クリエイター藤たくみ(wcrn6728)
管理番号1682-24782 オファー日2013-09-30(月) 10:05

オファーPC 雪深 終(cdwh7983)ツーリスト 男 20歳 雪女半妖
ゲストPC1 玖郎(cfmr9797) ツーリスト 男 30歳 天狗(あまきつね)

<ノベル>

 それと無く交わした、互いの棲処の事。他愛無い遣り取りさえ稀な、言葉少なに隣り合う奇縁の椿事が尾を引いて。なれど。

 彼を此処へと誘ったのは、只それだけだったか。

 あれが姿を消してから、一体どれ程の時が経った。一刻か。半日か。或は既に翌日か。妖の識を狂わせる程、此の世界は妖しい。益して各各が定めた縄張りの中等、何方かの下界を模している様で、其の条理はまるで当てにならぬ。故に彼は己を律した。委ねれば何かが喪われて仕舞う。郷里への帰還を望む者にとり、それが如何に危うき事か誰より識ればこそ。なれど。

 いつ、訪ねたのか。それさえ胡乱で。

 最期に見たのは馴染みの古物屋にて彼の地の禍事の仔細を聞きし折。何故か厭な気を覚え、彼は彼を捜した。文送れど応え無く、何方に影も無く。決して多く無い心当りの果てが此処だ。何処に往けば在る。どこかにいるのか。おまえは。

 風――と称すには些か乱れ、無秩序に。

 赤褐色の羽毛を優しく撫でた、それでいて頬を刺さんばかりにぴんと張り詰めた気流の集合は、冬の匂いと小さな六花を撃たれた水鳥の毛羽の如く何処か慌しく無尽に運んで、鳥妖の姿を得し風の神を捲き込む様に逃れる様に吹き下りて。
 艶を帯びた薄絹にも似た浅い川面に映る蒼天が神経質に震え波立つ。鏡合せの遥か高空を見上げれば窺える胡乱な薄曇の陰は、寒気を詫びるか。然も無くば細雪を云い訳するのか。ただでさえ、白く包み晦ましてしまっているのに。
 此の期に及んで何を隠す。誰が為に、尚も降る。いつ迄。

 身を切る外気を知らぬ訳も無く。吸えば氷り、吐いて白く解け霧散する息とて殊も無し。いっそ清々しくさえある。軽弾みな気流に耳を傾け、饒舌な匂いを嗅ぎ、翼越しに嘆く温度を受け留めて、やがて来る曇天模様が自ずと識れる。本降りと為る頃には地吹雪を伴い、地表は白魔に脅かされて此方彼方の区別も意味も喪われた魔境と化すに違い無い。
 椴松に宿る風神は、骨林の向うに浅く掬われた体の斜面で風に追われる様な姿勢で儘身動ぎひとつせぬ、丸丸とした純白の樹氷の群に、控えめな視界を凝らす。
 蒼穹は何時しか薄曇に半ば以上を支配され、彼等は自らが織り成す明暗からは青味が喪われるに任せ、白銀の世界に陰影を落す。
 夥しい数の、化物染みた、河原に積み上げた石ころの様な、怪しのものども。

 ――陰水のものとして真っ当な環境だ。

 水氣に依拠せし主なれば、況して零下に由来あらば、生くとし生ける多くの者にとり過酷であれ厳冬に棲家を置くも宜なるかな。風神はそう理解する。ひとならば静寂とも喩えよう冬を籠る山景色には、けれど確かに重苦しい風と、微粒子と化した白銀の擦れた音を耳膜に伝えた。だから、云った。
「おれは斯様な縄張りをつくっていない」

 そうか。

 何処へ向けたのでも無いが、根元から即座に応えが在ったと――想った。元より居たか。ならば並べて按ずる事も――否、妙だ。頭を振る。耳を澄ませる。肌に翼に気配を意識する。何も、無い。異様だ。此処には雪野を脅え駆ける兎や鹿も、獲物を追う狐や狼も、樹木を殴りつける熊も――彼の眷属、同胞とも謂える鳥達の息遣いはおろか風に乗り時に断つ雄雄しき翼も、無い。故、誰にも危険は訪れず、脅威に狙われもしない。
「安住の地はあやうい。帰還の意思を忘れかねない」
 野を忘れた者が野で生きられぬ摂理を風神は本能に備える。忌避するはそれ故。
 穏やかな、虚ろ。屍骸にも似た――そう想うのは、何も鉢金越しに広がる、痩せぎすで頼り無い沢胡桃の林が無数の骨に観得る所為では無く。三度出向いた、世界を無限に覆う樹海。あれに少し似ているやも識れぬ。併しこれなる場は果てが在る筈。何故底知れぬ。一見して開放的な屋外乍ら、何処か閉塞感を覚える。恰も他者の内に立ち入った様な。望む儘に作られた空間と云う先入観を我識らず擁いた為なのか。

