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【庭園・冬】
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灰燕(crzf2141) 2009-11-13(金) 12:25 |
(焔桜の咲く場所から少し離れた庭園。木々が裸の枝を晒す庭に、ひらりひらりと雪が降り積もっている。踏み躙られた跡の無い美しい雪景色が広がっているが、何故か屋敷内に寒さは無く、居心地の良い暖かさだ)
(※雑談スレッドです。このチェンバーでは壱番世界と同じ周期で季節が巡りますので、それに合わせて季節が切り替えられていきます。春になるまでの間、雪景色をお楽しみください) |
〜〜発言が16件、省略されました〜〜 |
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(まったりレス)
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灰燕(crzf2141) 2009-12-01(火) 02:25 |
>蛇神(リーリクストウラさん) 妖と契約したモンは生命力も人を超えるけェ、祟り如きどうとでもなるんよ。 ……それに、祟りの力を灼かせた焔で、ええ刀を造る事が出来たけェ、 俺自身疎んでは居らんかったがな。従者の怒りは見物じゃったしのォ。
(鱗を額に宛てられ、すぅ、と瞼を閉じた。しばらくの後、眼を開いて) あァ、ありがとうな、蛇神。 俺の目ェに見えたんは、一面の銀色じゃ。焔と鋼と桜、ただそれだけじゃったな。 波の様に揺らめくそれは、何よりも美しい。……俺にはそれしかないんじゃろうのォ。
……痛みを伴うてまで、そん力を見せてくれたんじゃしな。俺も何か返さないけんのォ。 ほうじゃのォ……。あァ、これがええな。 (左掌を上に向ける。白い焔が掌に現れて、小さく燃えあがって消えた。 後に現れたのは、柄も鞘も白い、雪の様に美しい短刀) 剥ぎ取った白蛇の鱗を、白待歌の焔に投じて打ち出した刀じゃ。 同じ蛇の性を持っとるけェ、鱗を剥ぎ取る時に使えば痛みも感じんじゃろ。 持っていくがええ。
>黒猫と主(リクリエさん) ……? 壱番世界のモンが考えとる事ァ、よォ判らんなァ。 俺ァ、男じゃろうが女じゃろうが、そう変わらんと思うがのォ。 何であれ人間じゃ。俺が好むモンとは違うけェな。 ともかく、白待歌が己から望んだ事じゃけェ、俺はアイツを従者として扱うとる。 黒猫、お前はどうなんじゃ?
ッはは、眼ちゅうのは長い事付き合(お)うてきた色じゃ。疾うに何の感想も抱けんわな。 俺なんぞ、いっそ刀と同じ銀じゃったらどんだけ良かったか思うとるしのォ。 そういやァ……そん服は市松格子なんに、形が外の国のモンじゃな。面白い。 じゃが、どっちにせよこん銀色にはよォ似合うと思うがなァ? 余計な色を持たん、白と黒じゃ。雪景色によォ溶け込んどるぞ。
あァ、俺の所と同じじゃ。――妖魔が戯れに人を殺し、戯れに人と契りを結ぶ。 そうして人に縛り付けられる、愚かな妖も居(お)る。そんな世界じゃった。 ……世界の醜さなぞ、何処の世界でもそう変わるモンじゃァなかろう? 大事なんはそこに棲む者、そのものじゃ。あんたらみたいになァ。
……それがどがァした、黒猫。主の世話を焼くんは従者の役割じゃろう? 俺の白待歌を見るとええ。何も言わず寄り添う、ええ従者じゃ。 (至極当然、と言わんばかりの主の足元で、ざわり、と胸を張る様に跳ねた白焔) |
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(鱗がゆっくりと再生中)
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リーリクストウラ(cwbz9373) 2009-12-01(火) 13:34 |
