★ 銀幕ジャーナル:特別号vol.2 ★


<直撃インタビュー>

その人は、白スーツに革靴、サングラスといういつものスタイルで、編集部に来て下さいました。八之 銀二(cwuh7563)さん――、みなさん、よくご存じですよね? 今日は銀二さんにいろいろ質問して、銀二さんをハダカにしちゃいたいと思います♪



――こんにちはー! いつもカッコイイですよね! 今日のスーツとサングラスも素敵です!

どれも割と安物だがな。仕事柄、破れたり解れたりが多いもんでな。高いもんとかは買ってられん。……最近の流行とかはオジサンついて行けん。この服一筋だ。

――でも似合ってるからいいですよねー。じゃあ、さっそくインタビューさせて下さいね。えー、まず……、銀二さんはいろいろな事件でご活躍されてますけど、特に印象に残っている事件はありますか?

ふむ……どれもこれも印象深いが、特にと言われたら今年始めの『雪像コンテスト』かな? あれは燃えた。むしろ無駄に燃えた。お陰様でコンテスト終了後、寝込むくらいに燃えたな。
まったく、本来俺はサブ的なポジションだった筈なんだがなぁ。2位は有り得ん。というかそもそも俺をモチーフにしようだなんて考えるヤツが居た上に、更にそれに乗っかるヤツらが居た事がそもそも有り得ん。嬉しかったが。
でも1位が小さな勇者達だったってのも良かったな。銀幕市らしくて。

――そびえたつ銀二さん像はすごかったですよね! 他にはどうですか?

挑め、剣の塔!』ってところかな。ちょっとばかり手前味噌だが。

――地獄で行なわれた闘技大会ですね! 優勝されたんですよね!
そうそう、読者の方から銀二さんに質問が来てるんですよー。「雪像のモデルになったのもすごいし、以前公開された『剣の塔』でのカッコよさに同じ男としてしびれたし、惚れた。『漢として生きる上でのモットー』を聞きたい」ですって。


漢はどうかは兎も角、生きる上でのモットーか。ふーむ……『筋を通す』、だな。
やれやれ、ヤクザからは足を洗ってるんだがな。どうにもまだ名残が残ってるようだ。義理を重んじ人情を尊ぶ。そして真っ直ぐ突き進む。良くも悪くも極道者ってところかな。器用な生き方じゃあ、ないさ。だがこれしか俺にはない。下手に真似はせん方が良いぞ。

――いえ、でもやっぱりカッコイイです……、ファンが多いのも頷けるような気がします。ええと、じゃあ、もっと銀二さんのプライヴェートに迫るような質問を……、独りの時間は何をなさってますか?

散策とかしてるかな。ぶらぶらしてるよ。存外、そうやって居る時間は楽しいぞ。特に銀幕市は歩いているだけでも色々凄い経験になるからな。時々それで色んなことに巻き込まれることもまた多い。

――特にお気に入りの場所ってありますか?

ラーメン屋『九十九軒』とカフェダイニング『楽園』、どちらも一押しだ。
前者は外食するんだったら是非とも一度は食べて貰いたい。
後者は食後にってところか。俺は大抵そのルートで暇潰したりしてるよ。
ああ、そうだ、もしよかったら今度、『楽園』のレーギーナ君に聞いておいてくれないか。人が少ないのはどの時間帯かな?、とな。 俺が行くと少々カタギの皆さんが怖がるのでな。

――『楽園』というと『女の矜持、男の意気地』事件をキッカケにオープンしたお店ですね。

後日、レーギーナ(ctzm3286)さんに質問してみました!
「銀二さんや銀幕市の皆さんの『楽園』へのご愛顧に感謝するわ。さて、空いている時間帯へのご質問だったわね。そうね……嬉しいことに、皆さん間をおかず来てくださるから、本当に空いているかどうかは微妙だけれど、やはり開店直後の十時からお昼前、五時から六時の半端な時間帯はまだ少ないわ。あとは閉店間際の午後九時過ぎかしら。でも、別に、そんなことを気にする必要はないわよ? 怖がるといったって、皆、結局あなたのことが好きでしょうから。いつでも、お好きなときに来ていただければ嬉しいわ」

――それじゃ、最後に……「好みの女性のタイプ」を教えて下さい!

シンプルイズベスト、良い質問だ。
『一目置かれるのなら何が何でも付いていこう』と思わせてくれるタイプの女だ。
まぁつまり所謂『いい女』だな。有史以来、男ってのはそういう『いい女』にゃ勝てないって相場が決まってるもんだ。大怪盗の三世とそれを手玉に取るレディの関係みたいなもんだな。
『その上でも構わない、それでも一目置かれたい!』
とまで思わせてくれる相手が居れば儲けもんだ。
ただそういう女に限って自分を磨くのに男(ヒト)使うからなぁ。まぁ大抵の場合は長続きはせんだろうな。その辺も覚悟の上だ。知ってるか? ダイヤの原石を研磨できるのは同じダイヤだけなんだぞ。工業用(クズ)だがな。この言葉を理解できるんだったら、いい女、いい男の素質はあると思うぞ。

――ありがとうございましたー! それでは最後に、読者のみなさんにメッセージをどうぞ!

長々と喋ってしまったが、まぁここまで読んでくれて感謝する。
何の因果か一応は元ヤクザなだけの一般人な俺も実体化されてしまったわけだが、
これも何かの縁だ。もし会う事があれば宜しく頼むぞ。

と言うのも……俺一人で出来ることなどタカが知れている。
同じように、いくら規格外なムービースターでも独りでは出来ることは限られるだろう。
ムービーハザードやヴィランズと相対し解決するには何より皆との繋がりが重要だ。
俺はそう思っている。
だからこそ、これからも宜しくして欲しいと思っている。
銀幕市の住人達との良き隣人であるためにも、な。

それでは混沌と騒動と、そして何より楽しい銀幕市でまた会おう。

追伸:
この街に実体化してから俺のギャグ属性が非常に高まってる気がするが気のせいだ。
気のせいだったら気のせいだ。だから本気狩るとか女装ネタとかでからかうと多分殴る。
その辺には注意してくれ。頼むぞ。いや、ホントに頼むぞ。




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