プライベートノベル
プライベートノベルとは、シナリオと並ぶ『螺旋特急ロストレイル』のコンテンツのひとつです。シナリオが、ライターがOPを作成して参加PCを募り、プレイヤーがOPをもとに作成したプレイングからノベルを執筆するのに対して、プライベートノベルはプレイヤーが執筆してもらいたいライターを指名し、イメージするノベルの内容を伝えて、ライターはそれにそってノベルを執筆します。
シナリオが、ロストレイルの世界で起こるさまざまな事件を扱うのに対して、プライベートノベルでは、PCたちの日常などを表現することを想定しています。
プライベートノベルの概要
プライベートノベルは、シナリオとは違い、『冒険旅行』コンテンツの所定のコーナーから、特定のライターを指名して依頼する(これ「オファー」する、と言います)ことで参加できます。
プライベートノベル | |
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必要チケット:1000チケット~(※) | プレイング文字数:600字 |
ノベル文字数:3000字~3000+(参加者数×2000)文字 | |
プライベートノベルはライターが用意したオープニングに参加するのではなく、プレイヤーが執筆してもらいたいライターを指名し、イメージするノベルの内容を伝えて、ライターはそれにそってノベルを執筆するというものです。キャラクターの日常や過去の出来事などを描くことができます。 シナリオとは異なる点として、プライベートノベルの参加料金は、ライターによって違う場合があります。オファー時によくご確認下さい。 |
オファーのやり方
プライベートノベルの利用方法についてご説明します。
<1>依頼したいライターを選ぶ
プライベートノベルを依頼したいときは、『冒険旅行』から「プライベートノベルを依頼する」へ進んで下さい。その時点で、依頼を受け付けているライターの一覧が表示されます。お目当てのライター名が表示されていない場合、そのライターは現在、依頼を受け付けていないということです。時間を置いてあらためてみましょう。
お目当てのライターの窓口が見つかったら、品目名(「プライベートノベル」)をクリックして下さい。ライターからの、制作の方針や、価格・製作期間(これらは同じ品目でもライターによって違うことがありますのでよくご確認下さい)などを確認できる詳細画面に移ります。内容を確認後、オファーを行ってよければ「このクリエイターあてにオファーを編集する」をクリックして下さい。
※窓口一覧で、ライター名のない窓口をクリックするとライターについてはまだ決めずに、内容だけを決定して、下書きとしてオファーを保存しておくこともできます。下書きの間はオファー内容をいつでも書き換えることができます。「今はまだオファーしないけど、いつか依頼したいノベルのアイデア」の記録などにご利用下さい。
なお、メールなどでライターにオファーを行うことの事前の打診などはご遠慮下さい。すべてのライターは、どのような形であれ、特定のプレイヤー/キャラクターの受注のお約束を行うことは絶対にありません。
<2>依頼内容を入力
依頼したいライターが決まったら、詳細画面で「このクリエイターあてにオファーを編集する」をクリックして下さい。次の画面では、そのライターにどのようなノベルを書いてもらいたいのかを、「オファー内容」の欄に入力します(600字以内)。
!オファー作成時の重要な注意! |
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<3>ゲストPCを指定
そのノベルに、自分のPC以外のキャラクター(お友だちのPCや、NPCなど)を登場させたい場合は、かれらにゲストPCとして出演を依頼することもできます。ゲストPCの欄に、出演を依頼したいPCまたはNPCのキャラクターIDを入力しましょう(間違えないように注意!)。
ゲストPCを何人まで指定できるかはライターによって変わります。ゲストPCの欄がない場合、そのライターはゲスト出演を受け付けていません(本人1人のみのノベルだけを受け付けます)。また、ゲストPCを指定すると、そのぶん、ノベルの料金と必要製作日数が増加します。ご注意下さい。
<4>製作日数などの確認
オファー内容を記入し終えたら、ラジオボタンを「オファー」に合わせ、「登録」をクリックして下さい。確認画面に移ります。費用や依頼内容などをもう一度確認してください(シナリオのプレイングと違い、プライベートノベルのオファー内容は、一度出すと修正することができません)。「確認」ボタンを押すと、チケットが差し引かれ、オファーが行われます。
