★ 最愛 ★
クリエイター遠野忍(wuwx7291)
管理番号166-7472 オファー日2009-04-26(日) 02:22
オファーPC 香玖耶・アリシエート(cndp1220) ムービースター 女 25歳 トラブル・バスター
ゲストPC1 シグルス・グラムナート(cmda9569) ムービースター 男 20歳 司祭
<ノベル>

 再び巡り会いたいと心ひそかに願っていた。
 できることならずっと側にいたいと思っていた。
 永遠に共に在ることはできないけれど、だからこそ一瞬一瞬が貴重で愛おしかった。
 隣で笑っている顔を見ていたいと思っていた。
 些細な事で笑ったり、小さなことで喧嘩して、仲直りする。そんな当たり前を望んでいた。

 ただ好きだった。
 ひたすら好きだとしか表せないけれど、とにかく好きだった。
 それは愛するということなのだろうと気付いて、愛することに幸せを感じた。
 楽しそうに笑う顔を、ずっと隣で眺めていたかった。



 ※ ※ ※

 シグルス・グラムナートはふと自分の手のひらを見つめた。
 無骨な手ではない。二十歳の青年相応の、わずかに華奢さが残るが女性のように繊細な手ではなく、色は白いがそれは彼が白人だからであるだろう。
 十歳の頃の自分の手を比較することが出来たなら、そして少年だった頃の自分が見れば、さぞ喜ぶだろう。こんなに大きな手になったのだと。
 実体化して、どれほど立つだろうか。
 いくつかの事件解決に協力し、銀幕市を襲った混乱も乗り切った。
 そして――
 元々の自分がどのような最期を迎えたのか、その為に最も幸せになって欲しかった相手―香玖耶・アリシエートが引き起こした惨劇と、それによっていかに彼女が傷付き罪を意識に苛まれているのか。
 それらを知り、香玖耶の心に大きく傷をつけたことだけは辛い。けれど、今でも後悔していないし、むしろ何より愛した彼女を守れたことは何よりの誇りだ。
 自分と香玖耶に起きたことはもうどうしようもない。過去を覆すことは出来ないのだから、全てを受け入れるしかないし、香玖耶と再び出会えた喜びに比べれば、いくらでも許容できる。全てを知った上で、それでもシグルスは香玖耶とともに在りたいと、そう願い、思いを伝えることが出来た。
 だが、香玖耶の方は少し違うらしい。
 違うと例えるのは適切ではないかもしれない。
 先日2人で居た時の香玖耶を思い出す。
 昔の癖かシグルスが香玖耶の元へ出かけるというパターンが多い。それ自体はシグルスにとって苦労でもなんでもない。苦労だとしても、それは楽しみとなって昇華される。
 銀幕市の道路はアスファルトで舗装されているから、暮らしていた村のような、草や土の上を歩くものとは異なる感触の道だ。子供の頃や銀幕市に来る前とは違うのに、殆ど変わらない習慣にシグルスは自然と口の端をあげる。
 変わらなければならないものがある様に、変わらなくてもいいものも確かに存在する。
 それ中の一つは紛れもなく、今の自分がしている、香玖耶に会いに行く、という事なのだろう。
 彼女の元へ行けば、ほんの少しだけ驚いて、そして見るもの全ての気持ちを暖かくしてくれるような笑顔で迎え入れてくれるのだ。
 部屋に通されて、他愛のない会話。
 トラブル・バスターである香玖耶が最近頼まれた仕事や、茂霧カトリック教会でのこと。
 そこでジャムの蓋が開かなくて、話をしている最中なのに香玖耶はついうっかりそちらにかかりきりになってしまっていた。シグルスはそれを苦笑しながら見つめ、「貸せよ、俺が開けるから」と手を伸ばしたのだが。
 ふと、香玖耶の手に触れそうになり、その時彼女が一瞬だが、確かに固まった。
 その時は判らなかった。何故香玖耶がその表情をしたのか。
 以前にも香玖耶が空けられなくなったビンの蓋や、高いところの場所のものを取った事は何度もある。その時の香玖耶は驚いたような表情だったり、面白く無さそうだったりと、色々だった。表情豊かな彼女らしい。
 だが、一瞬とはいえ固まったのははじめて見た。
 勿論嫌悪感などが出ていたわけではない。そのくらいはいくらなんでも判る。
 あの一瞬はなんだったのだろう。
 シグルスは胸元のロザリオをちゃりちゃりいじりながら、考え込んでいた。



