クリエイター大口 虚(wuxm4283)
管理番号1160-19679 オファー日2012-09-23(日) 22:00

オファーPC アルウィン・ランズウィック(ccnt8867)ツーリスト 女 5歳 騎士(自称)
ゲストPC1 イェンス・カルヴィネン(cxtp4628) コンダクター 男 50歳 作家

<ノベル>

 イェンスが早朝からの用事を終えて一度自宅へ帰還したとき、待ってましたとばかりに彼の脚に跳び込み抱きついたのは、ふわふわの狼耳と尻尾を持つ少女だった。
「イェンス、おかえり!」
 小さな騎士のパタパタと子犬のようにはしゃぐ尻尾に頬を緩ませ、イェンスは彼女の頭を撫でる。
「お出迎えありがとう、アルウィン」
 そうだ今日はターミナルでお土産を買ってきたんだ、とイェンスは木の実の形をしたブローチを差し出す。何だろうと首を傾げるアルウィンの衣服の胸の辺りに付けてやると、窓から差し込む日の光でブローチの中央にあしらわれた透き通るような蒼緑色の石が中に小さな星を散らしたような輝きを見せる。
 それはたまたま通りかかった骨董品屋で見かけた品で、何故だかとても惹かれるものを感じてつい購入してしまったものだった。店主に聞くところによると、ただのブローチではなくてとある魔術師のロストナンバーが持ち込んだ護符であるらしい。
 アルウィンには玩具やお菓子の方が嬉しかったかもしれないが、こうして付けてみるとなかなか悪くないように見えてイェンスは満足げに微笑む。
 魔術師のお守りなら何かあったときにアルウィンを守ってくれるかもしれない。それに彼女もいつかはきっと、――再帰属すればの話ではあるかもしれないが――成長して大人の女性になるのだから、こういう装飾品を持っていても無駄にはならないだろう。ちらりとそんなことを考えながら、イェンスは持っていた荷物を置き、軽装になるよう支度し直す。
 そこへ、それまで胸のブローチを不思議そうに見ていたアルウィンがやってきて目をきらきらさせながらイェンスの服の裾を両手で掴んだ。ブローチが嬉しかったのか、尻尾の動きが先程より一層激しくなっている。
「あのな、イェンス! 今日な、だいじな――」
「ああ、すまない。またすぐ出かけないといけないんだ」
 申し訳なさげにイェンスが再び彼女の頭を撫でた途端。ぴんっ、とアルウィンの尻尾がはしゃぐのを止めて逆立つ。彼女の目にきりりと力が入り、イェンスの服の裾をさらに強く掴み引っ張る。
「アルウィンも行く!」
「え?」
「行く!!」
 これからイェンスが向かおうとしていたのはインヤンガイだった。事前に世界司書から受けていた依頼を済ましてこなければならない。イェンスは困ったように頭を掻いた。依頼内容は廃墟に集まってしまった暴霊達の退治である。あまりアルウィンに危険なことはさせたくない。
「なるべく早く帰るようにするから、お留守番していてくれないかい?」
 なだめるようにそう言い聞かせてはみるが、アルウィンの表情はますます不機嫌に曇っていくばかりだ。
「 行 く ! ! ! 」
 そう言って力一杯睨まれ、イェンスはどうしたものかと小さく唸った。