※ライターの窓口からオファーを作成しても、登録しようとすると「受注窓口が閉じています」というアラートが出て登録できないことがあります。これはオファー内容を作成中に、ライターが受注窓口を閉じたか、別のオファーによって窓口が埋まってしまった場合に起こります。このときは、ラジオボタンを「下書き」に合わせて登録すると、品目・ライターを指定した形で、オファーを下書きとして保存しておくことができます。このオファーはライターの窓口が開いている時に、そのままオファーの登録が可能です。
<5>ゲストPCがいる場合は、その同意を得る
ゲストPCが指定されていれば、まずゲストが出演を承諾してくれるかの同意を得なければいけませんので、オファーはまだ仮のものとなります(ですが、ライターには通知されます)。ゲストPCには、「出演依頼」を求める連絡が自動的に送られますので、同意があるのをお待ち下さい。一定期間内に返答がなければ、同意が得られなかったことになり、ゲストPCのうち誰か一人でも不同意の人がいると、そのオファーは取り消されます。
<6>オファーをお受けするかどうかライターが判断する
オファーが登録できたら、オファー管理画面で、上部のステイタス選択から「オファー中」をクリックしてみましょう。オファーが登録されています。タイトル(品目)をクリックすると、詳細を見ることができます。ここで確認できる「受託期限」までにライターがこのオファーをお受けしてノベルを作成するか、残念ながら辞退させていただくかの返事があります。
プライベートノベルは、シナリオと違って内容の自由度が高いため、依頼文はあくまでも「オファー」の形をとります。ライターが「ご満足いただけるノベルを執筆できない」と思えば、オファーを辞退させていただくこともあります。確認画面で出た「受託期間」のあいだに、ライターがオファー内容を見て、この検討・判断を行います。いずれの場合も通知が行われ、辞退することになった場合は、チケットが返却されます。
「製作開始」とされている日時は、ライターがオファーを受託した場合、このオファーの製作を開始する日です。そして「製作期限」に示された日時までに、納品が行われます。製作開始日などは、ライターのスケジュールや現在担当しているオファー数などによりシステムで自動的に計算され、決定されます。製作スケジュールはライターの作業状況によっては早まることがあります。
!注意!
辞退の場合、メールでおしらせを行いますが、辞退理由などについて、このメールに記載されている以上のことやその詳細を、ライターは発言することができません。事務局より返答を行うこともありませんので、お問い合わせなどはご遠慮下さい。
<7>ノベルが執筆され、納品される
受諾されたオファーについては、所定の納期の後、納品されます。納品されたノベルはシナリオと同様に公開されます。
オファーの管理
キャラクター詳細画面のサイドメニューにある「オファー(プラノベ)」からは、以下の状態のオファーについて、それぞれ内容を確認することなどができます。
・下書き中
まだオファーを行わずに保存されているオファーです。ライターを指定せずに作成したオファーや、ライターを選択したがオファーしなかった(できなかった)オファー、ライターが辞退したオファーなどがここに入ります。下書き中のオファーは、いつでも内容を書き換えられるほか、ライターを変更する(未定であったなら新たに指定する)こともできます。
・オファー中
ライターにオファーして、受託/辞退の判断を待っている状態です。受託期限までに判断が行われますが、返事を待たずにオファーを取り消すことも可能です。その後の再オファーも可能ですが、再オファーするにはその時点でライターの窓口が受付可能になっていなくてはなりません。オファーを取り消した場合、チケットは返却されます。
・受託済
ライターがオファーを受託し、製作されることが決まったオファーです。製作開始をお待ち下さい。受託済のオファーは、「ライターが製作することは決まっているがまだ作業を開始していない」オファーです。望むならオファーを取り消すことも可能です。オファーを取り消した場合、チケットは返却されます。
