常木 梨奈
こんにちは。ねえ、あの噂、知ってます？
真夜中に、銀幕市自然公園の、森林遊歩道の中を歩くと、不思議な森に迷い込んでしまうんですって。

このあいだ、銀幕ジャーナルのひとたちが取材に行ったんですけど、これはムービーハザードで、『忘却の森』っていうそうです。くわしくは、銀幕ジャーナルの記事を読むといいと思いますよ。

この森は、ほんのひとときのあいだしか存在できないんですって。
だから、興味があるなら、まだ森があるうちに、訪れておいたほうがいいと思います。

それから……、森の中には『封印の城』っていう不思議なお城もあって、このお城も、森といっしょに、いずれは消えてしまうそうですけど……、このお城の中には、古今東西の、たくさんの恋人たちの物語が封印されてるんですって。なんだかすごくロマンティックですよね。

わたしも行ってみようかなぁ……。えっ、お城には二人一組じゃなきゃ入れない？　えーっ、それってどういうこと……！？

＜ご案内＞

銀幕市自然公園内に、突如として出現したムービーハザード『忘却の森』。そこは、恋人たちの追憶が眠る不思議な場所……。

→関連シナリオ『真夜中の森を越えて』（リッキー２号ＷＲ）


■特設掲示板『忘却の森』
『忘却の森』へ訪れることができます。気ままに散策するもよし、誰かを誘って、語らいのひとときを過ごすもよし……。『忘却の森』の中は、いつ訪れても静かな夜です。そして、いくつかの区域に別れていますので、お好きな場所を訪れて下さい。利用方法は、通常の掲示板に準じますが、夜の森ですから、周囲をご確認のうえ、人目がなければ、どなたかと多少、親密な時間を過ごすのもいいかもしれませんね。

この掲示板は、１２月２５日午前中まで、運営されていました。
※森が消え去ったため、過去ログを見ることはできません。ご了承下さい。


■シナリオ『封印の城』
『忘却の森』の奥には、湖があり、中洲には城が建っています。この『封印の城』の中には、古今東西の「恋人たちの物語」が封印され、永遠に記録されているというのです。そして城は、今夜も、さらなる物語を蒐集するために、その門を開くといいます。

ただし、『封印の城』に入るには、湖をボートで渡らねばならず、このボートは二人乗りです。漕ぎ手はおらず、ひとりでに、城へと、乗った人を運んでくれます。ボートは、城にいくつもある入口の、どれかに向います。つまり、乗るボートによって、城のどんな部分に行くことになるかがかわります。

→探索の記録を探す
封印の城が探索された記録については、『雑誌社』でキーワード【封印の城】で確認できます。