オープニング

 ――ターミナル・駅舎。
 そこは臨時の避難場所となっていた。ナラゴニアの進撃に酷くパニックになっている者も少なくなく、そこは騒然となっていた。
 しかし、貴方がたを含めた何人かの有志が率先して手当てや精神的なケアをしたお陰か、少しずつ落ち着きを取り戻そうとしているように見えた。

 1人が外の様子を見てこようとしていると、世界司書のリベル・セヴァンに肩を叩かれる。
「少し、よろしいですか?」
 何だろう、と思って向き直ると、彼女は1つ頷いた。
「もしかしたら、逃げ遅れた人が外にまだいるかもしれません。少し見てきてくれませんか?」
 彼女は普段同様冷静な声で頼む。よくみれば、同じように頼まれたのだろう、1人の世界司書らしき男が頭を下げる。
 貴方がたもまた、1つ頷いて力を貸す事にした。リベルは静かに「宜しくお願いします」と頭を下げた。

 駅舎からやや離れた場所に、12人ほど逃げ遅れた幼い住人たちがおり、中には攻撃に巻き込まれたのか軽く負傷したものも居た。貴方がたの姿を見、彼らは少しほっとしたようだった。
 貴方がたは彼らを気遣いつつ、辺りを警戒しながら駅舎へと歩く。遠くで砲撃のような音がし、身を竦める事はあったものの、途中までは被害がなく進むことが出来た。

 しかし、あと少しで駅舎という所で異変は起きた。急に、貴方がたの前に熱気が吹き荒れる。何事か、と前に出れば、そこには……赤々と燃え上がる、全長3メートル強のゴーレムの様な物が立っていた。
「おう、いい所にきやがったぜ」
 若い男の声がした。どうやら、声の主はそのゴーレムらしい。ゴーレムは子供たちを見るなり、目を光らせる。
「させるものかっ!」
 貴方がたに同行していた世界司書が子供たちを駅舎の方へ急がせる。その背中をゴーレムが追おうとしたものの、貴方がたがすぐさま立ち塞がった。
「ふぅん、あんたら、俺とやるの?」
 誰かが1つ頷けば、ゴーレムは、僅かに肩を竦める。どこか哀れんでいるような声色に反し、その煌々と光る金色の目には嘲笑の色が踊っている。
「命知らずだねぇ。まぁ、いいさ。このジャゴー・ザ・イフリート様の炎で死ねるんだからよぉお!!」
 そういった先から、ゴーレムの口から炎が吐き出される。各々回避していると、ゴーレムから甲高い笑い声が上がる。
「クハハハハハハッ! いいねぇ、いいねぇ! 逃げ惑う顔がいいねぇ、おいぃ! でもよぉ、それだけじゃねぇよなぁ?」
 ゴーレムはそういいながらファイティングポーズを取る。その背後では、司書が必死に子供たちを誘導していた。
「この子達は俺たちに任せてくれ。だから、そいつを頼みますっ!!」
 司書の言葉に、貴方がたはうなづくと身構えた。それを見、ゴーレム……ジャゴーはにやり、と笑ったように見えた。
「あんたらをぶっ潰してから、ゆっくりあいつらを甚振らせて貰うぜぇ?」
 その言葉が聞こえたのだろうか、子供達が、貴方がたに叫ぶ!
「がんばれーっ!」
「そんな化物、やっつけちゃえ!!」
 心に響く、切実な声。それに励まされ、貴方がたは眼前の敵を倒さんと心を正した。

 相手は、燃える石のゴーレム。言うなれば『フレアゴーレム』とでも名付けようか。
 全身から赤々とした炎が噴出し、辺りは熱気に包まれる。それだけでも焼けるようで、息苦しくなる。

 それでも、後には引けない。多くの命を守る為、戦わなくてはならないのだから……。

======
!注意!

イベントシナリオ群『進撃のナラゴニア』について、以下のように参加のルールを定めさせていただきます。

(0)パーソナルイベント『虹の妖精郷へ潜入せよ:第2ターン』および企画シナリオ『ナレンシフ強奪計画ファイナル~温泉ゼリーの下見仕立て観光風味~』にご参加の方は、参加できません。

(1)抽選エントリーは、1キャラクターにつき、すべての通常シナリオ・パーティシナリオの中からいずれか1つのみ、エントリーできます。

(2)通常シナリオへの参加は1キャラクターにつき1本のみで、通常シナリオに参加する方は、パーティシナリオには参加できません。

(3)パーティシナリオには複数本参加していただいて構いません(抽選エントリーできるのは1つだけです。抽選後の空席は自由に参加できます。通常シナリオに参加した人は参加できません)。

※誤ってご参加された場合、参加が取り消されることがあります。
======

品目シナリオ 管理番号2131
クリエイター菊華 伴(wymv2309)
クリエイターコメント菊華です。
今回は、突如現れた無粋な輩を退治していただきます。問答無用で叩きのめしてください。

