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【本の並んだ棚】
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2008-02-17(日) 19:50 |
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) |
(背の高い書棚が並んでいる。古書から雑誌、良く見かける本からマイナーなトンデモ本まで。サイズが合っていない並べ方で大雑把にジャンル分けされている。良く見ると、映画の原作やファンブックも揃っている。脚立と椅子を見かける) (立ち読みならぬ座り読みは黙認される傾向にあるようです) |
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まあ……。
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2008-02-18(月) 10:54 |
鬼灯 柘榴(chay2262) |
(赤い着物に、羽織を着た日本人形のような女が入ってくる) こんなところに古書店が。 ふふ、偶には明るいうちに歩き回ってみるものですね。 (ふと目についた一冊を手に取り) あらあら、ずいぶんと……ふふ、面白い本が見つかりそうです(何の本だったんだ) |
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読み放題
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2008-02-18(月) 18:58 |
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) |
(読み終えた文庫本数冊片手に) 次の巻、次の巻は、っと………げっ!
(鬼灯嬢の姿を見つけ、思わず棚の影に隠れる)(失礼) い、何時入ってきたんだ!? …っというか、俺はなんで隠れてるんだ…!? (棚に背中張り付かせ小声でぼそぼそと)(店番のくせに…) |
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あらあら。
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2008-02-18(月) 23:16 |
鬼灯 柘榴(chay2262) |
素晴らしい蔵書ですこと。 私の書庫にはない系統ものが多くて、大変興味深いですね。 これは……ずいぶんと古い本……(丁寧な手つきでそっとページをめくり)……ああ、これならなんとか読めそうです。草書、というのでしたかしら。読むのには少し時間が掛かりそうですね。 椅子があるということは、じっくりと腰を据えて読んでもよい、ということでしょうか。 (くるりと振り返り) ねぇ、セバスチャンさん?(にっこり) |
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(顔引き攣らせ)ちっ……(待て)
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2008-02-20(水) 22:17 |
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) |
…読んでいいらしいッスよお客サマ。 (気まずそうに出てきて、向き合い)
でも、それがどんな本だか知らねぇが? 出来れば、買ってってくれると嬉しいんですけどねぇ。(なんか虚勢張って開き直ってる) |
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そうですか(にっこり)
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2008-02-20(水) 23:25 |
鬼灯 柘榴(chay2262) |
持ち帰りたいのは山々なのですけれど、お金を払わなければならないのでしょう? 残念ながら、持っていないのですよ。普段、使わないものですし、散歩のつもりでいましたからねぇ。 ちなみに、こちらの本は日本書紀ですね。草書で書かれたものを目にするのは、初めてです。本来は漢文のはずなのですけれど、読みやすいように書き直していったのかもしれませんね(とても楽しそうだ) ふふ、ではゆるりと読ませていただく事に致します(にっこり) (椅子に深々と座る。居座る気満々だ)
──ああ、そうそう。いつ入ってきたのか、とおっしゃっておりましたよね。 セバスチャンさんは読書に夢中でしたので、お気付きにならなかったのですよ(にっこり) |
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そりゃ
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2008-02-22(金) 21:49 |
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) |
当たり前だ。ここは図書館でもゴミ捨て場でも無いんでね。…っつか普段使わないって、どうやって生活してるんだアンタ…? 日本書記…確か、この国最古の歴史書か。神話混じりっていう………じゃねぇ。居座る気か……。(おい店番)
…そうかい。 (ふと我に返ったように手に持った本の続きを探し始める) |
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もちろん
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2008-02-23(土) 21:15 |
鬼灯 柘榴(chay2262) |
図書館やゴミ捨て場などではないことは、重々承知しておりますよ。古書店の良い所は、ゆるりと読んでいても咎められない事ですよねぇ……ふふ。椅子まで置いてある所は初めてですけれど。 普段、ですか?(少し考え)店ごと此処へ来たので、住居には困っておりませんし……本を読んだり、散歩をしたり、機織りをしたり、でしょうか。(食事は?)
