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<ノベル>
程よく晴れた銀幕市のとあるフルーツパーラーに、あまり馴染まない人物がメニュー表と見詰め合っていた。
何が似つかわしくないのかといえば、男性で一人で来ているから、だった。妻や恋人が居てもおかしくないような年齢に見えるが、そういった女性と待ち合わせている雰囲気もない。
知性的な黒い瞳が見つめるページは、苺特集の欄。
彼、レナード・ラウは無類の苺好きだった。隠しているわけではないが、彼の職業上、想像しにくい。普段それとはっきりと判ることは無いのだが。ラウはサングラスをかけている以外は、どこか可愛らしい顔立ちをたしたエリートサラリーマンのようにしか見えない。
メニュー表には、苺のスイーツオンパレード。周りのテーブルを見ると、実物があちらこちらにあり、惑う。
苺のシャルロット。このフィンガービスケットがいい。勿論上にこれでもかと盛られた1/2にカットされている苺も捨てがたい。
アメリカンショートケーキ。シュー生地に挟まれた苺の生クリームがいかにも絶妙なハーモニーを奏でてくれそうだ。
苺のロールケーキ。果肉と苺ソースが混ぜられたほんのりピンクの生クリームのコントラストが甘美。酸味と甘さが視覚でも確認できる。
苺のタルト。シャルロットより更に盛られた苺は最早史上最強の武器だ。その下は酸味強めの苺のジャム。これの味が拙かったらそれは罪だ。
苺とヨーグルトのレアチーズケーキ。なんとミスマッチな。しかしそう見せかけておいて、甘さとまろやかさを同時に展開するとは。神業だ。
苺のパイ。カスタードと苺の極めてスタンダードなパイ。しかしそれは誰しもが美味を味わえる美点がある。どれも捨てがたい。
しかし、次のページをめくったとき、今までの逡巡は消えた。
それはパフェだった。
大きな、それこそ聳え立つような器に乳児の手の平ほどもありそうな大きさの芳醇な苺が鎮座し、苺を支えるかのように、だが自己主張を強くしない状態で、苺果汁がタップリなのだろう、鮮やかのピンクのシャーベットがちょこんと控える。イチゴの山の下には生クリームが敷かれてその下には再びシャーベット。更に下には淡いピンクのスポンジケーキ。
ラウは迷わず苺のパフェをオーダーした。
待っている間、携帯からパソコンのメールをチェックしたり、調べものを始める。
休暇の日にまでこうとは、ワーカホリックという程ではないとは思っていたが、案外そうなのかもしれないな、と苦笑する。
以前は違った。
休みたくても休みが取れず、やっと取れた休みも潰されることが多かった。現在もそういったことはままあるが、特に不快にはならない。自分の仕事が結果、主の評価に繋がるからだろうか。
「お待たせしました、苺のパフェになります」
しばしの後、若いウェイトレスがオーダー品を運んできた。慣れた手つきでパフェとスプーンをラウの前に並べ、伝票を伏せ、一礼して席を離れる。
ヤツはやってきた。
メニュー表の写真よりは遥かに迫力を醸し出している。
大抵こういうものは写真よりも劣るはずだが、やつは違った。
ともすればしつこくなってしまいそうな苺の香りを天辺に飾られた一枚のミントの葉が、それを緩和している。
早速、とまずイチゴから口に運ぶ。
しゃく、と咀嚼すると、イメージ通り苺の香りと甘さ、そして酸味が遠慮なく広がる。
柔らかいのにしっかりとした感触。そう、これでこそ。
シャーベットは些か冷たすぎたが、生クリームを室内の温度で解かさない為には適切なのかもしれない。生クリームもどっさりと入っているにも拘らず、全くしつこくない。
―やっぱり苺は美味いねぇ。
声に出さず、幸せと甘味を噛み締める。
『レイったら。本当に苺が好きよね』
呼び起こされる。
彼女は―エルは、エルヴィラ・ソウは。くすくすと笑いながらよくそう言った。