今回の戦場は駅舎近くの、ちょっと開けた通りです。近くには幾つかの建物がありますが、戦闘に支障をきたすような物はありません。

ジャゴー・ザ・イフリート
世界樹旅団のロストナンバー。
図書館側との戦いを楽しみにしていたらしく、気合が入っています。説得が通じる相手ではありません。
敵をいたぶる事を好んでいます。特に弱いもの虐めが大好きです。

第一形態:フレアゴーレム
燃える石のゴーレムで、炎に包まれています。
凄く頑丈で、動きは遅いもののパワーがあります。下手に近づくと潰されますので注意が必要です。
口から焔を吐いたり(全体攻撃)、炎の拳で殴りかかったりします。

あと石炭に似ていますがけっこう硬いのでお気をつけて(異世界の鉱石だと思ってください)。

第二形態:ジャゴー本人
こっちが本体で、紅蓮に燃える体を持つ魔導士です。ゴーレム体に一定量のダメージを与えるとこの姿になります。打たれ弱い反面スピードは増しています。
攻撃方法は炎の網(火傷と束縛効果あり)や炎の矢(単体遠距離攻撃)が主に。

注意点
今回は敵が1人(1体?)ですが、ちょいと手強いです。注意しないと大やけどを負います。

そして、中途半端な風での攻撃は、闇雲に炎を散らして建物への引火を導きかねません。

また、世界司書が避難誘導に当たりますので、皆さんはジャゴーの討伐に専念し、彼を引きつけて下さい。ある程度時間稼ぎができれば司書も含め子供たちは駅舎内へ入る事が出来ます。

しかし、引きつけなどに失敗した場合、司書や子供たちに被害が及びますので、そこの辺りも覚悟しておいて下さい。

プレイング期間は5日間です。
では、皆様、宜しくお願いします。

参加者
臣 雀(ctpv5323)ツーリスト 女 11歳 呪符師・八卦仙
冬路 友護(cpvt3946)ツーリスト 男 19歳 悪魔ハンター
セリカ・カミシロ(cmmh2120)ツーリスト 女 17歳 アデル家ガーディアン
セルゲイ・フィードリッツ(csww3630)ツーリスト 男 18歳 使用人

ノベル

起:赤き幕開け

 子供たちが走っていく音を耳にしながら、4人のツーリスト達は立ちはだかるように布陣を組む。目の前には、赤々と燃えるゴーレム。よく見れば、周りに薄っすらと蜃気楼が見えている気さえする。
「な、何だかおっかないッスね」
 ぶっちゃけ怖いッス、と身を震わせるのは黒い鱗と角を持つトカゲのような青年、冬路 友護。彼は真剣な目でゴーレムを睨みつつも募る恐怖と戦っていた。そんな彼を励ますように羽ばたくのは、翼竜のようなロボット。相棒のフォニスだ。
『馬鹿野郎! こんな時にビビってる場合かよ! 仲間達だってがんばってんだぞ?』
 彼の言葉に釣られて上を見ると、見覚えのあるガーゴイルが必死に羽ばたいていた。かと思えば見覚えのある鳩が鴎の群れを率いて飛んでいる。
「どこかでみんな頑張ってる。だからこそ、踏ん張らなくちゃ」
 自分に言い聞かせるように、小柄な少女が言う。黒髪を御団子とツインテイルをあわせたような臣 雀が手早く友護や傍にいたセリカ・カミシロとセルゲイ・フィードリッツに治癒の符を配る。
「念の為に」
 セルゲイがすっ、と兜を被り、4人に耐火の加護を施す。それにセリカは少しほっとした。皆思いは同じで、何となく嬉しい。彼女は金色のツインテイルを揺らし、きっ、と青い瞳をジャゴーに向ける。
 その想いが、全員に繋がる。どうやら、テレパシーが出来る状態になった、とセリカは感じていた。
「何としてでも、倒すわよ」
 彼女の言葉が、全員を奮立たせる。しかし、ゴーレム……ジャゴーはにたり、と笑ったような声で4人に言う。その声は心へ直接語りかけているようで、セリカはおもわず身を抱きしめた。
「ふぅん、あのガキどもよりも、そっちのお嬢ちゃん達を虐めた方が面白そうだな。とくに、そっちのチャイナ娘をよぉ」
 どうやら、ジャゴーは女性陣に狙いを定めたらしい。ぶわり、と間髪なく炎を吐けば、セリカがバリアを展開し、それよりも早くセルゲイが動く。彼に阻まれた炎は跳ね返り、同時に光の魔弾がジャゴーへと飛び掛る。衝撃が骨に響き、尻尾の毛が逆立つも、彼は叫ぶ。
「ここから先へは行かせません。決して貴方を通しませんっ!」
 いつもの弱気な声ではなく、凛々しい騎士の声。セルゲイは鋭い目でナイトランスを構える。同時に友護が雀を庇い、トラベルギアである電子手帳を開き、タッチペンで水を散布する。
「ここでビビってたら、男が廃るっス!」
『そうこなくっちゃ!』
 戦意の無い人を狙う事が許せない友護は手早くタッチペンで水たまりと石柱を設置する。そんな彼を応援するように、フォニスが力強く羽ばたいた。

