★ 狐火、踊る ★
クリエイター梶原 おと(wupy9516)
管理番号589-4218 オファー日2008-08-23(土) 21:17
オファーPC 晦(chzu4569) ムービースター 男 27歳 稲荷神
ゲストPC1 朔月(cwpp5160) ムービースター 男 47歳 稲荷神
ゲストPC2 玄兎(czah3219) ムービースター 男 16歳 断罪者
<ノベル>

 銀幕市に実体化してしばらく、少しはここの生活にも慣れてきた。とは言うものの、長く山の中で暮らしてきた朔月にとって、この賑やかにして騒々しい街の様子はたまに辟易した。
 物珍しいから、もうしばらくくらいはそれなりに楽しめるかもしれない。それでも彼にとっては目に入れても痛くない息子がいない生活に、どれだけ耐えられると言うのか。
 あまり一人でいると、しまいには暴れたろかと思うほどに煮詰まってくるので、朔月はここのところよく対策課に顔を出して寂しさを誤魔化している。
(いるんやったら意地でも探し出すけど、いーひんもんはしゃあない……、しゃーないやろ、こんなとこで暴れたかてしゃーないのんと一緒や!)
 やめとけ落ち着けわしと、対策課に張られているポスターを眺めている振りをしながら朔月が激しい葛藤を繰り返していると、後ろで晦という単語が発せられた。思わず頭から突き出している狐耳が、ぴくぴくっと反応している。尻尾がゆうらと持ち上がり、期待する彼に合わせてちらちらと揺れる。
 その朔月に気づいた風もなく、晦と口走った誰かはそのまま話を進めている。
「晦さんが居候してる店だって聞いて、何気なく立ち寄ったんだけど。すごくいい物を揃えてるんですよね、あの店」
「ああ、あそこな。招き猫ならぬ招き狐効果が、商品にまで影響してる感じだよな」
「そうなんですよう、しかも晦さんが可愛いの! レジ横で、あの真っ赤な毛並みがきゅぅって丸くなってるのを見るだけでも癒され、」
「晦!!!」
 彼らの話している「晦」が、確かに彼の息子だと知った朔月は勢いよくそちらに詰め寄っていた。
「今の、稲荷神の晦か!? わしの可愛いあの晦やな、そうやて言えっ!!」
「あのがどのかは分かりませんけどっていうか、ち、近い近い顔が。髭面が怖いけど耳が可愛いっ」
 ものすごく複雑と叫びながらぐいぐいと顔を押し退けられ、われわし神様やぞこらと凄んでいるところに、ぬっと何かが突き出されてきた。
「朔月さん。対策課での迷惑行為はおやめください、セクハラで訴えますよ?」
「何やわれ、邪魔すんな!」
「邪魔をしておられるのはそちらです。何か困り事がおありならばお伺いしますから、とりあえずそのぶわっとした尻尾を何とかしてください」
 間違っても髭面親父の尻尾に愛らしさを覚えてしまう前にと、何やら怖い笑顔で詰め寄られるのでとりあえずカウンターに飛び乗って相手の胸倉を捕まえていた朔月は、しゅんと耳と尻尾を垂らしながら下りた。
 複雑に可愛らしすぎると一部から声は上がっているが、朔月をカウンターから下りさせた男性は溜め息混じりに向き直った。
「何方かをお探しですか」
「せや! 晦や、わしの可愛い息子がこっちに出てきとんのんか!?」
 身を乗り出して朔月が尋ねると、不必要に近づかないでくださいと手にしているファイルで間を阻まれた。仕方なく身体を戻すとそれを広げた男性は、何かを探すように捲った。
「ご子息ということは、同じ映画のご出身ですね。稲荷神の晦さん……、確かに銀幕市に実体化しておられます」
「ほんまにここにおんのか!?」
「ええ、確かに、」