ラウがレナード・ラウになる前。レイモンド・ローであった頃。二人でフルーツパーラーに行くたび、苺が美味い時期になるたび。
まるで二人の為だけの儀式の様に。
「いいだろよ、これが好きなんだよ」
またエルヴィラに言われた。
正面に座る彼女は、珈琲を飲みながらクラブハウスサンドを食べる。確かにこういう場合、逆なのかもしれない。フルーツパーラーで、男が珈琲を飲んで女性がパフェを食べる。
俺達の場合は逆だ。
仕方ない、俺はこの世の食べ物で苺が尤も美味いと思っている。
「あら。わたし、悪いなんて言ってないわ? 可愛いとは思ってるけど」
首を僅かに傾げて、艶やかな黒髪をさらりと流して、柔らかく笑う。
そうだ、俺は彼女のその笑い方がとても好きだ。
というより、よく変わるエルヴィラの表情が好きだ。 すぐに怒るしすぐに笑うし、映画やドラマを見るとすぐに泣くし。そういうときに声をかけると怒られる。
『泣いてる顔は可愛くないんだから見ないでよ!』
と、目を真っ赤に腫らしてクッションなんかを俺に向かって投げつけてくる。 それから暫くして泣き止んだ頃、申し訳なさそうに淹れてくれる珈琲が、一番美味かったりするのだ。
ふと、忘れてはいけない事柄を思い出す。
言わなければ、今日言っておかなければ、と決めていたのに。苺を前にするとどうにも後回しになってしまう。
「なぁ、エル」
「ん? なぁに、改まって」
珈琲を飲むてと口を止めて、エルヴィラは軽く微笑みながら俺をじっと見る。
「来週の水曜日なんだけど」
「うん」
「休みが取れそうなんだ。いや、取ってきたから」
「……」
「だからさ、IFCで買い物でもして、ビクトリア・ハーバーで夜景見て、ペニンシュラにでも泊まろう」
「……それ、本気?」
「その為に頑張って小遣いやりくりしました」
俺とエルヴィラが一緒に暮らし始めて、もう何年になるだろう。月日は覚えているのに、経過した年数はうろ覚えなのが情けない。なんだかもうずっと長い間共にある様な、そんな気がしてくる。そしてこれから先もずっと、俺は苺を食べる度に、「可愛い」と微笑ましく言われるのだろう。歳月が経過して、どちらかが先に天に召されるその日まで。
弁解になるかもしれないが、別に俺は金銭的にだらしないとかはない。
こう言う事は得てして女性が管理していたほうがいいと思う。なので、俺は給料が振り込まれても特に明細なんて確認しないでエルヴィラに渡したままだ。有給の残り日数だけは毎度確認して、その多さに愕然とする。
それに、俺はそんなに買い物をする方でもないから、あまり持っていても意味はないし、エルヴィラはきちんとその辺りを見越して月々の小遣いをくれる。 捜査費用で嵩んだ時はちゃんと追加でくれる。
ペニンシュラとは、まあ香港で一番の高級ホテルだ。たまの贅沢はいいだろう、何せ年に一度しかない、彼女の誕生日なのだから。
「去年も一昨年も、結局急な仕事が入って駄目になっただろ? だから、さ。今年こそはって」
パフェを食べる手を止めてテーブルに無造作に置かれている、エルヴィラの手に触れる。
働きながら、家事をきちんとしてくれているのに、とても綺麗な手だと、思う。
しなやかにすんなりと伸びた指、丁寧に整えられて長すぎない爪。
指を絡めると心地良い体温が伝わってくる。
「何買おうかな。ちゃんと付き合ってくれるの?」
親指の腹で、つ、と俺の指を撫でていく。
正直女性の買い物に付き合うのは苦手だ。いや、エルヴィラと行く事を苦痛と感じた事はないから苦手と言うのは適切ではないかもしれない。
ただ。
何でこんなに長いのだろう、とか。
色味やデザインを人に聞いてきて、答えると大抵機嫌を損ねるのは何故だろう、とか。
理解できないことが多い。
しかし、今回は別だ。
