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[31] 薄紅に染まる大樹の蔭にて
どうも。
雪深 終(cdwh7983) 2013-03-31(日) 18:12
 唯の趣味探索でも少しは役に立つものだったか。
 この様な地図を用意して貰えたのは有り難いな。
 折角だしこの機会に一通り見て廻りたいところだ。

 と。これは……。
 立派な樹だが、花見にうってつけ……と云うには、少し周囲が薄暗いような?
 ……枝振りや、色味の関係、かな……樹全体の赤味が強い。もしかして元の世界では変な曰くでも語られてただろうか。想像したところで詮も無いけれど。

 む…。根本にいい感じの洞が……!
 ……。…………。……。
 ……他に行く前に、少しまったりしてみるのも……。(いそいそと洞の中へ)

 ◇ ◆ ◇ 

終はなんとなく洞に嵌って暫くぼんやりしてる内にそのまま寝てしまった模様。
無意識に冷気を放出している為か、そこかしこの土に霜の様なものも降り。
周囲の薄暗さ、古樹の妖しさと相俟って、どことなく胡乱げな空間が形成されています。
別段何も起こりませんけれども。

参加制限はありません。
あまり騒がず、静か目の空気を保って戴けると幸いです。
周辺他者の存在に気付くも気付かぬも御随意に。誰とも会話せずとも構いません。
[98] ふらりと

灯緒(cfun2369) 2013-04-03(水) 23:05
……おや、終さん?

起きているかい?
そんなところで寝ていたら風邪をひく――いや、きみなら大丈夫か。

(尻尾の火を大きくして、洞の中を覗き込んだ)
[99] (物珍しげに近付いて)

槐(cevw6154) 2013-04-03(水) 23:06
灯緒さんも来ていたんですか。
何か……――おや(終さんに気付く)

(微かな苦笑いを浮かべ乍ら)道理で寒い筈だ。

しかし、どうしたものでしょうか。
(顎に手を当て、来た道を意味ありげに見遣る)
[106] ん…。
どうも。
雪深 終(cdwh7983) 2013-04-04(木) 11:18
 ……っ!(火にびくりと反応)
(思わず尻尾をはっしと掴んで、ついそのまま洞に引き摺り込もうと)

 ……って、あれ。槐。灯緒と一緒に樹海桜見物か。
 ? どうした、って、なんだ。胡散臭い妖気の気配でも受信したのか?
(意味ありげに見遣られた視線の先を追うように眺め)
 ……。(まだ少しぼんやりしながら)
 人が集まって来ている、から、風音くらいは普通……だよな……。
[112] おや……
ラーメン・カップ(cttn6319) 2013-04-04(木) 23:50
(3人の参加者の様子を少し遠くから眺めるのは
少女に似せた機械が1体)
思った以上に何処も参加者が居らっしゃるんですね

しかし中は始まったようですし
間が空くまでは暫し退散しましょうか
(会話の始まった集団に、邪魔にならぬようにと
洞の外へ向かおうとする)
[114] (火の粉がぶわっと散った)

灯緒(cfun2369) 2013-04-05(金) 00:30
>槐
ああ、きみも来ていたのか。
いやなに、此処で終さんが寝ていたから……。

――!?(ふぎゃっ)

>終さん
……い、いきなり掴まれると、流石に驚くかな……。
大丈夫かい、火の粉は散っていない? ……ところで、熱いとやはり融けるんだろうか、きみは(真顔で聞いた)。
いや、此処で偶然出くわしただけだ。槐が来ることは聞いていたけど。

しかし、此処の桜は、いやに赤いね。朱昏の色彩に慣れているからか、此方の方が落ち着く。
きみも、この色に惹かれて?