 香玖耶は幸せだった。
 いや、幸せだ。
 シグルスと再会出来たこと、彼が共に在りたいと言ってくれたこと。
 銀幕市に来て以来、もしかしたら深層意識の中でずっとずっと強く望んでいたかもしれない、シグルスとの再会が叶えられただけでもこの上のない喜びだ。
 辛いことも多くあるが、同じように喜びも多くある。
 例えようもない幸福感に包まれながらも、香玖耶はシグルスの手を取れない。
 取ってはいけないように思えてならないのだ。
 シグルスは香玖耶の犯した罪を許すと、受け入れてくれ、以前と全く変わらずに香玖耶を包み込んでくれている。
 だが、香玖耶の罪が消えるわけではない。
 自分を守って死んだシグルス。
 時代が悪かったのだろう。殆どのものが狂気で彩られていたと言っても過言ではない。
 魔女狩りが盛んで、あれこそまさに集団ヒステリーであったのだろう。普段はごく無難に貧しくも平和な日々を送っていた村人も、僅かでも教会の示すものとは外れた異端を見つけると、一気に排除しようという声が高まる。
 何もそれは香玖耶が暮らしていた森の近くにあった、シグルスの生まれ故郷だけという現象でもなかった。長いときを生きる香玖耶は今それを知っている。世界中で行われていたことでもないが、十五世紀から十八世紀までにかけてヨーロッパ中で起きていたのだ。自分だけが特別であったわけではない。今でもごく一部の地域でも起きているのだ。
 尤も香玖耶は冤罪ではなく、“本物”であった。知識を持たないものから見れば、エルーカと魔女は特異な能力があるという事で異端であるし、畏怖の対象であるのだろう。
 香玖耶を畏怖した彼等を憎む気持ちは今は無い。
 庇ったとはいえシグルスを死に至らしめたことを憎まないか、と聞かれたら、それは即答しかねる。時代背景や当時の情勢を考えれば憎むことも何かが違うようにも思えるのだ。
 そして、例えどんな理由があろうとも、怒りに任せてシグルスの村を滅ぼした罪と後悔は決して消えないし拭えるものでもない。償うにももう相手はいないのだ。
 例え罪を犯しても、贖罪する相手がいればまだ救われる。誰も許してくれなくても、罪を償うという生きる支柱が出来る。相手が自分を憎んでくれることで生きていく糧が得られるというのならば、それはそれで救われるのだ。
 今はもう何もない。
 シグルスは許してくれると言う。
 けれど香玖耶に重く圧し掛かる悔悟が許さない。
 
 ロザリオを見る度に罪に囚われる。
 シグルスが身に着けてたロザリオ。
 これがあるおかげでシグルスの想いを知ることが出来た。
 これがあるおかけでシグルスといつも共にあると思えた。
 それでも罪は消えない。消えることは無い。消えてはいけない。
 ぎゅっとロザリオを握り締めると、香玖耶の細くしなやかな指先が一層白くなる。
 「シヴ」
 名前を呼んでも、当たり前だがロザリオは答えてくれない。
 「私は……」
 貴方と共に生きたい。それが出来るこの街で。
 けれどそれの望んで良いことなのだろうか。
 感情に任せて罪を犯した自分が、そんなささやかな幸福を望んで良いのだろうか。
 強くロザリオを抱きしめる。
 シグルスを抱きしめられない、その代わりに。
 最期に抱きしめたシグルスのように暖かくは無かった。硬く冷たい感触だけだった。
 それでも、ロザリオだけが香玖耶とシグルスを繋ぎとめているもののように、香玖耶は強く強く抱きしめた。





