オープニング

「諸君、真紅の薔薇には白昼の陽光と闇夜の月光のどちらが相応しいと思うかね?」

 ブランが口にした時、世界図書館の広間にいた誰もが完全に無視を決め込んだ。

「咲いて散るのが運命である大輪の華なれば、闇夜を照らすことこそ相応しいのではないかね?」

 いそいそと片づけを始める司書、依内容頼掲示板をわざとらしく音読するツーリスト、独り言を言い始めるコンダクター。
 誰もが「とりあえず長話が終わったら誰かが三行くらいにまとめてくれた要約を聞くか」程度に考えている。
 そんな観衆の思惑を知ってか知らずが、ブラン=カスターシェンの言葉は留まるところを知らない。

「だが陽光の下にあって尚更に光り輝く存在があるのも我々は知っている。そんな薔薇にどのような美辞麗句を持って賛しようとも霧の中にあって煙を探すに匹敵する愚かしさであることは疑いようがない/ (省略) /そもそも美とは状況、いわゆるシチュエーションに限定されるものだろうか? 否、我輩はそうは考えない。しかしその時、その瞬間のみの美しさというものは確実に存在する。採取された人参をそのまま食べれば当然に美味であろうが、意趣を凝らした料理人が至上の包丁さばきと炎の芸術で持って調理したそれの方が旨かったからといって採取したての人参のそれは美味ではないというのだろうか? はたまた残念な腕の料理人が人参の存在意義を汚したからといって人参はその不名誉を引き受ける事になろうか?/ (省略) /大海原には浪漫がある、万人が認めるであろう摂理だ。だがそれは広大という一点におけるものではない、深海に広がる空間とそれに息づく無数の生命が作りだした自然と生命の調和、ハーモニー、旋律、芸術! 一匹の魚が藻屑の欠片を食すことから潮力の満ち引きにおける果てしない宇宙の影響にいたるまで微に入り細に入りて完成する芸術というものがあるのだ/ (省略) /この時、火力はできるだけ強くする。鍋を煽り火で直接炙ることで不要な油を飛ばし、かつ、ご飯をパラリとさせるのだ。短時間勝負は火力勝負。勿論、強すぎる火力は食材の味を損なう。それを僅かな時間で仕上げるには、そう油通りと下ゆでこそが/ (省略) /我輩の故郷ではこのような大自然のショーがあれば貴族平民を問わず総出で見物に向かい、己の住む世界の偉大さと自らの卑小さを再認識してこそ、我輩のように巨大な器を持った偉大なるツーリストが育まれるのではないかと我輩はそう信仰するのだ/ (省略) /紅茶をいっぱい、所望したいが良いかね?」

 身振り手振りを交えつつ二、三時間軽く話し続けたブランはついに紅茶を所望した。
 大勢のロストナンバーでにぎわっていた広間はすでにどうしても用事があるものを除いてすっからかんになっている。

「あのうさぎさん、何を言ってるんですか?」
 頭の上に?マークをたっぷりと浮かべつつ、魔法少女大隊のメイベルが傍にいた司書をつつく。
 ポリポリと頭をかきつつ返事したシドの格好はその場で一人だけ南国だった。
「もう少し待ってくれ。終わったら三行くらいにまとめるから。そうだな、あと二時間ってとこか」


 シドの予想をはるかに超え、ブランが話を終えるためには約五時間ほどの時間と紅茶をポットで二杯、人参一本とスコーン3つを擁した。
 すべてを耳にしたシドは手元のメモにさらさらとペンを走らせる。


 ―― BiBのある島では数年に一度、島が一つ水没する自然現象がある。
 ―― その時、夜明けに紙張りの熱気球――天灯――を空に飛ばす行事がある。
 ―― 今回、年越し便のタイミングと会うから、海水浴ついでに見に行かないか?



「ブランの言いたいこと」と言うタイトルのシドのメモに軽く目を通し、メイベルはなんであんなに長々と話したのだろうという疑問がぬぐえない。
 だが、少なくとも言いたい事は理解できた。
「あ、三行ですね。ところでシドさん。この天灯ってなんですか?」
「見た目は行燈、だが非常に軽く作ってあって中で灯を焚くと上昇気流で天に昇っていくシロモノだ。たくさんあると綺麗だぜ。島が水没するったって建物がなくなるところから、足首浸かるくらいの所まで様々だ。飛ばすのは比較的浅瀬だな」
「ふぅん、じゃ、私、ナラゴニアの人を誘って行ってみようかな。リシーさん来てくれるかな。世界図書館の人は誰か行くんですか?」
「ブラン――ええと、さっきのウサギとロストナンバーが何人か。あと、ブランがアリッサに声かけてたな。『ウィリアムをどうにかできるならいけるんだけど』とか何とか。クゥも行くハズだったんだが昏睡が目覚めるかどうか。……まぁ、何人か行くと思うから仲良くしてやってくれ」

「はーい。ところで、水没するんですよね? ボートかなんかあるんですか?」
「たしか、現地の作法では……」
 資料があったはず、とシドは本棚から分厚い書物を取りだした。
 参考資料として描かれている挿絵にいる男女の姿は……。

「あーっ! これ面白そう! そっか、この時期ってこの海域は真夏なんですね! じゃ
、参加する人はナラゴニアも、世界図書館の人もみーんな……」
 メイベルが邪気なく笑顔で宣言する。