* * *

 インヤンガイ、依頼のあった今は廃墟となっている団地の前にイェンスはやってきていた。彼の隣ではアルウィンがフォックスフォームのガウェインを腕に抱き、口を開けたまま団地を見上げていた。
「お家、ボロボロだ」
「そうだね、ボロボロだ」
 結局、イェンスは服の裾を掴んで離そうとしなかったアルウィンの根気に負け、ここまで連れてきてしまっていた。
 しかし流石に暴霊退治にまで彼女を付き合わせるわけにはいかない。イェンスはしゃがんでアルウィンと同じ高さに視線を合わせた。アルウィンもイェンスの方に顔を向け、「何だ?」と言うように首を傾げる。
「この中は危ないから、アルウィンはガウェインと一緒に外で待っていてくれないかい?」
「やだ」
 ぎゅう、と彼女のガウェインを抱える腕に力がこもった。あまりに珍しく意気地な様子で、イェンスは「どうして?」と理由を促してみる。アルウィンが理不尽に駄々を捏ねるような子ではないことを、イェンスはよく理解していた。
「今日は、だいじな日だから。アルウィン、イェンスといっしょがいい」
「大事な日?」
 何のことだろうとイェンスが首を捻ると、アルウィンは目に見えて表情を曇らせた。その顔は「何で覚えてないんだ」と口に出さずとも如実に語っている。
「えー、大事な日か、大事な日……」
 イェンスは慌てて今日が何の日だったか頭を捻り始める。アルウィンにとって大事な日、何か約束事でもしていたのだろうか。だとしたら彼女の不機嫌さも納得がいくのだが、思い当るところはない。そうしている間にも、アルウィンの不機嫌な頬がじわじわと膨らんでいく。
 その頬がついにぱんぱんになっても、イェンスは今日が何の日なのか分からないままだった。困り果て、「ええと、すまない……何の日だったか、教えてくれるかい?」と問いかける。しかし、それがいけなかったようだ。
「イェンスのバカ、うんこたれ! もう知らん!」
 アルウィンの不機嫌が風船のように破裂してしまった。片手でイェンスの膝をぺしりと叩くと、ガウェインをぎゅっと抱っこしたまま走りだす。
「あっ、アルウィン! そっちはいけない!」
 イェンスの制止を無視して、アルウィンは暴霊の住まう廃墟の中へと入っていってしまった。イェンスは慌てて立ちあがり後を追うが、草木の乱雑に生い茂る庭は見晴らしが悪い。塀の中を覗いた頃にはもう彼女の姿をすっかり見失ってしまっていた。

* * *

 雑草の茂みから団地の中に潜り込むと、中はなんだかとても埃っぽく薄暗かった。力のこもった腕の中で苦しそうにもがくガウェインを気にしないまま、アルウィンは気持ちの暴れるまま無人の廊下を駆けていく。静かな空気に小さな足音が響いていた。
「バカバカ、イェンスのバカッ」
 ぷぅ、と再び頬が膨れる。こんなに大事な日なのに、イェンスが全然覚えていない。自分はちゃんと覚えていて、ずっと今日という日を待ちかまえていたというのに。
 今朝だって、自分が起きてきたらイェンスはすぐに出かけていってしまったけれど、帰ってくるのまで首を長くして待っていたのに。帰ってきたら何をするかいっぱいいっぱい考えていたのに。
 アルウィンの脚は止まることなく、廃墟の奥へと進んでいく。階段を上って、上へ、上へ。また走って、奥へ。気持ちが落ち着くまで、彼女の脚が止まることはない。
「バカ!!」
 ある部屋の中に入って、力いっぱい叫ぶ。埃が口の中に入って、喉がむず痒くなり咳き込んだ。けほけほと咳を繰り返すうち、トゲトゲと不機嫌だった気持ちがほんの少し落ち着きを取り戻してきたようで、アルウィンはきょろりと自分が入りこんだ部屋を見回す。
 部屋には、もちろん誰もいなかった。壊れた椅子が横になっていたり、空っぽの冷蔵庫が口を開けていたりしていたが、特に面白いものなどがあるわけでもない。
 降ろしてくれと言いたげに腕の中でもぞもぞ動くガウェインを、小脇に抱え直してアルウィンはなんとなく部屋の中を探検し始める。まだイェンスのところに帰ろうという気持ちはなかった。

