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【探索&戦闘】 ミッションコード:City Drive 【In壺中天】
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-15(月) 01:15 |
「……よっと、やっぱ俺の情報を反映すると……俺の世界になるねぇ……」
ファーヴニールが壺中天のアクセスを解除して感想を漏らす。 彼の世界――巨大なビルが立ち並ぶ近代都市――の情報が展開される。
――明るい朝日、サラリーマンや学生の歩く姿。
――太陽が中天を越え、人々が昼食を楽しんでいる姿。
――夕日が輝き、ビルのガラスが一面緋色に染まる姿。
――ビルの明かりが星々よりも輝き、闇のなかで煌く姿。
ありとあらゆる人々が普段の生活を過している。だが、どれもどこか虚ろで無感情な様子。 これがハンプティ=ダンプティの攻撃の一環であるからか、どの人々もモノも、どこか映像のよう。 一切会話はないし、こちらからの会話にも応じない。それに、どこかしら明らかに不自然、場違いなものがある。
「……ただ、なーんかどこかしら不自然だな……。あ、ほら、あの路地に馬歩いてる。 いや! いやいやいやいないよ!? 俺の世界は街中に馬歩いてたり戦国武将歩いてたりしないからね!?」
街の様子は壱番世界の首都に似るが、そこかしこに見知らぬ技術が使われているようで、携帯電話一つとっても、ホログラムで映像が出力されたりしている。 だが、技術は発展していても、人の生活や施設、モノに大きな変化はないようだ。 ……そこかしこに、何やら武装した特殊部隊らしき人々がいるのが気になるが。
「……どうも、この日の時系列が展開されるぽい。何度アクセスしても同じ日の朝から繰り返してる。 ってことは、この世界の一日を探索していくことになるみたいだね。 ……俺の世界ってことは……恐らくこの世界特有の怪物が出てくると思う。 最終的には戦うことになるだろうから、皆、気をつけて」
―――――― <ミッション内容解説>
・ファーヴニールの出身世界を舞台にした探索ミッションです。朝 昼 夕 夜の4つの時間をターンとして展開していきます。 ・作戦参加者が「街の不自然な点」を探索し、参加者全員分確認することで、「この世界の怪物」との戦闘となります。 ・両フェイズ共に、【会話】のコマンドをタイトル部に入力することで、他の作戦参加者と連携していくことが出来ます。 ・【会話】コマンドの場合、判定されるロールとは別のものとします。何度となく交流してみてください。
――探索フェイズルール―― 1 作戦参加者は、【1~9】の数字と「探索場所」をタイトル部に入れてください。 2 そして、街中を探索しに行くロールを書きこんで下さい。探索場所は下記。 3 判定の成否は【1~9】の数字で判定します。この内5つの数字が成功判定、4つの数字がミス判定です。 4 探索場所を全てクリアすれば、この世界の怪物との戦いとなります。
探索場所 ・「道のファーストフード店」 ・「ビルの本屋」 ・「路地裏のコンビニ」 ・「高級ファッションビル」 ・「大型電気店」
備考 ・壱番世界にあるものはほぼ全て有ります。 ・ファーヴニールは別の場所を探索しています。【会話】コマンドは通ります。 ・街の住人は全てを無視します。どんなに話しかけても答えはありません。危害を加えても無視します。 ・5つの場所に散らばるもよし、複数で探索して確実に発見するもよし、相談を重ねるといいでしょう。
――戦闘フェイズルール―― ※探索が完了した場合、展開されます。完了しない場合展開されません。
1 作戦参加者は【攻撃】【援護:~】【自由】の三つのコマンドをタイトル部に入れてください。 2 それぞれ対応したロールを行ってください。 3 さぁぶっ潰そうぜ!!
コマンド解説 【攻撃】:攻撃コマンドです。怪物への直接的なダメージになります。 【援護:~】:「作戦参加者の誰か」へのサポート行動です。【援護:ファーヴニール】とすると、ファーヴニールへの援護行動としてロール内容が反映されます。【援護:A、B】など複数へ影響する行動でも構いません。 【自由】:自由行動です。あくまで戦闘中の行動として、攻撃、援護以外の行動を取ります。相手の弱点を調べたり、また何らかの重要な発見などが反映されます。
備考 ・怪物の能力は秘密です。また、この仮想空間そのものもハンプティ=ダンプティの影響下です。【自由】のコマンドで、戦闘を好転させるものが見つかるかもしれません。 ・探索共々、ロールの内容が重要となります。【会話】コマンドを使って協力していくといいでしょう。 ――――――
・探索の開始は18日から。それから二日置きに判定日を設けます。 判定日 20日 22日 24日 26日 ・細かい情報収集などは、スレで随時受付です!!
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【会話】取り敢えず探索開始は18日からか
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| 陸 抗(cmbv1562) 2010-11-15(月) 22:18 |
怪しい箇所はどうやら5つだな。 2人1組とか3人1組くらいで手分けとかした方がいいかな?
ニールの世界を疑似体験。 なんかワクワクしてきたぜ! (指をぱきぽき鳴らして笑顔) |
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【会話】こいつが擬似世界ってヤツか……。
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-15(月) 22:28 |
探索判定は四回か、コイツは無駄には出来ねぇな。 幾つかのグループに分かれて調べに行ったほうが良さそうか……?
>(抗) っと、似た考えを持ってくれてて助かったぜ。 幾つかに分かれるとしたら、その面子も追々決めとかないとな。 |
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【会話】さぁてどうなることやら。
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-16(火) 00:00 |
……あ、その探索箇所は、何回かアクセスして洗いだした場所ね。不自然と言っても、さっきみたいに馬が街中歩いてるクラスのすんげぇモノじゃない、例えば……本屋に豚肉200gパックが売ってるとか、コンビニの床に油ぶちまけてあるみたいな……。
どんなものがあるかはわからないけど、どんな不自然なものがあるかを疑ってかかってみればいいんじゃないかな。 ……あるいはここは仮想現実。自分が「ここにこんなんあったらおかしくね?」って思うものを探せば、自ずと壺中天が反応するかもね。
>抗 さっきの馬もそうだけど、違和感は結構わかりやすいから、ひとりひとりバラバラでも大丈夫かもよ。 ……むしろ、その違和感に自分の精神(主にギャグ的な意味で)耐えられるかかもね……。 ……俺何回かアクセスしたけどさ……すごかったよ。 横断歩道の黒いとこが海苔とか、スライディングや三角飛びを駆使して出社するサラリーマンとかいたし……。
>オルグさん 探索自体はさほど難しくはないと思うよ↑的な意味で。 ただ時間展開が朝昼夕夜の4つ(つまり探索、戦闘含めて合計4回)だから、早いとこ余計な歪みを取り除いちゃうほうがいいかも。 最初は戦闘の危険もないみたいだし、さほど警戒しなくても大丈夫じゃないかな?
結果歪みを退けちゃえれば、ハンプティ=ダンプティも物理的な……俺やオルグさんの得意分野でぶつかってくるだろうしね。
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【会話】色々と見つけたほうがいいかな。
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| バナー(cptd2674) 2010-11-16(火) 02:08 |
えっとねぇ・・・・・なんかしらないけど、仮面の怪人が高笑いしながら飛んでいく気がするよ(^^;)
とにかく、見つけちゃったもの勝ちのようだね。 |
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【会話】全員で手分けだな
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| 陸 抗(cmbv1562) 2010-11-16(火) 23:29 |
ニールの話しだと、本当にひとりひとりバラバラでも大丈夫っぽそうだな。 まぁ、いざとなったらトラベラーズノートも・・・・・使える?
見つけちゃったもの勝ちか・・・・・なんか燃えてきた! 俺は必ず勝つ!!
ってか、ゼクスが今にも本屋の200gの豚肉にアタックしそうな予感がする(爆) 大型電気店にお花畑か!?メルヘンだなぁ・・・・・
取り敢えず、オルグの言う通り、探索先でも割り振っとくか? |
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【会話】ぐいぐい体を動かしつつ
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-17(水) 01:39 |
>バナーくん あー、ありそうありそう、俺の世界って元々そういう滅茶苦茶な人型兵器もあっ……げほげほっ(ごまかした
そうだねおっしゃるとおり。 コンビニで品物を取ったり、本屋でページを捲るだけで見つかるかもしれないよ。
>抗 壺中天内なら、多分ネットワーク的な情報疎通も出来んじゃないかな? チャットみたいなのも使えたりして……。誰かウインドウとか引っ張り出してみてよ(笑
どうもこれはギャグ的な精神攻撃なんじゃないかって気がしてきてるから 派手にやっちゃってもいいんじゃあないかな! お、流石レッド頼りになる!
あーそういえばゼクスさんは大食いだっけ。い、いやあると決まったわけじゃないからね!?
ん、それがいいと思うよ。
・「道のファーストフード店」 ・「ビルの本屋」 ・「路地裏のコンビニ」 ・「高級ファッションビル」 ・「大型電気店」
好きなところを選んでくれ! もちろんメンバーと一緒でも大丈夫だよ。 あ、ちなみに俺は一人でタワーの展望室へ行くよ。いざとなれば飛び降りて飛べば合流できるしね(笑
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【会話】(バッと右手を天に上げ)
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| 森間野・ ロイ・コケ(cryt6100) 2010-11-17(水) 23:20 |
こけぐりーん!(ビシッ) ……うん。ポーズ、一度やってみたかった。
コケは大型電気店に行ってみたい。メカメカしいもの、沢山ありそう。 機械にあまり慣れてないから、違和感に気づきにくいかもしれないけど、 出発までにちょっと勉強しておく。 |
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【会話】行ってみたい場所は、と
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-17(水) 23:42 |
オルイエロー! ……なんて、ノリでやるもんじゃねぇな。(ガクッ)
んーそうだな……俺は「ビルの本屋」にでも行ってみようかねぇ? なんせ本屋だしな、本以外にヘンなのが置いてありゃイヤでも気付くだろ。 |
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【会話】(無駄に偉そう)
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-17(水) 23:48 |
ほう、ではとりあえず俺は赤いポストがあるコンビニを探し手に行くとするか。 いや割と本気の冗談だ。 おい抗、一人で行くなら風船つけるのを忘れるなよ。 (ついっと赤い風船を差し出す)
俺はタダで沢山食事が取れるところに行きたいんだがあるか? 持ち帰りも出来れば文句は言わんぞ。 (フフン)
……ゼクスブラック!
(何かが違った) |
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【会話】意外な選択
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| 陸 抗(cmbv1562) 2010-11-17(水) 23:53 |
抗レッド!!(←何か違和感を感じているようだ)
ブラックか、そうかそうか。 (風船を受け取って) ブルー(←ぁ)はてっきり、超スローなファーストフードにでも行くのかと思ってたぜ。 じゃぁ、俺がそこでテイクアウトしてきてやろう! |
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【City Drive】~探索フェイズ~ ターン1 『朝』
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-18(木) 00:00 |
――I will link to SR of BMI――
――Success. Welcome new user――
「……なんで英語なんだよ……」 ファーヴニールのイメージでは「仮想世界へのアクセス=なんかオサレな英語」だったりする。 そんな細かいところまでハンプティ=ダンプティが読み取ったんだろうか……。
壺中天へのアクセスは正常に完了した。 目の前に広がるは懐かしき自分の世界。彼は朝日に目を細めながら見渡す。 ……だが、どこか嘘と違和感を孕んでいる。人は歩いていても、何の喧騒もない、整然とした気色悪さがどこからか滲み出している。
少し頭を振ると、既に仲間達は街中で思い思いの行動をとっていた。 0世界にて出会い、何度も助け合い、笑いあった気のおけない仲間達。 言うところの壱番世界によく似た彼の世界においては、稀有なことに全員が全員、分かりやすく異界の様相をしていた。
――オルグ・ラルヴァローグ 誇り高く豪胆な狼族の戦士。白と黒の炎を操り、また二振りの剣を自在に操る若き冒険者。 その瞳は虚言を貫き真実を見据える。……そんな力に違わず、常に真っ直ぐ、自分の信念と共に進む男。 時に笑い合い、時に剣をぶつけ合い、共に切磋琢磨する。そんな裏打ちされた信頼から、彼を炎の金狼と呼ぶ。
――ゼクス・ザイデルホーファー 青白く煌く髪を風に揺らし、見知らぬ街を見渡す白い衣の青年。細い指先が、眼鏡のブリッジをついと押し上げる。 その澄んだ水色の瞳には、この雑多な、どこか歪んだ世界はどのように映るのだろうか。 他者を強力に癒すその力は、この世界の歪みをも癒すのか。――その手にギアを構え、彼は呟いた。「腹が減った」
――バナー 愛らしい姿で侮るなかれ。勇敢なリス獣人の冒険者は機械のプロフェッショナル。ラジカルドライバーが唸りを上げる。 くりくりおめめとふさふさしっぽ、こんな都会にゃもったいないが、しかしてイジるものには困らない。 ここは何でも許される仮想現実。サンバイザー越しに見上げる太陽はまだ朝日。さぁ、時間はたっぷりある。
――森間野コケ 都会の空気は果たして毒になりはしないか。無駄な心配をするニルをほっとき、気まぐれに辺りを眺めるアースカラーの少女。 頭に芽吹く花はここでは何を示して咲くのか。路端の僅かな植物に目をやり、愛おしげに「頑張れ」と拳をぐっと握っている。 まさか何時ぞやの「かぐや姫」を演じた面子が勢揃いしてるとは、彼女は考えてはいないだろう。気ままにビル間の光を浴びるのだ。
――陸 抗 身長17.5cm。うさ耳帽子を被りふわふわと中空を練り歩く。その源はサイキック、己の世界では騎士とまで称された若者。 街行く無言の人波を、上から眺めてにっと笑む。「ここがニールの世界か」指をぱきぽき鳴らして準備万端。 相方ゼクスに見知った仲間達とともに、必ず勝つと名乗りをあげる親指騎士は、陰に潜むファージ相手ですら怯みはしない。
勢揃いした姿に、彼は言いようのない安心感を覚える。かすかな不安は掻き消えた。 満面の笑みと共に、壺中天での、彼らの静かな戦いは幕を開ける――
―――――― 探索フェイズ、ターン1「朝」 ・記事頭、――探索フェイズルール――に従って、タイトル付けとロールを行ってください。 ・判定日にルール内容と参加者各位のロールを反映させた探索結果(ノベル形式)が投下されます。 ・探索結果により、次ターン『昼』の内容が変化します。
次回の判定日は20日です。
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【会話】攻略開始!