「みーんな、水着着用ですね! わー、楽しみです! 新しい水着買ってこなきゃっ!」


 長手道メイベルが元気に帰り支度を始めた頃、ブランは「そういえば……」とエピソードを手繰りはじめた。
 そのエピソードは特に関係ないので割愛とする。


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●ご案内
こちらは特別企画「イラスト付きSS(ショートストーリー)」です。
参加者のプレイングにもとづいて、ソロシナリオ相当のごく短いノベルと、参加者全員が描かれたピンナップが作成されます。ピンナップは納品時に、このページの看板画像としてレイアウトされます。
「イラスト付きSS(ショートストーリー)」は便宜上、シナリオとして扱われていますが、それぞれ、特定の担当ライターと、担当イラストレーターのペアになっています。希望のライター/イラストレーターのSSに参加して下さい。希望者多数の場合は抽選となります。

《注意事項》
(1)「イラスト付きSS」は、イラストを作成する都合上、バストショットかフルショットがすでに完成しているキャラクターしか参加できません。ご了承下さい。
(2)システム上、文章商品として扱われるため、完成作品はキャラクターのイラスト一覧や画廊の新着、イラストレーターの納品履歴には並びません(キャラクターのシナリオ参加履歴、冒険旅行の新着、WR側の納品履歴に並びます)。
(3)ひとりのキャラクターが複数の「イラスト付きSS」に参加することは特に制限されません。
(4)制作上の都合によりノベルとイラスト内容、複数の違うSS、イベント掲示板上の発言などの間に矛盾が生じることがありますが、ご容赦下さい。
(5)イラストについては、プレイングをもとにイラストレーターが独自の発想で作品を制作します。プレイヤーの方がお考えになるキャラクターのビジュアルイメージを、完璧に再現することを目的にはしていません。イメージの齟齬が生じることもございますが、あらかじめ、ご理解の上、ご参加いただけますようお願いいたします。また、イラスト完成後、描写内容の修正の依頼などはお受付致しかねます。
(6)SSによって、参加料金が違う場合があります。ご確認下さい。