「弱い者いじめなんてかっこ悪い! 大の男と正面切って戦う度胸がないだけでしょ?」
 それだったら兄の方がずっとかっこいい、と雀がジャゴーを挑発する。ちらり、と後ろを見やればこけた子供を助けたり、脅えた子供を年長の子が抱えたり、とまだ時間が必要なようだった。
(ここは通す訳にはいかない)
 セリカもまた自慢の足を生かして攻撃を躱す。傍らではセルゲイが光の鎖を編みこみ、ゴーレムの腕へと絡みつかせた。
「これで、動きを封じるつもりかい? 騎士様よぉ?」
 ぶぅん、と勢いよく腕を振るジャゴー。しかし、セルゲイも負けじと地面に踏ん張る。また幾つかの光の鎖を投げるも、ジャゴーは片手で弾き飛ばす。
「貴方は此処で止める。星獣の名にかけて」
 静かに言い切るセルゲイに合わせる様に、雀が猛吹雪を轟かせる。セルゲイが気を引いている間に、トラベルギアである『琺瑯の風鈴』を鳴らし、結界を作り上げていたようだ。ゴゴゴゴ、と鈍い音を立てて吹き荒れる白い世界。そのお陰か、周りの空気が幾分か涼しくなったように思える。
「そこっ!」
「倒れろっス!」
 ゴーレムが固まっている隙に、セリカの放ったレーザーと友護が放った徹甲弾がそれぞれ足の関節にクリーンヒットした。鈍い音を立てて両膝を付くジャゴー。しかし、周りからゆらゆらと湯気が立ち上り、吹雪は熱気にあおられて、雨と化した。生暖かい雨が、乾いた石畳と4人を濡らしていく。
「いけないっ」
 すかさずセルゲイが鎖を放ち、ジャゴーは立ち上がれなくなる。が、直ぐに鎖がちぎれとんだ。衝撃で飛ばされるセルゲイを、どうにか水の操作で助ける友護。
『ちっ、向こうさんはかんなし熱い奴みたいだな』
 フォニスがごちりセルゲイは苦笑する。そこへ油断しないで、とセリカの叱咤が飛び、友護が身構える。それにククク、と笑うジャゴー。しかし、彼は一人見逃している。
「余所見はダメ!」
 吹雪に紛れて回り込んでいた雀が、水の符を使う。傍にあった水たまりから飛び出る流れが、ジャゴーへと覆いかぶさって白い湯気を立てる。
「甘い!」
 ジャゴーが再び炎を吐き散らす。こんどはセリカがセルゲイを庇ってバリアを展開するが、舐めるような熱気が2人を襲う。友護は石畳を蹴り、雀を抱えて水溜りへと沈んだ。僅かに焦げる友護の翼が、激しい痛みに呻く。
「友護ちゃんっ!」
 雀がすぐさま治癒符を使い、フォニスが囮になるかのようにジャゴーの前を飛ぶ。駅舎へ近づかせまいと、立ち直ったセリカも2人を庇うように走り、再びレーザーを放つ。
「そんなのが効くかよ」
 レーザーを弾き返し、それをセルゲイが庇う。同時に鎖を投げかけ、再び拘束を狙っていた。

 シュウゥ、と音を立てて癒える傷。友護は痛みが軽くなるのを感じた。
「ありがとうっス。雀さん、大丈夫っスか?」
「うん。友護ちゃんこそありがとう」
 顔を上げると、セルゲイが踏ん張ってジャゴーの動きを鈍らせ、セリカがバリアを展開して拳を捌いている。
「ちょっとキツイかもっ」
 火傷こそしていないものの、ダメージを食らっているセリカの額には玉の様な汗が浮かんでいる。そんな彼女をフォローしようと、雀はすぐさま治癒符を使い、友護はタッチパネルで水溜りを増やす。
「いけるっス!」
「合わせる!」
 セルゲイが鎖を引き、ゴーレムのバランスを崩す。その先には、友護が手早く書き込んだ水溜りが広がっている。それに続けとばかりにセリカが再びレーザーを放つ!
「いい加減、倒れなさいよっ」
「もういっちょ!」
 雀が水の符術で合わせていく。タイムラグが生じずに連携を組めるのは、4人が『絶対にジャゴーを通さない』という気持ちで繋がっているからだろうか。