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-18(木) 00:14 |
はい、全員集合したところで、俺達の壺中天攻略スタートだ!
舞台は街中。まぁ、壱番世界の東京とか新宿とか、あんなイメージで大丈夫。 ぶっちゃけ俺が住んでた世界でも名前は一緒で新宿だったしな。
ハンプティ=ダンプティは、どうやら違和感による精神攻撃みたいなものをしかけてるらしい。 それを上手いこと突破していこう、ってこった! 見つければその違和感は排除されるようだから、皆は好きに探索して見つけてくるで大丈夫だよ!
質問その他があれば【会話】コマンドを使ってくれ。出来るだけ俺も対応するよ。
>コケちゃん こけぐりーん!(真似 ……なんかかわいいねぇ全く。
電気店か、全然おっけーだよ。あ、でもモノが高いところにあるから気をつけてね。 ……あ、照明コーナーとかめっちゃ光あるから元気になるのかな……?
>オルグさん おるいえろー!!(真似 ……ふふふノリだよノリ。
ビルの本屋は……って、そういえばオルグさん都会はどうなの? 大丈夫? 階段が勝手に動くよ? ボタン押すと目の前の扉が開いてそのまま上に連れて狩れたりするよ? 結構ごちゃごちゃしてると思うから、思った以上に隠れてるかもね。
>ゼクスさん ゼクスブラック!!!(真似 って違うでしょブルー?! どこに黒要素が!?
多分それはこの都会にはないと思うな……。 タダ飯かぁ……。とはいえ、ここは仮想現実だから、「食ってるつもり」にしかならないと思うけど、 食べ物ならコンビニとかファーストフード。ファッションビルにもレストランフロアはあるね。 どう足掻いても壺中天から抜ければお腹減ると思うなぁニル。
>抗 抗レッド!!!!(真似 ってなんか抗ってる!?
リーダーチーム名決めてー(押し付け
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【会話】乗り遅れた奴
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| バナー(cptd2674) 2010-11-18(木) 12:34 |
バナホワイト!・・・・(一瞬、恥ずかしいと思った) うん、戦隊モノは好きだけどね。 やるとなると、ちょっとばかし、はずかしいよ・・・・・
とにかく、まだ2日余裕があるみたいだし、まだ考えておくよ。 奇妙な眼鏡も用意しようかな?(謎のレンズの眼鏡=ゼ○リブって映画が元ネタ。これで世界を覗くと・・・??) |
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【会話】 ニルヴァイオレットッ!
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-18(木) 23:04 |
我らッ! すーぱーせんた(ry
>バナーさん ばなほわいとっ!!!!! 戦隊物好きなんだ、うちの世界もやってたけど、壱番世界でもやってたみたいね。どんなんやってんだろ……。 仕方ない、面子の色が揃っちゃったから(笑
行動に関してはそんなに大変じゃないし、適当に自分の思うとおりで大丈夫だよー。 眼鏡の元ネタは……話しか知らないなぁ……。
……あ、早速違和感発見。 横断歩道の白いとこが全部餅
……磯辺揚げか。
(……と、確認された違和感は、瞬きほどの間に消えてしまった。横断歩道は元のペイントに戻っている……) |
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【1】「ビルの本屋」
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-19(金) 21:19 |
んじゃ、ぼちぼち始めるとするか! んーとまずビルはと……ああ、あの高い建物がそうか。 うっわー、てっぺん見ようとすると首痛くなりそうだぜ……。
(なんだかんだでビルに入り、本屋を目指す。)
(ちーんっ☆) ……えれべーたって便利だよなぁ。 元の世界じゃこんな移動する足場なんてなかったぜ……。
あーそうだ本屋だ本屋、ここだなてちょっと待て。 ここ本屋だよな……なんでカウンターでおでんとか売ってるんだ?? |
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【会話】ノリだなっ!
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-19(金) 21:25 |
世界図書館の面子で戦隊開いたら、こんな感じになるのか……。 つーかゴールドとかになっちまったら、番外っつか特殊なメンバーだよな……。
>ファーヴニール 都会なー、壱番世界にゃ何度か行ったことはあるから、大体はな。 ま、最初は驚いてばっかだったけどなー、だってよ、階段動いてんだぜ?? しっかも鉄で出来た何かがびゅんびゅーん!って感じで走り回ってるしな……危うく跳ねられるトコだったぜ。 |
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【6・路地裏のコンビニ】
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| バナー(cptd2674) 2010-11-19(金) 23:06 |
なんか、おやつでも売ってないかな~。 (という感じに見ている) 本も、普通っぽいし、食べ物も普通だよ。 飲み物は・・・・・ え?? サイダーだと思ったら、これ、硫酸だよー(大汗) |
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【5】高級ファッションビル
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-19(金) 23:38 |
高級ということは、それだけ質の良いものがあるはずだ。 これまでの結果を鑑みると食い物が出現している。 つまり食い物が消えうせる前に食い尽くせば済むだけのことッ!! (何か勘違いしている様子)
よってこのマネキンは白米で出来ているはずだ、脱げーッ!! (マネキンの赤いスーツを思い切り引っぺがす)
… …… ……何故バイオマス素材なんだァァァァァァァァァァァ!!
(引っぺがした赤いスーツが実は牛肉だったことには気付いていない模様) |
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【4】道のファーストフード店
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| 陸 抗(cmbv1562) 2010-11-19(金) 23:55 |
我ら! すーぱーせんたい!!
ぶれっだーず!!(イミフ)
って、俺に振るな、ニールナス!!(ヲイ) いや、バイオレットとかパープルとか紫って言い難いから・・・・・って壱番世界の某戦隊もので、やってたんだ!紫は茄子(爆)
ってなわけで、早速ファーストフードに突入っと!! みんなの分もテイクアウトしないとなーって、おい!! そのバーガーおかしいだろ!! パンはパンでもフライパンで挟んだら、歯全部折れるだろーがっ!!
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Re:~探索フェイズ~ ターン1 『朝』 1/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 01:26 |
朝日を浴びながら、思い思いの場所へと散っていく仲間達。 都会の街並みは彼らを否応なくあぶり出すが、今はそんなもの関係ない。 それ以上の違和感が、この街のどこかに、そしてこの壺中天の先にあるのだから。
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「ビルの書店」 オルグ・ラルヴァローグが向かったのは高層ビル街の一角、総合書店だった。 周りのビルと同様の見た目だが、遠目にビルを眺めればある階層の色彩が異なることがわかる。 「うっわー、てっぺん見ようとすると首痛くなりそうだぜ……」 二振りの剣が腰元で揺れ、金色の毛並みがビルの鈍色に映える。サラリーマンの群れを割って進むその姿は、言うなれば捕食者の様相か。 己の顔が映るほど磨かれた階数表示の看板を覗き込み、指先が少々踊りながらも三角形のマークを突き込む。 「……これ……だよな? えれべーたって」 目の前の頑丈な金属の扉に軽く戸惑いながらも、己を納得させながら待つ。 だってよ、上に上がるってのを意味するんだろ? この、三角形の尖ったほうが上向いてんのって。 それにここ地面だよな? 一階ってことだろ、それなら上に行くのが普通だよな。間違ってねぇ。俺は間違ってねぇ。 (ちーんっ☆) よしっ! ……恐らく、彼の友人……いわゆる拠点メンバーや、0世界での雄々しい姿を知っている者からしたらクスクス笑いがこみ上げるだろう。 金色の狼は、降りてくるサラリーマンにぶつけられながらもエレベーターで上へと上がる。 (……えれべーたって便利だよなぁ。元の世界じゃこんな移動する足場なんてなかったぜ……) どんどん遠ざかる地面、眼前に広がる都会の街並み。背の低いビルの屋上が覗けるくらいのところで、再びちーん☆と鳴る。 一瞬ビクッと耳がはねる。彼の背後、開いた扉の先には雑多な色彩が広がっている。 「あーそうだ本屋だ本屋」 足を踏みだす。しかし、既にハンプティ=ダンプティの攻撃は始まっている……! 「ここだなてちょっと待て」 明らかな違和感、それはここが仮想現実であるがゆえの威力。「それ」は確実に彼を待ち受けていた……。 「ここ本屋だよな……なんでカウンターでおでんとか売ってるんだ??」 平積みの新刊コーナーをすり抜け、カウンターへ恐る恐る近づいていく……。 目の前にはコンビニでよく見るあのおでんケース。店員は何事もないように業務をこなしている。 ちくわ、はんぺんこんにゃくがんも、きんちゃく厚揚だいこん玉子。どれもこれもバッチリ味が染み込んだ風合いで、芳しい香りすらまき散らしている。 「……くぅ……この、この匂い……! 仮想現実じゃなきゃ思いっきり食ってやりたいとこだが……」 彼はギリギリと歯を噛みあわせ、腰の陽色の剣、日輪を引き抜く! 「本屋でおでんを売るなァーッ!!!」 一閃、剣がおでんケースを水平にぶった切る! 飛び散る出汁、吹っ飛ぶがんも、踊り狂う牛すじ! そしてグツグツ煮えたぎっているかぐわしい飛沫が顔面へと飛び散る!! 「熱ぃ!?」 反応して空いた手で顔を覆うが、出汁が飛び散ったあとはない。それに気づいたときには熱さの余韻すらない。 「ん? んん?!」 不審に思って顔を上げると、そこにあるはずのぶった切ったおでんケースはなく、吹き飛んだがんもの残骸もない。 ――ここは仮想現実。違和感は排除され、正しい形へ修正される。 それを思い、今何事が起きたのかを理解する。 「……なるほどな」 チンッ、と音を立て日輪を鞘へと収める、彼は金の尾を揺らしながら、エレベーターへと戻っていった。
「ビルの書店」――探索成功!