 その先を続けようとされた言葉など、もはや朔月の耳には入らなかった。可愛い息子がこちらで一人寂しく泣いているのだと思うと居ても立ってもいられず、晦ーっ!! と悲鳴じみた声を張り上げて腕を突き上げた。
「待っとれよ、今わしが見つけ出したるからなー!」
 そうとなったらこんなところにおられんと急いで出ていった朔月は、だから知らない。話の途中で切り上げられた体の男性が、引き止めるべく緩く持ち上げた手を戻し、深く溜め息をついたことを。
「居住先を聞いていかれれば、街中を探し回られることもないでしょうに」
 やれやれとでも言いたげに肩を竦めた彼は、さて、とファイルを閉じた。
「仕事に戻りましょうか」
「あ、あのー、今の方を引き止めて教えてあげたほうがよかったんじゃないかなー、と」
 思う次第ですがとぼそぼそと続けた対策課の勇者Aは、にっこりとした男性の笑顔の前に撃沈した。
「そうですね、思い至りませんでした」
 迂闊でしたねと爽やかに言い放った彼は、そのまま狐耳と尻尾を持った稲荷神のことなど忘れたように通常業務に戻って行く。
 確かに用もないのにほぼ毎日対策課に押しかけてきた朔月は髭面の親父であることも忘れそうに、いちいち上下する尻尾がとんでもなく営業妨害に愛らしかったりしたけれど。何もこんなところで仕返ししなくても、とぼそりと呟く声が全員心中で留まっているのは、対策課に真の勇者がいなかったからということにしておこうと思う。


 晦の確かな存在を聞いて対策課を飛び出してきたはいいものの、朔月にとってこの街は故郷の山ほど馴染みもなければ土地勘もない。ましてや息子がどこにいるかなんて、見当もつかないというのが本当のところだった。
 とりあえず足を止められないままひたすらに街中を駆け巡ってはみたものの、闇雲に走り回るだけでは収穫がないと気づいた時には既に昼を回っていた。
「あかん……、このままやったら晦に会えんまま今日が終わりよる……っ」
 それだけは避けなあかんと握り拳を作った時、つごっちー? と間延びした声が割り込んできた。
 つごっち、とは何事かと不審も露に振り返ると、そこには何故か兎耳の帽子を被った朱鷺色の髪の少年がいた。頭の後ろで腕を組み、首を傾げるついでに身体ごと傾げているらしい。
「何や、われ」
 何ぞ用かとあまり機嫌がよろしくないまま凄むように声をかけると、アヒャヒャヒャと唐突に笑い転げられる。
「狐の尻尾以外に、喋り方までつごっちじゃーん! 髭っち、ヒゲツゴッチ!」
 何が面白いのかお腹を抱えてまで笑う様には目も据わりそうになったが、ひょっとしてと一縷の望みをかけてがしっとその肩を捕まえた。
「われ、ひょっとして晦の知り合いか!?」
「知り合いー? 知り合いって言うかー、ちょー知り合いだっしー」
「だあもおはっきりせえ、晦の居場所知っとんのか!?」
 早よ教えぇと語尾を荒げると、彼の口からぷぅと何かが膨らんだ。思わず驚いて身を引くと、ぱちんと割れたそれを引き剥がしながら兎耳がかくんと反対側に傾げられた。
「あんた、つごっちの知り合い?」
「晦はわしの息子や!!」
 早よ晦んとこ連れて行けと捕まえたままの肩を揺さ振って命令すると、兎耳はがくんがくんと揺らされながらけたけたと笑った。
「つごっちの父親かぁ。あれじゃん、神様じゃん? コギツネこーんこんー」
「われ、稲荷神舐めとったらしまいに神罰下すぞっ」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ、オレちゃん案内大得意っ☆」
 だいじょーぶと繰り返して頼りなく腕を突き上げる兎耳に、ほんまかと藁にも縋る思いで目を輝かせる。