 4人は、息を飲む。濛々と立ち込める白い湯気の奥で、大きな影が蠢いている。まだ、本来の姿にはならないようだ。フォニスが思わず溜め息を付く。
「かなり手強いわね」
「でも、負けられないよ」
 セリカが額の汗を拭いながら唇を噛む。小柄な雀もまた、熱気にやられそうになりつつも必死に足をふんばり、前を睨みつける。
「ここが正念場っスね」
 友護が体勢を整えようと、再び電子手帳を開き、セルゲイもまた1つ頷いて身構えなおす。
「そうだね。でも……」
 ――僕が立っている内は誰もやらせはしません。
 誓うように噤んだ言葉は仲間達の心に響く。そして、彼らもまた同じような事を思う。
「いつまで粋がってられるかねぇ?」
 湯気が晴れ、ジャゴーはニヤニヤと笑うようにねっとりとした声色を放つ。それにおぞましさを感じながらも、4人と1体は身構えるのであった。

承:焦がれる闘志、炙られる感情

 ゴゥッ、と音を立てて繰り出される拳。湯気が切り払われ、雀が飛びすざる。彼女を庇うように、セリカの手から展開されるバリアが紅蓮の波を弾き、鎖が音を立てて振り回される。鈍い音を立てて倒れるセルゲイを、友護の操る水が受け止める。
「さすがゴーレム、と言った所ですか」
「そんな事言ってる場合っスか」
 光線銃をホルダーに戻し、治癒符を使う友護に、セルゲイは苦笑する。その中で、友護は沸々と感情が高まっていくのを感じていた。
「ククッ、やっぱり弱い物虐めは止められねぇぜ! ほら、もっと鳴きやがれ!」
『このっ!』
 雀とセリカを主に狙うジャゴーから、気をそらそうと、フォニスが飛ぶ。何度も囮になっているためか、フォニスの小さい体にも溶けたような傷が出来ていた。
(フォニス! それに、雀さん、セリカさん、セルゲイさんっ!)
 確かに自分もボロボロだが、それ以上に相棒と仲間達がボロボロだ。ぎゅっ、と拳を握り締めていると、セルゲイが立ち上がる。
「ここで止まるわけには行かない」
 セルゲイが、更に加護の力を強める。薄っすらと浮かび上がる文様に反応し、同時に展開される、光の鎖。援護する、とばかりに鳴らされる鈴が結界を再び張り、雀が符術で冷気を起こす。先程の様な吹雪は難しいかもしれないが、少しでも駆け易い戦場になれば……。
「うぜぇ! 超うぜぇよ、男どもと鳥竜!!」
「それはテメェだっ!」
 ジャゴーが吼え、炎を噴出す。冷気を嘲笑うような熱気を、豹変した友護が散水して沈める。暑さで頭痛を覚え始めていたセリカも水飛沫を浴び、我に帰ったようだ。彼女は再び石畳を蹴って身を翻し、振り向きさまにレーザーを放つ。
「絶対に」
「負けないんだから!」
 セリカの叫びに、雀が答え、水流でジャゴーを襲う。符術には余裕があるし、友護の用意した水溜りも残っている。まだやれる、と少女は拳を握り締める。
 傷が痛むのを忘れ、友護とセルゲイも再び動き出す。ナイトランスを地面に突き刺し、鎖を数本用意してジャゴーを襲い、セリカと雀の攻撃の合間を縫っては徹甲弾を放っていく。
「クハハハッ! そっちがその気ならよぉ、遠慮なく完璧なまでにぶっ壊してやるぜっ!」
 友護が叫び、手早くタッチペンを動かす。干上がった水溜まりを復活さえ、自分達が動き易いように布陣する為に、石の柱を増やしていく。
 彼の豹変が、セリカの胸に響く。何故だろう、変わった途端僅かな痛みが彼女の胸に広がった。
(彼は)
 怒っている。仲間が、相棒が酷く傷ついた姿に激高している。心が繋がっている今、その感情はセルゲイや雀にも伝わっている。それでも無茶な行動に出ないのはセリカ達の思いが、彼の心を支えているからだろうか。
「無茶は、しないでね」
 セリカの言葉に、友護は「わかってらぁ」と笑う。その間にもジャゴーは鎖を解こうと力を溜め、それを止めようとセルゲイが地面を踏みしめている。地面に繋ぎとめても、引きちぎられる為作戦を変更したのだ。
 ギリギリ、と耳障りな音を立てて擦れる鎖と、空気を焼くような嫌なにおいが辺りに立ち込める中、それでもセルゲイは決して力を抜かなかった。
(もう少しで)
 彼の背後で、フォニスが舞う。彼はどこか遠くを見るように旋回し、ジャゴーはあえてそれを無視した。今の問題は、雀とセリカへ伸ばす手を邪魔する、2人の男を払うのが先だからだ。