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Re:~探索フェイズ~ ターン1 『朝』 2/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 01:32 |
「路地裏のコンビニ」
てくてく……ぺたぺた? ぱたぱた……? どの擬音が正しいのか。 とにかく、バナーは都会の路地裏へ入り込む。 朝の急角度の日差しは入り込まず、ビルの日陰、やや湿ったコンクリートの冷たさが足に伝わる。 「仮想現実だけど、やっぱり、なにかおやつがあったほうがいいよね」 口にいれても味わうだけで終わるっていうのは逆に都合がいいんじゃないのか。 技術屋リス獣人はそんなことを思いながら路端を進む。 ふとその可愛い足取りが止まる。目の前には蛍光色の看板。自動ドアが開閉するたび、独特のメロディが鳴っている。 「ここだね」 路地裏のコンビニ、ここにも違和感が紛れ込んでいる。
「うわぁ、なんだか一杯ある。……変な機械も。これ、分解したらどうなるかな」 壱番世界とはまた違った進化を遂げた科学技術。物珍しいが、この世界のものとして調和しているように思える。 とにかくこれは違う、とてくてく歩く。陳列棚は自分の身長近くあって、あんまり焦ると目が回る。 なんか、おやつでも売ってないかなぁ~。 ナッツのお菓子がある。じゃがいものスナック菓子もある。甘いキャンディもある。 真っ赤な唐辛子のスナックに、食べるとツンと来る緑色の……そうわさびだ。のスナック。あと、なんかネバネバで臭う豆の味のスナック。 ……普通? それじゃあ本は? ……これも普通? ……この世界の本はよくわからないけど、違和感だったら、多分もっと分かりやすいんだろうし……。 陳列している雑誌は壱番世界と相違ない。 それじゃああったかいものはどうだろう。冷たいものも。 レジのお兄さんの側に寄って、ホットスナック類やアイスケースを覗く。 ……どれも普通……。 「変な感じしないなぁ。……あ、それじゃ飲み物は」 と、ぺたぺた店の奥まで歩いて行く。 ペットボトルの陳列棚。ばたんと開けてみると、涼しい空気が毛並みを撫でる。 ぷるっと少し体を震わせ、上から下までじーっと眺める……と、そこにいた。 「え??」 くりくりした目を更に丸くして手にとったそれは、明らかに不自然で違和感を孕んでいた。 「サイダーだと思ったら、これ、硫酸だよー」 陳列棚の下の方、他のペットボトルに混じって、ばっちりラベルに「硫酸」と書かれたボトルが並んでいる。 ずらりと横一列、これでもかってほど自己主張する筆文字で「硫酸」 顔に大汗を垂らしながら、どうしようかとぱたぱた右往左往。 壊すにも危ないし、かといってこのまま持ってくのもどうかと思うし、何よりいっぱいあるし。 ちょっとどうしようもないくらい慌ててきたところ、急に手元のボトルがポンッ! という音を立てた。 「わあ!?」 びっくりしたバナーだが、その手元の物を落ち着いて確認してみると、サイダーのラベルに変わっていた。 もしやと先程の棚に目をやると、並んでいる硫酸のボトルが次々音を立て、サイダーのボトルに変わっていく。 ――確認された違和感は、そこに存在しえなくなる。違和感は違和感を与えたという結果を残せばそれでいい。 「……ええと、これでいいのかな?」 バナーは、とりあえず手元のサイダーとさっきのナッツチョコを買おうか悩むことにした。
「路地裏のコンビニ」――探索成功!
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Re:~探索フェイズ~ ターン1 『朝』 3/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 01:36 |
「高級ファッションビル」
「高級ということは、それだけ質の良いものがあるはずだ」 ゼクス・ザイデルホーファーは大きく胸を張り、周囲を威圧するかのように腕を組み、人波をまるで十戒のごとく割って進む。 駅そばの高級ファッションビルの入り口でふと立ち止まる。 店員が扉を開けるのを待ち「ご苦労」と一言。一瞥もせずそのまま歩きゆく。 そうその態度は、一言で表せば「なんか偉そう」 「これまでの結果を鑑みると食い物が出現している」 腕を汲みつつエスカレーターで直立不動。何度も交差しつつ上へ上へと上がっていく。 ちなみにこれまでの結果は確かに海苔だの餅だの食い物だが……何度もアクセスしたファーヴニールいわく「いやぁ俺が腹減ってたからかも……」とのこと。 本人の希望を細々尊重してくれるのはハンプティ=ダンプティのサービス精神なんだろうか。 「つまりッ!!」 だんっ! 足音一発フロアに響かせ、迷いなき瞳が開く。 組んだ右手がいつの間にかギアを構え、派手な動きと共に叫ぶ。 「食い物が消えうせる前に食い尽くせば済むだけのことッ!!」 ギアの箸を構えた右手を自らの頭上に掲げポーズを決める。 まるでビルの天井を突き破らんとするその挑発的な姿と自信満々な態度は、その力押しの理屈に一抹の説得力を与えていた。 ……とてつもない間違いであることを突っ込む相棒は、哀しいかな不在である。
そして該当する階。レディースの礼装を中心としたショップフロアである。 箸をぱちぱち鳴らしながら(※お行儀が悪いので良い子のみんなはマネしちゃダメだよ!)鋭い視線で獲物……もとい食い物を探す。 その澄んだ瞳が、ある一点を見据えた。 「フッ、そんなところに紛れていたか。だがこの俺の目は誤魔化せんぞ」 大仰に向き直り、トラベルギアを一際大きく鳴らした。 目の前には真っ赤なドレススーツ。かかるマネキンは照明のせいかやけに真っ白に見える……。 頭の中でさっきの言葉を反芻させる。深呼吸して、一瞬眼を閉じて、精神集中完了。かっと見開く! 「よってこのマネキンは白米で出来ているはずだ、脱げーッ!!」 一瞬で間を詰め、赤いスーツをその箸の槍のごとく鋭い先端で一気にひっぺがす!! 確かに彼は違和感を感じ取っていた。その違和感……もとい希望は、そのマネキンが、その真っ白いマネキンボディが、ほかほか炊き上がった白米だと。 そして確認した違和感が打ち消される前に、全て腹の中に収めてやると。 どんなものを食べても飲んでもお腹をこわすことなく、また旺盛な食欲を持つゼクス。 無職ゆえの貧乏性も相まって、その速度は正に獣のごとく!! 今こそ、今こそ飯にありつけるのだ――! しかし、彼の動きがピタリと止まった。 「…………」 無言で体をわなわな震わせている。 ……目の前のマネキンは、なるほどただのマネキンである。予想していた白米ではない。 「……何故」 ギアの箸が激しく鳴る! 「何故バイオマス素材なんだァァァァァァァァァァァ!!」 わなわな震えながら絶叫するゼクス。それもそのはず、ひんむいたスーツが実に牛肉的だったからである。 なるほど確かに霜も降り、筋までしっかりそろった正に牛肉。 「納得いかんッ!!」 と、壺中天の通信機能を使いファーヴニールへ連絡する。 「おい! あれがあーでこーでどーだったぞどういうことだ!?」 口角泡を飛ばす勢いで文句を垂れる。向こう側では「えー肉のスーツ? ちょっと待って……」 「ええい何をしている!? 早く納得のいく回答を出せ!」 通信の向こうで、ファーヴニールはネット検索をかけているようだ。片手間の言葉が間をつなぐ。 「んー……あーでたでた。ゼクスさんそれねー、なんだか最近、どっかの有名スターが生肉を使ったドレスを着たとかで、その再現ネタみたいなもんみたい」 つまり、違和感ではなく、この世界にある元々の物。 「生肉を使ったドレスだと? なんだそれは気でも触れているのか。あまりうまくないぞ」 「えーっと一応ディスプレイ用の加工されて……って食ったの!? ダメダメ吐いてあーいや仮想空間だからいっか……ってかそういう問題じゃなーい!!」 ファーヴニールの耳には何やらもっちゃもっちゃとした咀嚼音が聞こえている……。 「ふん、非常食にしては趣味が悪いな。やはり俺の口にあう物ではないようだ……まぁ、勿体無いから全部収めてやったがな」 仮想現実でよかった……と胸をなで下ろすファーヴニール。 対してゼクスはまたふんと鼻を鳴らし、何やらブツブツ文句を言いながら、ファッションビルを後にするのだった……。
「高級ファッションビル」――探索失敗 |
[355] |
Re:~探索フェイズ~ ターン1 『朝』 4/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 01:43 |
「道のファーストフード店」
すーぱーせんたいぶれっだーずリーダー、陸 抗は、街の表通りに大きく戸口を広げたファーストフード店へ向かった。 相棒ゼクスからもらった風船片手に、ふわふわ浮きながら入っていく。 ……朝とはいえ、流石に人の量は多い。急いで食べて行くサラリーマン、談笑する(と言っても言葉はないが)OL、オール明けと思しき学生。 「うわぁ、結構ゴミゴミしてんな」 しかし小柄かつ浮遊している彼には関係の無い話、ふわふわと頭上を飛び越えていく。 この店は新進気鋭のハンバーガーショップでメニューも多い。基本のバーガーもの、ドリンクにポテト。また数多くのサイドメニューも揃っている。 これがトレインウォーでなければ、談笑も気軽に楽しめただろうに。 しかしポジティブな気質の彼だ。仮想空間でも、仲間達のことは忘れず、誰に何を買っていくか見繕っている。 「んー。メニューが多くて迷うなこりゃ」 自分の体の何倍もあるメニュー板をじーっと見つめている。 その真下では、無言の人波が無言で物を受け取り、機械的に流れていく。 出てくるメニューは、果たして同じ物があったのだろうかと思うくらい多彩だ。 「みんなの分もテイクアウトしないとなー」 そう言いつつ考えている姿は、どこか楽しそうに見える。 ふと、自分の足元に気が向いた。そこで彼は妙な物を確認する。 「っておい!! そのバーガーおかしいだろ!!」 思わずツッコミが飛ぶ。もちろん返事はない……が、突っ込まざるを得ない! 「パンはパンでもフライパンで挟んだら、歯全部折れるだろーがっ!!」 小さな体をいっぱいに震わせ、力の限りツッコミを飛ばす。 そう、彼の目の前では、店員がフライパンに食材を挟んで、客の目の前まで持って行こうとしている様子! 「ってそうかこれがこの違和感だな! よーっし上手いこと排除……ってあれ?」 ……なにやら様子がおかしい。上下のフライパンからは湯気が上がっており、挟まれているように見えるが、よくみるとちゃんとパンズも挟んである。 一瞬戸惑った抗。そのまま様子を見守る。 フライパンサイズの巨大なハンバーガーが、客の前でこれまたそれよりデカい皿に載せられようとしている。 店員が二人がかりとなり、両方のフライパンを、息を合わせてタイミングよく剥がす! 皿の上に見事に乗ったその巨大なハンバーガーは、パンズ自体にしっかりと狐色の焦げ目がつき、また熱したフライパンの熱が中のパティ、野菜、チーズにまで十分伝わった見事な出来だった。 熱々にとろけたチーズが、皿の上に流れ彩りを作っていく……。 「……って、あれ、もしかしてこれ……」 抗は目の前のメニューに再び目をやり、指差し確認しながら調べる。 普通のメニューが並ぶ一番下に、フライパン・バーガーという名称がある。 ……今見たとおり、巨大なハンバーガーを熱々の状態で提供するため、そこにパフォーマンス的要素を加えたもののようだ。 そう、このファーストフード店の一般商品である。 「……それじゃあ、外れかぁー!?」 がっくしと肩を落とす抗。さもありなん、あんな非常識なものがそうそうあるわけがない。 ……しかし、あるところにはある。それもまた多数の世界を巡るロストナンバーならではの感覚だろう。 「……ま、いっか。さぁーて、皆の分何にすっかなぁー」 あっという間に元の気を取り戻すポジティブ精神。 失敗は失敗、だが、また別の違和感を探してくればいい。そんなに落ち込むことはないのだ。 わくわく顔で商品を選ぶ彼は、そういう心こそが何よりも大切であるかと示しているかのように明るかった。
「道のファーストフード店」――探索失敗
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【City Drive】~探索フェイズ~ ターン2 『昼』
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 01:49 |
何か、自分たちの視界に一瞬ノイズが入ったような感覚が浮かぶ。 目の錯覚か? と思い瞼を擦ると、目の前の雰囲気が若干変わったように思える。 ……太陽の位置だ。先程までの朝日が、一瞬のうちに中天へ登っている。 昼、時間の変化したこの空間で、新たな探索を強いているのだろうか。
ふー、皆お帰り。それなりに回れたみたいだね。 ……ん? あれ? コケちゃんどこ……? ……うーん、まぁアクセス解けばいるはずだし……まぁいっか。 ところで、時間が切り替わった。……この調子で夜まで段階的に変化するんだよね。 成功と失敗両方あるみたいだけど、まぁまだ時間はあるし、次行ってみよっか! コケちゃん探しも込みで。 ん? 俺? ああ見つかったよ。タワーの展望室じゃなくて、そこから見える空にでっけぇフナムシが飛んでた。何事かと思った。
……うーん、っと。新しい探索場所、特定できた。今度は少ないし、皆で行ってみて。 俺は「地下街」へ行ってくるよ。なんかあったら、又連絡してね。
――――――
ターン2 『昼』 追加変更
・新たな探索場所が確認されました。 「大型電気店」 「首都高速道路上」New 「駅ビルの屋上」New
上記の3つが現在の探索場所です
・探索時指定出来る番号が制限されました。前回使用された4つの数字が抜かれています。 このうち3つの数が探索成功判定となっています。 使用可能数:2 3 7 8 9
・全ての探索箇所が探索成功となれば、フェイズが移ります。
―――――― 探索フェイズ、ターン2「昼」 ・記事頭、――探索フェイズルール――、また当記事の追加変更に従って、タイトル付けとロールを行ってください。 ・判定日にルール内容と参加者各位のロールを反映させた探索結果(ノベル形式)が投下されます。 ・探索結果により、次ターン「夕」の内容が変化します。
次回の判定日は22日です。 |
[361] |
【会話】 第二ターン開始!
