コンダクター
壱番世界が「プラットホーム化」している影響で、壱番世界のロストナンバーはほぼディアスポラ現象にみまわれません。そのため、かれらは自身の世界を見失ってはいませんが、「プラットホーム化」が「世界の滅びの兆候」と考えられていることから、出身世界そのものをいつか失う可能性があります。
それを免れる方法を探すことも、世界図書館の目的のひとつであり、かれらコンダクターが旅に出る理由でもあるのです。世界間鉄道を走らせ、他の世界のロストナンバーたちにも世界群への旅に立つキッカケを与えたかれらは、いつしか“導くもの”――「コンダクター」と呼ばれるようになりました。
※コンダクターの年齢について
コンダクターは、ロストナンバーになった時から加齢がストップするため、外見と実際の生存年数が食い違うことがあります。ですが、世界図書館が成立したのが19世紀中頃のことですので、それ以前にロストナンバーになった壱番世界人はすでに消失の運命によって消え去ったと考えられるため、この外見と実年齢の差異は最大でも200年程度の範囲となります。
■セクタン
セクタンは、チャイ=ブレの分身にして眷属とされる不思議な生物で、チャイ=ブレの背中に生える樹木のように見える器官「生命の樹」から生まれます。コンダクターは、世界図書館とチャイ=ブレの契約にもとづき、1人につき1体のセクタンを使役することが可能です。セクタンは旅のパートナーとして、コンダクターを助けてくれるでしょう。
セクタンとは会話はできませんが、ある程度、コンダクターの意志を感じ取って、できる範囲でお願いを聞いてくれます。非力ですので、できることには限りがありますが、懸命に行動するセクタンの姿に癒されるというコンダクターも多いようです。また、セクタンは仲間のセクタンの位置をおおざっぱな方角で感知することができますので、旅先でコンダクター同士がはぐれたときなどはセクタンの力を借りるとよいでしょう。
セクタンは、ナレッジキューブから精製される「ナレッジディスク」というアイテムを与えることで、まったく違う形状に変化します。セクタンの形状を「フォーム」、それが変化することを「フォームチェンジ」と呼びます。セクタンはフォームによって異なる能力を持つため、コンダクターは自分の旅に役立つようなフォームにセクタンをフォームチェンジさせます。
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■旅人たちの特徴を整理!
ロストナンバー | ロストメモリー | ||
---|---|---|---|
ツーリスト | コンダクター | ||
出身世界 | 不明 ディアスポラ現象によって見失った。 |
壱番世界 |
不明 ロストメモリーとなった時に記憶を封印した。 |
帰属世界 | なし |
なし |
0世界 |
消失の運命 | あり (パスホルダーにより食い止めている) |
あり (パスホルダーにより食い止めている) |
なし |
旅の目的 | 自分の出身世界か再帰属世界を探す。 | 壱番世界の滅びを避ける方法を探す。 | 旅には出ない。 |
パスホルダー | 所有する | 所有する | 所有しない |
トラベルギア | 所有する | 所有する | 原則、所有しない 「世界司書」のみ導きの書を所有する。 |
一言で言えば | さまざまな異世界人 | セクタンを使役する地球人 | 世界図書館の職員など(NPC専用) |