品目イラスト付きSS 管理番号2391
クリエイター近江(wrbx5113)
クリエイターコメントJ「Jack。です。大空と海原、昇る昇る光明。~今、明かされるロドリゲスの謎~をお送りいたします」
近「近江です。『この二人ならクリコメはいつものだろ』って、すべてすっとばしてクリコメから見てるアナタ、挙手してください。手はチョキで。怒りませんから」
J「ちぃっ、スルーか今年もスルーなのか。もーなりふり構わずメタな事言うようになりましたね。はい、それであガチ冒頭から読んでいる皆様、とりあえずOPぶっ飛ばして読んでいる皆様へ、近江さんから新年のご挨拶でござりまする。参りますよー? ……5、6、7」
近「ボケがベタすぎと挨拶に入りにくいじゃないですか! 皆様、旧年中は色々とお世話になりました。近江です。ちょっと時計見てください」
J「まだ年明けてすぐくらいなのに真っ先にここ見に来てるアナタ、ワタクシ共は心の底から誠に有難く存じまするけれども、年明け早々にこんなものみせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。えー、本年も何卒、宜しくお願い申し上げまする。 Jack。でござる」
近「ござるって何キャラですか。ということで、今年もやって参りました。イラスト付SSの時期ですー!」
J「いあいあいあー、2012年もあっちゅーm」
近「えっ? これを書いている時点ではまだ衆院s」
J「いやもう既に終わっどわっとぁったぁあ! つられたわー壱番世界ジャパン国内の事だからめっちゃ普通につられたわー」
近「では、ネタの説明にいきましょう」
J「そゆ時すげく冷静ですよね。承知しまし……て。いや、えぇーと。なんちゅーか当然の如く進行してますけども、その前にアレですよ、私達の三回連続ペアの奇跡について何か無いのでするか」
近「ノー根拠で確信してますけど、事務局さんってとりあえずオレらを横に避けてから他の皆様の組合せ作ってますよね」
J「あ、ええ。事務局様から参加者募集の告知があった時に『参加表明したらコレ組み合わせ近江さんだべ』思ったのはありました、妖怪アンテナ的な何かが。でもね。何かね。何か薄々気付いてはいたのでするよ。隔離ですよねコレ」
近「なんかあいつら一緒にほっときゃいいだろ感が満載です」
J「凄絶な放牧状態でするよね」
近「漫才……もとい、クリコメやりやすくて助かりますが」
J「口を尖らせたまま『じゆーほんぽーぅ』っていうとフランス語っぽく聞えます……っていうか、毎度毎度、近江さん真綿で自分の首絞めてますよね。ネタ作ってOP書いて漫才やってクリコメ着手て。大丈夫? はみ通の攻略本すらないのよ?」
近「そこらへんノリで発言した結果、わりとプランいろいろガタガタなんですがきっとどうにかなります」
J「それにがっつり乗っかっるワタクシが後ろで真綿の中にスチールウール織り込んでたりもするのですけれどもネ。うふふ! オッケー☆」
近「お前か、お前だったのか。時事ネタは風化しますし、少し年齢を考えた方がいいです。はい、そういうわけで今回の企画は水着です」
J「だって気持ちは若くいたい……イタイ! 何か視線が痛い! ! ……あ、申し訳なく。えっと。はい、水着で……はい? え、水着? 厳寒期の正月に何故水着チョイスです?」
近「日本じゃ真冬が正月ですがオーストラリアをはじめとする南国の国々は真夏です」
J「あ、なるほどでするね。サンタさんが半裸……いや、上半身裸で赤いハーフパンツ履いてサーフィンしてる映像とか観た事ありますありますー。そういうイメージなのでするね」
近「という訳で、今回の舞台は常夏の島のお正月です。沈みますけど。そんな場所で海水浴しつつ、いかにお正月っぽさを出すかを追求してみましょう!」
J「いーえぇーい。正月はー水着沈没ー! で、水没ー!」
近「パニック映画みたいな省略ですねー。でも水没って普通の日本語ですよ」
J「あ、ホントだ。……で、イラスト付だからって言って水着で『きゃぁ、えっちぃ☆』なシーンちらつかせときゃ、とりあえずオッケー! とか思ってやってません?」
近「えっ?」
J「あ、ぃや。その、深い意味はなくってですね。ぶっちゃけワタクシがそう思ったのでするけれどもね? もしかして近江さんもそーなのかなーとか何とか思っちゃったりなんかしちゃったりしたもんですからね?」
近「やだなぁ、せっかくのBiBですし。水着ネタがないと寂しいじゃないですか。すたいりっすに似非くすぃーの本領発揮を見たいんです。エ□なんて二の次ですよ」
J「あっ? あらららら? …け、結構真面目ネタなの今回! ? ! ? ……な、なななな何かワタクシがエ□の塊みた」
近「……えっ?」
J「違うの? って無邪気な顔しないで? や、もう何というかそこは『こんなのどーですかー』つって『それいいですねー』て時代劇の悪代官と悪商人ののりでノリノリだった近江さんも同罪すわ!」
近「濡れ衣です」
J「にゃーにおぅ!? てやんでぃ! 桜吹雪はないけど証拠はあるますですよー! 『酷いセクハラですよ』『エロのイメージないどころじゃなかったわ』『プラノベ読んだよ! 酷かったよ!!』と、様々な声が聞こえてきてますですよ!? 旧年中、何してたんすか!」
近「それらの件については反省したいと思いますので、Jack。さんも一緒に反省しましょう」
J「いつも猛省しております、焼き土下座で白骨になるま……ちょ! ぃや、ちょい待ち! 反省って、アァタ12月18日現在まさに采様を拉致ってセクハラコメント求めてたらしいではございませぬか! 逃げてー采様◎゛ョジョ立ちしながら超逃げてー!」
近「どうやって。そしてどこからJ○JOが出てきたのか。あの時は思った以上にノリが良かったので戸惑っています。だがコロコ□級で満足してはいけない。せめてボ◎ボン級!」
J「ボン◎゛ンはどっちかつーと小学生以下のだんすぃーが好きそうな下方向のネタが多かったと記憶しておりまするけれどもぬ! ワタクシ的には薔薇級でも別にかまわねぇですのよ?」
近「……」
J「そんな『これがあの、信号機の赤と青、その間に挟まれる黄色の三角関係っていう擬人化ネタで萌えられる人か。初めて見た』って顔しないでくださいまし。流石にソレはワタクシには難易度高過ぎます。というか、普段Rなネタは見る専門で滅多にやらないですしロストレイルではやらないでする」
近「まあ、その辺ジャンプする気持ちだと規制されちゃいますしね」
J「それが四角いジャンプだと都条例制定されるレベルでするしね」
近「……話、戻しましょうか」
J「迷走しましたね、戻りましょう」
近「今回の舞台はブルーインブルーのとある街。この街はブルーインブルーでは珍しく陸地というか島の上にあるのですが、数年に一度、水没します」
J「その際、空に向けて手持ちサイズの小さな熱気球……天灯(てんとう)を飛ばすのが風習なのだそうですよ。眼に映るは繋がる海面と大空。そんな夜明けに、海と空の間を無数の灯りが昇っていくのです。うーん、鐘楼流しー」
近「今、凄く物騒な物を流しましたけど。……と、いうことで、その数年に一度の行事と年越し便とが重なりましたので、世界図書館の年越し便で訪れよう! ってコトになりました」