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-21(日) 02:22 |
締切りは22日ね。 今回は場所が少ないから、連れ立ったり声かけたりしていいんじゃないかな。 人数も少ないからちょっと強引でもいいかも?
>オルグさん 特に俺達は色が揃っちゃったからね(笑 それとも一緒に特殊メンバーやる? 俺シルバーになるから(指輪を見せながら
壱番世界はまぁ、俺みたいに世界自体が似てる人たちはともかく、オルグさんたちには驚きが多いだろうねー。 ああ階段ね。俺も小さい頃初めて見たときはびっくりしたなー。 びゅ、びゅんびゅーん? ……ああ電車か。 あれは流石にダメだよ、直接ぶつかったらよっぽど頑丈じゃない限りバラバラになっちゃうから。
探索おつかれ。……何、おでんおいてたの? 本屋に?
>バナーさん 探索お疲れ様ー。見っけてこれたみたいだね。 ……しかしまぁ、なんかこう、シュールそうな図だったんだねぇ……。
>ゼクスさん 探索おつかれ。
……その後どう? 主にお腹の調子……。
>抗 ナス!? たしかに紫の代名詞みたいなときあるけど……って何壱番世界でやってたの? なんかこう確かに言いにくいしヴァイオレットって文字数も多いけどナスって。 しかもニールナスってなんか西洋ファンタジーの登場人物みたいになってねぇ?!
とりあえずぶれっだーず結成お疲れ様ッス押忍!!
探索の方もおつかれ。あれねー、仲間内のお昼ごはんにすると結構楽しいよ。 ナイフとフォークでがーって切って食べんの。大体チーズでどっか火傷するけどね。
>コケちゃん コケちゃぁぁぁん!? どこだー!? (無駄に心配してオロオロしてる叫び声) |
[363] |
【会話】ぼくとしては
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| バナー(cptd2674) 2010-11-21(日) 02:48 |
駅ビルの屋上に行ってみたいと思うよ。 ペットショップが怪しい気もするし。 でも、ぼく自身に「違和感」感じそうな気がするけどね。 「ハスキー」と書いてあるところに狼がいたりしてね。 結構、いろんな生き物がいるとは思うけどね。
>ファーヴニールさん むしろ、「なんだよこれー」って感じでしたよー |
[383] |
【7】大型電気店
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| 森間野・ ロイ・コケ(cryt6100) 2010-11-21(日) 18:20 |
……Σハッ! 点字ブロックを辿るのに夢中になってた…っ。
探索、今から向かう。 ……?どこかでファーヴニールの呼ぶ声、したかな?(きょろきょろ) コケ、まずは洗濯機売り場を見てみる。 ……これ、普段絶対出来ないから、一度やってみたかった。 (洗濯機に入り、顔だけ出して頭に花を咲かせ)
あれ。あっちの売り場のパソコン、なんだか全部縦に長い…? 見に行ってみる(ゴトゴトと洗濯機から出る) |
[405] |
【会話】 食べる気満々
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-21(日) 22:05 |
しかし生肉でドレスとは……サルモネラ菌が発生する可能性が高くなるぞ。 皮膚から感染するという話は少なくとも俺は聞いたことがないが、いやしかし。 (なにやらブツブツ)
>ヴァイオレット(ファーヴニールさん) 大丈夫かとは何のことだ。 確かにあまり美味い肉ではなかったがな。 生のまま放置されていたからそれこそ感染の恐れがあったかもしれんが、 当らなければどうということはない。 |
[421] |
【2】大型電気店
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-22(月) 00:30 |
あー、すっげぇ目にあったぜ……まさか本屋におでんなんてな……。 んーと、ここの調査も終わったってコトでいいようだし、別んとこに行くか……。
……ん?(洗濯機コーナーでコケの姿をちらっとみて。) おーい、ヘンなスイッチ入る前に出てこねぇと危ないぞー。(なでなで)
ん? 向こうは……ああ、てれびってヤツだったな。 最初はこのハコん中になんか入ってんのかって思っ……っておい。 このハコマジで動物……つかライオンが入ってんぞ!?
へっ……だが幻覚とはいえ、百獣の王とやらとやり合えるってんならおいしいハナシだがなっ!(日輪を引き抜いた!) |
[440] |
【8】駅ビルの屋上
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| バナー(cptd2674) 2010-11-22(月) 11:36 |
うん。駅ビルに入っていくよ。 エレベーターでピンコ~ン☆て感じで屋上へ。 そして、屋上にはペットショップが 犬猫ウサギ、ネズミにリス。 え?リス?ぼくもだけど(大汗) いやいや、探してるの、それじゃないし。 小鳥、熱帯魚。虫。蛇にトカゲ。 結構いるね。 もう一度見てみる。 大型犬。ハスキー。レトリーバー。セントバーナード。 猿もいるね。狐も。 カラカルにサーバルキャットに狼? いや・・・これは「違和感」じゃないよ。 えっと・・・・・・・(さすがにトラやライオンはいないみたい) あれ?
・・・・・・・・・げぇ~!! きょ、恐竜!! なんで、こんなところに恐竜が~!! |
[456] |
【会話】 第二ターン
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-22(月) 21:24 |
探索箇所が減った分、上手いこと人の配分が必要かな。
>バナー君 うん、まぁ確かにそんなもんならんでても対処しようがないもんねー。 俺だったら投げちゃいそうだ。それも危ないな……。
ああ、そういえば駅ビル屋上には、ちょっと昔のテーマランドみたいなのが残ってたっけなぁ。 公園みたいになってるし、上がってみるのも気持ちいいかもね。
>ブルー うーん、まぁそういうアーティストがいたんだよねぇ……。
いや、腹の調子……それなりに化学的な処理とかされてんだろうけど…… 関係ないのは解った、うん。フライパンバーガー食わしてみたいな……。うん。 ところで、次はどこに行くつもり? |
[461] |
【3】首都高速道路上
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| 陸 抗(cmbv1562) 2010-11-22(月) 22:17 |
みんなー!!バーガーテイクアウトしてきたぜー(爆) 探索失敗したとこは再探索しなくていいのか?
じょぁ今度は高速道路へゴー! ひとっ飛び見てくるぜ!!
む?あれは高速道路を失踪する軍隊アリ!?
うっひゃー・・・・・後には何も残ってねぇ・・・・・
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【9】大型電気店
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-22(月) 23:25 |
>ヴァイオレット ふっ、次は電気屋に行って食料調達をしてくる。 肉があってもやらんぞ。 抗が持ってきたふらいぱんバーガーとやらは後で食うとしよう。
~大型電気屋さん~ 今度こそまともな食料を手に入れてやる! 電気店ということは家電があるはずだ!いや無い訳がない! 魚焼きグリルに電子レンジ、オーブントースターに本格的オーブン! 何よりも冷蔵庫! 貴様は宝の山だ、オーパーツだ!
むむ、アレに見えるは魔封b……いや俺は今何を。 電子ジャーではないか。つまり白米が俺を待っている。 Open lid!
……何故、そもそも何故、電子ジャーが発泡スチロールに変わるんだ……? |
[501] |
Re:~探索フェイズ~ ターン2 『昼』 1/3
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:28 |
「大型電気店」
……既に昼の様相となった街中を、一人の少女が規則的に歩いていた。 道の真ん中を真っすぐ進み、曲がり角で綺麗に曲がり、交差点で少しだけ首を振って、また進む。 「ほー……」 森間野コケ。何が興味を持たせたか、ぽけっと口を開けながら黄色いブロックの流れに従って進んでいく。 ふと、突然立ち止まってハッとした顔になる。そして身を起こし振り返る。何か聞こえたのか、キョロキョロしている。 「点字ブロックを辿るのに夢中になってた……っ」 ようやく事を思い出したのか、再びキョロキョロして、目的の大型電気店へと向かう。
「おー」 建物は流石に巨大で人の数も多い。販売されているものも大きく、また様々な特徴を備え、中には相当に派手なものもある。 ちょっとやそっと見るだけでは違和感を探せないかもしれない。 感嘆の声と共にエスカレーターに捕まって上がる。目的は何故か家電、洗濯機売り場。 とはいえ、基本的にその洗濯機自体は壱番世界と大差ない。物に付加された細かな技術は、かなり聞きなれない単語で説明されているが。 と、自分の背丈程はある洗濯機の前で立ち止まり、何やらおもむろに、その中へ入り込んでいく。 がたん、ごとっ、がたっ。がたがたがたっ。 そしてその身を収めきると、首だけドラムから出し、ぴこっと頭に花を咲かせる。 ……ピンク色の可愛らしい花が空調に煽られ揺れている……。 「……これ、普段絶対出来ないから、一度やってみたかった」 そんな呟きを零しながら、ちょっと楽し気な顔で周りを眺めている。 人波、電気の明滅、空間の色合い……。何事も、彼女にはなかなかに目新しい。 「あれ」 ……何かを見つけた。 「あれ。あっちの売り場のパソコン、なんだか全部縦に長い…?」 見に行ってみる、と身を乗り出しゴトゴト出ようとじたばたする。と、上から何かのぬくもり。 「おーい」 咲いた花を避けながらグローブが彼女を撫でる。 「ん」 「ヘンなスイッチ入る前に出てこねぇと危ないぞー」 オルグ・ラルヴァローグがいた。一つ前の探索を終え、次の探索場所としてここを選んだのだった。 「オルグ。あっちのパソコン、なんだか長い」 指差ししながらゴトゴト出てくる。ごろりと一回転して床に座って着地した。 「あー? ……ホントだ、なんか長いぞ」 気づいたオルグが近づいていく。そこには確かに縦に長いディスプレイのようなものが並んでいた。 ……それはモニターのようだが、キーボードはなく、本体めいたものもない。 画面上では写真が切り替わり、またタッチパネル式の接触アイコンなども展開されている。 「んー? これってパソコンなのか?」 「……コケ、よく分かんない」 「……仮にこれが違和感だとしても、見つけたらすぐ消えちまうって話だしな、これはまぁ、ファーヴニールに聞きゃいいだろ」 オルグが先ほど遭遇したおでんは、手を出したら消えてしまっているし、バナーが発見した硫酸のボトルも、なにもしないうちに消えてしまっている。 「ん。わかった」 と、その場を去る二人。ちなみにその機械は、要はネットワーク機能を備えた多機能フォトフレームである。
「しっかしスゲェな。この機械の量は……。壱番世界のものと似ちゃいるが、わけ分かんねーのも多いな」 「コケ、楽しい。見たことないものばっかり」 「ああ、全くだ……ん? 向こうは……」 オルグが反応した先にはこれまたたくさんのディスプレイ。たくさんの映像が流れている。 「ああ、てれびってヤツだったな」 「コケ、こんな木見たことない。……? ぺたぺた」 コケは画面に映った珍しい樹木の姿に反応したようだ。手を伸ばしたが、朝の雑草のように触れない。ぺたぺたとした平らな画面にぶつかるだけだ。 「はは、この薄っぺらいハコはてれびっつってな、色んな映像を見られる機械なんだってよ」 彼女の隣でしゃがみ込むオルグ。まだぺたぺた触っているコケの頭にぽんと手をおいた。 その手の隙間からまた花が咲いた。 「てれび……! てれびすごい。木が見れたと思ったら、今度は動物……」 「な、すげーよな。最初は俺もこのハコん中になんか入ってんのかって思っ……っておい」 腰に手を当てぐっと立ち上がり、周りのテレビを眺めるオルグ。と、そこに何かを見つけた。 「?」 何事かとコケも周りを眺める。 「このハコマジで動物……つかライオンが入ってんぞ!?」 「らいおん?」 オルグの目線の先にいるのは、なるほどテレビの枠内に収まったライオン。 しかしやたらに生々しく、明らかにその目線がこちらを向いている。 ――違和感はこいつだ。気づいたオルグは臨戦態勢に入った。 「へっ……だが幻覚とはいえ、百獣の王とやらとやり合えるってんならおいしいハナシだがなっ!」 腰の日輪を引きぬき、唸りを上げる獅子へ刃を向ける! 腰を落とし、いつ飛びかかられても問題ないように構えを取る。 その脇からコケが身を乗り出した。 「へっ、危ねぇから下がってな。ここは俺がや……」 「……コケ、あれ変だと思う」 オルグが言葉に詰まったのと、コケが違和感を示したのは同じタイミングだった。 確かにそれはライオンだ。そこに間違いはない。 ……ただ、テレビの枠を背負ってなければ……。 「ぉあ゛……」 「変」 幾つものテレビやのぼりなどの影を通り、その側面を見せたライオン。 筋骨隆々獣の肉体、鋭い牙に鋭い眼。だが、首もとにでかいテレビのフレームを抱えていた。 真正面から見ている限りテレビに映っているように見えるというシロモノである。 その姿はかっこ良さとかそういうの置いといて、なんか変である。 あまりの間抜けな姿に変な声が漏れるオルグ。奇妙な物を見て「これが探索対象なんだろうか?」と首をひねるコケ。 その目の前でライオンは、テレビCMのごとくかっこいい唸り姿を見せると、ボンッという音を立てて消えてしまった。 『……』 妙に重い沈黙の後「帰るか……」と呟くオルグ。 「うん」 返事をしたコケの頭の上では、また別の色の花が咲いていた。 「コケ、楽しかった」
