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カウンター第三章*旧スレッドです
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| モカチーノ・101Adu(cted7345) 2010-01-18(月) 14:31 |
いらっしゃいませ。はい、カウンターへどうぞ。 外では色々な事があっているようですが、それはそれ、これはこれ。 ごゆるりとお過ごし下さい。ただし、時に置いて行かれませぬように……。
Rule わたくし、モカチーノ101Aduが常駐しているカウンターです。 人数制限は設けておりませんが、二人同士の会話を続けたい場合などは、テーブルを予約された方がすっきりと話が進むかと思います。
話の進行速度を調整するため、ひとりの発言は一日一回までとさせて頂きます。 また、店外の状況にかかわらず、カウンターには一定の時間が流れているとお考え下さい。厳密な時間は定めませんし、店は24時間365日開店(わたくし、機械製ですので)しておりますから、そういう雰囲気ということで了解下されば幸いです。
人数が多くなった場合は、無理に全員と話そうとせず、隣同士のお付き合いを心がけると、会話も弾むかと思います。 色々とルールを設けましたが、心に留めておく程度で宜しいですので、深く考えず、ゆっくりとお話しする場としてお使い下されば幸いです。
第二章からの話題は。 *いってみたい世界は? *逆に厳しい世界など。 *冒険旅行の体験談。
などでございましょうか。
また、新年も明けまして、冒険旅行も始まりました。 ここは時の構わない場所ですから、いつの間にか冒険していたり、年明けを過ごしていたりしても何ら不思議はございません。お気軽に、その時のお話をして下されば嬉しいです。
それでは。始めと致しましょう。 |
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カランコロンカラン♪
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| スタッガー・リー(cpph9956) 2010-01-22(金) 13:55 |
(ふらり、と入店する青年。 その表情は心なしか疲れて見える)
よう、レイディ・マキーネ。 今日も美しいよ。香りも良い、最高だ。 …ふむ、良い時間に来たかな? キミともゆっくり話が出来そうだ。
(適当なカウンター席に腰を下ろして)
エスプレッソを、ドッピオで。 悪魔の様に…ええと、なんだっけ? なんでもいいや。 とにかく苦めにしてつかあさい。そう言う気分なんじゃあ。
…例の冒険旅行第一陣、キミも行ったかい? 風の噂じゃ海の方へ行ったって聞いて、 その美しい肌に潮が錆び付かないか心配したんだぜ。 |
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いらっしゃいませ^^
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| モカチーノ・101Adu(cted7345) 2010-01-24(日) 12:48 |
(見知った客の訪れに、にこりと笑みを浮かべ)
>リー
いらっしゃいませ。再びお越し下さり、嬉しく思います。 はい。濃い目のドッピオでございますね。なるほど、それでは、きつーいのをひとつ……。
(いつもより多めの粉を、器具にしっかりと詰め、 腹の抽出口から、濃厚なエスプレッソを抽出する)
……はい。ドッピオでございます。 苦みももちろんですが、脳天に来る酸味もございますので、遠慮なさらず、こちらのお砂糖を使って下さいね……?
ええ。わたくしは海の方へと行って参りました。 幸い、船から落とされるようなこともなく、錆もそれほど。なにより、広々とした世界は、実に面白く感じました。 それに、いい豆も仕入れられましたしね。
(そう言うと、にんまり微笑み、 背後の戸棚に目を遣るのであった) |
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ああ、いい香りだ…。
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| スタッガー・リー(cpph9956) 2010-01-24(日) 15:28 |
今はその酸味もウェルカムだぜ…フッ。 (例によってカッコ付けの一口)
…ちょいと出血大サービスだなや。 せっかくの香りと味わいにはわりいけど、ちょこっとだけ。 (さらさらとお砂糖投入)
ふぅーいっ。目が覚める様だね。 俺の節穴もバッチリ冴えて来たって感じだ。 心なしかキミのボディが光り輝いて見えるぜ。
しかし、そうか。有意義な旅だったようで、何よりだよ。 まさか海で豆を手に入れてくるとは思わなかったけど…さすが、プロだな。 きっと向こうにもそう言う交易があるんだろうね。 この一杯が終わったら、海の豆も味わってみたいな。
(もう一口味わって、遠い目を)
海か…海はいいよな。 広くって、青くって、人の身の悩みなんざチッポケに思える。 何だか大き過ぎて怖くなっちまう位だ。
なあ、レイディ。女性の…いや、人の生きる幸せって何なんだろうなあ。 おらぁ、つくづくわがんねくなっぢまってぇ。 おら如きの小さな親切じゃあ、何の切っ掛けにもなりゃあせんのかにゃあ… |
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(規則正しく什器を洗いつつ)
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| モカチーノ・101Adu(cted7345) 2010-01-25(月) 23:10 |
(僅かに水音を立てながら、 話を静かに聞いた後、ふと、瞳を明滅させ)
>リー 確かに、海は広く、大きく、そして、恐らくは深い。そういう感覚を覚えました。 その中に漕ぎ出す人々の、なんとちいさな事。大きな波が被れば、一瞬で覆われてしまう。 でも。だからといって、人は、海へ出ることを止めはしないのだと、そう思います。 その理由を推し量る計算式は、わたくしの回路には搭載されておりません。しかし、海へ発つ人々が居る限り、わたくしは港で、ずっと、待っていようと。そう、思います。
(やや下を向いて呟いた後、ふっと微笑み)
わたくしたちは、トラベラーでございます。 旅人は行きて去る者。そして、また次の旅が待っております。 だから。前に叶わなかったことは、次に叶えれば良い。そうではないでしょうか。 お客様がそう願い、旅を続ければ、いつかは。わたくしは、そう願っております。
……あ、ええと。 申し訳ありません。少々、喋りすぎでございました……。
(什器を拭き上げつつ、ますます、視線を下げるのであった) |
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