>カップさん
(去っていく機体をじっ、と見送った)
……風音の正体って、あれかい?
[120] (二人の遣り取りに口元を綻ばせつつ)

槐(cevw6154) 2013-04-05(金) 04:49
いえ、彼女では……(同じくカップさんを見送り乍ら)。

実は先程、此の近くで図らずも「住人」と出遭ってしまいまして。
打ち解けるには少々、勉強不足だったもので。すぐにお別れしたんですよ。
うっかり粗相を働いてしまわない内に、ね。

とは云え、ひょっとしたら追い掛けて来てくれているのかも識れません。
もしもその時、終さんが眠っていたら……――(少し可笑しそうに)大変ですから。


それにしても、この櫻の姿は……(細めた眼で薄暗くも薄紅の妖樹を見上げ)
大きな洞と云い、まるで何かが棲み着いているかのようだ。
[129] あ。
どうも。
雪深 終(cdwh7983) 2013-04-06(土) 00:13
 とっ……、ぅ、わ……!(火の粉が散った様子に、わたわたと慌て。ついでにちょっと周辺が一瞬真冬並に寒く)
 すまん。驚いてつい……火を……、消そうかと……。 orz

 流石に、融ける事はない、かな……。
 靄になって隙間抜けたりとか、風呂場で氷柱になって浮かんでたりとかいう芸当は、無理だ。逆に気を付けないと、うっかり湯を水に変えかねない。
 灯緒の尻尾こそ、どうなってるんだ。もしかして、火が消えたら危険?


 住人……。(眠っていたら大変と云われて漸く気付き)ああ……。
 俺の事は多分、気にしないでも。以前からずっとこうで、でも平気だったから。
 粗相、な……(ちらりと鬼面に視線を遣り)。……、まだ暫く花を見て廻るつもりなら、ついてゆこうか? そう心配、してるわけでも、……ないのだけど。
 多分、何かあっても、誰かしら駆けつけてくれそうな状況ではあるし。(ラーメンの姿を見遣り)


 この桜か。俺は年月を経てきた者には、惹かれるから、それで。
 洞の中に入ると自分が樹になったみたいで、少し落ち着く。その結果、寝てしまったみたいだが。実際、元の世界にあった時には、何かが棲んでたのかもな。俺も棲みつきたいくらいだ。(笑)
 色……は、惹かれたというか、些か気になりはした。……。桜の色は、曰くがあると血の色だとも云われたりする、というのも過ぎったが。……ああ、赤いと云えば、確かに朱昏か。
[134] (←ほんのり楽しげ)

槐(cevw6154) 2013-04-06(土) 07:30
そう……ですね。では、「宿木」に戻る時はお願いします。

(棲みつきたいとの言に笑って)
成る程。
袂で眠る終さんは西行法師と思いきや、実は櫻の精と云う訳だ。
これは迂闊な事を口走れなくなりましたね、灯緒さん。
滅多な物云いをした日には、夢枕で彼の小言を聴く羽目になる(くく)。

(朱昏の名を聞けば二人に背を向け、徐に)
――古来、満開の櫻の下と云うのは。
真夜中の水域や山中、霧と同じく、彼岸に通ずるとも考えられました。
花弁の儚く散り逝く光景、その只中が余りにも現実離れしていたからです。
だからでしょうか、血生臭くも凄惨な曰くが屡、憑いて廻るのは。
結果として善くないものも、妖も、招いてしまう事になるのにね。

或いはそれこそが、人の――…………いえ。少々、喋り過ぎましたか。
[152] ……。
どうも。
雪深 終(cdwh7983) 2013-04-06(土) 23:47
 ん。わかった、もう一度「宿木」に戻るんだな。
 俺も他を廻ってみるにしても、それはそれとして、うん。(嬉しそう)


 善くないものや……妖、か……、人の存在する場所に、付いてまわる。
 結局、人が無ければ、妖は妖でない何か別の、存在……、なのだろうか。
 人との感応が、揺らぐ感情の乱れが、妖を妖たらしめる――のであれば。
 桜は、多分、人との距離が近過ぎる。或いは自身を、人と同一化しても可笑しくない、程には。(何処か懐かしげに笑み)

 ……。
 ……桜には、死体がよく似合う。
 昔……。俺の名が付けられていた、樹が、あって……。
 ……、ああ、いや……すまん。少し……、槐の話と、花の色に中てられた気がする。(微苦笑)
[154] 寒っ。