一方、ゼクス・ザイデルホーファーもまた食事を求めて電気店に来ていた。 「今度こそまともな食料を手に入れてやる!」 その意気やよし。偉そう……というより若干必死? なのではないかと思えてくるが。 それも何故かというと……。 「電気店ということは家電があるはずだ! いや無い訳がない! 魚焼きグリルに電子レンジ、オーブントースターに本格的オーブン! 何よりも冷蔵庫! 貴様は宝の山だ、オーパーツだ!」 ……彼は、家電の中に必ず食料があると思っているのだろうか……? あるわきゃねーよと突っ込んでくれる相方は、またも悲しいことに不在である。 販売エリアが違うのか、先立っていたコケ&オルグと接触することもなくあっさりと家電、炊飯器売り場にたどり着く。 そこかしこに石窯だの電磁コーティングだのの文字が躍っている。 「ふん、ここか。むむ、アレに見えるは魔……電子ジャーではないか。つまり白米が俺を待っている」 どういう思考回路でたどり着くのか突っ込みどころしかないが、当人はいたって真剣である。 のしのしと近づき、手近な炊飯ジャーに目をつける。 「今度こそたらふく食い尽くしてやる……!」 どこかギラギラした目で炊飯ジャーの頭を撫でる。 トラベルギアを構え、いざ実ッ食!! 「Open lid!」 叫びと共に開封! バチンと言う音と共に跳ね上がる炊飯ジャー! ……と、その瞬間、一瞬のノイズが入るような反応が起こる。 その暇の先、手元の炊飯ジャーは、それ自体が発泡スチロールの模型と変わっていた。 「……何故、そもそも何故、電子ジャーが発泡スチロールに変わるんだ……?」 実際昨今、結構精巧な発泡スチロールの模型はあったりするが、恐らくこれはハンプティ=ダンプティによる情報攻撃だろう。 その後ボンッとなるわけでもなく、目前の白い合成樹脂は何の問題もなくそこにあった。 そういう意味では、違和感としても特殊かもしれない。そこにあってもなくてもどちら足り得るという意味では。 トラベルギアの動きもピタリと止まり、またもや空腹を満たせなかった彼は若干肩を落として帰っていく。
出口をでたところ、楽しそうに談笑して歩くコケ&オルグを見ておいてかれた気分になったのは又別の話――
「大型電気店」――探索成功! |
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Re:~探索フェイズ~ ターン2 『昼』 2/3
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:29 |
「駅ビルの屋上」
「僕としては駅ビルの屋上に行ってみたいと思うよ」 そう言ってでっかいリス、バナーはビルをエレベーターで上がっていく。 でも、ぼく自身に「違和感」感じそうな気がするけどね。 そんなことを呟きつつ、ピンコ~ン☆ という音を背に屋上へ。 駅ビル屋上はかなり昔からある施設であるペットショップがあった。 そもそもビル屋上自体がレクリエーションが可能な大型の休憩所のようになっており、店舗はその一角であった。 人間並みのリスがてくてく歩いてペットショップを覗き込む様子は結構シュールである。 「きっとここにいると思うんだよね」 揺れる尻尾に動物たちは反応する。旅人の外套はここでは効力があるのだろうか。 この仮想世界では人間たちの反応はないが、動物たちはそれなりに反応してくるようだ。 流石に彼らから見たら彼の姿は異形の範疇になってしまうだろう。 「犬猫ウサギ、ネズミにリス」 籠の中にいるリスがぴょこっと反応した。じっとバナーを見ている。 「いやいや、探してるの、それじゃないし」 そういうと籠の中のリスは小首をかしげてまたごそごそしだした。 その後も首を回し歩を進め、たくさんの動物達を見て回った。 小鳥、熱帯魚。虫。蛇にトカゲに大型犬、猿と狐とカラカルにサーバルキャットに狼。 そろそろ違和感クラスじゃねーのってレベルの動物の群れだが、まぁ問題ない。 それに、そうだとしたら反応があるはずだし、当人であるバナーが違和感を覚えていないということは、違和感がその目的を達していないということでもある。 「さすがにトラやライオンはいないみたい」 と、バナーが顔を上げると……。 「げぇ~~!!」 そこにあるのは大型犬用の檻。その中に、全長2mほどの細身の恐竜が立っていた。 「きょ、恐竜!! なんで、こんなところに恐竜が~!!」 見た目はそんなに威圧的でなく、雑食の恐竜のようだが、さすがに顔を上げて目の前に見慣れぬ、しかもそこにいるのがありえないものの顔を見るのは驚きが大きい。 「……」 少々驚いたバナーだが、様子を見るに然程凶暴なものではなさそうだ。 鳥のような仕草であたりを見渡し、時折口を開けて喉を鳴らしている。 よく見ればくりくりした目で、瞳孔は自分の姿が映るくらい綺麗。どこか可愛らしさを覚えてしまう。 恐る恐る手を伸ばしてみるバナー。しかし、恐竜はそれに反応して甲高い鳴き声を上げ威嚇するように顔を突き出した。 一瞬彼が驚き手を引くのに合わせ、そのまま檻を飛び越え彼の脇をすり抜けていく。 「あ!」 恐竜は長いしっぽを揺らし、颯爽とペットショップの出入口へ駆けていく。 「ま、まてー」 と追いかけるバナー。だが、彼が出入口へたどり着いたときにはその姿は消えていた。 「……これが違和感だったんだね」 可愛かったのになぁ、とちょっとだけ残念がる。 ああいうのなら歓迎なんだけど、と呟いた。
「駅ビルの屋上」――探索成功!
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Re:~探索フェイズ~ ターン2 『昼』 3/3
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:30 |
「首都高速道路上」
ハンバーガーをバッチリテイクアウトしてきた陸 抗。今度の探索場所は首都高速道路上だ。 彼は浮遊しながらの行動ができるため、上から見る箇所の多い高速道路ならおあつらえ向きといったところか。 「ひゃー、凄い車の数。めちゃくちゃ早いし。こりゃ油断すると流されるな」 風船をサイキック能力で制御しながら道路を観察していく。 昼間だというのに凄まじい車の数。彼のサイズからすれば正に凶器。 風船という頼りなげなアイテムで浮遊している以上、自らの力で制御する必要も大きい。 「む? あれは……」 と、高速道路の先から何か黒いものがやってくる。 喧騒に似た音を発しながらそれはやってきた。 わずかに彼は高度を上げた。 「おおお!? 高速道路を疾走する軍隊アリ!?」 真上から見るそれは真っ黒で、道路の横幅を埋め尽くす量が走ってくる。 細かな何かが群れている様相で、接した車の波をどんどんと砕きながら進んでくる。 砕くというより、通り抜けるという感覚が近いか。 触れた車体を消しとりながら抜けていく様子。群れが全て通り抜けた後には、車体の欠片のようなものがわずかに転がるばかりだった。 「……軍隊アリ? じゃないよなあれ……もしかして、ニールが言ってた怪物って……」 確かにそれは見たことのない黒い群れで、それに由来する違和感は感じる。 だが……本当にこれは皆が体験している違和感と同じなのか? 彼は連絡をとることにした。壺中天の通信機能。 「あ、ニールか。あのさ、高速道路に黒いのが一杯いるんだけど。これがニールの言ってた怪物か?」 「黒いの? ……なんだそれ、デカい?」 「いや、まるでアリみたいに小さい。凄いぜ走った後がボロボロだ」 と、彼の口調が鋭くなった。 「……それ、多分ハンプティ=ダンプティが別の動きをはじめたのかもしれない。違和感とは別かも。とにかく、急いで戻ってきて」 「ヤバい、ってわけだな。へへっ、腕がなるぜ。わかった」 陸の口調はそれと同じ鋭さを持ちながらも、新たな期待に胸が躍る、躍って仕方ないというような様子だった。
「首都高速道路上」――探索失敗……
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[505] |
【City Drive】~探索フェイズ~ ターン3 『夕』
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:32 |
視界に入るノイズ。今いるこの環境が仮想現実だと実感できる数少ない部分である。 ノイズが晴れると、既に太陽は陰り、光の波長の変化が再現される。 オレンジと呼ぶにはあまりに生々しい輝き。その光がガラスに反射し、道を照らす。 立体交差を重ね、街中に張り巡らされた高速道路の上には、そのものが破壊の象徴なのか、在るもの全てを打ち消し進む黒い影。
「――ちょっとこれはヤバい……かも」
――――――
ターン3 『夕』 追加変更
※重要な変更 ・戦闘目標が確認されました。 「黒い影の生物」 特徴 ・アリのようなサイズの群体。生命体かどうかすら怪しい。数は極めて多い。 ・ファーヴニールの世界の生物ではない。 ・接触した物体を打ち消す。
・探索場所が変更されました。 最終探索場所「首都高速道路上」
・戦闘フェイズ時のコマンドが使用可能となりました。
【攻撃】【援護:~】【自由】 効果は記事頭を参照のこと。
・フェイズ上は探索の段階であるため、何らかの「違和感」が高速道路上に発生する可能性が高いです。 その違和感を逆手に取り、「黒い影の生物」に打撃を与えることも可能です。 それを行う場合【自由】のコマンドを使用し、探索することで行えます。
ヒント ・「違和感」は「アクセスしている人物の思考」を多少なりとも反映する(記事No.354) ・「違和感」は、当人が違和感だと認識すれば「正しい形に修正される」(記事No.351)
―――――― 探索フェイズ、ターン3「夕」 ・記事頭、――探索、戦闘フェイズルール――、また当記事の追加変更に従って、タイトル付けとロールを行ってください。 ・判定日にルール内容と参加者各位のロールを反映させた探索結果(ノベル形式)が投下されます。 ・探索結果により、次ターン「夜」の内容が変化します。
次回の判定日は24日です。
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【会話】 第三ターン開始!
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:44 |
さぁ、ちょっとまずいことになってきたかもよ。
壺中天の情報を元に色々検索してみたところ、あの群体は恐らくデータデリート用のプログラムが形を持ったモノみたいだ。 ハンプティ=ダンプティが違和感を持ってこっちに影響を与えていたのを、恐らく俺達が発見するのと別にデリートしていたようだね。 オルグさんみたいに直接手を下した以外でも、確認された時点で元に戻る、バナーさんやゼクスさんみたいな例があったろうけど、そういうのを行ってたんだろう。
……それが暴走でも起こしたか、もしくはハンプが攻撃手段としてきたか、ってとこかな。 一応、対応手段としてこっちもアクセス情報をいじってきた。 ん? うん、俺プログラムとか出来ないよ! 電撃でちょちょっと……「でりーとされませんように」みたいな……
どっちみちこの世界自体に関与してきたとなると、ハンプの撃破も難しくなるかもしれない。 むしろ逆手にとって、あれを潰してハンプを追い込んでやろうじゃないの!
仮想現実だから、俺たちがいくら技を使っても問題はないはずだけど、こっちが迂闊な行動をとると結構ダメージになるかもしれない。 全員の動きを把握しつつ戦う必要があるかな。
今回は俺も戦闘に参加するよ。 俺は【攻撃】竜変化して道路上に電撃の網を張る 多少なら動きを封じられるはずだ。ただ敵の真正面に陣取ることになるから、あんまり派手なのが来ると俺が死ぬ(キリッ そこら辺は……皆任せたぜ!!! |
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【攻撃】 竜変化→電撃の網
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-23(火) 02:55 |
さぁて、久々に使いますか!
(前方から迫る黒い影の群れ。相対しどこか楽しそうな笑みを浮かべ、その右腕を大きく振るう。 ――一瞬で竜の腕と化したそれを高々と掲げ、全身を使って大きく振り下ろす)
そぉりゃぁっ!!
(瞬間、派手な音と共に落ちる複数の電撃。更に手に溜め込んだ電撃を打ち込み、迸る稲妻が巨大な網となる。そこにぶち当たり、黒い生き物は混乱したように蠢く。また、接したものは次々と焼け焦げていった)
俺はこの状態でも結構保つし喋るくらいの余裕はあるから、皆よろしく!