 戦闘の中で、ジャゴーの狙いは確かに避難する子供たちから雀とセリカへと変わって行った。そのお陰か、ジャゴーが駅舎へ向かう事は無く、遭遇地点からあまり動いていない。ダメージは積み重なっている物の、避難者の被害は全く無い。
(あと少し時間が稼げれば)
 ズシン、と鈍重な音が響く。鎖を引き千切ってセリカに迫ろうとするジャゴー。熱気が彼女を撫で、青い瞳が震える。バリアを展開せんと、手を前に出した時、友護が前に出て光線銃を構え、引き金を引く。セリカの手を引いて雀が走り、同時にバキュン、と金属を打ち抜いたような音がした。
「下がって」
 セルゲイの声で友護が走り、少し遅れてゴーレムが倒れる。言葉にならない言葉を吐き捨て、土煙と熱気を上げるゴーレム。バキンッ、と音を立てて折れた左足がザラザラと音を立てて崩れていく。
「やあああっ!」
 雀が三度符術を使う。結界を張り巡らせ、水を撒いた上での猛吹雪。1度目や2度目よりも強いそれは、あっという間に戦場の温度を氷点下へと下げていく。
「クソガキがあああっ!!」
 どうやら効果があったのか、ゴーレムが獣のような咆哮を上げる。憎憎しげに少女を睨みつけると、その方向へと猛火を吐き散らす。が、セルゲイが鎖を持ったまま身を挺して庇う。彼の纏うスーツアーマー型トラベルギア【箱庭守りの鎧】は、決して悪意ある者を許さない。
「させません」
 焼け付くような音と、焦げるような臭いが再び散らばる。同時に放たれる魔弾。それがゴーレムの肩に当たり、それもまたザラザラと音を立てて崩れていく。
「凄いっス……」
 冷気で落ち着きを取り戻した友護が、その光景に目を見張る。が、戻ってきたフォニスに突付かれてしまった。
『ぼけっとしてんじゃねーっ! 朗報だ! 避難は終ったぞ!!』
 辺りの様子を見ていたフォニスの声が、全員の脳裏に伝わる。それは、確かに彼らの活力となっていた。たまっていた疲れが、少し流れ落ちたようだ。
「後は」
「彼を倒すだけです!」
 雀がギロッ、とゴーレムを睨み、セルゲイが鎖を引きながらも守護陣を展開し、攻撃に備える。悪態をつきながら転がるゴーレムに、セリカと友護がそれぞれレーザーを打ち込んでいく。
「まずは分厚い鎧を剥ぐわよ」
「覚悟するっス!!」
 徐々に熱気を取り戻していく戦場に、跳ね回る光と炎、赤い礫。それらが霞め、小さな火傷を幾つも作るものの、セルゲイが与えた耐火の加護が彼らを守っていた。
「いっ……ってええじゃねぇかクソ野郎っ!」
 再び響く、ジャゴーの咆哮。思わずセリカが頭を抱え、入り込もうとするどろりとした感情に耐える。思わずふらついた体を、友護が支え、巻き起こる熱風から彼女を庇った。
「セリカさん、しっかりするっス!」
「友護……」
 彼の声で我に帰ったのか、セリカは礼を述べて立ち上がる。その間にも、セルゲイは今度こそ鎖で地面とジャゴーを繋ぎとめていた。ある程度弱らせる事が出来たからこそ、ここまでこれたのだ。
「まだまだ、これからだよっ」
 雀がぱぱっ、と治癒符を2人に貼り付け、セルゲイにも施す。皆で時間を稼いだお陰で、無事に子供たちと世界司書は避難できたのだ。後はじっくりと、奴を倒せばいい。それだけだ。
 まだ、相手は本体を見せてはいない。今は、分厚い装甲を脱がせる為、ダメージを与えなければならない。兜の奥、汗びっしょりになりつつもセルゲイはじっ、とジャゴーを睨みつけた。
(僕の予想が正しければ、あと少しで)
 その時、ピシリ、と岩が割れるような音がした。

転:声援は風に乗って

 所変わって、駅舎。世界司書の男が、子供たちを伴って戻ってきた所だった。ふと、軒先を見れば愛らしいてるてるぼうずが幾つも下がっている。それに「かわいい!」と女の子たちが声を上げた。
「皆さん、ご無事でなによりです。ところで、同行させたツーリストの皆さんの姿が無いようですが」
 リベル・セヴァンが、僅かに声を潜めて世界司書に問う。と、彼は世界樹旅団の団員と交戦中だ、と静かに答えた。
「彼らが足止めしてくれたおかげで、俺たちはここまで来る事が出来ました。俺たちに出来る事があればいいのですが……」
 悔しげに言う彼に、リベルも少し考える。と、避難してきた子供の1人がくいくいと彼の服を引っ張った。
「あのね。 僕、いい方法知ってるの。これなら、応援できるよ」