>(リクリエさん) (頬をさすりながら)身を剥ぐようなと言うか…まぁ実際に剥いでおるからのう。 うぅ…やはり何度やっても慣れぬ事よの。 こりゃ、酒を飲んで紛らわすに限るわぃ(と言って徳利に手を伸ばす)
(黒猫の様子を見て)おやおや、仕返しかえ? ささやかな反撃とはどのようなものかの…面白そうじゃな。 ほれ、やるが良い(ニヤニヤ) こういう場面で使うのはえぇと…れでぃ、ふぁいっ!! (どこからともなくカーンという音が鳴った)
>(灰燕さん) ほう…祟り如き、か。しかもそれを刀造りに使うとはの…。 そんな主を持つと従者は大変じゃのう(と焔に問いかける)
焔と鋼の桜…真に刀の事しか考えておらんのじゃな、貴様は。 それしかないのでなく、それが貴様にとって何より大事なだけじゃろ? 良いではないか。大事なものがあるのは幸せな証よ。
(短刀を受け取り)これは美しいのう…ではありがたく頂戴する。 しかし、痛みを感じずに済むなら本当にありがたいわ(嬉しそうに鞘を撫でた) |
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こんな所で主を越えたくなかった…by黒猫
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リクリエ(csxv5389) 2009-12-08(火) 00:16 |
>灰燕さん >BL云々 ……まあ、所謂文化の違いって奴なんだろう。 僕も別に男色反対派でもないし、むしろ悪魔だからその逆…。 【ご主人、そういう事を言うと誤解されるからやめろ。悪い事は言わないから】 うん?そうなのかい?…まあ、君が言うなら。
【勿論、俺は望んで従者になった。…まあ、多少やむを得ず的な部分もあったが、最終的には決めたのは俺の意思だ。】
>服装の事 ああ、これはチェス盤…は解るかな?所謂遊戯盤をイメージして作った物なんだ。本当は黒一色だったんだけど、ソレだと少し仕事に障りがあるからね、こんなカンジにしてみたんだ。
…それに、黒は悪魔のイメージで、白は正義のイメージ。今の僕の環境を上手く服に現す事が出来たと思うよ。
>世界の事 世界の汚さは何処も一緒か…まあ、そうかもね。 何処にでも悪意と悪意があって、だけど人はどちらを抱いても『強く』生きていく。…だから世界は面白い、のかもしれない。
>従者Ⅱ 【そこら辺は思想の違いって奴かも知れん。
俺は従者ってのは主の道具であると同時に、パートナーであるとも考えている。だから、ご主人がだらしなければ、ソレを是正するのも従者の仕事、とみなしている。
…第一、ご主人から頼まれて外で仕事を遂行している間、家がゴミ屋敷になってました、なんて事を一々心配してたら、仕事の精度にも関わるしな。
勿論、黙々と主人の命令をこなしていくっていうスタンスを否定するわけじゃない。それはそれで、尊敬できる部分もあるしな。ただ、俺はこのやり方が多分正しい…というか合ってる、と思っている】
>リィさん 僕はお酒飲んだこと無いけど、痛さが忘れられるぐらい美味しいんだったら飲んでみたい気もするね…この世界じゃ年齢が止まったままらしいから飲むのは後何年もあとの事だろうけど。
【…アレは飲み物じゃねえ。劇物だ。ご主人、絶対に飲んだらだめだぞ…】
ありゃりゃ…シュレディンガーはもうすっかりお酒嫌いになっちゃったね。…今度もうちょっと肝臓強くしてあげるからあんまり嫌いになっちゃ駄目だよ?
>仕返し 幾ら力を得たとはいえ、所詮は君は僕の『使い魔』に過ぎない…それでも僕を倒すというのならば、やってみせるがいい!
【やってやる…今までの様々な事に対する(耳引っ張り・その他諸々)復讐を、今こそ果たしてやる!】
良い度胸だ!さぁ…来いっ!