 玖郎らしいな。

 根元の聲はそう云った様に想う。
 だが、意識を向けた時、気配は其処から失せた。或は最初から無かったのか。
「……?」
 風神は鳥がそうする様に首を傾げ不可解を体現する。何方へ、と音と気の震えを追えば、程無くぽっかりと口を開けた雪洞を認める事が出来た。
 雪妖の――水神なれば至極当然の――塒と思しき穴からは足跡が出掛けている。樹氷群へと其の先へと、着いて来いとでも誘う様に、言葉少なに案内する。
 併し、其の先に知己の姿は見当らぬ。樹氷の陰に潜んだか。真逆消えたか――。
 風神は椴松の頂より倒れ込む。ぐん、と幹が拉げて弾み梢が跳ねて雪が落ちる前、一度身を翻すと同時に厚手の外套と見紛うばかりの両翼を広げて、風任せに流れ一気に林を過ぎて後、地表すれすれに滑空する。
 上り坂を突き進めば樹氷の雑踏が見る間に迫り、僅かに身を傾けて避け、時に羽ばたき又廻り、其の都度白塵が舞う。加え、百鬼夜行が列を崩して阻んでいるかの様で先が見通せぬ。坊主の物怪の様な膨れた者の頬を掠め、鬼の如く鋭い頭部と大柄な体躯の威容を遣り過し、魑魅と思しき無形の形が突如眼前に顕れたなら聲無き悲鳴を浴びるまいと速度を上げて擦れ違う。これは蛇か。あれは狐狸か。其処に聳えし翼の主は純白に染まる紅天狗か。そして、御前は――。
 死に装束の女らしき像と行き交う時、翼は彼女の肩に触れて、ぱあっと周囲が白一色に染まり――ひらり、ひとひら紅葉の葉が、其の掌で風神の頬を撫でて。

 ――これは。

 像の後ろは唐突に一転して、くれなゐの回廊に変化した。
 金氣の化生のまやかしかと幽かに構えるも、本能は危機を訴えて来ない。
 風が哭いて幾百幾千もの灼たかなる紅い掌が流れて、風神の羽を、髪を験者の纏いを瞬く間によりあかく染めては過ぎ去り又染めて、ひらりふわりと無邪気に戯れて。やがてこがねに色付く扇や赤く膨れた羽根等が、其の輪に交ざり、巫山戯る。一部たれと上辺で囁き、邪魔はせぬと進路を遮るも留める事はしない。
 彼等を透けた陽光が紅葉の回廊を遍く暖かに滲む様は揺籃の如し――なれど、それは現世から遠く懸け離れた、うすら寒い、未だ死を見ぬ者を等しく不安にさせる胡乱な道行き。なまじ真に受けようものならば、抜け出せはしまい。
 紅葉の乱れ舞は花より鮮烈。散り際は雪より繊細。粗く、儚き礎。
 銀杏が香る。淡い紫――木通が割れた。毬栗が落ちて、落葉の狭間に茸が笠を覗かせ。只、在るだけだ。風神を翻弄する癖に、戸惑い等誰も一向意に介さぬ。
 山と其処に棲む存在とは、常に緊張の中で闖入者を視ているものでは無かったか。余所者に何も課さないと云う事は、無条件に受け入れたも同じでは無いのか。
 だが、受け入れられたとするには其処は彼と無い拒絶感を覚え、併し乍ら突き放されたと云う程の事も無く、寄り添い乍ら遠くに在る様な矛盾した感慨を擁く。
 それを表す言葉を、如何やら風神は持たない。そうしたものと認識しとて違和感は残り続け、日頃無縁な蟠りの遣り場に困窮し、持余す。捨てる事も叶わぬ。
 胸中の残雪を解かす術はあろうか。
 落葉を螺旋に巻き上げて、掌達の騒めきを振り切って、風神は只管突き進む。
「む」
 不意に紅葉嵐の只中を細く、水音が貫いた。
 山林に刻まれ、潜んで巡る小さな水域の筋を踏んで飛沫を上げたのは――。
 見れば枯れ果てた葉か、樹皮か、あれの髪か、其の凡てが揺れて。無くなった。
 どこへ。
「どこへゆく」