 シグルスはやはり香玖耶の元に通っている。
 表だって二人は今まで通りだった。
 他愛もない事で笑いあう、香玖耶に仕事が無い限りは実に穏やかな日々だった。騒々しい銀幕市にありながらも二人でいる瞬間だけは穏やかに送ることができている。
 隠れて会っていた頃と変わらずに、しかし隠れて居なくても良い。
 それだけで充足感がある。知り合いがもし通りかかって、からかわれたら照れくさいことはあるだろう。だがそれは羞恥という名の感情に覆われた幸福だ。
 テーブルの上にはチョコレートやクッキー、紅茶などが並んでいる。
 飲んでいたお茶が切れて、香玖耶が席を立つより先にシグルスがティーポットを持ってキッチンへと消える。
 紫の髪が胸元にかかり、それを後ろに払う時、ふいにロザリオが指先に触れる。
 ちゃりちゃりと弄る。首から外して手に取る。手のひらに乗る程の小さなものだ。それが今までずっと香玖耶を守り支えてきた。
 まるで今この瞬間の幸せが許されないとも思えた。
 それでもこのロザリオは手放せないし、手放す気も無い。シグルスと共に生きたいという気持ちに偽りも無い。だが過去が断ち切れない。
 断ち切ってはいけないのかもしれない。それは自分が手にかけた人たちに対して何もしないと言うことになる。
 犯した罪は償わなければならない。たとえ誰が許してくれなくても。
 

 キッチンから香玖耶が見えて、その仕草と表情で、シグルスは香玖耶の躊躇いに気付いた。
 そして自分に憤りも覚えた。
 知っていた。知っていたつもりだった。香玖耶がどんな女性であるか。
 シグルスが罪を受け入れても、香玖耶は自分で自分をあっさりと許せるほど、単純な思考をしている女性ではない。
 それを今まで失念していて、何故香玖耶は自分を受け入れてくれないのかと暢気に悩んだことが情けない。
 香玖耶を責める気持ちは全くない。
 罪を許す・受け入れることに躊躇いはないし間違ってもいない。
 肝心の香玖耶の心を解せなければ、それもまた意味が霞んでしまうのかもしれない。
 あの時、シグルス自身が死んでしまったとき。香玖耶の心を深く傷つけた。その傷を本来なら手当することは出来なかった。
 今なら。
 傷を治すことは出来ないかもしれない。肉体の傷とは違うから、癒せる日は永遠に来ないかもしれない。
 それでも、痛みを抑えることは出来るだろう。いつかまた傷が疼きだしてもそれを抑えることは出来る。
 新しく淹れ直したことに香玖耶はまだ気付いてない。
 シグルスは自分が首にかけているロザリオを外した。


 
 「つかこれ返せよ。元々俺のなんだし」
 香玖耶の背後から急にシグルスが手を伸ばして、ロザリオを素早く取り上げた。
 「え、ちょっとシヴ!?」
 驚いた香玖耶が振り向いて取り返そうと手を伸ばすが、シグルスは手を高く上げて香玖耶の手からロザリオを逃がした。香玖耶も女性としては背が高いほうだが、男性であるシグルスの方が高い。それも手を高く上げられたら香玖耶には届くはずも無い。
 「返してよっ!」
 こういう場合ではないとはシグルスも判っているのだが、ぴょんぴょんと跳ねて必死にロザリオを取り返そうとする香玖耶が可愛らしくて、うっかり返そうかと一瞬心が揺らいだ。
 勿論すぐにその願望は打ち消した。
 一歩下がって、今まで香玖耶が抱きしめて肌身離さず持っていたロザリオを首にかける。
 チェーンは香玖耶にとって丁度良い長さに調節されていたからシグルスには少々短くなってしまっていた。細かいところで男女の差が現れる。近いうちに長さを調節しなければならない。茂霧カトリック教会の神父に相談すればすぐ数珠を用立ててくれるだろう。それも助かるが、それを理由に香玖耶と出かけるのも悪くない。
 全くの予想外の出来事に呆然としている香玖耶に、シグルスは自分のロザリオを香玖耶の首にそっとかける。それはシグルスが香玖耶のロザリオを首にかけたときと逆で、大分長い。胸元にあった筈が鳩尾の辺りまで伸びている。
 「……シヴ」
 香玖耶が新しい――交換したばかりのロザリオに触れる。
 それは悲劇を知る前のロザリオ。
 香玖耶への想いだけがつまった、罪を知らないロザリオ。
 