エルヴィラの誕生日と言う事もあるが、彼女に思う存分我侭を言って欲しかった。自分の友人には冗談交じりに俺の事を完全にコントロールしていると言っているが、実際はいつもいつも我慢させてばかりだ。
夜遅く帰っても、殆ど起きて待っていてくれる。「帰ってきてから寝てるから平気」なんて言うが、それでも大変だと思う。食事も余程の事が無い限りはちゃんと用意しておいてくれている。
そんな彼女に少しでも報いたい。謝意を表したい。
買い物に付き合うとか豪華な食事とかで補えるものではないかもしれないが。
「……レイ、貴方そういう時いつも、わたしの好きな花を贈ってくれる。それね、とても嬉しいの。予定が潰れてしまうのは哀しかったけど、でも、花は嬉しいの」
「……喜んでもらえているなら、いいんだ。 悪いな、もっと気の聞いたもの贈れるといいんだけど」
エルヴィラの好きなものとかは大体把握しているが、服や装飾品だとまるで機嫌をとっているようだし、食べ物だと俺にも振舞ってくれるから、意味がない。
だから彼女の好きな花を、贈る。女性が抱えられる程度で、飾れるものを。
悪い、と言うと、はっきりと首を横に振る。
「わたしね、貴方のそういうところが、一番好きよ」
他の客や店員に聞えないくらいの、BGMにかき消されそうなほど小さな声で、だがはっきりと、柔らかく微笑みながらエルヴィラが呟いた。
ああ。
この笑顔を守りたい。ずっと、俺の手で守りたい。
そんな思いが胸を中心にして全身を支配していった。
俺は、レイモンド・ローは確かに幸せだった。
エルの誕生日を恙無く、だが幸福に過ごして、そろそろ正式にプロポーズがしたい。しかしタイミングはいつがいいかなんて、そんな事を落ち着いて考える余裕は与えられなかった。
もしかしたら浮かれていたのかもしれない。
だが、それを仕事に持ち込めるほど、刑事と言う仕事は甘いものじゃない。特に最近は。
以前から起きていた噂。
署内の誰かが、黒社会組織と癒着している。
赦せないと思った。黒社会組織の行為よりも、そういったものから無辜の市民を守る為の警察機構の人間が、彼らと手を組んで私服を肥やしていると言う事に憤った。
だがどこかでまだ、名前も知らない同僚―もしくは後輩か、上司か―を信じていた。証拠を掴んで追求するか、いつか自分の罪に気付いて自首すると言う事を。
だが現実は違った。
ある日上司に呼ばれた俺に告げられた事実。いや事実でも真実でもない。
捻じられて歪んだ愚劣な卑怯者の妄想。
俺が内通者?
ありえない。でっち上げにもほどがある。
バカらしい、そう思った。だが神経の方は俺が思っていた以上にやられていたらしい。
友だと、少なくとも俺はそう思って疑いもしなかった男に裏切られ、今まで俺が無意識に、意識的に積み上げたもの全てを壊され、眼の前には俺を一瞬で殺せる黒衣の男。
死んだほうがマシだと思った。
エルヴィラの事だけが気がかりだった。だが汚職の罪を着せられた男と共に居るよりは、いいだろう。彼女はいい女だ。いつかいい男が俺の代わりにエルヴィラを守ってくれる。気が強い割に、本当はとても繊細だから。
だが。
俺は。
全てを捨てて、闇の底で生きることを選択した。
闇の底の居心地は悪くなかった。いやむしろ―
全てを無くした筈だった。
だが新しく手に入れたものもある。
俺に使い道を示してくれた恩人と相棒と。そしてわずかばかりの部下。
以前の自分を否定するわけではない。
今の俺はレナード・ラウ、劉浩南であって、レイモンド・ローでは無くなった。
ただ、それだけ。
何年経っただろう。ふと歩いた通りは、昔よく通った界隈だった。5年も10年も経過していないのに、随分様変わりしたように思えた。
ふと目に入ったのは、フルーツパーラーの看板。苺強化月間、なんて謳い文句も一緒に掲げられていた。その煽りに引かれてよくよく見たら、よく通ったフルーツパーラーだった。
改装されていてすぐには判らなかった。
エルヴィラ。
