしたらいいんでしょうかね」
小嶋としてははやく文化祭の出し物を見たいので早く捕まえたいと思っている。
「……しっかし、これって夫婦喧嘩ってやつだろう? あんまり手荒なこともしたくないし、上手く捕まえられないかな。投網的な罠を仕掛けるとかしてさ」
「死神ゆうおばはん足が好きなんやろう。そんなんやったらいくらでも見せたるわ」
竜吉の言葉にチェスターはつい視線を向けた。
竜吉の生足を餌に置いておき、近づいてきた死神に網をかける。――小さな鳥などを捕まえる初歩中の初歩である。――むしろ、竜吉がいて、その上に巨大な籠を置き、それを木の枝で支えておいて、死神が来たら、その支えている枝を紐か何かでひっぱって
そこまで考えてチェスターは首を横に振った。
「や、流石に引っかからないよな。……引っかかったらアレだし」
「どうしたん?」
「なんでもない。馬鹿なこと考えただけだ」
見上げてくる竜吉にチェスターは頭を抱えて言い返した。
「そんなの男子たちに手伝ってもらえばいいのよ。クラスの男の子たちに生足提供してもらうの」
きよ江がさらりとすごいことを言う。
「娘いるのに、いいのかよ」
「メイドのためよ」
チェスターのつっこみにきよ江はさらりと流した。
「あんたたちも協力しなさいよ。生足」
「おれ、はエエで」
「え、俺も! ……い、いやだ」
チェスターは睨まれてもぶんぶんと首を横に振った。
きよ江がじりじりと迫ってくるが、チェスターはじりじりと追い詰められながらも首を横に振った。
「竜吉だけでもいいだろう」
「念には念をいれて」
「はいはーい。俺は?」
そのとき全員の目が片手をあげて自分は何をすればいいのかと無邪気に尋ねる小嶋に向った。
顔は鳩。見た目は人間。――それもスーツのいい年齢をいった男性である。
「あんたは、網をかける役でいいよ」
「そうね。それがいいわ」
チェスターときよ江が同時にぽんっと小嶋の肩を叩いた。
きよ江が文化祭のどこからか借りてきた。またの名を強奪した網をチェスターと小嶋に渡すと、罪もない男子生徒たちに協力を言い渡し、ほぼ強制的に生足提供させていく。
彼女をとめられる者もはたぶんこの世にはいない。
それもきよ江は美醜という差はなく、ほぼ、捕まえた男子生徒全員を生足としたのでなんだかすごいのも交じっている。
「美少年の生足のはずが、なんか、ごっついおっさん顔の生足もあるんだが」
「足やったらええんやろう?」
チェスターのつっこみに美少年というものがわからない竜吉が無邪気に笑って言う。
「……まぁ、竜吉がいれば大丈夫か」
全うな美少年である竜吉がいれば来るだろう。たぶん。――チェスターは生足にひんむかれていく生徒たちを見つつ、しかし、この罠だと見え見えの現場でもくるだろうかと考えた。普通は警戒するだろうが……聞いた限りの性格的なことを考えると。
「生足、ハァハァ、生足」
きよ江によって生足にされていくと男子生徒の騒ぎの端っこで黒い影が小さな声を漏らしていた。それはそろそろと、一応は見つかることを警戒して近づいてきた。
そして全うな美少年の竜吉の後ろから現れた。
「なまあしぃ〜」
死神が竜吉の生足めがけてやってきた。猫に魚。犬に骨。死神に美少年の生足。
死神が嬉しそうに竜吉の生足をよだれをたらさんばかりの視線を向けている。触られるのも慣れている竜吉は動じることもなく。
「死神ゆうおばはん出たでー」
「うおっ。本当に出た」
「わ、きれいな人ですね」
チェスターと小嶋がそれぞれに感想を漏らす中、きよ江は逞しい体格の柔道部部長を生足にひん剥いているところであった。だが、死神が来たというのにいち早く反応した。
すぐさまにひん剥いていた生徒をほっぽり出して死神のところへと走った。
「さぁメイドにしてちょうだい!」
胸を張ってきよ江は言った。
「お、おい。メイドになったら困るだろう」
「そうですよ。きよ江さん。捕まえるんですよね?」
チェスターと小嶋が突っ込む。
「なにいってるの。あたしはメイドになるためにきたんだからね。さぁメイドにしてちょうだい」
「生足、生足。全うな美少年の生足。はぁはぁザマス」
きよ江のことなどまるで眼中にない死神は竜吉の生足に息を荒くしていた。
「ちょっと、こっちを見なさいよ」
「えーい、うるさいザマスよ! 人が趣味に没頭しているときにぃ!」
カッと死神が怒りながら振り返る。怒りで感情が昂ぶってせっかくの化粧が剥げ落ちてしまい、見事な髑髏顔。