「このクロ様がついてたら、つごっちのとこなんてちょちょーいで着くに決まってんじゃん。兎の耳はアンテナなんだぜぇ」
「めっちゃ頼りないけどこの際しゃあない、頼むわ!」
「ちょー任せとけ! ……で、どこ行くー?」
 色付きの幅広い眼鏡の下で目をきらきらさせて尋ねられるそれに、力一杯息を吸い込んだ。
「晦んとこや!!!」
 全身で怒鳴りつけると兎耳が揺れるほど爆笑した少年についていくのは、果てしなく不安な気はしないでもなかったのだが。正しく藁しかない以上、溺れる者はそれを掴むしかないのも事実だった。


 晦はその時、居候先の家主に頼まれて夕飯の買物に出かけていた。朝から玄兎の姿は見つからず、側にいれば時折耳が痛いけれど、あの賑やかな存在が近くないのは淋しいものだなと小さく息を吐く。
(まぁ、この静かなんがほんまのところやねんけどな)
 寂しいと思う間もないほど色んな騒動を起こされるのにも慣れた、と思うとちょっと色々振り返らねばならないことも多いような気はするが、生来淋しいのが嫌いな晦にとって玄兎の存在は大きな慰めだ。
「まぁ、あいつも最近は色んなとこ出かけとるみたいやし。受け入れてもらえんのが嬉しゅうてしゃあないんやろしな」
  玄兎のことを思えば喜んでやるべきだと納得した風に何度か頷くものの、一抹の淋しさは拭えない。
(あ、あかんあかんっ。こんなことやと親父殿みたいになるんに後何千年かかるか……!)
 晦にとって最も尊敬すべきは、父親だった。父のように立派に、人から畏れられ敬われる稲荷神になること、それが燦然と輝く晦の目標であり野望だった。
 父であればきっと、こんな言い知れない淋しさに教われることもないのだろう。例えば彼のようにまったく見ず知らずの世界に独りだけ放り出されても、恐れることなく躊躇うことなく、その世界でもきっと敬われる存在であれるはず。迷いやすい人を見守り、時に導き、世界が変わろうと神としての勤めを果たすべく努めるはずだ。
(せや、これは親父殿の庇護を離れて独り立ちするええ機会なんやっ。こんなちょっとしたことで淋しいとか……、……淋しいとか……)
 言うてたらあかんねん、と続けねばならないはずの言葉は、心中でさえ形を取らない。てくてくと歩いていた晦は、きょろきょろと周りを見回した後で、ぽんと姿を変えた。
 人形を取っている間は、とっくに成人した男のように思われるしそう振舞うが、神の基準で言えば晦はまだまだ幼い。本性たる狐の姿に戻れば、成人女性が両手で持てる程の子狐にしかならないのがいい証拠だ。
(ちょっと間だけ、ちょっと間)
 心の中で繰り返しつつお買物袋をくわえてちょこちょこ歩いていると、おおおおおっと上がる声に鼻先を向ける。
「すげぇ、すげぇ、真っ赤い狐!」
「おーっ、噂には聞いてたけどマジ実在したっ」
「うはは、何だその美味そうな姿! 熱湯かけたら三分で膨らむんじゃね?」
「鬼か、お前は。こんな可愛い生物に熱湯かけるか」
 有り得ねぇ、マジでやるわけねぇじゃん、やるやるお前目ぇマジだった等々。大はしゃぎで騒ぎながら彼に近寄ってきたのは、玄兎と似たような年頃の少年たちだった。無断で彼を抱き上げると、問答無用でくしゃくしゃと撫で回してくる。
 狐の姿になると、こうして大体の人間が近寄ってきては可愛がってくれる。淋しい時はこうするに限るとほくほくと少年たちの手に懐いていると、彼がくわえている買物袋に気づいたらしい。
「何、お前、買物までできんのかー!」
「すげぇな、お使い狐か!」
「スーパーなら連れてってやるぜ、一緒に行くかー?」
