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タイトル回りこめ、挟むぞ。
備考欄・どろりILに感謝!

 本名、沼淵誠司。軍属の父のもと、沼淵家の長男として中流階級の民家に生を受ける。五歳になるころ実父が戦死。母一人子一人の幼少期を送る。
 十歳の頃に母が商人と再婚。姓を山本と改め、継父のもとで教育を受ける。やがて十三歳となる年、異父兄弟となる弟が誕生。自身の不要を察し、同年の誕生日に自主的に戸籍登録を解除。姓を沼淵に戻す。
 十五の時に魔法兵を志願するものの、翌十六にて才無しとして兵学校入学試験不合格。三日三晩泣く。
 その後は自家で商いの手伝いに従事するも、十九歳時に国家情勢が悪化。翌年二十歳、徴兵令を受け陸軍兵士として出兵。
 以降軍人を本職とし、非兵学校卒業者としては最上階級である一等軍曹にまで叩き上げ。三十二歳、上官であった将校を庇い覚醒。ロストナンバーとなる。
 現在、故郷では戦死したものとして処理されている。
(「赤燈の怪物」他)




 ターミナルにて、戦死したとされていた実父が覚醒してロストナンバーとなってかつて生きていたという事実を知り、ターミナルでの生活を通して今は亡き父の面影に触れて行く。
(「いつか来た道」「行く道の途中」他)

 世界樹旅団の捕虜となり、モフトピアの会戦を経て、世界樹旅団へ属すことを自ら選択。
 抗えぬ迷いと自責を内に封じ、自ら選んだ道である以上今更後悔は許されないと己を律し行動していたが、ブルーインブルーでの宰相暗殺事件を前後に己の道の是非と本格的に向き合うに至る。その過程で己の人間性の欠如を自覚。
 ただ生きる事を目的としていた己の在り方に疑問を投げかけ、己の未練の原因を辿り、それが図書館で知り合った人々との関係にある事を自覚。人間性の欠如を認めながら、己の意思で人で在ろうと選ぶ。
 以降、本格的に旅団への造反を決意。己に為せる道を模索し始める。
(「迷夢にて」「Acute/Assort」「蟻の行軍」他)

 旅団との全面戦争の際は図書館強襲部隊として攻撃に参加。紆余曲折の戦いの末に左腕を失いながらも、図書館への帰還を果たす。
(「【進撃のナラゴニア】強襲! ノエル叢雲」)

 多くの命を奪い、命を看取りながら、それでも生きて歩き続ける。
 図書館帰還後は少しでも多くを生かす為と一殺多生の道を歩もうとするが、生者を生かす事を優先する故に死者への冷徹さ、薄情さが際立ち、結果余計に彼の外道性を浮き彫りにするに至る。
 人で在ろうと人を演じる人でなし。
 未だ人の生への明確な解は得られず、その事に苦悩できぬ己の空虚さを自覚しながら、人の真似事と自問を繰り返す。
(「死者からの平手打ち」「requiescat in pace」「断罪者の仮面」他)

 左腕の欠損により幻肢痛を発症している。旅団時代から続いた過度の飲酒によって誤摩化し続けていたが、やがて任務に支障が出る程に悪化。アルコール依存症の治療と併せ現在も幕間にて治療を続けており、医務室への通院を続けている。
 それでも尚、当人に義手や再生の意志は無い。
(「断酒 in the dark.」「前略、医務室のベッドより」)

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螺旋特急ロストレイル

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