ま「あ、それってインヤンガイでもやってますね」
近「うあ、かぶった!? やっぱり水着押していくか」
J「え、えええ!? 「ま」!? ま、ま……ままー!?」
ま「こんな大きな子供を産み落とした覚えはありません。はじめまして。近江×Jack。ペアさま。神無月まりばなと申します」
近「こないだのコラボと一緒に今までの思い出もなかったことにしてませんか? 主にはじめましてのあたり」
J「存じておりますよーぅ、お疲れ様でございますー」
ま「おふたりのハイパーなご活躍は、いつも物陰からマチコ巻きを取り払って食い入るようにウォッチしてます」
近「問題はマチコ巻きっていうのが若い年齢層にどのくらい通じるかですよね」
J「君の名はつってね。身近の若い子に聞いたら通じなかったですけれどもね」
ま「ロドリゲスさんには、いつもウチの近江くんをお世話していただいて」
J「いあいあいあ、とんでもなーい。お世話になっておりまするのはワタ……ってさっきJack。って言ったのにもうロドリゲスなんだ」
ま「近江くんには、いつも私のJack=。=ロドリゲスさんと踊っていただいて」
近「あんまり知名度のないロドリゲス押しですね」
J「ところで本日の御用は? ワタクシ共、また何かやらかしました??」
近「どれがバレたんでしょう」
J「基本、心当たりが多すぎまして」
ま「クリコメが楽しそうだから遊びにきただけー」
近「余裕ですね。そういえばコラボネタ期限が間もなくですが」
ま「ぎくっ」
近「まりばな姉さん、あんまりPLさんに仕事しすぎ心配フラグをたてられないようにしないとー」
ま「いやぁ、仕事量の問題じゃないのよ。心配されるのは、安定納品の実績に欠けるってことなのよ。自分で言ってアイタタタ」
J「姐さん大丈夫すか!? 大変だ、誰か霊柩車をー!」
ま「人の人生を勝手に終わらせようとしないでねロドリゲス。大丈夫、痛いのはささやかな見栄部分だけだから」
m 「ここにいたんですか。探しましたよ」
J「m!? ええと、小文字でm!? mammy!!」
ま「あ、愛するmegさん」
J「うああああああガチきたこれ!何コレ今回のクリコメ何コレちょっとマジでごーじゃすじゃね!? て、そこ! こんなスゲい事態においてイラストレーター検索で「m」一文字だけで検索して「ちっ」って顔しない!!」
近「……ちっ」
J「口にだしたりしない!!」
m 「では、私のまりばなさんがお邪魔しました。さ、おふたりのお邪魔をしないで、いい子だから帰りましょうね」
ま「はーい」

J「うっはー! ビックリしたビックリした!」
近「……で、話を戻しますけどね」
J「mでもgでも一文字検索で一人だけ抜いてこられなかったのがそんなに残念だったのでするか」
近「戻り幅、やや少なめ。いや、でも、eだとmegさんだけ抜いてこられたんですよ!」
J「なしてそんな嬉しそーなんすかね。eってうつつもりが「え」ってなりますよー。はーい、すみませんでしたー。話もっと戻しましょーかー戻してー戻れー戻りー戻る時ー戻れるー戻ればー」
近「舞台になる島は水没してしまいますので水着着用です。現地のマナーです。マナーじゃしょうがないですよねー。 マナーですものねー?」
J「じゃあ、ここで水着着ません!とかになったら?」
近「成人式に普段着で行くレベルの行為ですね!  結婚式に作業着で行くレベルの行為ですね! ナマハゲが普段着で参加すr」
J「ナマハゲに中の人など、おらぁぁぁぬ!」
近「えっ? あっ、そこ?」
J「うん。……えっとえっと、ひとことで水着と申しましても羽織る物やらアクセサリー的な物などなどありまするよね。御参加の皆様におかれましては、その辺の総合的なスタイルを盛り込んで頂けましたらば。……ん? じゃあ、元々裸とかそれに近い格好の方は?」
近「……ええっとぉ……?」
J「考えてねーのでするね。……と、いうかそれと同時に『あれ、今年は「。」で検索したらもう一人ILさんが出てきたぞ? 』と悩むのは如何かと。今、まぁーたJの所こっそり『。』にしようとしてたんでしょー!」
近「いやー、びっくりしました。知らない間に絵柄と性格変わったんだなーって」
J「3回もタッグ組んどいてその辺サラッと何の疑問も持たずに飲み込まんといてください。んもー……元々裸に近い皆様や、やんごとなき事情でどーしても水着は無理です! という皆様は『水辺(海)である』事を念頭にプレイングして頂ければと存じますれば。濡れても大丈夫な動き回れる格好、みたいな?」
近「ウェットスーツ着用でエアボンベ背負っていますっていうプレイングでもいいですか?」
J「そこは空気読もう。背負わずに読もう!」
近「ところで、飛ばす天灯のイメージですが【コムローイ】でググっていただけると分かりますが、かなり綺麗ですよ」
J「おぅ? へぇ、これ本当にある風習なのでするね、探すと動画もありまするぞ! わー、すごいすごーい! ……う? 【孔明灯】……ん? これって、もしかして諸葛さんトコの孔明先生の事です?」
近「定かではないのですが、由来のひとつとも。まあ、どこにでも熱気球やら天灯やらという発想はあるということです。という訳で、ちょっとタイまで現地取材いってきます!」
J「時間が無いので、とりまグーグ◎先生の所のアースさん辺りで何とかしといてくださいましな。……えぇっと。色々脱線しましたが、まとめまとめ」
近「基本、『水着若しくはそれに準ずる服装で、空に天灯を飛ばす』というシチュエーションです。プレイングの内容は水着や服装、ポーズの指定にさかれる事になるのではないかと思います。薄着ですから普段は書いてない体付きとか、服の下になにがどうとかあるでしょうし」
J「いやっはん、何かせくすぃー。あ、そうそう。文字数に余裕がありましたらばで構いませんので、コマ割か一枚絵か、塗り方とか。一言書き添えてくださると嬉しいでする」
近「そのイラストの傾向といいますか、このタッグの傾向は過去のイラスト付SSを参考にどうぞー。書かないとコマ割を要求します。主にオレの好みで」
J「なお、双方のクリエイター情報も、御一読くださいますと幸いに存じますれば。……と、あ。天灯の大きさや形などは自由なのでするか? そこもプレイングに書くべきでするかね?」
近「あってもいいと思いますが、こんな形にする!とか、そこらへん描くとプレイングの文字数思い切り圧迫されますので推奨はしませんが、それも一興と仰るのであればダメっていうつもりはないです」
J「文字数に余裕があれば、ですね? なるほどです。ほいじゃ、余裕があれば別に3メートルの大きさのドラ◎m」
近「そこも空気読もうか」
J「その他には、と……えぇと、心情や行動内容のプレイングはどのように書いたらいいでしょかね? 本場では飛ばす時に何かこう、お願い事をしたりしながら飛ばすみたいでするけれども。あと、行動か……えっと、そーだなぁ。他参加者様や同行予定のNPC様にコナかけちゃう!とか、今度遊ぼうよ!って声を掛けるとか。どですか?」
近「もちろん大歓迎です。ですが、残念ながら文字数の高い壁を乗り越えられずに、全てのプレイングをSS内に盛り込めない場合もあります。想定しているのは、みんなできゃっきゃウフフです」
J「まさかこのOPの時点で、それはもうむくつけきマッチョどもがふんぬふんぬ言いながらぶつかり合う事になろうとは思いもしませんでした、むっふー」
近「新年早々不吉なコトを……」
J「ワタクシは無問題でするよ?」
近「……」
J「清々しいまでに『これがあの、ビルディング×ビルヂングって間に『×』を入れただけで擬人化すらせずに建物で萌えられるっていうある意味別次元の存在の人なんだ』って顔をしないで頂けますか。そこは包み隠して」
近「何か色々言ってますが、よくわかんなかったら好き勝手絶頂にやりたい事やってくれたらいいと思います。富士のご来光を拝みに登山にいって山頂で日の出そっちのけでかっぷうどん貪るのもきっとうまいですし」
J「わざわざ3,776メートル登り切っておいて勿体ねぇな! ……とは思いますけれども、ちょと解る気もするます。きっと達成感極まって普通に美味しいと思うますよ、それはそれでオッケオッケ」
近「えー、さて。そろそろ締めましょうか。あと一年、という区切りではございますが、皆さまと目いっぱい、ふざけ、はっちゃけ、やらかしていきたいと思います!」
J「2013年始めのイベントもー、皆々様と共にガチ真面目におふざけを斜め上に拗らせつつ、ハジケて参りとう存じまするので! この旅もー 」