『        』

 衣装ダンスの扉を引っ張り開けたとき、すぐ後ろで何かの声がしたようだった。怪訝そうに、アルウィンは振り返る。
「誰だっ!」
 手元に彼女のトラベルギアである子供用サイズの槍が現れる。小さくても心は騎士だ。じっと声がした方を睨む。

『        』

 また声がした。人の姿はない。でも「何か」が正面から近づいてきているようだった。アルウィンの耳がツンと立ちあがり、尻尾が大きく膨らむ。

『        』

 「何か」はアルウィンの前に立った。片手に持った槍と、小脇に抱えたガウェインにアルウィンのいっぱいの力が加えられる。きゅぅ、とガウェインが潰れた悲鳴をあげた。
 冷たいものが、そっとアルウィンの頬を撫でる。

『おイで、ワタしのかわイいコ』

 ガラスを引っ掻いたような、細くかん高い不快な声。それが聴こえた途端、すぅっとアルウィンは身体じゅうが冷たくなっていくのを感じた。それと一緒に、小さな騎士の勇敢な心も、きゅぅっと冷たくなる。冷たくなって、縮こまって、尻尾も縮こまって、耳もぺたんこになった。
 どうしてこんなに冷たくなって、縮こまってくのか、アルウィンにはさっぱり分からない。目の前に、薄らと冷たい眼の女の姿が現れる。それをちゃんと見る間もなく、アルウィンはそこから逃げ出した。

* * *

 イェンスは鬱蒼と茂っていた草木を掻きわけてどうにか廃墟の内部へと侵入すると、すぐさま幼い同行者の気配を伺った。静寂の滞留する廊下を、蔓草の這う窓の細かな隙間から陽の光が散れ散れに潜り込んでいる。糸のように差し込む光に、廃墟内の埃が照らされてきらきらと舞っていた。
「アルウィン!」
 名前を呼ぶ声は無人の廊下に反響するばかりだった。もうすでに大分奥まで行ってしまったのだろうか、とイェンスは落ち着かぬ心持ちのまま目の前の部屋の戸口に手をかける。歪んだ戸は素直に開くことはなく、何度も引っかかりながら徐々に口を開いた。
「アルウィン、いないかい?」
 簡単に開けることができない時点でいない予感はしていたのだが、それでも確かめずにはいられなかった。
 先程の膨れ面のアルウィンの様子を思い起こし、深く息をつく。相変わらず、彼女の言う「大事な日」が何のことだったのかは分からない。ただ、普段とても良い子にしてくれているアルウィンがこうして爆発してしまったのは、最近の自分の多忙も原因の一つにあるのではないかと思うのだった。
 ここのところ一日の大半を用事に追われる日がずっと続いていたのだ。彼女に留守番ばかりをさせて、ろくに構えていなかったのは間違いない。いつも元気に明るく振舞っているとはいえ、彼女はまだ幼い。本来ならば、もっと大人に甘えたい年頃なのだ。
「しなくて良い我慢をさせていたかもなぁ……」
 イェンスにアルウィンをないがしろにするようなつもりなど、ある訳がない。それは彼女の世話をすると決めた、保護者としての責任というばかりではないのだ。
 多忙な毎日であっても、帰宅して、彼女が嬉しそうに駆けよってくるのを見ると、こちらまで嬉しくなる。疲れているとき、彼女の明るい笑顔を見ると、こちらまで明るい気持ちになる。アルウィンは、イェンスの家にやって来てから、彼にそんな温かい時間を沢山与えてくれた。だからこそ責任感というだけでなく、親心として、彼女を大切に想い、守りたいと思うのだ。
 イェンスは戸を開け放したまま、他を探そうと部屋から身を離す。
「アルウィン!」
 名前を呼びながら、小さな気配が動かないか周囲に意識を凝らす。一階にいないと分かると、急いで上階へ続く階段に足をかける。
「アルウィン、お願いだから返事をしてくれないか?」
 二階に上がり、再度彼女を呼ぶ。何度も何度も名前を呼びながら、廊下を進む。一番手前の部屋から順に扉を開き、中を覗きこんでまた名前を呼ぶ。それを繰り返しながら、イェンスは廃墟のさらに奥へと進んでいった。

