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【第3ターン:探索班】ジェロームポリスへの糸
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| モリーオ・ノルド(ctdr1024) 2012-03-10(土) 23:38 |
シェルノワルでの探索活動、お疲れ様。 いろいろと気になることはあるが……日和坂くんの居所はジェロームポリスと見て間違いないと思う。状況から考えると、彼女の身の上は非常に危険だ。
きみたちは、シェルノワルを出港するジェローム団の船を追ってくれ。
それが今、もっとも確実な、ジェロームポリスへ続く糸……ひいては、日和坂くんの命運を左右する手がかりだと言っていい。
問題は、シェルノワルの海賊たちもこの船を追い、あわよくば撃沈を狙っているということだ。ジェローム団はいまや全海賊の敵。ネヴィル卿に対して手柄を立てるチャンスだからね。
一方で、ジェロームの船は機械海魔に護衛され、かれらだってやすやすと沈められたりしない。むろん、追われているとわかればきみたちだって攻撃される。
どうにかして……あの船の行く先を――ジェロームポリスへ続く糸の端を掴むんだ。頼んだよ。
<ご案内> 【第2ターン:探索班】に参加した人は、締切日時までに、このスレッドで発言して下さい。 発言は1人1度だけ。このスレッドで発言した場合【特別任務】には参加できません。
選択肢はありません。標題には【参加】とでも書いておいて下さい(なんでもいいです)。
本文では、200文字程度で行動の方針・詳細をお願いします。 書き込み後の編集はできるだけご遠慮下さい。ステイタスの非公開欄は参照しません。
締め切り:3月17日(土)午前10時頃 ※注意:【特別任務】とは締め切りが違います。 |
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参加します
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| 幸せの魔女(cyxm2318) 2012-03-14(水) 20:53 |
出航前の海賊船の中からジェロームの船に一番追いつけそうな船に乗り込み、一緒に乗せて貰えるように交渉(脅迫)。 「海神祭に現れる恐ろしい魔女の伝説をご存知かしら?…そう、私の名前は幸せの魔女。船を沈められたくなければ私達をこの船に乗せなさい」 あらかじめフカさんにお願いして、周囲の船を数隻沈めて貰うようにお願いして信憑性を高める。 ジェロームの船にうまく乗り込めたら後の船は用無し。悲しいけどここでお別れ。 |
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参加するわ
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| フカ・マーシュランド(cwad8870) 2012-03-15(木) 06:23 |
極力目立たぬように海中深く潜って行動
海中を泳ぎつつ、ギアを使って指示された海賊船の船底を狙撃し大穴を開ける 「アンタ等に恨みはないけど…仲間の為よ。沈んで貰うわ(弾薬装填)」 利用し終えて用済みとなった船も沈める 「哀れよね…。まぁ、海賊だし何とかなるでしょ?多分。」 流石に同情はするので、『次は良い事あればいいわね』とだけ願っておく
その他、追跡や援護などの要請もノートで随時チェックし従う |
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参加
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| 相沢 優(ctcn6216) 2012-03-15(木) 19:49 |
幸せの魔女さんが強奪した海賊船に共に乗る。 ジェローム船への特攻時に機械海魔の攻撃を防御壁or防鏡壁を最大出力で展開し防ぐ。ジェローム船の攻略時は機械海魔とトラベルギアを使用し戦闘。 隙あらば仲間に協力を依頼し、機械海魔のコクピットハッチを探した後、コクピットに乗りこみ機械海魔を占領。
事前にセクタンを上空に飛ばしミネルヴァの眼で、ガルタンロック(優先)とフランチェスカの船の動きを見張る |
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参加
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| ベヘル・ボッラ(cfsr2890) 2012-03-17(土) 02:30 |
強奪した船に便乗。ギアをソナーとして使い海中の状況を掴む他、指向性を持たせた音波を発し敵乗組員や機械海魔へ攻撃。方向感覚を狂わせ、強烈な眩暈を引き起こす
ジェローム船捕獲時、船内にギアを放つ。集積させたジェロ配下の声で「言った方が良いんじゃないか」と情報吐かせる後押しする他、目的地について話す者達を見つけ「そういえば(ジェロームポリスは)今どこだったか?」等会話の流れに沿って情報を吐かせようと試みる |
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いくぞ!