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【援護:ファーヴニール】 ゴールドクレストによる支援
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-24(水) 18:27 |
だーっ、この街広ぇ! 走ってばっかだぜ……。 しかも本屋におでんがあるわ、電気屋にヘンなライオンと出るわ……いろいろとブッ飛んだ探索だったな。
(とか言いつつ、ビルの窓から首都高速道路上を見下ろしてる。)
で?(双眼鏡覗き込み) あの……黒いのは……違和感ってワケじゃあなさそうだな? 反対側にゃ……ファーヴニールか、チッ、こっからじゃ間に合わねぇか。 仕方ねぇな、精霊魔法はあんま得意じゃねぇが……支援射撃ってヤツだ! (手を翳した先で描いたのは魔方陣――それが金色に輝くと、それと同じ紋様の陣がファーヴニールの目前、黒い軍勢の進路に浮かび上がり――)
持ち応えろよ、ファーヴニール! ――ゴールドクレストッ!! (手の先の魔方陣が粉々に砕けると、黒い軍勢の元に浮かび上がった魔方陣が煌き熱を帯びる。 これは爆発の予兆、陣に侵入すれば、金の焔がその身を喰らいにかかるだろう!!)
……ま、離れてたらコレぐらいしか出来ねぇよな。 んで、また走るわけだが……ったく、これじゃ剣士じゃなくてランナーだぜ……。 (ビルの階段から一気に駆け下りる。 そのまま目指すは首都高速道路上、合流を図る。) |
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【攻撃】違和感には違和感で
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| バナー(cptd2674) 2010-11-24(水) 23:41 |
あんな大きなアリがいるんだったら、もっと大きいアリクイがいてもおかしくないと思うよー (アリクイが出て、アリを舌で捕食するのが見れる気がした)
>ファーヴニールさん あ、変身して攻撃してる。 がんばれー |
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※陸抗 【自由】ブレッダーズレッドは自由の翼!!
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-24(水) 23:43 |
さあ~、バトルだ!今回はゼクスがいるから無茶出来るぜ! …と意気込んだはいいが、このサイズだからな。 自分の役回りはわかってるつもりだ。 ムードメーカーな応援団!!(爆) みんなを全力で応援するぜ! そしたらみんな、5割増しくらい強くなる!(←実はPKで手伝ってるだけだったり)
(基本はこのサイズを生かした遊撃だと思って少し離れて状況を見守っていたが、大量のアリモドキが巨大なイレーサーになっていくのを見て死角から対象の探索に向かう)
確か、ハンプティ・ダンプティっつったら、鏡の国の卵だっけ? 鏡の…国…?(見えてるものを疑い始める) 本体は本当にあれなのか?
(事情によりゼクスPLが代理レスしました) |
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【自由】怪我人が出たときは治療にあたる
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-24(水) 23:47 |
(少し距離を置いてみんなの様子を窺っている)
俺は戦闘には一切不向きだからな。 近くにいて巻き込まれたら足手まといになる。うむ。見事な論法だ。 誰かがケガしたら助けに行くか。颯爽と。
……データデリート用のプログラムか。 アクセスしている人物の思考を多少なりとも反映するのであれば…… 全員で同じことを考えて探索場所に向かったら一体どうなるんだ? (珍しく真面目には考えている様子)
―つまり全員で巨大にカツ丼のことを考えれば…… (ブツブツ) |
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Re:~探索フェイズ~ ターン3 『夕』 1/2
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-25(木) 02:51 |
「対 黒い影の生物」
高速道路上を夕焼けの朱色が彩り、一日が終わろうとしている。 その輝きの中を黒い影が、ひと足早い夜のように嘗め尽くしてくる。 路上にある車の群れを飲み込み、足元もスポンジのような穴だらけにしては襲い来る。 と―― 「そぉりゃぁっ!」 眼前、車の隙間を縫って振り下ろされる何か。同時に電撃の柱がそそり立ち、即座に網が展開される。 「さぁて、あと皆よろしくッ!!」 ぶれっだーずヴァイオレット、ファーヴニール。得意だろう攻めを仲間に託すのは、それこそ信頼している証である。
そのころ、近場のビルから高速道路を眼下に双眼鏡を構える狼の姿。 彼は双眼鏡をしまい、呼吸と体制を整える。 「仕方ねぇな、精霊魔法はあんま得意じゃねぇが……支援射撃ってヤツだ!」 精神を集中させた指先が虚空を切り取るように描き出すそれは、ビルの廊下から投影されるように、ファーヴニールの前方、黒い生物との間に浮かび上がる。 「ッ! この魔方陣……オルグッ!」 下からファーヴニールがにこやかに見上げているのが解った。 太陽の輝きを吹き飛ばすように地面から迸る黄金。一度食らったことのある技だ、その威力は保証できる。 それが敵に向けられるのならこれほど心強いものはない。 「持ち堪えろよ、ファーヴニール! ――ゴールドクレストッ!!」 ビルの廊下で、指先で描いた陣を叫びと共に握り潰し、光の欠片が彼の拳を彩る。 そして更に輝く道路上の巨大な魔方陣。 黒い生物は危機意識などはない。ただ猛然と向かい来るそれらは、何事も無く黄金の輝きに突っ込んでいく。 ――!!! 音として感知できないほどの振動が周囲を揺らし、黄金の魔方陣から、更に眩い黄金の焔が迸る! 黄金の焔に驚いたのか、何らかの反応を示して焔の直前でざわめく生き物達。 しかし、魔方陣上にいた黒い生き物は、その全てが輝きに飲まれ、焔に舐め尽くされ消えていく。 腕組みした狼はそれを満足そうに眺めながらぼやく。 「……ま、離れてたらコレぐらいしか出来ねぇよな。んで、また走るわけだが……ったく、これじゃ剣士じゃなくてランナーだぜ……」
そのころ、高速道路のフェンス上で状況を確認しているものが二人。 「さあ~、バトルだ! 今回はゼクスがいるから無茶出来るぜ!」 そう楽しげな声をあげるのは陸 抗。隣ではゼクスが立っている。 「抗、ここは近いし怖いから俺は下にいるぞ」 フェンスの上からいそいそ降りていくゼクス。えーと言う声をあげながらも抗はその場で周囲を見渡している。 目の前には電撃の網を張りつつ、片手でトラベルギアの射撃を行うファーヴニール。 左上のビルからはオルグ・ラルヴァローグの気配がある。 ゼクスは高速道路脇の階段で偉そうに腕組み。 反対側の階段からはバナーが上がってきている。 「……と意気込んだはいいが、このサイズだからな」 自分の役回りは分かっているつもりだとレッドは呟く。 「そう! ムードメーカーな応援団!!」 堂々指先で天を指し叫ぶ。 「みんなを全力で応援するぜ! そしたらみんな、5割増しくらい強くなる!」 と、なんとなくな物言いではしゃいだ声を出す。 高揚を自らのPK能力に重ね、広域のサポートを行うという意味合いだ。 彼の特殊能力であるPK能力は、2m範囲の物体に作用することが出来る。 それを生かし黒い生物に瓦礫を投げつけたり、動きを止めたりと、自在な活躍を見せる。 「なぁーゼクスもなんかしないのー? 俺応援するよー」 「嫌だ。俺は戦闘に不向きなんだ。誰かが怪我したら颯爽と助けにいく。うん」 ゼクスらしいやと抗は笑う。 と、その時、高速道路の脇から何かが立ち上がってきた。 「な、なんだなんだー!?」 「怪物か!?」 速攻逃げるスタンバイするゼクス。 しかしそれは、明らかになにか違う「違和感」を持っていた。 「うわぁー出たー」 大きく立ち上がったそれは、高さ30mはあろうかというでっけぇアリクイだった。多分柄からしてコアリクイ。 道路の反対側で、バナーがなんだか驚き半分喜び半分。 「バナー?」 「なんだ、何をした!?」 抗とゼクスが驚いて問いかける。バナーは近寄り、なんともなしに返事を返してきた。 「んーと、ただ単に、あんな大きなアリがいるんだったら、もっと大きいアリクイがいてもおかしくないって考えただけ」 ここの違和感はまだ未解決。それに、違和感自体理屈のわからず意味のないものばかり。 それを「アリ」という情報から結びつければこうなると言うわけだ。 「なるほど! 逆転の発想って奴だな!」 「ふむ、面白い考え方だ」 「まさかあんなに大きいとは思わなかったけどねー」 彼らがそんな事言っている間に、巨大コアリクイはその舌で、「アリ」として見立てられた黒い生き物をどんどん絡めとっていく。 ……ファーヴニールがなんだかペロペロされているのはついでだろうか。
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Re:~探索フェイズ~ ターン3 『夕』 2/2
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-25(木) 02:53 |
やたらにでかいコアリクイの圧倒的戦力で、黒い生物はそのほとんどが舐めとられてしまった。 しかもアリクイの舌が持つ粘液で動きまで緩慢になっている。……というか、高速道路上が某ホイホイ状態である。 流石に元々が違和感であるため、確認したオルグの「なんじゃありゃぁー!?」という叫びに合わせ消えてしまったが、その戦果は圧倒的である。 ファーヴニールもこれ以上耐えることもないと(あとなんか舐められてどうしようもなくなった)網を解き間合いを取る。 「変身してたね。お疲れー」 「あれバナー君だったんだね……びっくりしたわいきなり横から舐められたもんで……」 「む、戻ったか。一応回復はしてやろう」 と、ゼクスはその手を彼の背中に当てる。 癒しの力が全身に行き渡り、竜変化の疲れも抜ける。 「んっ、んー! あー気持ちいい。ありがとうねゼクスさん」 「礼は飯で払え」 「よぉ、大体片付いたみてーだな」 苦笑するファーヴニールの背後から肩を組むオルグ。 若干息が上がっているのはビルを駆け下りたからか。 「ああ、後は……潰しちゃえばいいのかな?」 「動きが完全に止まってるね……」 バナーが近づいていく。違和感という規格外の影響を受けたからか、未だに粘液に絡め取られもがいている。 一方、抗はフェンスに腰掛け、何事か考えていた。 「抗?」 ゼクスが問いかける。 「……なぁ、確か、ハンプティ・ダンプティっつったら、鏡の国の卵だっけ?」 「卵なら旨いはずだ」 「ボクは知らないなぁ」 「んー、壱番世界の物語か?」 「そうそう、鏡の国のアリス。俺の世界にも同じものがあるよ」 それ面白いのか? んー台本でちょっとだけ読んだけど……。まて、もしや今回のファージは卵なのか? 多分違うとおもう。 ガヤガヤとした雰囲気の中、抗だけは沈思黙考を続けた。 「鏡の……国……?」 何かが引っかかる。鏡の国という単語。仮想空間という土俵。あくまで本体には届かないとは言え、この空間に、そう安々と「終わり」を作るだろうか? この、何もかもがハンプティ=ダンプティ……鏡の国の住人に都合のいい世界で。 (本体は、本当にあれなのか……?) 視線が黒い生物の一匹に向く。動きは完全に止まっていた。 「皆、ところで提案がある」 ゼクスの声に抗の意識は引き戻された。 「ん? なんだ」 「何ー?」 ゼクスは偉そうに胸を張りながら答える。 「この空間の違和感とやらは、アクセスしている人物の思考を反映する。ということはだ、全員で同じことを考えるとどうなるんだ」 いやに真面目な様子に、全員が聞き入る。 「どうって……」 「さっきのボクのアリクイみたいに、凄いのが出てくる?」 「そうだ」 はっきり言い切る。 「なんだよ、何か考えがあるのか」 身を乗り出すオルグ。その目線を見て、自信満々な表情を浮かべて言い放った。 「つまり、全員で巨大カツ丼のことを考えれば巨大カツ丼が出て……なんだ?」 若干気が抜け気味だった皆。その背後の黒い生き物に変化が起きた。