 ピシリ、ピシリ、と岩が割れる。しかし、まだ何か足りないようで、ゴーレムはひび割れながらも鎖を引きちぎろうと身を震わせる。先ほどから耳障りな音が響いており、セルゲイ達はそれに表情を険しくしていた。ただ、セリカは平気なのか、涼しい顔でゴーレムの様子を見る。
「これでも喰らうっス」
 友護が放つ麻痺弾が効果を発揮したのか、鎖の震えが止まった。ゴーレムが動けない間に、セルゲイやセリカは治癒符で傷を癒しつつ、本体が現れるタイミングを計る。
「これなら、どうかな?」
 と、雀が囀れば、その傍から激流が迸る。水の符による攻撃に、また白い湯気が立ち上る。途端に、ひび割れが大きくなっていくゴーレム。漸く、分厚い装甲をはぐ事に成功する。そう思いながらも4人は油断できない状況にあった。
『みんながんばれっ!!』
 フォニスが応援しながら友護をフォローするように舞う。しかし、彼も被弾しないようにジャゴーを邪魔するのが精一杯だった。
「どうなっても知らねぇぞ? ひぃひぃ泣いても、命乞いしてもダメだかんなぁ!!」
 ドスのきいた声が響き、ゴーレムの罅がさらに大きくなる。爆発する、と睨んだセルゲイは散れ、と手で合図する。
「言われなくとも!」
 セリカが叫び、4人とも地面に伏せる。同時に巻き起こる熱風。爆発とまでは行かなかったが、その装甲はザラザラと音を立てて崩れ落ちた。同時に鎖の手ごたえも無くなる。身を起こすと、そこには赤々と燃える一人の男が立っていた。
 年は友護やセルゲイと同じぐらいだろうか? ほっそりとした赤褐色の肌をした、どこにでもいそうな男だった。しかし、その髪や瞳を中心に炎が噴出している。
「ハハッ! 軽くなったぜぇ?」
 挨拶代わりに、と幾つもの炎の矢を乱射するジャゴー。バリアや水で受け流しつつも、4人はどうにか体勢を整えなおす。
 最初に動いたのはセルゲイ。彼はゴーレムに繋ぎとめていた鎖のうち3本を飛び出そうとするジャゴーへと投げかける。それを綺麗な足捌きで躱すと、ジャゴーは滑るように雀へと向かっていく!
「雀!」
 セリカが庇うように前に出、バリアを展開する。向かっていく炎の矢はそれにぶつかる……かに思えた。が、飛んできた何かに止められる。
「弱い物虐めなんて、反吐が出るっスよ!」
 どうやら友護が放ったレーザーが、炎の矢を押し出したらしい。その間にもセリカと雀はジャゴーから離れて攻撃に移る。セリカはギアの手袋を使ってレーザーを放ち、雀は数枚の符を取り出して水の蛇を繰り出す。
「逃がさないっ」
 セルゲイは諦めず鎖を飛ばす。と、同時に耐火の加護を強めながらこっそりとジャゴーへと意識を集中し、酸素を奪っていく。
(彼は炎そのもの。だとしたら)
 彼の企みにジャゴーはまだ気付いていないらしく、動きを鈍らせる様子もなく飛び回っている。彼は炎の網を作ると「ほらよっ!」と、セルゲイへと投げかけてきた。炎の矢の時のように反撃の魔弾がでるか、と素早く思案している隙に、友護の打ったレーザーがそれを潰していた。
「あら? レーザーに弱いみたいね」
「そうっスねぇ」
 セリカと友護が目配せして笑い合う。ジャゴーはチッ、と小さく舌打して拳を握り締めた。
「! 乱射するつもりだよ!!」
 いち早く気付いた雀が叫び、同時に炎の矢が幾つも降り注ぐ。それに合わせてセルゲイが耐火の加護をさらに強化し、セリカや友護、雀は石の柱を上手く利用して避けるもかすりそうになった時はセリカのバリアが役に立った。
 それでも、少しでも掠めると激しく痛む。雀が用意した治癒符がとても役立った物の、傷は少しずつ増えている。
 気を引こうとフォニスがジャゴーの周りを飛ぶ。が、辺りの熱の所為でダメージを喰らい、雀の治癒符に助けられた。
(素早いから、なかなか弾が当たらないっスねぇ……)
 セルゲイの鎖も避けられ、なかなか思う様に攻撃できない。その事に苛立ちながらも友護は戦況をギアで把握した。セルゲイやセリカは体力の消耗がかなり激しい。自分もそうだが、雀もまた多少火傷を負っている。
「早く決着をつけないと、ジリ貧になっちゃうかも」
 冷たい汗を覚えながら雀が呟く。それでも、自分たちはここを動く訳にはいかない。恐らくジャゴーは、自分たちを押しのけた後当たり一面を焦土に変えるだろう。そして、住人を見つけたら……特に幼子や女性だったならば……。
(そんな事、許してはいけないっスよ!!)
 友護がきっ、と表情を引き締めてジャゴーの方を向く。雀も符を構え、セリカもセルゲイも身構える。
「いい加減、諦めてくれねぇかなぁ?」
 不意に、ジャゴーがそう言って宙に漂う。彼は空気を、石畳を焦がしながら4人と1匹をじろり、と見た。
「そうすりゃ、そっちの女の子2人を逃がしてやるのに。あん? 騎士様と兄さんはダメだ。あんたらはあのガキどもとこの子らの代わりに焼き殺すから」
『なんだと?!』
 その言葉にフォニスが素っ頓狂な声を上げ、セリカと雀は息を飲んだ。ジャゴーは最初から、生かすつもりなどなかった。それは解っていたはずなのに、思わず身を強張らせる。そうしている間にも、ジャゴーはふわり、と漂って雀の頬に手を伸ばす。少女が素早く避けると、ジャゴーはくぐもった笑いを漏らし、呟く。
「まぁ、ホントは女の子2人の泣き顔を見ながらじっくり炙ってくのがいいんだけどよぉ?」
「貴方は……っ」
 セルゲイが拳を握り締め、ジャゴーを睨みつける。が、彼は然程気にした様子もなく言葉を続けた。
「ホントはキツイだろ? さっさと諦めたらどうだい? 楽になれるぜぇ?」
 そんな言葉に歯噛みしつつも、全員が戦う意志を黙って見せつける。ジャゴーはつまらない、というように鼻を鳴らすと、小さく呟いた。
「なら……灰になっちまえよ、クソ図書館連中」

