ロストレイル学園の図書委員、樹菓はおどおどと言った。
「あの、怒りませんから、正直に名乗り出ていただけませんか？」
彼女と向き合う位置にいるのは「あなた」を含めて３人の図書委員。
「今日のお昼休みのお当番として職員室から書庫の４本の鍵を借りたのは、私たち４人でした。そして顧問の先生はお休み。お昼休みの時間、この書庫に出入りできたのは私たちだけなんです」
一度言葉を切り、足元を見降ろす。
そこにはいかがわしい薄い本が積まれていた。３０冊近くあるのではないだろうか。
「やっぱり、学校にこういう本を持って来るのは、いけないと思うんです」
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ロストレイル学園舞台で自作シナリオ群を開催します。
このシナリオにご参加いただく皆様は図書委員という立場になります。年齢は適宜、ご調整ください。
シナリオの目的は、書庫に薄い本事件の犯人探し。「自分が真犯人だ」と告白するか、「樹菓が真犯人だ」と推理していただく事です。
ギア、特殊能力、その他の手段を駆使して（させて？）どうぞ事件の解決へとご協力をお願いいたします。
募集人数：３人。別のロストレ学園シナリオとの同時参加は可です。 |
