冒険旅行の流れと掟
0世界のターミナルからは、日々、たくさんのロストナンバーたちが冒険の旅に出かけています。その流れを追ってみましょう。
(1)世界司書からの依頼
「導きの書」を通じて、世界司書がチャイ=ブレの意志を受け取ります。「導きの書」のページに、多層世界のいずれかの場所を示す階層数と、そこで起こる出来事が予言されますが、それを読めるのは世界司書だけです。かれらが予言の内容を解釈し、依頼を遂行するために力を貸してくれるロストナンバーを集めます。依頼を受けてくれることになったロストナンバーには、ロストレイルの往復チケットが発行されます。
(2)ロストレイルで異世界へ
螺旋特急ロストレイルに乗って、目的の世界へ旅立ちます。ディラックの空の旅は、期待と不安をはらみつつも、快適に進みます……。
(3)異世界にて任務を遂行
<停車場>にて列車を降り、現地で与えられた任務を遂行します。<停車場>は、任務遂行に都合のよい場所で、現地の人になるべく発見されにくい場所に出現し、任務遂行中、そこに存在しています。現地にいる間、「旅人の約束」と呼ばれるルールに従って行動する必要があります。任務を達成できた場合、<停車場>で帰りのチケットを使用すれば、帰りのロストレイルを呼び寄せることができます。帰りの列車が出れば、<停車場>は消滅します。
(4)報酬を受け取る
0世界に帰還し、任務の結果を報告します。任務中の出来事は記録され、アーカイヴに収蔵されます。任務についたロストナンバーには、報酬としてナレッジキューブが与えられます。
■旅人の約束
多層世界の秩序を乱さないために、冒険旅行に出たロストナンバーには次のような掟が課されます。特別な許可がある場合をのぞいて、この掟を守ったうえで、任務につく必要があります。
- 持っていける荷物は「旅行カバンひとつぶん」までです
- ナレッジキューブを持ち出してはいけません
- 異世界へ生物を持ち込んだり、異世界の生物を連れ帰ることはできません(生態系へ影響を与えることを禁じます)
- 現地の人間に<真理>についてなるべく話さないようにしなくてはなりません