まあ……セバスチャンさんは日本書紀をご存知なのですか。……ああ、ごめんなさい。セバスチャンさんは"世界"が違いましたでしょう? ですから、驚いてしまったんです。 そうです、天におわします神がどのようにこの大地を作ったのか、どのように山や川や、そして文化が生まれたのか……それを神話を交えて綴ったものです。 古事記の方が歴史的には古いと言われていますけれど、書いてある事はほぼ同じですね。ただ、古事記は33代豊御食炊屋比売命……推古天皇までで、日本書紀は41代大倭根子天之廣野日女尊……持統天皇まで記されております。 私が知っている歴史とはやはり違うので、面白くて好きですよ。
……歴史書に、ご興味がおありなのですか?(本を探す背中に声をかけた) |
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(見つかんねぇ…)
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2008-02-26(火) 00:42 |
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) |
…ここの店主は変わり者なんで。っておい、食事は…!?
(我知らず聞き入り)へぇ、世界の成り立ちから4十何代の王様まで載ってるのか。随分代を重ねてるんだな。…しかしほとんど同じ内容で二冊の歴史書か。差はあるっても時代も殆ど同じらしいが、なんで… (ふとバツが悪そうに黙り本棚に向きなおり、) ……なんだ。俺が知ってたらおかしいか?…ああ。 まぁ、これでも歴史学者…を、目指していた身なんでね。そういうもんには興味がある性分なんだ。とりあえずここに置いてあった歴史の教本は一通り読んだし、日本書記もそれで…。あんたはここの世界観の住民に見えるな。それでも違うのか? |
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まあ、
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2008-02-26(火) 22:27 |
鬼灯 柘榴(chay2262) |
然様でございましたか。ふふ、お陰で私はゆるりとさせて頂いておりますから、店主がお戻りになったら、お礼を申し上げねばなりませんね(微笑) ……食事? ああ……私も一応人間ですからね、七日に一度くらいは取りますよ(にっこり)
まあ、歴史学者。なるほど、それで……(ちらりと瞳を見、すいと逸らした) ご興味がおありなら、もう少しお話し致しますよ(微笑)
ええ、日本書紀はそこまでですけれど、今の王……こちらでは天皇、と申しますけれど、今上天皇は125代目だったと思います。 日本最古と言われているのは、古事記の方です。成立は和銅五年、西暦で言えば712年ですね。巻数は上、中、下の三巻です。大きな戦をして即位した天皇が、国内統一の必要から提案し、諸氏族間に伝承されている帝紀、旧辞の編集を企画したのだそうです。 ……ああ、帝紀というのは天皇歴代の系譜で、旧辞というのは、それぞれの代における出来事や物語のことです。 文章は伝承を生かして漢字の音、訓を自在に取り混ぜた変体漢文体で、語りもののなごりを留めております。
一方の日本書紀は、成立は養老四年、西暦で言えば720年になります。巻数は三十巻に及びます。 古事記との最大の違いは、政治と文化面を重視した歴史書である、ということでしょうね。事項を年代順に記した編年体で、漢籍から文章表現を借りており、純漢文体を用いて対外的面目を強く意識されながら編集されているんです。
この差が、近い年代に二冊の歴史書が作られたおそらくの理由でしょうね。 読み比べてみると面白いですよ、同じ事項なのに違う表現になっていたり、別の人物になっていたりしますから(微笑)
そうですね、私が体験してきた歴史は、言うなれば裏……闇の歴史になるのでしょうから。流石に、表の正式な史書には残せなかったでしょう。闇の歴史などを正史と認めてしまうのは、理解され難く、また理解したくない事柄でしょうからねぇ。 最も、それを遺したみたところで絵空事としか捕らえられないでしょうし。……それはそれで面白かったのでしょうけれど、知らなくてもよい事ですよ。当事者以外は……ね(意味ありげな笑み) |
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