灯緒(cfun2369) 2013-04-07(日) 01:00
(急激に冷えた大気にぶわっと毛並みを膨らませた)

>終さん
いや、気にしないで良いよ。おれもびっくりしたし、寒かったし、御相子だ。

んー……どうなんだろう。
ほら、おれはロストメモリーだろう。だから何故この尻尾に火が付いているのかも、もう忘れてしまった。
消したらどうなるのか、おれ自身も気になるんだけど……流石にそれで命を落とすのは怖いからね、試した事がないんだ。

>槐
……相変わらず、きみの言い回しは難解だな(欠伸を噛み殺した)。
だが、櫻には妖しい魅力がある――というのはよく判る。こんなにも美しいんだから。
確かに、この櫻の色と、降り注ぐ花弁は血飛沫にも似ているな。

西行……ああ、桜の下にて春死なん、か。
この世界は雨も降らないんだ、おれなら死ぬより、根元でずっと寝ていたくなるけど。
[156] 結果、人様の話を折ってしまいました。本当、申し訳ないです
ラーメン・カップ(cttn6319) 2013-04-07(日) 03:00
………………
(気付かれていますね。正直時期を逃がしたので
このまま去りたかったのですけど……よし)

失礼、皆様のお話を遮ってしまいました
誠申し訳ございません(そういって深々と一礼し)
お話ししたいところ山々ですがもう時間も僅かですので
この辺りで私は先に失礼させて頂きます
(そう言って一足先に離脱しようとした)


……そういえばこの桜を含む森は世界樹が今わの際に生み出したもの
年季の少ない創られたものにさえあの人達は思い馳せられるのですね
理詰めの解が先に出る、夢を持てない物には羨ましい
[160] (冗談とも、本気ともつかぬ調子で)

槐(cevw6154) 2013-04-07(日) 09:04
(難解と云われ乍ら悪びれた様子も無く笑顔で)すみません。
併し……ふふ。歌聖西行も、灯緒さんの境地には及びませんでしたか。
櫻の下と縁側がまさか同列とは、想いもよらなかったでしょうから。

血飛沫に、死体。人に近過ぎた、美しい櫻――か(また見上げて)。
散華とはよく云ったものだ、と。お二人と話していると熟熟想います。
偶には、乙なものですよ。花に惑い、おぼれてみるのも。
同好の士のとしては、嬉しい限りです。
……とは云え、もうそろそろ引き上げ時でしょうか。
その話は、此の次にでも、是非(終さんに猪口を傾げる仕草をみせて)。


(カップさんの礼に対し)
そう畏まらないで下さい。
またお会いする機会があれば、その時はゆっくり歓談するとしましょう。

先に帰られるのでしたら、くれぐれも……お気をつけて。
[175] (何か生き物の扱いが分かってない子供の様な態度だった)
どうも。
雪深 終(cdwh7983) 2013-04-07(日) 19:40
 あ……。(膨らんだ毛に触りたくなって手を伸ばしたものの引っ込め)
 いや、ここで俺が触ったらますます冷たくなるか……。く、難しい。←

(尻尾の返答を聞いて、少し可笑しそうに笑い)
 それもそうだな。灯緒らしい答えだ。
 併し何か、猫は水が苦手というのを体現してるみたいで、少し面白いな。
 ……妖怪っぽくもあるが。火、か……。


(ラーメンの畏まった態度には、戸惑いながら)
 ん、……ああ、俺らが居た事で気を使わせて寛げなかったのなら、此方こそすまない。
 樹は、花を見に来た者を疎ましく思う事は、ない。筈だ。……貴方もまた、良い花見を。


 と。もうそんなに時間が過ぎてたか、あまり長居してるのも良くはないな。
 じゃあ、槐の話の続きは今から楽しみにしておこう。
(桜を見上げる様に伸びをし)
 ……季節が変わる訳でもないのに、何故だか名残惜しいものだ。
 まあ、その時にはまた此処に来たっていいか。凶暴な虫も風情と思えるなら、だが。(笑)

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