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[212] 【小話】 2月のある日の屋台

ティーロ・ベラドンナ(cfvp5305) 2014-02-12(水) 07:22
(のれんをくぐったティーロを見て、おやじがおやと眉を上げる)
よーお。
あー、なんだ。おやじ、久しぶりに来やがったなって顔してんな。

やーまあ何かいろいろあったのよ。(どっかりと椅子に腰掛け)
コタロのやつと撫子がさあ、うん。
めでたく結婚ってーの?

……え? しばらく見ない間に何があったっての?
聞きたいの?
本当に? おやじ、いつも興味無さそうって顔してるじゃん。
べっつに連中がどうなったって関係ねえんじゃねーの?

(おやじの眉間に、くわっと皺が寄り、ティーロを見る)

わ、ウソウソ。
おこんないで~。

実はな、カンダータでオレら神をブッ倒してきたわけよ。
マジだぞ、ほんとに(笑)。
ここにその証拠が……(と、左手の人差し指にした青い宝石の指輪を見せようとするものの)ってまあ、この話は後でいいんだ。

そしたらよー、コタロの奴が残骸みたいなのにとっ捕まっちまってさ。
http://tsukumogami.net/rasen/event/personal/personal2951.html
……みたいなことになっちまったわけ。

んで、オレと撫子を奴は呼んだのさ。
まっ、オレは大魔導師だからな。
デウスの野郎に捕らわれちまったコタロを助けにいくこと自体は楽勝だったよ。行くこと自体はな。

まあそしたら撫子がさ……
http://tsukumogami.net/rasen/event/personal/personal2951_2.html
……みたいなこと言い出しちゃってさ。

オレびっくりよ。
お前らそれ一足飛び過ぎない? って。
でもさ、おやじ。
そこで口挟んじゃいけねえよ。二人が決めたことなんだからよ。

だからさ。
あいつらはもうここには来ないよ。

ちょっと寂しいけどな……。


(ティーロが俯いていると、おやじが、ティーロの前に熱燗の猪口を一つ。その隣りに水のコップを一つ。さらに隣りに冷酒のコップを一つ置く)

ああ、そうだな。
みんなで乾杯、だ。

(ティーロ、猪口をひょいと上げて、一口飲む)



※PLより:このスレッドはパソイベの公表用に用意しました。スレ主は今月多忙なため、ほとんどレスができないと思いますが、書き込みはしていただいてぜんぜん構いません。

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