 傷を癒すことはできない。
 ならできることは一つしかない。他にもあるかもしれないが、シグルスが出来ることはただ一つ。
 香玖耶の背負ってきた、背負うべきものを少しでも分かち合い彼女の心の負担を少しでも軽くすること。
 長い長い、悠久の時の流れを孤独に、後悔と共に生きていた心に少しでも寄り添いたい。
 エルーカである香玖耶はそれを孤独を受け入れているのかもしれないが、シグルスは香玖耶を孤独にするつもりなど更々無い。永遠に共に生きることは不可能なのは判っている。シグルスは神に仕える司祭としての能力は持っているが、それは永遠を生きるものではない。
 永遠に生きることは不可能でも、永遠に共に在ることは出来る。
 肉体が滅びようとも、魂が消滅しようとも、シグルスが生きて、存在して、香玖耶を愛し幸せを何より望んでいる事実は決してなくなりはしない。
 香玖耶への愛情と香玖耶の幸せを望んだ気持ちだけが込められているロザリオが、シグルスが、例えばこのまま銀幕市にとどまることが出来たとしても、先に天に召されるであろうから、その後でも香玖耶を孤独にしないで済むようにと。
 シグルスにとって香玖耶の罪を背負うことは苦痛ではない。
 背負うことで香玖耶の心が少しでも軽くなのであればそれはシグルスにとっても幸福であるし、罪に寄り添うことで香玖耶のことをもっと深く知ることも出来る。
 簡単に罪を背負うことを良しとはしてくれないだろうということは判ってはいる。良しとしたとしても、そうすぐに心が軽くなると言うこともないだろう。
 シグルスが香玖耶を何より深く想うように、香玖耶とてシグルスを深く想っている。
 それはシグルスも気付いている。
 村にいた頃は若い娘達に気を持たれることも多かったが、それには全く気付いていなかった。それは人の心の機微に疎いのではなく、こと女性に関しては、香玖耶しか頭に無かったからだ。
 女心に聡いとは言えないが、香玖耶に関してならば極めて柔軟な思考が出来る。
 愛しているだけではなく、同じ深さで信頼をしているからだろう。
 「っと、俺はそろそろ帰るけど。カグヤ、あんまりチョコレート食べ過ぎると太るぜ?」
 「なっ!?」
 今まで複雑な表情を浮かべていた香玖耶だが、顔を赤くしてシグルスをポカリとやりそうな勢いは取り戻した。
 ああいつものカグヤだ、とシグルスは自然と笑みが零れる。
 傍から見ていたらまるで少年のように、無邪気で幸福にあふれたものだろう。現にシグルスはこの一時、紛れも無く世界一幸福だと確信していた。
 「じゃ、またな」
 人差し指で軽く香玖耶の額をはじく。それは頬に口付けられない代わり。
 悔しそうに、だが照れたような表情のままの香玖耶を置いてシグルスは彼女の自宅を去した。
 僅かに垣間見た顔は二十歳のシグルスよりもずっと幼く見えて、香玖耶と知り合えて、香玖耶を愛することが出来て良かったと、改めて想う。
 茂霧教会までの帰り道、夕暮れに包まれたオレンジ色のアスファルトを踏みしめながら、ロザリオに触れる。
 エルーカではないシグルスにはそれに込められた思いを汲み取ることは出来ない。
 かつては自分が身に着けていたものだから見覚えがあるのは当たり前だ。
 それでも、今まで香玖耶と共に在ったことが少しばかり羨ましい。
 「……俺、意外と独占欲強いのか?」
 呟き、苦笑する。
 何も物が相手でなくてもいいだろうに。第一そんなことを言い出したら、もっと身近にいる香玖耶の精霊達にまで嫉妬しなければならない。
 四六時中いることは出来ないが、相手を想うときは共に居られる。今まで見につけていたロザリオを渡せた。
 さしあたり、シグルスにとってはそれで満足だった。
 今の二人には“これから先”を望めるのだから。