「……ぎゃ! 髑髏が素顔なんですか……ちょっと怖いかも……」
小嶋が震えながらきよ江の後ろに隠れた。それに反して竜吉はにこにこと笑っている。
「怖くないのかよ」
「なんや知り合いによう似とんねん。吃驚したりすると、骨っこになるんやでー。そっくりやろう? 骨になったら区別つかへんし」
チェスターの問いに竜吉は笑って言う。その言葉に死神は自分がついうっかり髑髏になってしまったことを悟り、慌てた。
「はっ、私としたことが、いけないザマス」
死神は懐からお化粧セットをとりだすと、髑髏の顔にぱふぱふと化粧を施し美女の顔に戻った。
「それでお前たちは、なんザマスか。人の楽しみのときに出てきて!」
「対策課から依頼されたんだよ。……おい、あんた、殺し屋があんたのことを探してたぜ。戻ってやれよ」
チェスターの言葉に死神の顔が歪んだ。
「いや、ザマス! あんな掃除してもものが落ちてきてこける、食べ物音痴で何も食べてもうまいとしかいわず、日々武器ばっかりめでているような男! それも夜は仕事で深夜にうろちょろしては仕事だめだめでかえるような男ザマスよ!」
殺し屋、いいところ、まったくなし。
死神が、愛想を尽かすのも仕方がないかもしれない。
「それに、美少年でもないし、生足ないザマスし!」
そこらへんは趣味が大いに関与している。
「なぁ、死神のおばはん、旦那おるんやったら、旦那に尽くさんで何が女房やねん……! おいらの居た時代やったら、捕まって罰受けるところやで」
竜吉が真面目な顔をして死神を見ていう。その言葉に死神は一瞬ぐっと詰まったようだ。
「だって、だって、殺し屋は……だめだめザマスよ。私だって、少しは遊びたいザマスよ。なのに家にいればいいっていうザマスよ!」
「なにいってるの。主婦を甘く見ちゃだめだよ!」
きよ江が反論した。
主婦であるきよ江の心を死神の文句に刺激されたらしい。腰に手をあててきよ江が死神を睨みつける。
「そんな落ちてきたゴミは本人に拾わせて、出しにいかせればいいのよ! なんでも美味しいなら明日の残りとか食べさせればいいし、ラクじゃない! 主婦はね、いいように旦那をコントロールして持ち上げて、使うものなのよ」
熱い主婦道語りである。
一緒にいる男たちには、将来自分たちも結婚したら、こんな扱いを受けてしまうのだろうかという未来への不安をちらりと植えこんでしまっているが。
「さぁ、だからメイドにしてちょうだい」
そして結局はメイドに話をもっていく。
「何ザマスか、それ……いやザマス」
ぷいっと死神は顔を背けた。
「なんでよ!」
「望まれてやるのはなんとなくつまらないザマス。このコメディの血がいやがる奴らにこそ、メイドにさせるべきというてるんザマス。……そうたとえば、お前たちのような男たちとか!」
びしぃと死神はチェスター、竜吉、小嶋を指差した。
「メイドで冥土ざますよー!」
死神は呪文と共に大きく鎌を振り下ろした。とたんに三人を白い煙が包み込んだ。そのときに根性と執念で三人の中にはいったきよ江。
「な、なんだ。て、わぁ!」
白い煙は一瞬で退いたが、そこから現れた四人は見事なメイド服。
チェスターは足まですっぽりと隠された長い黒スカートに白いエプロン。
「なんだよ。これ。……メイド服って、俺なんかがこんなもの着て、誰が喜ぶんだよ。お、お前らみてるんじゃねぇよ。……知り合いに見られたら、くそ、恥ずかしい。じろじろ見るな。お前等のためになってるんじゃないんだぞ! ふ、ふん!」
チェスター、デレ多めのツンデレデレデレメイドの出来上がりである。
その横にいる竜吉も可愛らしい黒のメイド服に頭には可愛い猫耳がついている。猫耳メイドらしい。
「んん? めいど? 冥土の土産とか冥途か? え、ちゃうのん? やったら、なんやろか……それにこの服装、歩きづらいなぁ」
反応はあんまり芳しくない。というのも、竜吉はメイドというものがいまいちわかってないからだ。
「勘弁してくださいよー」
この中で一番動揺している小嶋。しかし顔は無表情。
小嶋の服装はなんとミニスカート。胸もレースがあしらわれている。いわゆる萌え系メイドさんである。ちゃんとひらひらのスカートにはピンクのリボンもついていて、頭にもリボンは忘れられていない。
しかし、顔は鳩、体は二十八歳の男性の体である。
シュールな小嶋メイドの破壊力に一瞬、時間が止まった。
「……死神、わざとなのかよ。このメイドの属性とかは」
「ランダムザマスから、私にも、メイドの属性は決められないザマスよ!」