近&J「よろしくお願いいたしまーす!」

近「……今、ちょっと巧い事言ったったぜ!とか思ってるでしょう」
J「でゅふふ、バレた? バレた?」

参加者
旧校舎のアイドル・ススムくん(cepw2062)ロストメモリー その他 100歳 学校の精霊・旧校舎のアイドル
ニヒツ・エヒト・ゼーレトラオム(chph1905)ツーリスト その他 5歳 無害な獣(魅惑の枕)/魔物
ヴィンセント・コール(cups1688)コンダクター 男 32歳 代理人(エージェント)兼秘書。
マフ・タークス(ccmh5939)ツーリスト 男 28歳 園芸師

ノベル

 夜明け前、海は一日のうちで最も暗い。
 日の出と共に始まる以上、下準備は夜が白み始めた頃に完成する。
 ほんのり白む空の下、ちゃぷちゃぷと音をたて移動するのは0世界からの旅客。
「ミズ・メイベル、お足元お気をつけて」
「ありがとう、ミスター」
 ヴィンセントの手を借り、長手道メイベル伍長はかつて道路だった浅瀬を行く。
 膝元まで水位があがっている中、メイベルはこのために新調した真っ赤な水着が着れて密かに笑顔を隠せない。
「なんで水着前提なんだ、ボートはどうしたボートはァ!?」
 足元まで海水につけ、マフ・タークスがぶつくさとボヤく。
「別に海は嫌いじゃねーが、海水は毛皮に溜まるとガサつくんだよっ」
 むすっとした表情で一向に続く。先ほど膨らませた浮き輪はすでにマフの脇の下に抱えられていた。
「浮き輪?」
「勘違いすんな、泳げねェんじゃねェよ」
 同行するリシー・ハット軍曹の呟きに敏感に反応し、マフのつっこみが炸裂する。
 リシー・ハット軍曹も自らのイメージカラーであるグリーンを基調にしたビキニをまとい、両手で人の頭ほどのサイズの紙製の点灯を抱えている。
 足を取る水の抵抗を楽しみつつ祭りの会場へ着くと、ものすごい数の人体模型がやんややんやと騒ぎまくっていた。

 百、二百、いやもっと
 ちょっとしたホラー映画もかくやと言う程、人体模型が犇いている。
 数々の人体模型はビキニもいればトランクス水着もおり、はてはタオルを腰に巻いた湯浴みスタイルや貝殻を股間と胸部につけただけのものと千差万別。
 よく目を凝らしてみると同じ水着をまとった人体模型はひとつとしてなく、見分ける指標にもなっているようだった。
 あまりのホラーな光景に魔法少女二人をエスコートしていたヴィンセントが凍り付いていると、その中の一体が器用に水をかきわけて近づいてくる。
「ヴィンセントの旦那でやんすね? ターミナルの方々は特等席がありやす、わっちが案内するでやんす-!」
 海女スタイルで何故か大きなタライを抱えた人体模型ススムくんに先導されたのは、より人だかりの多い一角だった。
「わっちらの団結の証、急造の櫓でやんす」
 胸を張るススム君の言う通り、木製の建造物が組まれちょっとした休憩スペースになっている。
 難点はその素材である木がすべてススム君であるため、床部分はともかく、その下を覗くと水着で微笑む人体模型が折り重なった建造物というちょっという地獄絵図と化していることくらいだった。
 ほんのそれだけで現地の人間が近寄って来ず、ここらへんにいるのはターミナルの住民ばかりとなっている。
 その中で、見知った顔を見つけると、ヴィンセントは挨拶として丁寧に頭を下げた。
「ミズ・ベイフルック、執事殿への策、功を奏したようで何よりです」
 大きな椅子にクッションを敷いて夜明けを待つその人物はにっこりと微笑み返してきた。
「ありがとう。でも水着で来てるのはナイショよ」