 その時だった。ジャゴーの呟きをかき消すように、リベルの声が届いたのは。
『皆さん、大丈夫ですか?』
「えっ? リベルさんっスか?!」
 友護が辺りを見渡すも、彼女の姿は無い。他の者も辺りを見渡すが、確かに彼女は無かった。次に聞こえてきたのは同行していた世界司書の声と、子供たちの声だった。
『皆さんのお陰で、無事に駅舎まで着きました!』
『お兄ちゃんたち! 絶対勝ってね!!』
『僕たちはもう大丈夫だからね』
 子供たちが、精一杯応援する。リベル曰く、ある子供が風の魔法を使って言葉を届けているのだという。それにセリカの瞳がきらり、と光る。子供たちの声援が活力になっているらしい。それは他の仲間達も同じ事だった。

 やがて風が止み、声援は消える。しかし、彼らの胸に沸いた力は消える事が無かった。
(私達は負けない)
(ここで倒れる訳にはいかない)
 それぞれがジャゴーを睨みつける。ジャゴーは腹立たしげに身悶えし、拳を震わせながら怒鳴った。が……その声は、不思議と掠れていた。
「てめぇら、調子に乗ってんじゃねぇぞ!!……っ」
 よく見ると、ジャゴーの纏う炎が弱くなっているように思えた。それにセルゲイがくすり、と笑う。思うように動く事が出来ないのか、ジャゴーの動きが鈍くなっている。

 ――ならば。

 4人は、それぞれ身構えると、決着をつけるべく力を振り絞った。セルゲイが鎖を投げかければ、避ける事も出来ず捕まってしまう。そして、セリカと友護が放つレーザーの雨すらも避け切れなかった。
「漸く効いてきたようっスね」
「なら、仕上げは派手にいかなくちゃ!」
 友護の呟きに、雀は笑う。セルゲイが小さく頷くとセリカ達に下がるように合図し、雀がくすり、と笑った。

結:煌く終焉、満ちる静寂

「何っ!?」
 ジャゴーが戸惑っている間に、水の大蛇が襲い掛かる。それを防ごうとするも、力が出ない。
「クソッ!! 酸素を」
 何かに気付いた時、既に遅かった。辺りは濃厚な霧に包まれ、周りを見渡す事が出来ない。それを好機と読んだのだろう、2人分の足音が聞こえてきた。
『いっけえっ!』
 フォニスの声援に後押しされ、セリカと友護が特攻を仕掛ける。バリアで全身を覆ったセリカの一撃はジャゴーの腹に決まり、友護が己の爪を突き刺してエネルギーを奪い取る。同時に、体温が急上昇するのを覚えたがそれを気にしている場合ではない。
 次に続いたのは雀。2人がどいたのを感じとり、全方向に展開させていた符から氷を呼び出し、串刺しにした。弱々しくたなびく炎を閉じ込めた氷の杭は、オレンジ色の煌きに彩られる。
「ぐぁああっ!!」
 最後の力を振り絞って、抗おうとするジャゴー。彼の宿す炎はまだじわりじわりと氷の杭を溶かそうとする。エネルギーを奪われ、ダメージを喰らいながらも、まだ破壊をやめない炎。けれど、今ならば……。
「今よっ!」
「うおおおおおおっ!」
 雀が叫び、セルゲイがナイトランスを構える。そして、地面を力いっぱい蹴ってジャゴーへ向けてそれを突き刺した!