 尋ねる形を取りながらも誘拐めいて連行されるのだが、逆らう気はない。この少年たちは面白がっているだけで悪意はないのが伝わってくるし、子供じみた「すげぇ」は居候仲間を思わせて悪くはない。だからよろしく頼むとばかりに頷くと、少年たちはすげぇすげぇと笑いながら彼を抱いたままスーパーに向かい始める。
 すっかり歩く気もなくして寛いでいる晦は、けれど聞き慣れた声を聞いた気がして耳をぴくんと動かした。
「せやから何でわしが野良猫の恋愛成就なんぞしたらなあかんのんじゃー!」
 わし何や思とんねんと誰かに向かって勢いよく噛みついている声自体には、ひどく聞き覚えがある気がする。ただ内容が内容だけに、まさかなと心中で呟く。
(こんなとこに親父殿がいるわけないし。ちゅーか、そもそも親父殿はあんなんちゃうわ)
 偉大にして厳格な稲荷神は、今にも卓袱台を引っ繰り返しそうな勢いで馬鹿げたことを叫ばない。
「わざとか、わざとやな!? わしが怒鳴んの見越して面白がっとんのやろ、このくそがき! ──もおええ、ええから早よ案内したれや、て言うてる側から何で全速力で屋台に突っ込んどんねんー!」
 どこか懐かしい声は、多分に連れだろう相手に本気で大人気なく怒鳴り散らしている。そのやり取りはどこかの誰かを思い出させて、ふと口許は緩むけれど。
(あんなんと一緒にしたら、親父殿に申し訳ないわ。どうせどっかのチンピラやろ)
 一瞬でも懐かしい声だなんて思ったことを堪忍なと脳裏の父親に謝罪しながら、少年たちに運ばれるまま移動する晦は買物袋を落とさないように大きく欠伸をした。


「……ガム切れたー」
 やる気がしないとくたくたと座り込んだ玄兎に、朔月は今日だけで何度震わせたか分からない拳を握り締めた。
「われ、本気で晦んとこ案内する気ぃあるんか!? 何でさっきから野良犬の喧嘩に首突っ込んだり、釘の飛び出た棒で鳥追い回したり、何でか転がってきた果物追いかけて海まで出たりしとんねん!?」
「えー。そんなの、面白そうだからに決まってんじゃーん?」
 おっさん何言ってんのとでも言わんばかりに、どうして朔月のほうが批難がましく眺められねばならないのだろう。わしは晦に会いたいんやともう何度目とも知れない主張を繰り返して抗議すると、玄兎は面倒そうに首の後ろをかいた。
「でもー。ガム切れたしー。オレちゃん、やる気しねぇ。ガムー」
 ガム欲しいガム欲しいガム欲しいと呪文みたいに繰り返されて、本当なら殴る蹴るの暴行を加えてでも情報だけ吐かせればいいのだろうが。何故かこの面倒臭く鬱陶しい少年を嫌いきれず、朔月はがしっと玄兎の襟首を捕まえて持ち上げた。
「分かった、何ぼでも買うたるさかい、とっとと晦の居場所思い出せ!」
「やったーちょーラッキー!! おっさんっていい奴、つごっちみてぇ。オレちゃん、すげぇかんどーちゅー☆」
 やったやったと、朔月に襟首を捕まえられたまま跳ねる玄兎に、朔月は苦笑交じりに溜め息を吐く。もうそろそろ日も暮れそうで、本気で今日中に会えるのは諦めたほうがいいのかもしれない。
「晦……っ」
 どこにおんねんと心中で嘆きながら玄兎を引き摺って歩いていると、面白そうに引き摺られたままの玄兎が、あーと間延びした声を上げた。
「つごっちじゃーん」
「玄兎、われまた誰ぞに迷惑かけてんのか?」
 驚いたように声を張り上げながら近寄ってくる懐かしい気配に、朔月は反射で顔を取り繕いながら振り返っていた。
 それわしの知り合いやねん迷惑かけてすんませんと一息で謝罪してきたのは、見間違うはずもないあれだけ会いたかった愛息の晦。彼が知っているままの姿で駆け寄ってきた息子は、玄兎を捕まえている朔月にようやく目を向けてきて、そのまま唖然とした顔で足まで止めた。