「ッ!?」 「なんだ一体?!」 黒い生き物が集まっていく。僅かな死骸、欠片さえも持ち寄り、どこからか集まってくる。 先程まで粘液に絡め取られていたモノも動いて集まっていく。 不気味な黒い波。 「うぇぇえ、気持ち悪いなぁ」 「……しかも、あれ……増殖してる」 黒い生き物一匹一匹がどんどん分裂していく。不気味な光景。 生き物達は高速道路中央で折り重なり、分裂と融合を繰り返していく……。 中央部で何かが赤く光るのが見える。宝石のような輝きが一つ。それがどんどん上に上がっていく……。 「……まさか!?」 ファーヴニールが反応し、トラベルギア、エンヴィアイの射撃を行った。 「ニール!?」 しかしその銃弾は黒い生き物の数体を弾いただけだった。 ……デリート用プログラムとしての機能は既に停止しているようだ。 「ちっ!」 尚も撃とうとする彼に声が飛ぶ。 「おいファーヴニール、どうした!?」 「あれはっ、この世界の怪物の……そう、眼だ!」 「眼!?」 ファーヴニールによれば、この世界の怪物は、主に赤い単眼を持っているという。 「恐らくハンプティ=ダンプティが実力行使に来た! この世界の怪物の姿を模倣して、力づくで排除するつもりだ」 息を整えながら銃剣を構える。 両脇で、仲間達が臨戦態勢に入るのを確認しているファーヴニール。 そんな姿を見た陸 抗は、更に思考を巡らせていた。 (ってことは……ハンプティ=ダンプティへの糸口、近づいてるってことか) 黒い生き物はもはやその姿を矮小なアリから、巨大な二足歩行の怪物に変えていく。 力強い両足、鋭い爪を備えた長い腕、舵取り用なのか、細長い尾。 まるで筒のように長く伸び垂れ下がった首の先端には、赤い輝きが収められている。 全長は10mはあろうか。本来の彼の世界ではなかなかいないサイズだ。 (この鏡の国……どこかに本体への道があるはずだ――!) 抗はその黒い影を見上げる。まさに怪物、恐ろしい大きさだ。だが、対峙する気持ちは高まるばかり。 それは、周りの皆も同じだった。 「へっ、鏡の国の卵にしちゃ、ずいぶん不恰好じゃねぇか」 「これがハンプティ=ダンプティじゃないんだろうけど、倒さないといけないよね」 「おい、何故カツ丼にならないのだ。……食えないのなら始末するまでだな」 黒い怪物の影、その身に揺らめくシルエットは、ファーヴニールに不快感を与える。 彼が自分の世界で何度となく戦った怪物の姿そのもの。 だが、今は何も怖くない。こんなにも、こんなにも力強い仲間がいるのだから。 「皆、行こうか!」 怪物が首をもたげる。長い首の先端に、輝く赤い眼球。 筒のような首の真下から幾つもの刃のような骨がバラバラと開き、筋肉で出来た口腔が、筒状の首を裂くように開く。 オ゛オ゛オ゛オオオォォォッ! 低い唸りとともに、周辺の空間がひび割れ砕ける。 夕方の光景が、ガラスの破片となり空間に浮いている。 そして、ビルが瞬く夜がやってくる――
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【City Drive】~戦闘フェイズ~ ターン4 『夜』
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-25(木) 03:22 |
周囲はビルの明かりに満ち、夜の闇とともに月が見下ろしている。 だが、空間には「夕方の空間の破片」が散らばり、彼らが並ぶ高速道路上は瓦礫の山。 そして……目の前に立つ漆黒の塊は、この世界の怪物の姿を模倣していた。 その爪は鋭く、その不気味な口腔からは、幾つもの骨の刃が蠢いている。 赤い単眼が夜を裂くように輝く先には、毅然と立つ者達がいた。
「さぁ、勝負と行こうか」
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ターン4 『夜』 追加変更
※重要な変更 ◆戦闘目標が確認されました。 「模倣の怪物」 特徴 ・『夕』に出現した「黒い影の生物」が分裂、融合を繰り返し、この世界の怪物の姿を模倣した怪物。「黒い影の生物」の特性は失っているが、極めて高い身体能力とタフネスを持つ。 ・攻撃性が極めて高く、高い身体能力での格闘戦を主体とする。 ・仮想空間の存在であるため、データ上の自己再生、瞬間移動などのチート能力を備えている。それゆえ単純な力押しでは撃破困難。 ・赤い眼球が弱点であると予想される。
※重要な変更 ◆戦闘フェイズのコマンドを2回まで入力できます。 ・【会話】コマンドは関係なく使用できます。 ・【攻撃】→【攻撃】や、【援護:~】→【自由】などが可能です。 ・その際、コマンドごとに分けてロールを投下してください。
◆探索フェイズが完了しました。これ以後、何らかの「違和感」は発生しません。ただし、得たものを情報として壺中天を介して投影することは可能です。
◆戦闘フィールド「首都高速道路上」 ・両側をビルで挟まれた高速道路上です。 ・PCの前方いっぱいに模倣の怪物が陣取っています。 ・車の通行はありません。
◆ヒント ・この仮想空間全てがハンプティ=ダンプティの影響下であり、逆にまた、ハンプティ=ダンプティへ打撃を与える事の出来る空間です。シドが出発前に言っていたように、情報を直接与えることが打撃へと繋がります。 ・既に、各員が探索した違和感は「各員の持つ情報」です。そして得た情報を拡大解釈したり、自在に利用することはPCの発想次第です。 ・見えている物を疑い、本物を探すこともまた、好転への鍵になります(記事No.624)
―――――― 戦闘フェイズ、ターン4「夜」 ・記事頭、――戦闘フェイズルール――、また当記事の追加変更に従って、タイトル付けとロールを行ってください。 ・判定日にルール内容と参加者各位のロールを反映させた探索結果(ノベル形式)が投下されます。
次回の判定日は26日です。 |
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【会話】 最終ターン開始!
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-25(木) 03:31 |
ついに姿を見せてきたか……。ハンプティ=ダンプティ本体じゃないのが残念だけど、奴さん、かなり強力な能力を備えているようだね。
仮想空間だから俺達が怪我しないのと同じで、強力な自己再生や高速移動、ダメージの無効化なんかが出来るらしい。ん? 俺達と同じ? ……俺達が怪我しない理由は……そりゃ本体が……。
とにかく、この化物をどうにか叩き潰すか。今回は戦闘コマンドが2回使用可能だから、色々考えてやってみてくれ。 相変わらず期間も短いから、それぞれの判断で大丈夫だけどね。
ちなみに怪物の様相 ・一般的な二足歩行の恐竜型(ティラノサウルスのイメージでOK) ・両腕が大きく長い。先端には鋭い爪。 ・首から先は、太い筒状の筋肉で出来た首が伸びている。 ・先端には赤い眼球が一つ。 ・筒状の首には、縦に亀裂が入っており、そこが広がり口腔になる。また、そこから無数の骨が変化した捕食器官が生えている(鋭い刃物)
ところで……コケちゃーん無事でいてねー!!!!!(もうほとんど悲鳴 |
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【自由】 てれびのライオンの違和感→狼の群れに書き換え
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-26(金) 00:35 |
黒い軍勢をどーにか出来たと思ったら、デカいのが出てきたな! チッ、まともにやり合うワケにもいかねぇか……。 ん、そういやさっきのバナーみたいに、違和感を利用出来るんだっけか?
……イメージしろ、さっきのてれびの獣はなんだった? ライオン? いいや違うな……狼だ、絆に従する誇り高き獣の群れだ! (模倣の怪物に向けて、一斉に飛び掛る狼の群れが見えた気がする。)
……へっ、まさかココで召喚士の真似事をすることになるとはな。 (二回目の行動は考え中……。) |
[694] |
【攻撃】 竜変化→電撃
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-26(金) 01:52 |
……結構嫌な見た目になってくれたもんだね。あんまり見てたくないんだ、ちょっと派手目に行かせてもらうよっ!!
(右腕を竜の腕へ変換し、模倣の怪物に目掛け電撃の波を浴びせにかかる!) |
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【攻撃】狙い撃ち
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| バナー(cptd2674) 2010-11-26(金) 11:19 |
目が大きい~。一つ目~。 うん・・・・こんな場合は、こうするよ。 その目を狙うよ! (トラベルギアのラジカルドライバーが巨大化&変形、砲撃モードになる。) じゃ、弾丸発射!!
うん・・・・・この場合、本来なら、巨大ヒーローの出番だと思うけどね。 |
[711] |
【自由】念じよ
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| バナー(cptd2674) 2010-11-26(金) 17:46 |
んー、 落とし穴、できろー |
[715] |
【攻撃】殴打攻撃
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| 森間野・ ロイ・コケ(cryt6100) 2010-11-26(金) 18:41 |
う…点字ブロックの誘惑には勝ったけれど、 気付いたら横断歩道の白線だけを跳んで渡ってた…。
ん? あの怪物が敵? じゃあコケも攻撃っ……(ショベル片手に走り出し) …うぶっ(思い切り転び、すっぽ抜けたショベルが怪物に向かって飛んでいく) |
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【攻撃】殴打攻撃・再
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| 森間野・ ロイ・コケ(cryt6100) 2010-11-26(金) 18:45 |
(顔面をごしごしと拭き)
……しっぱいしっぱい。 改めて、もう一度っ…! (落っこちたショベルを拾い、頭から生やしたツタをバネにジャンプして目を殴る) |
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【攻撃】切り札と行くか!
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| オルグ・ラルヴァローグ(cuxr9072) 2010-11-26(金) 21:40 |
おーおー、落とし穴やらショベルやら……何でもアリだな。 って、ショベルはトラベルギアだったか。
落とし穴と狼の群れの霍乱が上手く行ってくれりゃ、俺も心置きなく攻められるな……! (オレンジ色の短剣を天高く掲げ、鈍い金色をした炎を刃に纏わせる。 いつかの時のように、その双眸は金色から真紅に染まる。)
コイツもファーヴニール、お前とのケンカの時に使ったヤツだ……覚えてるか?(ニヤリ)
ハッハァ! 喜べバケモノ、この『煌剣』の刃、受けるのはテメェで3人目だァ!! (金色の炎を纏う短剣『日輪』を横一線に振るうと、光の一閃が模倣の怪物の目を目掛けて放たれる!) |
[747] |
【自由】 念じるというより呪いに近そう
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-26(金) 22:48 |
(太い筒状の筋肉で出来た首を凝視しつつ)
もげろ……もげろ……もげろ…… |
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【自由】 呪い(違)かけながら待機
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-26(金) 23:19 |
俺が前線に出ると、 (足手まといになって逆に皆が) 危ないからな……
(とか言って物陰に待機。怪我人が出たら助けには行く ヨ!) |
[764] |
※陸抗 【攻撃】俺たちがあやふやなら奴らもあいまいだ!