 ギギグギギ、ギュギギ、ギュー

「畏まりました」

 ギィギー、ギギー、ギュイー

「ところで先ほどから聞こえるこの声は?」

 ギー

「え?」
 指摘され、アリッサがきょろきょろと見回しギーギーという音の出所を確かめる。
 椅子の下や周りにそれらしいものはない。
「……あ」
 慌てて立ち上がったアリッサはそれまで座っていたクッションを持ち上げる。
 クッションにはゴーグルとシュノーケルがついており、どこかからギーギーと鳴き声がする。
「てっきりススムくんが気を効かせてくれたのかと」
「ギー!《痛いです》」
 トラベルギアの通訳でようやく意思を伝えた謎のクッションことニヒツはアリッサの手から逃れようともがき、その試みに成功し、そのまま落下してじゃぼんと波音を立てると
、潮をたっぷり吸ったずぶぬれの毛皮へと変貌を遂げた。
「ギュグギュー」
「大変! 毛皮が残念なことに!」
「ギギー《べとべとします》」
 うんうん、わかるわかると頷くマフ。
「……ギュギー?《猫?》」
「山猫だ。ただの猫と一緒にすんな」

 え、どう違うの? さぁ? という魔法少女二人の会話を聞こえなかったフリをしつつ、マフがニヒツを持ち上げると毛皮が吸っていた海水がざばーっと音を立てて落下した。
「洗って陰干しいたしましょう」
「ギュギギー《……マジメですね。故郷の町長を思い出します》」
 残念仕様の毛皮から海水を振り払うヴィンセントに、ニヒツが小さく鳴いた。

「ミズ・レーヌ、ご快気、おめでとうございます」
 果汁ジュースをクゥに渡し、ヴィンセントは折り目正しく一礼する。
「ありがとう。あまり自覚症状はないんだ」


「夜明けでやんすー!」やんすー」やんすー!」
 唐突に、人体模型のススムくんがはるか彼方から夜明けを告げた
 その声を合図に一発の花火が打ちあがり、現地の村長が最初の天灯を空へ放す
 それを皮切りに 一斉に無数の天灯が空へと舞い上がった
「壮観ですね……、皆にも見せたい」
 ヴィンセントが小さく呟き、デジタルカメラのシャッターを切る
 ファインダー越しの無数の光に満足し、彼自身もオウルフォーム・セクタン型の天灯を空へと放った。
 ヴィンセントのオウルセクタン、ガラハッドがそれを追いかけて宙へと舞い上がる。

「壱番世界で天灯と言えば湯円でやんす」やんす!」
「清芝麻湯円は有名でやんすが、バラ、ゼリー、チョコレート、今は美味しけりゃ何でも入れるそうでやんす。わっちらブルーインブルーの新しい味覚にもチャレンジするでやんす」やんす!」やんす!!」
「魚肉餡は普通すぎでやんす。もっとかっ飛んだ中身が必要でやんす……」「マーマレードとしめサバはどうでやんしょ?」「昆布に餡子とか」「ナマコに珈琲なんてのも」

 数々のススム君が汁椀に入った団子を配り歩いている。
 少しずつ中身がエスカレートしていくのは聞いてはいけない。

「ギー《パペット?》」
 ニヒツが小さく鳴いて、どこからか取り出した小さな猫型の天灯を空へ放す。
「ギュギー《猫さんたちと仲良くなれマスヨウニ》」
 ニヒツはどこにあるか分からない目を閉じて天へ祈った。

「ブランの旦那たちもお1つ如何でやんすか」 「新製品でやんす」「貝と白菜を黄粉で捏ねてみたでやんす」
 椀を進められるブランはすました顔で受け取り一口すする。
 彼はすました顔のまま、耳の先までものすごい冷や汗をかいている。

「料理番のわっちらの一人が燃えたでやんすー!」
「防火服を着込んで支えるでやんす!」
「防火服の中身が燃えたら次のわっちに交代するでやんす」
 わらわらと料理番のススム君が騒ぐ中、とあるススム君集団の中で赤褌のススム君が手をあげた。
「さあ、分かっておりやすね? 来た時よりも美しくでやんすよ!」「ゴミを拾うでやんす」「荷物や散らばったわっちを全回収でやんす!」「お土産も忘れてはいけないでやんす」
 清掃しながら木彫りのススムくん人形を海岸周囲に点々と設置されていく。
「魔除けでやんす!」