 呻き声とも、悲鳴とも付かない濁った声に、ガラスの割れるような涼しい音が混じる。赤い揺らめきが小さくなり、徐々に力を失っていく。ジャゴーの体は音も無く氷の中に溶けていき、やがて……完全に消滅した。

「勝ったっ!」
「終ったっスね」
 誰とも無く言葉を漏らすも、雀はがくり、と膝を付いた。火傷もしているものの、術に集中しすぎた所為か、体が重い。それでも、まだマシな方らしい。
「?!」
 雀がセルゲイに駆け寄る。彼はナイトランスを地面に突き刺し、漸く身を起こしているような状態だった。彼も力を使い果たし、動ける状態ではなかった。がくり、と頭が下がり、自然と兜が抜け落ちる。愛らしい狐のような顔が現れ、毛並みから滝のような汗が滴り落ちた。
「雀、さんっ、ぼ、僕より、皆さん、を」
「でも……」
 息も絶え絶えに言うセルゲイは、そのまま意識を失って倒れた。雀が治癒符を取り出し、貼り付けていると……今度はセリカの声が響く。
「友護! 友護!! しっかりして!!」
『うわっ! すっごく熱いぞ』
 フォニスが風を送るも、友護は意識が朦朧としているようだった。体から熱気が漏れており、セリカが服を緩めてやっていた。
 そんな彼女もまたボロボロだ。ダメージの蓄積が大きいのか、今にも倒れそうな様子である。この中で、動けるのは雀だけであった。
(このままじゃ、駅舎に帰れない)
 雀は治癒符を取り出そうとしたが、使い果たしてしまっていた。彼女は「ちょっと待ってて!」と言うとフォニスに3人を守って、と言って走り出した。辺りを見渡せば、まだ状況は安定したとはいえない。
(兄貴とうちに帰るまで絶対死なないんだから!)
 そんな思いで戦っていた雀だが、1人になると急に不安に駆られた。空を仰ぎ見れば、まだ幾つものナレンシフが浮んでいる。もし、あの3人の元に世界樹旅団の団員が襲い掛かったとすれば……勝ち目は無い。
 ジャゴーとの戦闘は、思っていた以上のダメージを雀たちに齎した。恐らく、友護もセリカも意識を失っているだろう。そう思った雀は歯を食いしばって助けを求められる人を捜した。
(このままじゃ、セリカちゃん達がっ!)
 ひび割れた石畳に躓き、転びながらも雀は人を捜して走る。いつの間にか、赤い瞳に涙が盛り上がり、僅かに体が震えた。こうしている間にも、仲間が狙われたら、と思うと背筋が凍る。
(お願い、誰かっ!)
 そう思ったとき、目の端に人影を捉えた。雀は仲間である事を願いつつ、その影に声を張り上げた。

 雀が人を捜しに行き、どれだけ立っただろうか。セリカは必死に意識を保ちながらフォニスと共に友護とセルゲイの様子を見ていた。2人とも呼吸はしているようだが、直ぐにも手当てが必要な状態だった。
(今、襲われたら)
 きっと、バリアを張る事が出来ない。セリカは歯を食いしばり、顔を上げる。と、フォニスが顔を上げた。
『どうやら、雀が戻ってきたみたいだ』
 セリカも顔を上げようとしたが、上がらない。彼女の思いと反対に、意識が遠ざかる。
「ありがとう」
 小さな声でそういうと、セリカの意識も暗転していく。ゆっくりと落ちていくその中で、彼女は2つ分の足音を聞いた。

(終)

クリエイターコメント現状
敵:完全撃破
※建物が多少焦げましたが大丈夫です。
しかし石畳の損傷は、結構激しいかも……。

臣 雀:中傷
冬路 友護:重傷
セリカ・カミシロ:重傷
セルゲイ・フィードリッツ:瀕死

※臣 雀が救護隊と接触。
4名は全員保護され、治療を受けている。

。。。。。。。。。。。。。。。。

と言う訳で菊華です。
皆様、大変お疲れさまでした。

実は
・子供や女性は標的になりやすい
・水、氷、二酸化炭素に弱い
という隠しフラグがありましたがそれも成立し、プレイングも加味した結果がこれです。大成功と相成りました!!

まぁ、負傷度合いに関してもプレイングの結果だと思ってください(いや、特攻プレが来た時点で)。

あと、文字数の兼ね合いでジャゴーのエグい台詞とか、皆さんの熱い台詞とか削れたりしています。口惜しい。その上テレパシーと普通の会話の区別とかしたかったけど、被るとか云々の関係で以下略。戦闘中の味方間の会話は大半テレパシーだとお思い下さい。

また、ほんの少しコラボもしていたりしますので、そちらの方も宜しくお願いします。
どんなふうに繋がっているかは皆様の目でご覧下さい。
因みに、駅舎にさがったてるてるぼうずの中には愛らしい顔なのに色が不気味な色の物があったりします。はい。

と言う訳でまだまだ色々大変ですけど一先ずこれで。皆様に武運がありますように。そしてまた縁がありましたら宜しくお願いします。
公開日時2012-09-18(火) 00:00

 

このライターへメールを送る

 

ページトップへ

螺旋特急ロストレイル

ユーザーログイン

これまでのあらすじ

初めての方はこちらから

ゲームマニュアル