『        』

 そして、ふとした時に何者かの声が聴こえたような気がした。一瞬、アルウィンが戻ってきてくれたのかと思いそうになったが、それは彼の本能的直感ですぐさま否定される。声と共に背筋に降りる冷たい感覚。これがアルウィンによるものであるはずがない。

『        』
『        』
『        』

 振り返った先にいたのは、性別も年齢もバラバラな暴霊達だった。ここには、元々はこの団地の住民だった暴霊達が何体も残っているのである。これを排除するのが、本来の目的だった。

『        』

 声が耳に届く度、冷たいものがイェンスの心を揺さぶる。おそらく暴霊による精神干渉の一種なのだろう。強制的に恐怖感を引き出されていくような感覚だった。
「こんなときに、」
 暴霊はおそらくここにいるだけではないだろう。アルウィンもすでに襲われているかもしれない。無理矢理引き起こされる恐怖感に、体が止まりそうになる。しかし、ここで自分が負けてしまえば、幼いアルウィンはどうなってしまうというのか。
「……アルウィン……、アルウィン!」
 イェンスは声を振り絞る。彼の手から、女の艶やかな黒髪が幾筋も空を奔っていく。グィネヴィアは暴霊のうち数体を薙ぐと、イェンスの進むべき道筋を作った。
「ありがとう、グィネヴィア」
 手元に戻る黒髪にそう語りかけ、イェンスは暴霊達の隙間をすり抜ける。
「アルウィン!!!」
 尚も、大切な子供の名前を呼びながら。

* * *

 部屋を出ても、冷たいのはアルウィンから離れようとしなかった。廊下にはさっきの部屋にいたのと同じような半透明の人が沢山いる。
 アルウィンはガウェインを落とさないようにぎゅうっと抱え直してから、それらの足元をすり抜けるように走っていった。上から降ってくる沢山の「手」からガウェインを守りながら、どこへ向かうのかなど分からないままに走る。逃げること以外、何をしたらいいのか分からない。
 カチリと、胸元で小さな音がする。ほんの少しだけ音がしたところを見ると、ここへ来る前にイェンスにもらった木の実のブローチが揺れている。
「イェンス、」
 呟くように名前を呼んだ。しかし彼は置いてきてしまった。彼を無視してここまで来たのだ。ここにはいない。体が冷たい。心も、またきゅうっと冷たく震えた。目の前に沢山の暴霊が立ちふさがる。もうこの先へは行けない。
「イェンスぅ……」
 きらりと、間近で何かが光ったような気がした。下を見ると、ブローチの石に蒼緑色の光が灯っている。目の前に何かが現れた気配を感じてまた慌てて顔を上げると、美しい黒髪の女性がブローチと同じ光を伴って立っていた。
「……おばちゃん?」
 アルウィンはその女性を前に見たことがある。だからその人が他の冷たいのとは違うのはすぐに分かり、彼女がアルウィンに触れようとするのを避けようとはしなかった。
 細い指先は、アルウィンの胸のブローチの縁を優しくなぞる。アルウィンは、それを大人しく見ていた。他の霊は、彼女らを覆う光に近づけないでいるらしい。アルウィンが感じてた冷たいのも、さっきよりずっと軽くなっていた。
「――――!」
 遠くから、声が聴こえた。アルウィンの知っている声だ。ついさっき、聴きたくなった声だった。目の前に立っていた女が、そっとアルウィンの視界を確保するように体をずらす。イェンスだ。冷たい暴霊達に囲まれて、それでもアルウィンの名前を呼び続けている。
「イェンスっ!」
 槍を持っていた方のアルウィンの手に力がこもった。耳がピンと立ち、尻尾がむくりと膨らむ。その様子を眺めていた女は微笑んで、アルウィンを横からそっと抱きしめた。
『いってらっしゃい』
 アルウィンが瞬きをする間に、女の体は蒼緑色の光の粒になって散っていく。その粒はアルウィンの身体を覆い、今まで感じたことのないような強い力を与えていくようだった。それはアルウィンの勇敢な心を身体に反映させるように、直接的な変化を発生させる。
「――イェンスッ!!」
 槍を握り叫んだ彼女の声は、幼い舌足らずのそれではない。力強く凛々しい、女性の声だった。十七歳程の少女へと姿を変えたアルウィンは、鋭い光の宿った瞳に暴霊達の姿を捉え、強く床を蹴りだした。
 脚のバネでイェンスを囲む暴霊達の真ん中へと飛び込み、振りあげた槍を迷いなく突きこむ。同時に丸い光の刃が幾つも彼女の周囲に発生し、槍を逃れた霊達をも一蹴する。
 薙いだ先に、グィネヴィアを操るイェンスの姿があった。
「イェンス、よかった! 大丈夫だったか!」
「……アル、ウィン? アルウィン、なのか……?」
 すらりと伸びた長い脚に獣のような癖のある長い髪、騎士を想わせる凛とした眼差しの少女に、イェンスは一瞬彼女が誰だか理解が追いつかなかった。呆気にとられつつ胸のブローチを見てようやく君なのかと問いかけるイェンスに、アルウィンはニカッと明るい笑顔を向けた。
「大事な日だからな、早く帰るぞ!」
 そして彼女はまた、残りの霊達をしっかりと見据えたのだった。