 遠ざかる光の群れにヴィンセントは追憶の中、記憶の彼方の人物へ小さく呟く。
「……彼は私が守ります。お会いしたいでしょうが、どうか彼が納得して終わるその日まで好きにさせてあげて下さい。見守って下さい。彼を慕う者達が居ます。私にとっても大切な友人です。貴女と彼の幸せを心から願います」
 目を閉じたヴィンセントの背後を、ブランと、彼を追いかける肉食獣マフが駆け抜けていった。

クリエイターコメント---Jack。さんへ、御元気ですか。近江です。俺は今、コタバルにいます。

J「ちょい!? 何だか不思議発見☆みたいな出だしですけれども、ど、ど、どこ!? コタバルってどこ!?!?」

---コタバル上陸後、クアラルンプール経由でマラッカ海峡を眺めに行く予定です。

J「あっ、クアラルンプール……は知ってるますけども、白地図でどーこだッ? 的な事を言われたら『んー、このへーん』って広範囲に丸を描いちゃう自信ならあるかも……」

---後はオリエント急行っぽい何かでバンコクまで、そこからコムローイを見に行くつもりでしたが、11月だそうですよ。あれ。今の時期行くと一人でやらされるそうです。

J「は? はいぃ!? えっ……えっ、ちょ、ホントに現取行ったんすか!? しかも無駄足ですかよっていうか一応ひとりコムローイ行わせてくれるってあたりがアレだね観光地だね!?」

---電車とバスで北上のつもりだったのですが、日本の外務省から「やめとけ」と言う警告入るレベルで危険らしいです。軍人がサブマシンガン持って警備してます。テロ警告地域だそうです。近所の空港から空路に変えます。もし締切日までオレからの連絡がなかったら死んだものとしてこの原稿を運営さんに渡してください。

J「あああああある意味闘争!? それマジなんすか!? あっ、ちょ!! そゆ重要事項は任せちゃイヤーン!!」


ミ★**:;;;;;:**ミ☆**:;;;;;:**ミ★**:;;;;;:**ミ☆**:;;;;;:**ミ★**:;;;;;:**ミ☆**:;;;;;:**ミ★

近「ギー(近江です)」
J「ギー(Jack。でござる)」
近「ギー、ギギギギギー、ギッギー、ギュイーギーギー グググー、ギュイー、ギュギュギュー、ギギギギギー(と、言うわけで、タイに取材いってきました。羽田からマレーシアまで6時間かかるんですよ。六時間)」
J「ギッギッギッギッギー。ギギギギギギギー ギュイギー、ギュギュギュー(6時間もあったら、最寄の□ーソンにLチキ買いにいけますが帰路にも6時間かかります……って、良いんだってう゛ぁーワタクシ好き好んで田舎に居るんだってう゛ぁー)」
近「ギーギーギーギーギー。ギュッギューッ ギギググギー、ギギギギー( (雪に)埋もれてますかー!?)」
J「ギュウ。ギュグギュー!? ギュギュ、ギュギュー、ギギギーギー!(強引にネタを押し切りおったったー!? ややや、今年は家が半分位埋まって、先日マジ倒壊しかけたので洒落にならんとです!)」
近「ギーッ!ギギギギギギギギー! ギッギッギッギッギー。ギギー(と、いうことで、改めまして、近江です。第1稿を書いていた段階では生還してる保障はありませんでした)」
J「ギー、ギ?ギギギギギー ギッギッギッギ、グー、ギギギー(続きまして、雪国的な意味で雪祭実行委員会は大喜びですが、ワタクシの生存は危ぶまれ気味なロドリゲスですウソですJackです)」
近「ギーギギギギー、グーグググー グー、グ?グギギーギー。ギ、ギギギー。ギギギー(色々ありましたが生きて帰ってきました。なんといってもツクモガミネットの近江といえば、日本広しといえどもオレ一人だけですからね!)」
J「ギャー……。ギ、ギギギー? ギッギッギ、ギー、ギギー。ギー…(えぇっと……毎度おなじみ、噺家さんネタ?)」

