「マホロバ」は巨大都市がいくつも連なった、壱番世界の日本に近い世界です。
現在の壱番世界より近未来的な技術を持っていますが、まだ不可能なことも多い不安定な時代です。

現在は十五年前から本格的に姿を見せ始めた、いわゆる「宇宙人」による事件がそこかしこで頻発しています。
宇宙人は様々な種類が居り、出身も目的も違うようですが、中には人間に害を及ぼす者も居るため、基本的にマホロバの人間は宇宙人に対して心のどこかで恐怖や畏怖を感じているようです。
巨帯都市であるマホロバ以外にも土地はありますが、環境汚染等により人間の住む土地は少ないです。

■マホロバの住人
壱番世界の住人とほとんど変わらない外見をしています。
差異があったとしても耳が少し尖っている等くらいです。
しかし様々な人種が一所に集まっているため、個性的な者が多く、髪色や瞳の色も多彩です。

■技術力
デジタルカメラで惑星を撮影したり、切った花を生で一年間もたせたりといった技術が一般家庭に普及しています。
ただし貧富の差はあるため、貧乏な者には少々手を出しにくいものです。
老化を遅らせる研究も進められていますが、副作用による機能障害といった問題が山積みらしく、未だに実現していません。
環境汚染問題についてはバクテリアを用いた研究が進んでいます。
体の大半を機械にすることが出来ます。が、脳の完全な代用品が完成していないのと莫大な資金が掛かること、メンテナンスの手間とその費用の問題から一部の者しか使用していないようです。
一部分のみの機械化は医療的な理由で用いられることが多いです。
完全機械化は前述通り研究段階なものの、様々な目的に特化したアンドロイドは普及してきています。

また、リアルな仮想世界を作ることには成功しており、専用のヘッドギアさえあればマホロバのどこからでも入れるようになっています。

■宇宙人について
可愛らしい外見のものからグロテスクな外見のもの、人間とほとんど変わらないものまで様々です。
目的も調査、侵略、観光、寄り道、商売、採取、補給と色んなものがあり、宇宙人だからといって皆が皆悪い者ではありません。
ただし思考回路が人間と違う者も居り、悪意無く傍迷惑なことを行う可能性も高いようです。

■マホロバで行う冒険
宇宙人絡みの事件解決の他、環境汚染により出現した人外の者との戦闘も発生します。
また、宇宙人を敵視する過激派も存在するため、人間を相手にすることもあるかもしれません。この宇宙人への偏見の強さは地域によります。
ロストナンバーは人間の姿から遠い者ほど宇宙人に間違われる可能性も高くなりますが、わざと宇宙人のふりをするのも戦術のひとつです。

マホロバでは様々な人種が暮らしているため、冒険の最中に触れる文化や目に映す風景には様々なバリエーションが存在するでしょう。
時間が逼迫していない時は情報収集をしながら観光し、世界図書館に報告するのもいいかもしれません。

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螺旋特急ロストレイル

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