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| 虎部 隆(cuxx6990) 2012-03-17(土) 03:05 |
一番速い船、速い航法で進む。乗り込むまで無事ならいい!ボートも可。
炸裂弾で海魔と船に対処。執着せず海魔とネヴィル側の戦いの隙を突きさっさと船に接近。
敵船に乗り移り攻撃しづらいところを乱戦で制圧。 船内を捜索して地図等を入手&船長を軽くゴウモンして綾っちの場所と行き方を聞く。
ネヴィル側にはあまり情報を渡したくないし処刑も嫌だろうから沈没を偽装して情報の断片しか見つからなかったてことで命は助けてもいいぜ? |
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突撃!
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| クロウ・ハーベスト(cztz6189) 2012-03-17(土) 08:38 |
適当なボートか何かをパク……拝借して、それにタカシを乗っけて能力で超加速。幸せの魔女達とは反対側からジェロームの船に最速で向かう。 道中の敵からの攻撃はギアで迎撃するが、積極的には戦わない。
敵船に乗り移ったらギア全開で暴れて制圧。 味方を攻撃から守るように動く。前衛はまかせろ!
制圧したら尋問タイム。アヤに関する諸々を吐いて貰う。 あんまり口が固いようなら能力でお喋りにするが、なるだけ使わずに済ませたい。 |
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【第3ターン:探索班】
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| モリーオ・ノルド(ctdr1024) 2012-03-21(水) 21:53 |
「海神祭にあらわれる恐ろしい魔女の伝説をご存知かしら? ……そう、私の名前は幸せの魔女。船を沈められたくなければ私達をこの船に乗せなさい」 ジェローム団の船をしとめてネヴィル卿に功を立てるため、急ぎ出立しようとする船。 かれらのまえにあらわれた幸せの魔女は傲然と言い放った。 次の瞬間。 先に出航していた幾隻かの船が突如として海に沈んでゆくのが見えた。 魔女は凄みのある微笑を浮かべて、頷く。 そして、王侯貴族のように優雅に、甲板へ渡された板のうえを歩んでゆく。 「悪いね」 しれっと、ベヘル・ボッラと相沢優もそれに続いた。
(アンタ等に恨みはないけど……仲間の為よ。沈んで貰うわ) 船を沈めたのが、海中にいるフカ・マーシュランドの攻撃だと、海賊たちは知るよしもない。 魔女を乗せた船が動き始めると、先導するように先へ。邪魔になりそうな他の船へも砲撃を撃ち込んでゆく。 沈む船から逃れ、じたばたと泳いで逃げる人間たちの足がのぞく水面を見上げてフカは、 (哀れよね……。まぁ、海賊だし何とかなるでしょ? 多分) と思った。 幸せの魔女の容赦のなさに、いくぶんの同情は禁じえず、「次は良い事あればいいわね」と心で祈る。 そしてフカと、魔女の乗った船は沖合を目指す。 そのとき、フカは、シェルノワル沖の海底に奇妙なものを見た。 (……あれって、機械海魔じゃないの?) 正確にはその残骸。 今、海賊船と交戦しているものとは違う。 表面にすでに海藻がついていることから、昨日今日ではないだろう。どういうわけか、破壊された機械海魔の残骸とおぼしきものが、海にいくつも沈んでいるのだ。 過去に、この海域で戦闘があったのだろうか? だが深く追求している暇はなかった。