* * *

 帰りのロストレイルに向かう道すがら、アルウィンから廃墟で何が起こったのか一生懸命説明をしてもらったのだが、イェンスに分かったのは偶然買ったブローチがどうやら役に立ったらしいということくらいだった。
「ところで、アルウィン?」
「なんだ?」
 足を止め、イェンスはまた子供の姿に戻ったアルウィンの頭を優しく撫でた。イェンスの肩では、疲れた様子のガウェインがぺたんとへばりついている。
「最近は忙しくて、あまり遊べなくてすまなかったね」
 それを聞いたアルウィンはしばしばきょとん、とした顔をしていた。それから、ハッとしたように首をぶんぶんと左右に振り、慌てた様子で服のポケットに手を突っ込みごそごそと何かを探し始めた。
 それを不思議そうにイェンスが眺めていると、アルウィンは何かを握りしめた小さな右手を差し出す。握っていたものを受け取ると、それは小さな木の実達と小さく丸めた紙のようだった。紙を広げてみると、それはクレヨンで描かれた絵だ。眼鏡をかけた人の絵。つまりきっと、イェンスの似顔絵。
「だいじな日だ。お誕生日、おめでと」
 ニッと笑う少女を、イェンスは思いきり抱きしめた。

【完】

クリエイターコメントお待たせいたしました!

ほのぼのとした疑似親子関係を、今回はこのような形で描かせていただきました。PL様のイメージに沿えていればよいのですが……(ドキドキ
アレンジ詳細捏造お任せと頂きましたので、アルウィン様のマジカル変身アイテム(!?)はちょっぴり不思議な木の実のブローチにしてみました。
大人になったアルウィン様はきっと少しワイルド系で凛々しい立派な女騎士さんになっているのだろうなーと楽しく想像しながら書いてみました。

お二人の微笑ましい関係がいつまでも続けばいいのに、と勝手なことをのたまいつつ。
少しでもお楽しみ頂ければ、幸いに思います。
この度はご依頼ありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。
公開日時2012-11-18(日) 22:10

 

このライターへメールを送る

 

ページトップへ

螺旋特急ロストレイル

ユーザーログイン

これまでのあらすじ

初めての方はこちらから

ゲームマニュアル