近「と、言う事で、海の話します。(ギギー♪ギー)」
J「逆です、言葉と意訳が逆です逆。というか、そろそろ普通に喋りませう?」
近「では2カ国語同時通訳でお送りします。何よりも最初に言いたい! ヴィンセントさん! ありがとーぅ!そしてさんきうー!」
J「国か、国なのか。 あ、えっとえっと、ヴィンセントさんがプレイングで触れてくれたおかげで女子水着全没の緊急事態を免れました! やったね!」
近「そして、直前まで仕掛けてくれました。かなりドキドキしてました。詳細は言いませんぜ、これはヴィンセントさんとオレだけの秘密です」
J「仮プレが面白くて、それ保存したつもりがURLだけ保存してらっしゃりやがったのですね解ります」
近「はい、そこ。さらっとバラさない。と、言うわけで、ススムくん、ニヒツさん、ヴィンセントさん、マフにゃんの四人+魔法少女大隊のメイベルとリシーさん、それに我らがアリッサたんと医務室のクゥ」
J「総勢8人ーいぇあー!」
近「書く分には全然構わないですが、描く分には大変だったんじゃないですか?」
J「ぶっちゃけ、あの面積に納めるのに必死でしよ。横長の方が収まりよく見えるんよなぁ……と、やや呆然としながらの作業でございま。面積同じなのになー、不思議だなー」
近「でしよ、って自分の都合で新しい日本語作らないでください翻訳に困ります。 ちなみに、この四人の体型や水着、ポーズはJack。さんに全力でお任せしました」
J「全任バックブリーカーホールドを喰らった訳ですが、去年のお正月で魔法少女のお二方は乳パットが入っている事が確定……げっふごっふ。パレオ禁止とか、Tシャツ禁止とか、でも濡れたTシャツで水着すけすけはオーケーとかレアなコア層に大人気であろうお任せでしたのですが、パレオが駄目ならポンチョがあるぢゃないつってね! ね!」
近「……アイテム描かないと誰か解らなくなるとか、そういう話だったんですね解ってたまるか」
J「近江っつぁん、それは言わない約束はしてないけどお約束だしょう?」
近「色々とツッコミたい所があるんですけど、先ず、だしょうって語尾を使うのは何語ですか。えー、それでは、お一人ずつ行きましょう。まず、数がどんどん増えるぜ人体模型ススムくん」
J「背景モブは任せるでやんす、って鬼だが可愛いな! でも背景全員ススムくんって完璧ホラー、あなたの笑顔につられて笑み浮かべてた自分が一番のホラー。 今、人体な不思議展に行かずとも満足出来ていると思うます。主にワタクシが!」
近「そして、先ほどお礼を述べましたが改めて『執事がおらずとも、秘書がいる!』 トランクスなエージェント、ヴィンセント=コールさん!」
J「いつもイラストSSは字数の都合で泣く泣くプレイングの半分ほどが削られるのですが、今回はいつもにも増して苦しんだそうですよ。 そんなヴィンセントさん、隠したモノはなんですか、見つけにくいモノですか! 手荷物検査します!」
近「猫じゃねぇ、山猫だ! 違いはどこなんだ、黒猫っぽいど! 拠点から80cmの猫獣人が登場だ! マフ・タークスさん!」
J「マッフマフにしてやんよ! これも立派な戦術な……なの? えーっと、違いは……耳の先っぽがふっさりしているかどうか? えー、最後にブランさん追いかけてましたけれども、これはからかって遊ん……あそ……えっ?(震え声) けして捕獲ではないのでする、多分恐らく何となくー!」
近「彼の『泳げるのか泳げないのか』疑惑は謎のまま! そしてあえて大トリに紹介するぜ! ギーギギギギュイギィギギギュギー!!!」
J「ギギュギッギギーギッギュッギギギギー!!!」
近「ギギー、ギュギーギグギグググー!!」
J「ギッ……ざ、斬新なガ行活用形で鼻詰まった! いや、確かに本編で字数制限に泣いたのはわかりまするし、クリコメはどんだけ字数浪費してもいいですけどね!? けどね!?」
近「彼はこの後、ターミナルで洗濯機に放り込まれ、柔軟剤と一緒にしっとり洗い上げられた後、影干しされたそうです。つやを取り戻せたかどうかは別の話」
J「時間切れだったのかしらと本気で小一時間。 謎生物、とりあえず天灯とガラハッちゃんと一緒にぶっ飛ばしましました正直すまんかった」
近「なんにもないってことはなんでもありってことだと、ロケットにダイヴする的な歌でも歌われていましたしね!」
J「見えないロープでバンジージャンプ、待ってるだけの昨日にアディオスですものね解りますん」
近「一部間違うだけで何というブラックジョーク。いやあ、イラストレーターさんから長々とコメントがつくのはイラストSSだけ! いいなぁ!」
J「コメントがやたら長くて読みにくいと評判なのはこのコンビだけだぞ☆ んでもって、クリコメの台本に※マークつけといて、描きあがったら裏話お願いしまーす☆って丸投げなのでするのね、だがしかし想定内です」
近「第一稿は一晩であがりますが、さすがにイラストが一晩で描きあがったら惚れます」
J「ワタクシにHO☆RE☆NA! ってやりたかったのでするけれども、流石にススムくん(差分有)300体は一晩じゃMU☆RI☆DA!」

(あと二十行くらい漫才予定)

J「って言うト書きがありました。このト書き消さずに残しましたのも、漫才予定のコメントだったのですけれども、すみません。自宅がマジで倒壊寸前なので書けません」
近「じゃあ、そろそろ締めにいきましょうか」
J「ほーい、であ言われる前にワタクシよりー。恐らく何事もなければ最後となるでありましょうイラスト付SS、そして最終便となりました新年便、如何でしたでしょうか。読んで見て、楽しんで頂けた様でしたらばがに光栄に存じます。ご参加の皆々様、残念ながら参加頂けなかった方、そしてここまで読んでくださった皆々様。本当にありがとうござ
いました! 大好きだずぇー!」
近「今、何事も無かったような顔でタラバガニって言いましたね、色々と台無しです。もう一回くらいイラストSSやってよ!というご希望の方は事務局宛に圧力かけてください。圧力かけてください。もう一回言います、圧力かけてください。えー、それでは。今年も螺旋特急ロストレイルと」
J「Jack。&近江をー!」
近&J「よろしくお願いしまーす」

J「ほんで、近江さん近江さん。向こうのお土産はー?」
近「ありますよ。何なのかさっぱり分からないケミカルな味のお菓子(仮)」
J「仮なの!?」

---1/27 夜

近「買ってきましたよ! 何なのかさっぱり分からないケミカルな味のお菓子(確定!)」
J「確定!?」
公開日時2013-01-30(水) 21:30

 

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