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-26(金) 23:55 |
ブレッダーズレッドスペシャルマインドアターック!! (ゼクスにも負けない言霊と共に、竜巻を叩き込む←見た目が大事) |
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※陸抗 【自由】見えてるものに惑わされるな
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| ゼクス・ザイデルホーファー(ccse3180) 2010-11-26(金) 23:56 |
見た目は派手な物理と精神攻撃に隠れて、鏡像ではなく本体を探しに行くぜ! そのための隠密機動だろ?(違)
(事情によりゼクスPLが代理レスしました) |
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Re:戦闘フェイズ、ターン4『夜』 1/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-27(土) 00:55 |
夕焼けの空間、それを示した欠片が周囲に浮かぶ中、都会の星々(主に残業で出来ている)が輝く夜。 彼らの眼前に立つ黒い怪物。その背は10mほどだろうか、巨大な体躯と長い首。眼球の赤が闇に残像を描く。 彼らは各々武器を持ち、目の前の獣を見据える。 それが何者であって、どれほどのものかはわからない。 ましてやこの世界のイメージ主である彼すらこれが何なのかはわからない。 だが、たった一つだけ確かなことは、この先にいるファージを潰すため、コレは倒す。それだけだった。
「ったく、馬鹿でけぇのが出るじゃねーか」 言葉とは裏腹に闘志を燃やすオルグ・ラルヴァローグ。 「……結構嫌な見た目になってくれたもんだね」 ため息づくファーヴニール。ハッとして即座に飛び上がる。 「あんまり見てたくないんだ、ちょっと派手目に行かせてもらうよっ!!」 右腕が竜のそれに変わり、爪の先端同士がスパークを放つ。 滞空中爪から迸る紫色の電光が弧を描き、無数の衝撃として打ち掛かる! 夜の空間を彩る紫の輝きはその宣言に相違ない。 だが……模倣の怪物はビクともしない。電撃を浴びた部位は確実に焼け焦げているが……。 「この程度じゃコリもとれないってかっ!」 背後に飛び退く。その彼に怪物は右手を突き出してきた。 鋭い爪が空中の彼を穿つ寸前、竜の尾が爪自体を弾いて更に飛び退く。 怪物の赤い眼球の角に、ふわふわもふもふのリス獣人。 「目が大きい~。一つ目~」 のんきに呟きながら手元に取るはパスホルダー。 パス収納用のポケットが煌めき出す。 「うん……こんな場合は、こうするよ」 手の上に乗せたパスホルダーからとり出される彼専用のトラベルギア、ラジカルドライバー。 使い手の意思を受けてその姿は輝き、みるみる大きな火器を思わせる姿へと変わる。 「ラジカルドライバー、砲撃モード」 既に狙いは付いている。ファーヴニールに気を取られているその巨大な眼球に一発叩き込んでやるだけだ。 「その目を狙うよ!」 可愛い姿に似つかわしくない巨大な砲撃兵器が唸りを上げる。 「じゃ、弾丸発射!!」 重砲より狙いつけられた眼球は、一瞬彼を視界の中心に収めた。その瞬間貫く弾丸。 パァンッ! 弾ける音と共に巨大な怪物は一瞬のけぞり、衝撃の伝わる腕がビルを薙ぐ。 「やったぁ」 「……ん!? なんだよ俺が考えてる間に……」 しかし、その衝撃はそのまま倒れるには不自然な形で抜ける。両足がしっかりと道路上に突き立っているのだ。 模倣の怪物の上体がゆっくりと起き上がってくる。 両腕を垂らし、本来の立ち方に戻ったとき嗚咽にも似た反応が返ってくる。ゼクス・ザイデルホーファーが影で吐いてた。 「……うわぁ、バナーのアレ、威力あるんだな」 「……でも起き上がってきてるよ、どういうこと?」 次の瞬間、模倣の怪物の全身にモザイクのようなグラフィックが浮かぶ。 それが晴れると、その身に受けていたはずのダメージが綺麗サッパリ消え去っていた。 撃ち抜かれた眼球も再生し、機械のように回転し距離を絞っている。 「そっか、ここは壺中天の仮想世界だから……」 「おのれ……余計腹が減ったぞこの化物!」 「この怪物は結局データ上のもの、自己再生も思いのままってわけだな……」
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Re:戦闘フェイズ、ターン4『夜』 2/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-27(土) 00:57 |
オ゛オ゛オ゛! 怪物は低い唸りを上げ、体勢を低くし突進を仕掛けてきた。 「うおおおっ!?」 「みんなっ!」 陸 抗のPK能力で正面にいたオルグ、バナー、ゼクスが浮かび上がる。飛び退いて近くの建築物の上にいたファーヴニールはその身にレールガンの弾丸を放っていた。 確実に弾丸は身に撃ち込まれているが、それ以上の効果やダメージは見込めていないようだ。 ……と、そこに何やら明るい緑色の髪の毛が見える。近くの横断歩道から、横目に怪物を見ている。 「う……点字ブロックの誘惑には勝ったけれど、気付いたら横断歩道の白線だけを跳んで渡ってた……」 どこへ行っていたのやら森間野コケ。ぴょこっと顔を出しては、近くで唸りを上げる怪物を見上げている。 「ん? あの怪物が敵? じゃあコケも攻撃っ……」 状況の理解は流石に速い。彼女にとっては面白い障害程度なのかもしれない。 模倣の怪物に向け、彼女もトラベルギアのショベルを引っ張り出して駆け出す。 これによる殴打が彼女の攻撃だ。 「ん? あ! コケちゃんいたじゃん!!」 抗が叫び、バナーやオルグがそれに気づく。今までどこ行ってたんだ危ないぞこっちこいと。 しかし目の前で彼女は盛大に……。 「……うぶっ」 ずっこけた。 手元からすっぽ抜けたショベルがぐるぐる回転しながら怪物の頭部に命中する。 『あ』 それは勢いを失わず、助けに行こうとしたゼクスやバナー達の目の前に飛んできた。 「うおっ!?」 怪物はその打撃に気づき、長大な首を捻り、眼球がコケを見据える。 首の下にある口腔から、たくさんの骨の刃が並び出、かち合いながら彼女を狙う。 「……ほー」 なんだかのんきな声を出すコケ。だがその身に迫るのは紛うなき危険。 「コケちゃん!」 叫びに合わせ怪物が首を逸らし刃を向ける、が―― ウォンッ! ウォンッ! ガウッ! ガウフッ!!! 無数の獣の声。薄ぼやけた色合いの灰色狼だ。群れを成して模倣の怪物に食らいついていく。 その首に食らいつき、その爪に牙を立て、その足を引き裂く。 その出先は、手を掲げ怪物を見据えるオルグだった。 「……へっ、まさかココで召喚士の真似事をすることになるとはな」 無数の群れとなった狼たちは模倣の怪物の動きを止めていく。 無論怪物とてやられっぱなしではない。取り付いた狼を強引に振り払い、首周りの個体は骨の刃で捕食する。 更にその身へ一瞬揺らめくような影を纏うと、その姿が消え去った。 消えた後には狼たちだけが残っている。 「消えた!?」 「データゆえの瞬間移動ってか!」 竜の肉体が持つ強化された感覚器官で位置を察知、エンヴィアイの射撃が仲間に怪物の位置を知らせる。 怪物は一瞬のうちに背後の道路に立っていた。同時に再びモザイク模様が浮かぶ。 「また再生か?!」 そう思い身構える皆。しかし、モザイクが晴れてもその身は完全な姿に戻らず、狼の牙、弾痕が残っている。 「ん……どういうことだ?」 「できた!」 疑問の声のゼクスに重なりバナーが叫ぶ。 と、怪物の足元に巨大な落とし穴が完成したのだ。 バランスを崩し、その左足、左腕の中程までが穴に飲まれる。 「おー、すげぇなどうやったんだ?」 「何にも。ただ『んー、落とし穴できろー』ってしただけ」 「……なるほど、ここは仮想空間。念じることで情報を送り込めるということか」 「ゼクス、珍しく真面目じゃん」 「ああ。よくわかった。つまりこういうことだ。……もげろ」 「は?」 褒めたと思ったら急に変なことを言い出した。そう思った抗だが……。 「もげろ……もげろ……もげろ……もげろ……!」 何やら強烈な黒い怨念が彼の周りに漂っているように見える……。 これも情報の送り込み……か? と、とりあえず抗は納得することにした。 「あった。んしょ」 コケが自分のギアを回収したころ、怪物はその身をようやく起こした。
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Re:戦闘フェイズ、ターン4 『夜』 3/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-27(土) 00:59 |
が、その身……特に落とし穴にはまっていた部分が、オパール色の結晶体のようになっていた。 本来の黒い肉体に対して明確に目立つその部位は、よく見ればその腹部や首、脚など、先ほどオルグが送りつけた狼の群れが接した部分にも見られた。 「な、なんだ!?」 「……そうか! 仮想空間のデータであるアレに、俺達の持つ情報を送り込んだせいか!」 「どういうこと?」 「本来あり得ない狼や落とし穴の攻撃は俺達の発想から生まれた物、だから向こうにとっちゃバグ扱いってわけだ」 「……?」 コケの頭の上でツタがはてなマークになっていた。 「ということは……! ……もげろ……もげろもげろもげろ……!!」 怪物の首狙いの怨念が更に増した。 一方コケはとりあえず叩こうと思ったらしい。さっき転んだ顔面をごしごし拭いて、とーっと気合を入れてジャンプ。 頭から生やしたツタをバネにして、ぐいーんと大ジャンプ。 「えいっ」 怪物の頭にショベルを振り下ろした! バコンという痛そうな音を鳴らして決まった打撃。 先程まで銃弾すらびくともしなかった怪物の足元が軽く揺れる。 その身のオパール色の部分が割れ、砕けていくのだ。 これが回復不能のダメージであると見て抗は動いた。 (どっかに本体があるはずだ。このプログラムが出てくるきっかけになった……きっかけ?) 「もしかしてッ!!」 「ん、おい抗!」 ゼクスの声を背に、抗は高速道路のフェンスを辿り、怪物の脇をすり抜けて走る。 と、ゼクスの視界には怪物の目の前でショベルを抱いて後ずさるコケの姿。 「ふん……っ!」 「うおりゃあっ!!」 ゼクスがコケを抱き上げ退避するのとファーヴニールがその竜脚で蹴りかかるのはほぼ同時だった。 「手間をかけさせるっ」 「ん、ありがとうゼクス」 オパール色の結晶が砕ける音と倒れる怪物の前に立つファーヴニール。その横に立ったオルグは日輪を掲げ、鈍い金色をした炎を刃に纏わせる。 その双眸は金色から真紅に染まる。 同様に、となりのファーヴニールも、翼、尾、腕を竜変化させ、強力な電撃を背に抱え込む。その瞳もまた、紫へ輝く。 「コイツもファーヴニール、お前とのケンカの時に使ったヤツだ……覚えてるか?」 ニヤリと笑んで、隣へ渡す。 「二回目はパス。でも、心強いよ」 と、返す。 黄金の焔と銀の弾丸、重ねて繰り出す。 「シルバー……バレットォッ!」 「『煌剣』……決めるぜ!」 「もげろぉぉぉうおぁぁぁぁぁ!!!」
その時、陸 抗は最初に黒い影の生物を確認した場所へ向かっていた。 「確か……このあたり」 虫食いとなった車や道路。彼にとっては落とし穴にも等しいが、浮いてる分には問題ない。 黒い影の生物が集まってアレになってるなら、もしかしたら、あれ自体が本体かもしれない。 浮遊したまま高速道路の周りを旋回し、高架下にも入る。 「――見つけた!」 突然高速道路に現れた黒い影の生物。それならと思って当たりをつけた高架下。 そこに、まるで蜂の巣のような黒い塊があるのを発見したのだ。 その周りだけ、空間の破片が夕方のまま固まっている。 「これを叩き壊せばいいんだ!」 と、うさ耳帽子をブーメランとして投げつける。 が、黒い塊はそれを受けつつも、即座に模倣の怪物同様のモザイクによって回復する。 ――その攻撃により、模倣の怪物の身に一閃の傷がついたが―― 「……やっぱああしなきゃダメか。よーっし!」 小さな体いっぱいに息を吸い込み、腹筋を全力使用! 体をぐいと動かし、叫びと共に振るう! 「ブレッダーズレッドスペシャルマインドアターック!!」 頭の中に浮かべる竜巻のイメージ。 相方ゼクス同様の言霊パワー全開にイメージを叩き込む!! 黒い塊の周囲に浮かんだ風のようなゆらぎはどんどん激しさを増し、その周囲の空間ごと一気に塊を砕く! 「よっしゃあ!!」
電撃を身に纏ったファーヴニールの必殺技は超高速での突撃。怪物が突き出した右腕を一気に貫き、胴体を突破する。 「オルグッ!!」 電撃の軌跡を越え、黄金の焔剣を掲げたオルグが舞い上がる。 「おうっ!!」 同時に轟いたゼクスの叫びが届いたか、模倣の怪物の首がどんどんと結晶化していく。 「ハッハァ! 喜べバケモノ、この『煌剣』の刃、受けるのはテメェで3人目だァ!!」 輝きが一気に模倣の怪物の眼球を通りぬけ、光の一閃がその身を斬断する。 同時に砕かれた黒い塊。それによりあらゆる対応が不可能となった模倣の怪物は、ただ砕け散るのみ! オ゛オ゛オ゛オオオォォォッ! 空間自体を震わすかのような叫びと共に、その身の全てが結晶と化し、甲高い音と共に消えていく――
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Re:戦闘フェイズ、ターン4 『夜』 4/4
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-27(土) 01:01 |
「ニール! 終わったのか?」 「ああ、抗。見ての通り。そっちは?」 「予想通り、本体があったぜ。レッドの必殺技で決めてきた!」 「おー、流石じゃねぇか」 「オルグ、お疲れ。カッコ良かったよ」 「へっ、照れるぜ」 「コケ、疲れた」 「俺は腹が減った。おい、これで終わりなんだろう?」 「ああ。夜が終われば、俺のイメージする壺中天は終わり」 「それじゃ、このままでいいの?」 「勝手にログアウトすると思うけど……ま、急ぐこともないかなーって」 「にしてもバナー、お前凄いイメージ力だよな。大活躍だぜ」 「ほんとほんと。イメージって凄いなーって思ったよ」 「難しいことしてないよー。……あ、でも、ボクもお腹減ったよ」 「仮想空間でも感じるもんは感じるんだな。……俺もだ」 「コケも減った。コケ、ご飯食べたい」 「ああ、皆もこう言っているだろう、戻って現実の飯を詰め込むぞ」 「ふふ、そうしますか。――それじゃ、今日は俺が餃子おごるぜぇー!!」
――ミッションコード:City Drive――
――コンプリート_
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【会話っつーか】 チームブレッダーズ! 【ニル彦のひとりごと】
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| ファーヴニール(ctpu9437) 2010-11-27(土) 01:16 |
お疲れ様ー!!
まずは皆様、今回ご参加いただきましてありがとうございました!! 正直超即チーム募集して後付紛いの状況で色々考えて構築していったもんで、かなり強引な部分や軌道修正もろもろ、粗が立って仕方なかったかと思います。
でも、皆様しっかりプレイしてくれてとても楽しかったです。 こうバンバン文章書くのも本当に面白かったしね! ……あぁ、出来は……ともかく……。
ゴホン、と、とりあえず、ぎょ、餃子食いに行くぞー!! |
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