 帰るシグルスの後姿を見送るのはいつものことなのに、今日はより一層想いが募るのは何故だろう。
 額に軽く触れると、先ほどのシグルスの指先を思い出せる。
 痛みなんて欠片も無く、むしろ指先だけであるのに温もりがまだ残っているようにも思えた。
 首から下げられた真新しいロザリオに触れる。

 そこから。

 次々と、溢れる様に。

 ぶっきらぼうな態度に籠められた、シグルスの思いが伝わってくる。

 彼の手をとることに躊躇いを感じていたのには、香玖耶自身でも気付かないうちに自分の罪を背負って欲しくないと願っていたからだろうか。
 シグルスは罪とは関係ないと、罪を知らずに生きて欲しいと想っていた。
 共に生きたいと願っているのに罪からは逃れてもらいたかった。
 もしかしたらそれは共に生きるとはいえないのかもしれない。
 香玖耶とてシグルスが償いきれない罪を犯したとしても、彼への想いは変わらない。
 同じように、共に罪を背負っていこうとするだろう。
 シグルスがそれを拒絶したとしても、だ。
 「なんでこんな当たり前のことにも気付かなかったのかしら」
 ロザリオを華奢な指でなぞりながら、香玖耶は呟く。
 シグルスが入れなおしてくれたお茶をカップに注ぐと、柔らかい湯気と優しい香りが辺りを包む。
 一口飲むと、身体の内側から温もりで満たされている。
 望んでも良いのだろうか。
 シグルスの手をとり、共に生きていきたいと願うことは許されるのだろうか。
 彼と再会してからずっと、悩んでいた。
 多くの罪を犯した自分がささやかな幸福を望んでも良いのだろうかと。
 ずっと悩んでいた。
 けれど今。
 シグルスの手をとりたいと願う思いが、躊躇いよりもずっと強くなっていることを自覚していた。
 ロザリオはやはり硬くて冷たい。しかし触れるとシグルスの想いが流れ込んできて、魂から満たされる。
 
 人の心はどこにあるのかという命題に、大抵の人は心臓を示す。
 だとすれば、このロザリオは何より近くシグルスの心の側に在った。それがちょっぴりだけ、羨ましい。
 期せずして同じことを想っていることには、流石に気が付いていない。
 
 まだ躊躇いを振り払ってシグルスの手をとる事はできない。心には今も尚罪を背負って欲しくないと言う想いと、共に在りたいという想いがたゆたう。
 それでも。
 それでもロザリオを手にする香玖耶には笑顔が浮かぶ。

 「……ありがとう、シヴ……」

 ロザリオに両手を重ねて抱きしめ、そっとそれに口付ける。

 そうすれば、手は取れなくても、シグルスへの感謝と想いが伝わるような、そんな気がしたから。

クリエイターコメントお待たせ致しました、この度は誠にありがとうございます!
香玖耶さんにおかれましては、いつもお世話になっております。
シグルスさんははじめまして。
お会いすることが出来て光栄です。

お二人の心情をメインに進めさせて頂きましたら、恐ろしいほど会話が少なくなってしまいました……正直予想外です。
思いを伝えることが出来るのは言葉だけじゃない、というイメージです。
折角再会なさったのにじれったいお二人! と思いつつ、この恋人未満の状況もたまらないなぁとニヤニヤしてしまっているのもまた事実。
このままどうかお二人に行く先に幸多からんことを。


重ね重ね、この度は誠にありがとうございました。
誤字・脱字、言葉遣いの違和感等ございましたら、善処させて頂きますので、遠慮なくご連絡下さいませ。
公開日時2009-05-25(月) 19:00
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