受託済だったオファーが製作開始になると、そのオファーは製作中となり、オファーの取り消しなどができなくなります。そのため、オファー管理画面からは消えます。製作開始時にメールでおしらせしますので、ご確認下さい。製作開始になる日は「製作開始日」としてオファー時点で予定されていますが、ライターが作業状況により、前倒しして早めに製作に入る場合もあります。
・遅延中
完成予定日を越えて納品されず、なおかつ、ライターがそのことに対して何の反応も行わなかった場合、そのオファーは遅延中となります。遅延中のオファーはいつでも製作中止の要請を行うことができます。中止になったオファーは、ノベルは納品されませんが、チケットは返却されます。
・延長製作中
事情により完成予定日に納品できない可能性が高い場合、ライターから納期の延長が申しだされ、それにより新たな完成予定日が決定して「延長製作中」となります。延長製作中のオファーは、再設定された予定日までに納品される見込みですが、当初の予定とお約束を違えていますので、プレイヤーの方はこのオファーを中止にすることも可能です。中止になったオファーは、ノベルは納品されませんが、チケットは返却されます。
あれ?と思ったら |
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受託済だったオファーが消えた? →ライターが製作を開始したため、製作中になりました。製作開始予定日より、製作開始は早まることがあります。メールでもおしらせします。 遅延中だったオファーが消えた? →ライターが遅延中だったオファーについて、納品を行ったか、正式に延長の手続きを行いました。納品されるか「延長製作中」になります。 延長製作中だったオファーが消えた? →ライターが延長製作中だったオファーについて、納品を行ったか、再度の延長の手続きを行いました。納品されるか、期日が再設定された「延長製作中」になります。 |
ゲストキャラクターについて
●他のプレイヤーさんのキャラクターをゲストに呼びたい場合
原則として、プライベートノベルへの参加チケットは、各キャラクターのプレイヤーの方が負担します。ですので、他のプレイヤーさんのキャラクターをゲストに呼びたい場合は、できる限り事前にお声を掛けておくようにしましょう。
ゲストキャラクターがそのプライベートノベルの中でどのような行動をとり、役割を果たすかは、オファーを行うプレイヤーの方が、オファー文中に記載します。ゲストキャラクターのプレイヤーの方はそれを読んで、このゲスト出演に同意するかどうかを決定します。この決定はゲストキャラクターのプレイヤーさんの一存で決めることができます。
チケット負担について、ゲストにお誘いする側が、チケットコードなどを利用して、参加費用を譲渡することも可能ですが、そうしなければならない決まりはありません。すべて、お誘いするプレイヤーの方同士でご相談下さい。
この点については、事務局からサポートをさせていただくこともできませんし、このことがもとで発生したトラブルなどの責任は負いかねますので、十分にご注意下さい。
●他のプレイヤーさんから自分のキャラクターがゲストに呼ばれた場合
他のプレイヤーさんがオファーしたノベルに、自分のキャラクターがゲストに呼ばれている場合、そのむね、メールでおしらせがあります。
キャラクター詳細画面のサイドメニューにある「ゲスト承諾(プラノベ)」から、オファーの内容を確認し、承認するか辞退するかを決めて下さい。プライベートノベルはシナリオではなく、参加にあたって、ゲストキャラクターのプレイングはありません。ゲストキャラクターがそのプライベートノベルの中でどのような行動をとり、役割を果たすかは、オファーを行うプレイヤーの方が、オファー文中に記載しています。ゲストキャラクターのプレイヤーの方はそれを読んで、このゲスト出演に同意するかどうかを決定します。この決定はゲストキャラクターのプレイヤーさんの一存で決めることができます。
承認した場合、参加費としてチケットを負担しなくてはなりません。
このことがもとで発生したトラブルなどの責任を事務局が負うことはできませんことをあらかじめご了承下さい。
●NPCをゲストに呼びたい場合
NPCについても、同様にゲストとして指定することができます。この場合、同意するかどうかは事務局または担当ライターが決定します。不同意の場合、その理由をお知らせすることはありません(ご質問があっても返答しません)。
なお、NPCは参加費用を負担することはありません。NPCをゲスト指定したことによって発生した料金は、他の参加者が按分して負担します(端数はオファーしたキャラクターのプレイヤーの方が負担します)。