彼女は今、どうしているだろうか。幸せに暮らしているだろうか。
何とはなしに、俺達の指定席のようになっていた場所に目をやる。
そこに、髪が伸びたエルヴィラを見つけた。
何かを握り締めている。
あれは――
ロザリオだ。
かつての俺が、レイモンドが育ての親の、神父から譲り受けたもの。見間違えるわけが無い。
憂いを含んだエルヴィラは変わらず美しかった。
……暫く彼女の様子を伺っていた。
だがそれではまるでストーカーのようだ。
ネクタイを締めなおして、その場から去った。
何も出来ないし、何かをする気も無い。
今、ここに居る自分を後悔した事はない。
しかしもう俺と彼女では生きていく場所が違う。
守ることも共に生きることももう出来ない。
一度だけ天を仰いで、俺はその場から去った。
彼女がまだレイモンド・ローの無実を信じていると知ったのは、それから暫くしての事だった。
そうか。
その一言で、済ませた。
ふと、ラウは意識を取り戻す。
シャーベットが些か解け始めていた。
らしくもなく、感傷に浸っていたらしい。
意識を逸らしてパフェを食べるのも勿体無いので、イチゴにのみ意識を集中して続きを食べる。
食べ終わり、代金を支払う。
女性の、まだ少女とも取れそうな店員がラウを興味深げに見る。
何が言いたいのか気づき、からかう様に、
「男が一人でパフェ食ってたらおかしいかい?」
そう言うと、店員は真っ赤になって、言い繕う。
「そ、そんな事は!」
「あはは、冗談だよ。からかって悪かったねぇ」
人の良さそうに笑って、ラウは「またくるよ」と言いながら背中を見せて手を振った。
店員はほっとしたように笑って、ラウの背中に向かって丁寧にお辞儀をした。
「ありがとうございました、またのお越しをお待ちしております!」
銀幕市と言うところは、香港と様々な部分が違っていた。
一番はっきりと肌で感じるのは、気候だ。
香港の平均気温は銀幕市のそれよりずっと高い。
尤も見たくもない雪も、銀幕市には降る。
自室からぼんやりと外を眺める。
漆黒の空。ぽつりぽつりと街の明かりが灯っている様は中々に美しい。百万ドルの夜景と称される香港の華やかな夜景とは違うが、どこかノスタルジックな気分にさせる夜景が広がっている。
悪くない。
そうは思うが、自分の主の身体を思うと、この寒さだけは頂けない。
ラウとしても日本よりもずっと暖かい香港で生まれ育ったから、冬の寒さは堪える。
しんしんと音がした様な気がした。
テレビもラジオもオーディオもつけてはいなかったから、てっきり外だと思った。聞いた事が無い音だったから不思議に思って、ラウはカーテンを開けた。
しろとくろのまだら。
天から降り注ぐ、純白の点。
――雪、だ。
反射的にラウはカーテンを閉めた。
雪は好きになれない。
あの人が。
ラウが敬愛し恩義を感じている、あの黒衣の男が、動かなくなったのを思い出す。
亡骸を前に、何も出来ずにただ呆然と立ち尽くした自分の無様な姿を思い出す。
だから――
カーテンを閉めて、しんしんという静かな音すら耳障りで、そもそも雪が降っていることを忘れたくて、ラジオをつけた。
T-Rexの20th Century Boyを流した。
それから然程の時間を経過せずに、ラウの属する組織全体にも、ラウ自身にも上司にとっても、衝撃的な事件が起きた。
ラウの上司の師が、ムービーキラーと化した。そして新義安の立場を不味いものにしてしまった。
後始末に、つまり師の抹殺する事になった上司を、またしてもラウは命令とはいえ待機をしていたために、何の役にも立てずに、ただ、慟哭していた恩人を見ていることしか出来なかった。
恩人にして上司は、叫びながらボロボロらなってフィルムをかき集めようとしていた。
彼が我を失くしたように叫んだ姿を見たのは初めてだった。
ムービーキラー。
何故、そんな存在へと変化してしまったのかがわからない。