「お……、親父殿!?」
「晦。何や、その格好」
 何提げてんのやと眉を顰めて尋ねると、はっとした様子で晦は食材の入った買い物袋を後ろ手に隠す。
 わしの息子に使い走りさせとんのは誰やと内心苛々していると、ちゃうんやこれはと言い訳しかけた晦は朔月の視線に負けたようにしゅんと目を伏せた。
「わしはまだまだ親父殿の足元にも及ばへん……、せやけど今世話んなってる人に頼まれたんや。これはこれで、今のわしの大事な務めなんや……」
 働かざる者食うべからず言うやろ? と言い訳めいて続けられるそれに、言いたいあれこれは多い。ただ今口を開くと「厳格な父親」からは程遠いことばかりを口走りそうで、それをしない為に敢えて口を噤んでいるのだが。誤解した晦が哀しそうに息を吐くので、つい口を開きかけた時。
「息子探して走り回ってただけのおっさんに、及ばなくても別にいーんじゃーん?」
 かくん、と首を傾げて唐突に口を挟んだ玄兎の言葉に、晦は何の話か分からなさそうに目を瞬かせている。晦を目の前にしたせいでうっかり忘れていた玄兎をそれでようやく思い出した朔月は、これ以上いらないことを言われる前にと未だに襟首を持ったままだった玄兎を晦から遠く放り投げる。
「われ、何ぞ欲しいもんあるんやろ?! 先行って見繕っとけ!」
「おおおおー! ガムガム、レインボーフラッシュガムがクロ様を待ってるぜぇい!」
 突撃ー! と声を張り上げた玄兎がすぐそこの店に本気で突撃していくのを見送り、危なかったと内心で汗を拭っていると親父殿? と不審そうに声をかけられる。
 ぎくりとして殊更鷹揚に振り返ると、晦は既に見えない玄兎の姿を追いかけたげに店先を窺いながら首を傾げた。
「何で親父殿が玄兎にガム買うたる話になっとんねや?」
「っ、……われ、ここに来て色んな連中に世話になっとんのやろ。あの兎耳にかて世話んなってるんやったら、親として礼尽くすんは当たり前やろが」
 ちゃうんかと顔を顰めつつ聞き返すと、晦は世話に……? とちらりと苦笑したが、耐えられないとばかりにくすぐったそうに身動ぎした。
「親父殿には敵わんなぁ。わしはほんまに、まだまだや」
 痛感したわとどこか照れ臭そうに頭をかいた晦に、見えないように背中に隠した尻尾がぶわっと広がる。
「まだまだケツの青いがきが、父親に敵う思とるんがおこがましいんや、阿呆」
 息子に負けて堪るかいと殊更顔を顰めて言い放つと、晦はほんまやと笑う。
 撫で回したくなるほど可愛い息子の姿に、今ここでそれをすると今まで培ってきた父親像が崩れると、それだけを嫌って必死に堪えている朔月は。この後、玄兎の口止めにかなり奔走する羽目になるのだが、今は再会の喜びだけを噛み締めているようなのでそっとしておこうと思う。

クリエイターコメントどたばた親子再会劇(笑)、心から楽しんで書かせて頂きました。素敵なオファーをありがとうございました。

感動の再会、よりは、道案内している体の(エ)兎様が楽しかったですなんて口が裂けても言えませんが。再会場面よりも、それ以前に重きを置いて書かせて頂いた感は否めません。
イメージを崩していないことを祈るばかりですが、悪乗りするほど楽しく書かせて頂きました。この物語の書き手に選んでくださったことにも、重ねて御礼申し上げます。

少し時間はかかりましたが、楽しんで頂けましたら幸いです。またの機会がございましたら、宜しくお願い致します。
公開日時2008-09-07(日) 15:20
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