(三十秒後。そこには半泣きで転げまわるリクリエの姿が) 痛い痛い痛い!解ったっ!降参するからソレやめてよぉぉぉぉぉっ! (リクリエの腕が勝手に動いて全力でリクリエの耳を引っ張っている。オマケに捻りまで加えるという徹底っぷり)
【ご主人…自分でやっといてなんだが、もう少し善戦してくれないか…】
(といいつつ、念動力でリクリエの耳を引っ張るのはやめてない。) |
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(まったりモード続行中)
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灰燕(crzf2141) 2009-12-23(水) 02:12 |
>蛇神(リーリクストウラさん) ……ッはは。そんな主、たァ随分な言い草じゃのォ。 俺と契った時点で、ソイツは全て承知の上じゃ。なァ、白待歌? (問い掛けられて、何処か誇らしげに小さく跳ねた白焔)
(ゆるり、と瞳を細め)ほうじゃな、確かに俺は幸せ者じゃ。 じゃが……時に、己の在り方に疑問を持つ事も、或る。ごく稀に、じゃがな。 己の内側を眺め、問う――そん度に、俺ん中には刀の事しかないと思い知らされるんじゃ。 これじゃァ最早人の皮を被った鋼よ。……虚しいとは思わんか?
……あァ、良かったらソイツ(短刀)に銘を付けてやってはくれんじゃろうか? 俺ァ自分が打った刀でも、刀の主となるモンに銘を付けさせる事にしとるんじゃ。 名ァは何よりも強い力を持つ。主では無い俺が付ける訳にはいけんけェな。
>黒猫と主(リクリエさん) ――あァ、何じゃ。男色の事を言うとったんか。 俺の世界にもそう言う趣向は在った様じゃ。俺ァ全く興味を持てんかったがな。 ……俺が好むんは鋼の閃く鈍い色よ。人の柔らかな肉じゃァないけェのォ? ッははは、心配せんでええ、黒猫。 お前の主がどがァな趣向を持っていようが、俺ァ侮蔑する気は更々無い。
チェス盤……あァ、確か誰ぞが使うとったな。将棋みたいなモンじゃろう、白と黒の。 成程なァ、言われてみれば、確かに似とる。 黒と白、悪魔と、正義か。――矛盾した象徴じゃのォ。 ……じゃが、そがァ派手な服を着とれば、目立つじゃろう? 寧ろ障りが出るんと違うか?
……従者の考えまでは、俺には判らん。アレは頑固者じゃけ、中々己の考えを言わんけェな。 じゃが、黒猫。お前の考え方も面白いモンじゃ。 お前は飽くまで己の意識を持っておるんじゃのォ……ただ従うだけではのォてな。 ええなァ、真直ぐで潔い気性じゃ。……ええ従者を持ったな、あんたは。
(黒猫にいい様に弄ばれる主を眺め) ……仲のええ事じゃなァ? (縁側に腰掛けたまま煙管を吹かし、酒を呑んでいる。完全に見物モード) |
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(まったりのんびり)
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リーリクストウラ(cwbz9373) 2009-12-24(木) 14:08 |
>(リクリエさん) 酒で痛さを忘れると言うよりは、痛みを鈍らせるくらいじゃがな。 それでも、何もせんよりはマシなものよ(猪口を呷って)うむ、美味い。
ん?酒に年齢など関係なかろう。 斯様に美味いものを我慢する方が余程体に悪いわ。 (黒猫の呟きを聞き)ふむ…どうやら合わんかったようじゃな。 残念じゃ…(と言いつつも、酒を飲ます機会を伺おうとしている模様)
(2人のじゃれ合いを見ながら)ははは!!面白いのう。 仕返しと言うが、あれじゃ遊んでるようにしか見えんな。 黒猫や、適当な所で離してやらねば主が可哀相ぞ?(ニヤニヤ)
>(灰燕さん) 主と従者は似ると言うが…成る程、その通りじゃな。 ま、息が合わねば主従など出来ぬと言えばそれまでだが、真に良き事よ。
(呟きに耳を傾け)ふむ…人の皮を被った鋼、か。 それを言うたら、我も我自身の存在がよく分からんぞ? 貴様には少なくとも刀と従者が居る。 我にあるのは…一体何かのう(煙管を吹かして遠い目をした)
ん、我が銘を付けて良いのかえ? ふむ、では……『イルエ』と。 先代の真の名じゃ。貰うてやってくれ(と言って鞘をそっと撫でる) |