★ 銀幕ジャーナル:特別号vol.2 ★


<直撃インタビュー>

血みまみれの白衣に、真っ白の髪と緑の肌、真っ赤な目……、左目と耳まで裂けた口の一部は無造作に縫合された、一度見たら忘れられない容貌……、そう、ホラー系ムービースターといえばこの方、クレイジー・ティーチャー(cynp6783)さんの登場です。



ヤッホー! いやぁ、ボクがインタビューに選ばれるなんてオドロキだネ。ビックリしたヨ! OKOK、任せて。先生バッチリ答えちゃうヨー♪

――う、間近でお会いすると、やっぱりすごい迫力……。あの、いつもその白衣のような気がするんですけど……それって、いくつも同じ血まみれの白衣を持ってらっしゃるんですか?

ううん。基本的にコレしか持ってないヨ。汚れた時は洗濯してるのさ! 過酸化水素水とか亜硫酸水素ナトリウム水溶液とかの中に入れとくだけだケドね。流石にそろそろ汚れてきたカナ? どこかで白衣売ってたらそろそろ買うべき?
え? 燃えたり穴が開いたりしたのは何でなおってるのかって? ………………ま、企業秘密ってコトでヨロシク!

――それもクレイジー・ティーチャーさんの数ある謎のひとつなんでしょうか……。読者の方から質問がきてるんですけど、「頭半分吹き飛んだ状態でも活動できるようなのですが、死ぬというか滅ぶというか、そういう活動停止に追い込むためには何をどこまでやればいいのか。それが、気になります」。

物騒な質問だネェ! んー、どうだろ? ボクもそこまで限界に挑戦したコトがある訳じゃ無いしナ。ああ、こういうのはどうダロ? 四肢を切断しちゃえばくっ付けるまでボクは無抵抗になりそうだ! あとは全身氷漬けにしちゃうトカ? でもそれぐらいじゃボク死なないしナー。とりあえず、塵も残さないくらい全身ブッ壊しちゃえば復活のしようが無いんじゃないカナ? それこそ溶岩の中に突き落とすトカ、すっっっごい高温で燃やしちゃうトカ。ま、でもそんなヘマは打たないケドね♪

――そ、そうですか……。でもそんなこと起こりそうもないですよねぇ。あ、こんな質問も来てますよ。「回を重ねるゴトにパワーアップする勇姿が最高です。ぜひ聞いてみたいのは、今まで参加して来た事件の中で、『一番楽しんで『仕事』できたのはどれか』と『一番気に入ってるアイテム(武器)』だね」

あははっ、サイコーかい? アリガト!
一番楽しんで出来た“仕事”カー? どれダロ? 結構ミンナ面白かったからナー。
あぁ、巨大キノコクンとの戦いは面白かったヨ? 普段あんなに大きなモノと殺りあうことって少ないし、解剖できなかったのは残念だったけど楽しかったからネェ! マイクも無事だったし、良かった良かった! アレって地獄から来たんだっけー? 地獄って面白そうだネェ、まだ堕ちる気ないケド。
気に入ってる武器かー。チェーンソーとか巨大ハンマーとか火炎放射器とか色々使ってきたケド、やっぱり基本に帰ってこの金槌が一番スキかな?使い慣れてるし、思い入れもあるしネェ!

――テオナナカトルとの戦いはすごかったですよね。このあいだのチョコレートキングの時の様子も鬼気迫るものがありましたけど。

そうだネェ、あの人、随分イカレちゃってたみたいだしー、まぁだ何かありそうだったからネ。これから何が起きるのか楽しみだヨ♪
それ以外だったら……そうだね、シンネンカイは面白かったナ。モチツキやモチナゲがあんなにアグレッシブでエキサイティングでハードなゲームだったなんて、先生ニホン文化のコトちょっぴり勘違いしてたみたいだ!

――あれはあれで、ちょっと違うような……。っていうか、クレイジー・ティーチャーさんって、かなり不死身(?)だし、怖いものなんてないって感じですよね!

ウン、怖いモノは無いヨ!…………と、答えたいトコロだけど一応あるんだよネェ。怖くて怖くてたまらないコト。生徒のミンナが居なくなっちゃうコトが何よりも怖いネ。ボクはアノ子達とずーっとずーっと一緒に居たいシ、ずーっとずーっと授業をしていたい。その為にボクは冷たい土の中から甦ったんだ。ボクは今度こそ生徒のミンナを守るし、もう二度と死なないって決めたのサ♪
あァ! あと甘いのが無くなるのも嫌だヨ!? チョコレート事件再来はお断りだからネ!!

――そう言えば、クレイジー・ティーチャーさんは甘いものがお好きなんですよね。銀幕ハイ・グランドの展望レストランでやってるケーキバイキングの常連だってうかがいました。

甘い物はスキだヨ! 本当はボクって一応もう死人だから、栄養摂取とかする必要無いんだケドさ。でもデモ、やっぱり甘い物って美味しいデショ? ボク死人だからカロリーとか気にしなくてすむしネェ! あのホテルのケーキバイキングだとショートケーキがスキかな。アレ、美味しいんだー!
ちなみに、キライなものは野菜だヨ。苦いし不味いし、給食のオバチャンとこれまで何度も死闘を繰り広げてるんだよネェ。勝てないケド。

――クレイジー・ティーチャーさんは綺羅星学園の先生なんですよね。

臨時教師やらせてもらってるんだ。学校はスキだヨ。やっぱり色んな意味でボクの“仕事場”は学校なんだよネェ〜♪

――仕事を離れて独りの時間は何をなさっていますか?

んー、基本的に生徒のミンナと一緒にいるから一人になることって少ないんだケドね、一人になった時は……そうだね、考え事してる時が多いんじゃないカナ?
………あー! 今、意外って思ったデショー!? ボクって結構色々考えるんだヨ?

――そ、そんなことないですよ!?

次の授業のコトとか、あの薬品とこの薬品を混ぜたらもっとオモシロイ化学変化が起きるんじゃないかトカ、バッキーの消化器官ってどうなってるんだろーとか色んな映画から出てきた人外のムービースターとかも気になるなァ! ………解剖したいのは山々だけど、やったらヴィランズ扱いされかねなからガーマーンー。スッゴク興味はあるんだケドね!

――そうですか。……うーん、いろいろ聞かせていただいて、クレイジー・ティーチャーさんの新たな一面が垣間見えたような、ますます謎が深まったような……。ともあれ、今日はどうもありがとうございました! これからも、お仕事がんばってくださいね! あ、生徒のみなさんにもよろしく!



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