「もっとスピードは出ないのか!」 虎部隆とクロウ・ハーヴェストは、幸せの魔女たちとは別の船で沖へ出ていた。 こちらはずっと小型の船だ。 機械海魔を別とするとモーターボートがない以上、セーリングで動かすこの船が速度の面ではましだろう。さらに、クロウがいることで、船は物理法則を超えて加速しはじめている。 それでも、つい、気が焦る。行く手にほかの海賊の船が見えてはなおさらだ。 「どけどけ、邪魔!」 隆がトラベルギアから炸裂弾を発射して威嚇し、道を開けさせる。 ぐんぐんと、ジェローム団の船に迫ってゆく。 眼前の海を割って、機械海魔のかまくびがあらわれた。――と、海が波立ち、甲板にいた海賊たちが倒れるのが見える。 魔女の船が反対側から接近してきている。ベヘルの音波による攻撃のようだ。 魔女の船がジェローム団の船に激突した。 海賊たちが反撃の銃や剣を手にしたところ、乗り込んできた隆とクロウが跳びかかる。 「海魔のほうを」 「わかった」 優とベヘルは敵の攻撃をかいくぐりながら、甲板を走り抜け、機械海魔の背へ飛び降りる。 「まあまあの船ね」 幸せの魔女は、積んであった樽のうえにこし掛けて、足をぶらぶらさせながら、戦いを見守る。流れ飛ぶ弾丸が彼女にあたることはなかった。 追いついてくるほかの海賊の船はフカの攻撃で沈められている。 そうこうするうちに、ジェローム団の船と機械海魔はシェルノワルから離れた外洋に達していた。
『もう観念しろ』 機械海魔から声が迸った。 「海魔がのっとられたぞ!」「ダメだ、かなわない」「降伏すべきだ」 そんな声は、ベヘルがトラベルギアから流した偽の音声だが、ベヘルと優が機械海魔の内部にいたり、ベヘルの音波で乗組員を昏倒させてそれをのっとったのは真実である。 そして甲板上の海賊たちも、隆たちに組み伏せられているのだ。 「ジェロームポリスの場所を教えろ。綾っち――いや、賞金首の女はそこにいるんだろ?」 隆が凄んだ。 「そ、それはそうだが……場所はわからん」 「そんなわけあるか!」 「いててて、だってよぉ!!」 「ホントに知らないのか?」 クロウが訊ねた。 「ジェロームポリスは移動するんだ。今どこにあるかはジェローム様の命令次第で……」 「じゃあ、どこに行こうとしてたんだ?」 「だから、それは……誘導されて――」 「誘導って何だよ! 言え!」 「あいででででで!!」 「あ、そうか」 クロウは手を打った。 「機械海魔だ」
『ジェロームポリスの現在地を伝える。全軍、至急に帰還せよ』 通信機が告げる位置を、ベヘルが書き留める。 『すべての鋼鉄将軍に告ぐ。ジェロームポリス並びにジェローム軍全艦隊は、ジャンクヘヴンに向けて侵攻を開始する。繰り返す。全軍、至急に帰還せよ。ジェロームポリス並びにジェローム軍全艦隊は――』 続いて伝えられた内容に、ベヘルと優は顔を見合わせた。
なお、優がセクタンを使って動向を見ていたガルタンロックは、騒ぎに乗じて、シェルノワルから離れたようだ。様子からして、ただ単に厄介から遠ざかろうと逃げ出したように見える。 フランチェスカもまた、もう用は済んだとばかりに姿を消した。
「ジェローム団の情報を、ネヴィルに渡したくないな」 苦々しい表情の隆に、 「じゃ、渡さなければ。このままジャンクヘヴンに戻りましょ」 と、幸せの魔女はこともなげに言った。 「だな。こいつらもネヴィルに処刑されるよりはマシだろうしな」 縄でぐるぐる巻にされている海賊たち。 このまま機械海魔に牽引させるなりして、飛ばせば、早めにジャンクヘヴンへ戻れるだろう。ジェローム団の連中はそこで海軍に引き渡せばいい。 ジェロームポリスが侵攻を開始したのは、おそらく自身が海賊間で孤立したことを知ったジェロームの決断だろう。 やけになったようにも見えるが、しかし、海上都市同盟を滅ぼしてしまえば、ほかの海賊たちがどうであれ、ジェロームの覇権は確立する。 海風は勢いを増し、戦乱の訪れを告げていた。
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