もしかしたら。
主のあの慟哭は、未来の自分の姿なのではないだろうか。
そうなると決まったわけではない。しかし、可能性はゼロではないのだ。
そうなった時、それはつまりまた自分は主に対して、何も成せなかったという証だ。
それだけは避けなければならない。
主に報いたい。
今のラウの願いは、それだけだった。
そして季節は移ろい、秋に差し掛かった頃合だろうか。
主が時折、穏やかな表情を見せるようになったのは。
意外ではなかったといえば嘘になる。
だが、主の安らいだ表情が見られたのは心底喜ばしい事だった。主が小さな恋人と共にあるときだけは、苦痛を忘れているように見えた。
愛し合っているのだろう。
永遠に共にあることは無理だと判っている。
だが、この歪な街にいる間だけでも、その安らぎが続いてくれるといい。
そして、主に安らぎを齎してくれた少女が幸せで居てくれればいい。いつも笑っていてくれれば、主も同じ様に幸せで居てくれるだろうから。
銀幕市に穿たれた穴の調査隊が編成された。
夏の日に大挙して訪れた死の神子の落し物。いや、忘れ物だろうか。それとも妄執の表れだろうか。
それに主の恋人と家族同然のムービースターが参加するらしい。
それを主が知れば、きっと行こうとするだろう。いや、きっとではなく、確実に行く。
穴は危険だ。
サイモン・ルイは穴に落ちてムービーキラーに堕ちた。
原因は判らない。
ただ、可能性は大きいのだから防いでおくに越したことは無い。
恐らく自分が言っても聞いてはくれないだろう。
これと決めた主の意思は鉄条網の様に強く硬い。
それを崩す一番の決め手は、主の更に上の地位にいる者に動いてもらうしかない。
主は上司達を言いくるめるのがとても巧い。だが一人だけ、話術の聞かない相手が居る。
香主の一人、趙大哥。
彼に進言すれば、恐らく組織全体に穴に近づくことの通達が出るだろう。それでも主は行こうとするはずだ。趙に直談判もしかねない。
それでも、主は穴にはいけまい。趙が許可を出すわけがないし、主が命令違反を犯すとも思えない。
ならば自分が行くだけの事。
主の代わりに主の恋人の側に付き、どうにも最近様子のおかしい彼女の家族の様子を見ていればいい。不穏な事が起きれば自分が対処去ればいい。
あの忍者が無事ならば、彼女はきっと喜ぶだろう。
自分では出来なかった事を――主に安らぎを齎すと言う事をしてくれた、彼女に恩を返したかった。
彼女が喜べば、主も喜ぶだろう。
そのためにも決して主を落ちた星にしてはならない。
それこそが、それだけが、ラウに出来る唯一にして絶対の事だった。
怖くないのか、と問われれば、否と答えるだろう。
何故か。
主の役に立つ事の何に恐れを抱くだろう。
スチェッキンを懐にしまい、いつものように一言呟く。
「Time to go to work,my boy」
――貴方が堕ちた星になるぐらいならば、私が喜んで堕ちましょう。願わくば、貴方に真の安らぎが訪れん事を。
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クリエイターコメント | 始めまして、遠野忍です。 この度はオファーありがとうございました! お届けが遅くなって申し訳ございませんでした。
もう二度と、ラウさんを書かせて頂くことはないのだなぁ、と思うと、ほろ苦い気持ちになりました。 直、恋人さんとのシーンは捏造オッケイという事でしたので、がっつり捏造させて頂きました。 ラブは素晴らしいです。
ラウさん、今までどうもお疲れ様でした。 きっとどこかで主様の事を見守っておられると、信じています。 |
公開日時 | 2008-04-06(日) 23:00 |
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