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★七瀬 灯里:
あっ! これって、タナトス兵団が来たときの戦いの写真ですよね! 編集長が撮ったんですか!?
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★盾崎 時雄:
ん。まあな……。
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★七瀬 灯里:
でも、編集長も無茶しますよねえ。あの激戦の中で写真を撮るなんて。いくら魔法のおかげで万一の場合も安心とはいえ……。
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★盾崎 時雄:
撮らんといかん――、そんな気がしたのさ。俺の親父もカメラマンだったが……
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★七瀬 灯里:
えっ、そうだったんですか!?
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★盾崎 時雄:
カメラひとつ持って世界中の戦地を飛び回っていたっけな。……俺は戦争なんかより、もっと夢のあるもんを写したくてな、映画監督になりたがったわけだが……、血は争えんってやつかね。
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★七瀬 灯里:
編集長……。そのカメラってずいぶん古い型のですけど、もしかして……。
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★盾崎 時雄:
さ、ムダ話してないで、仕事、仕事!
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