チェスターに睨まれて死神は思いっきり否定した。
「さぁ、きりきりいくわよ」
きよ江はきりりっとしたメイド服である。――メイド長属性らしい。ちゃんとかっこよさアピールのため伊達眼鏡もつけている。
死神メイドとメイド長きよ江がにらみ合い、その横ではツンデレデレデレメイドのチェスターと可愛い猫耳メイドの竜吉。
「このままだと、なにがなんだかわからなくなる。こ、こうなったら、俺のロケーションエリアで!」
「お、おい、何するつもりなっ」
萌えメイド、それは、漢字を変えれば燃えメイド。そう、今は萌えと燃えをあわさった小嶋は必要以上に燃えていた。この事態を自分がなんとかするのだと彼の燃えるメイド心は刺激されていた。半分、この状態に自棄になっているのもあるが。
ぱちんと小嶋が指を鳴らすとどこからともなく音楽が流れだし、そして天井からはミラーボール。先ほどまで学校の教室であったのが、見事なディスコホールにかわった。流れる音楽に、その場にいた者たちの手足が勝手に動き始めた。
その中でプロ並の鳩独特の首の動かしと巧みなステップで踊るふりふりメイド服の小嶋。服装もさることながら、そのダンスも人の眼を集める。
「ハト☆ダンス! 三十分踊り続けるんです」
「さ、三十分も」
その場にいた生足の男子、綺羅星学園の女子生徒、メイド服になってしまったチェスター、竜吉、きよ江と死神、その中央で踊るふりふり萌え燃えメイドの小嶋。
ほぼ三十分、とにかく踊り狂った。不運にも出し物を見に来た客も見事に影響を受け、三十分の間に校舎の中にいた一部の人間は音楽に合わせて、シュールに踊りつつけることとなった。
音楽が終わり、景色が校舎に戻ると、全員が、その場に崩れた。
「はぁはぁ、よ、よえやく終わった。お、お前たちのためになんておどってな、ないんだからな」
「っ、ふーふー、いいエクササイズだったわ」
「ええ汗かいたなぁ」
ばてているチェスターときよ江に対してきらきらと輝く汗を拭う竜吉。丁度いい運動だったらしい。
「はぁはぁ、死神さん、ど、どうですか。つ、疲れたでしょう。これで、もう、馬鹿なことする、ことも……ないでしょう」
小嶋は荒い息で言った。
「ううっ……け、化粧が落ちるざますぅ」
死神は床に倒れたままである。よほどにダンスで体力を消耗したらしい。なにせダンス中は化粧が落ちないか気にして、片手にパフをもってパフパフしながら踊っていたのだから。女の美に対する意地とは恐ろしい。
「けど、私だけ遊べないのは、いやザマス」
「なにいってるの」
よし江が荒い息を整えつつ、ばてている男子生徒たちを指差した。
「子供のクラスメートなら、かっさらわなくても自由自在に生足にできるのよ!」
かなり、いや、相当に間違った説得である。しかし、死神はその言葉に稲妻にあてられたような衝撃を受けたように口を開けて放心した。
「そ、そうザマスか! 子供がいれば、そのクラスメートたちは好きにできるザマスね! わかりましたザマス。師匠! 私、心を入れ替えて、がんばるザマスよ!」
死神はきらきらとした目できよ江を見つめた。きよ江もメイド長の姿でにこりと微笑みかける。二人は無言で抱きしめあった。いろいろとつっこむべきことはあるが、死神ときよ江の二人の友情にどう声をかけたとしても無駄である。一応は、無事に解決したし、今回はこれでよしとしておくしかない。
「なんか解決したみたいやで。よかったな。心いれかえるて」
「いろいろとつっこむところはあるけど……疲れた」
つっこむことをチェスターは放棄した。
「……どこか見に行くか。……騒動の分まで楽しもうなんて思ってないんだからな」
「ツンツンデレデレのままですね。あ、俺もいきます。俺も見たいです」
小嶋が嬉しそうに片手をあげた。
「けど、その前にこの服装を元にもどさんとアカンなぁ」
竜吉が笑って自分のスカートを持ち上げて言った。
まだ太陽は明るい。
とりあえず、メイド姿を治したら、この騒動の分まで文化祭を楽しむのも、悪くないはずだ。
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クリエイターコメント | 今回は、参加、ありがとうございます。 メイドで冥土〜と歌いながら書きました。 楽しかったです。 |
公開日時 | 2008-12-27(土) 16:30 |
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