ロストメモリー
旅をやめ、0世界に帰属することを選んだ“元”ロストナンバー、それが「ロストメモリー」です。
0世界は、本来、チャイ=ブレとセクタン以外、そこに帰属する生命のいない世界です。0世界に帰属するためには、他の世界での存在を支えていた記憶をすべて封印し、チャイ=ブレに捧げることで許しを得なくてはなりません。その瞬間、その人物は、自分が覚醒してロストナンバーになった以前の自身の記憶をすべて失います。また、もといた世界においても、その存在の記憶が末梢されます。
記憶と引き換えに、0世界の真理数を獲得し、その人物は0世界の住人になります。ロストナンバーではなくなり、消失の運命は免れたものの、自分の過去のすべてを代償として支払ったかれらは、その境遇への哀憐と覚悟への敬意をこめて、ロストメモリーと呼ばれるのです。
ロストメモリーたちは、ターミナルで生活し、おもに世界図書館の運営業務などに携わっています。ロストメモリーはロストナンバーではないので、異世界を旅することはできませんが、一部のロストメモリーは特別に許可を得て、世界間鉄道に乗ることはできるようです(ロストレイルの乗務員などがこれにあたります)。
!注意!ロストメモリーはNPC専用のキャラクタータイプです。
■世界司書(ブックキーパー)
世界図書館に勤務するロストメモリーの多くは、世界司書(ブックキーパー)になります。世界司書は特別なトラベルギアである「導きの書」を持ち、ロストナンバーたちに世界図書館からの依頼を仲介し、冒険の旅へと送りだす存在です。
「導きの書」には、異世界で起きる出来事の情報が浮かびあがり、世界司書はロストナンバーたちにその調査や解決を依頼します。それにもとづき、世界間鉄道のチケットが発行され、冒険旅行が始まるのです。
■旅人たちの特徴を整理!
ロストナンバー | ロストメモリー | ||
---|---|---|---|
ツーリスト | コンダクター | ||
出身世界 | 不明 ディアスポラ現象によって見失った。 |
壱番世界 |
不明 ロストメモリーとなった時に記憶を封印した。 |
帰属世界 | なし |
なし |
0世界 |
消失の運命 | あり (パスホルダーにより食い止めている) |
あり (パスホルダーにより食い止めている) |
なし |
旅の目的 | 自分の出身世界か再帰属世界を探す。 | 壱番世界の滅びを避ける方法を探す。 | 旅には出ない。 |
パスホルダー | 所有する | 所有する | 所有しない |
トラベルギア | 所有する | 所有する | 原則、所有しない 「世界司書」のみ導きの書を所有する。 |
一言で言えば | さまざまな異世界人 | セクタンを使役する地球人 | 世界図書館の職員など(NPC専用) |