 何処も同じだ。

 木枯しの悪戯か、其処に潜んでいたのか。だが確かな事象。
 あれの足を追って追えぬ筈は無く。だが耳にした聲は所在が無く、気配も匂いも失せていて――匂いと云えば、秋紅葉の千本鳥居の獣道には、冬の凍て付いた匂いが付き纏っている。
 そう想った時、ふ、と小脇から小振りな雪が、風神の前をくるり軽やかに過って、紅旋風の中に忍んで見得なくなった。秋の霙には程遠い、紛う方無き雪花。
 次いで前方より青臭い風が吹き、それを貫いて飛び込んだ先は――、

 ――夏、か。

 騒騒と青青と戦ぐ緑。鬱葱として尚眩しい、命に満ちた枝葉を広げ、幾重にも交差して、時に絡んで互いを触れ合い、苔に委ねて蔓の絡むに任せた、木木。
 矢張り遡っている――風神は此の場所に布かれた理を薄ら識り始めた。
 なればこそ、又不可解でもあった。
 何故なら未だ空気は冷たく、真夏と観得る此処にさえ、厳冬が染み付いているからだ。深緑と冬枯の、生の喧騒と死の沈黙が混在しているのか。否、如何なる生も死に取り巻かれ、絶えずそれを内包しているのだろうか。
 虫も啼く事の無い、形をとどめ乾いた虫を想起させる草花の園。蕗畑。

 どれだけの時を経たのか、既に判然としない。目まぐるしく変化する四季を突き抜けた所為か、木立を飛ぶ折の緩急が頻繁だからか、随分遠く迄来た気もするし、椴松を飛び立ってからほんの僅かの間漂ったに過ぎぬ様にも想う。
 事実、然程広くは無い筈。にも係らず何もかもが曖昧だ。
 全く移動していないのでは――あれは居ないのか――と錯覚し兼ねぬ様な。
 急勾配の椈林。丸太程も無いせせらぎにぽつぽつと浮ぶ、数枚の千切れた花を認めて、風神は畔に降りた。雪洞より続く足跡と同じ形をした弁は皆、挨拶代わりに一廻りして林の奥、何処か見知らぬ処へと、ゆっくり流れて姿を消した。
 淡い紅達の後姿は、郷里に似た山を訪ねし折、交わした言葉を想い出させる。
 彼は春の生まれと云い、風神はそれを記憶している妙を珍しく想った。

 桜が咲いていた、と教えられた――。

「……!」
 一帯が夏季の模倣ならば合点がゆかぬ吹雪いた桜の果て。これはあれの元へ通じているのであろうか。水域をたどたどしく伝えば何処かで彼の背を見るか。

 ――否。

 或はそれもひとつの道。だが――風神は当初と同じに風向きを定めた。
 狭まる狭間は翼を畳んで翔け切らねば根を蹴って、直ぐに羽ばたき滑空し、己が一陣とばかり風に乗って、水神に縁を持つ物と認めていた彼の存在を、不可解の正体其の物を求め、目指す。最早先は知れており、故、識らぬ故。

 神も魔も観念の習合に因って成立する。
 奉ずるも畏るるも何れ集えばこそ。それが誤認であれ解釈の相違であれ、対象の或る一面を端的に表すものには違い無いが、それは矢張り、一面でしか無く。
 ひとの血を引く猛禽は風神と呼ばれ、水神と目されしひとの如き者には冬山で死んだ女の怪が融けて滲み込んでいるらしい。共に山の神ともされ、共に化生の範に収まり、共に其の本質を、概念を、埒外に理解される事は稀だ。
 風神とて自ら風神山神等と名乗りも想いもせぬ。ならば何かと問われれば天の狗と答えもしよう。五行と謂う循環を構成する要素のひとつであり、然るに当該の概念自体と捉える事も出来る。食物連鎖の環の中に狗鷲が在るのと同様に。
 では、彼は何者で、如何なる概念に連なり、何処に在る。風神が彼に見て来た物も又、所詮は観念に過ぎぬのなら。
 これなるは袂。神魔か人か妖か。誰の事だ。己は何であった。御前は。

 ――おれは別ったのか。判ったのか。わからぬ。わからぬゆえ、

「捨て置けぬ」
 それは言の葉に出ぬ色彩を帯びし意思。其の髪の如く、翼の如く。引締められた体躯の如く。鋭利な鍵詰めの如く。巨木の如く。強い意志。確か乍ら果たして野生の、妖怪の性であったか迄は確かめられぬ。瑣末にも想え、意義を問うべきとも想え――なれど少なくとも風神は、玖郎は、今此処に在る。仮令あれが此処に居らすとも。あれが捨て置けと云おうとも。

 いつしか深緑は新緑へ遷り変り、飾り気の無い若芽と初初しい蕾と、残雪の隙間から躊躇い勝ちに生えたばかりの草草の奥ゆかしい歓迎は、いっそ遣る瀬無く。次第に木木さえ道を空けんと疎に気を利かせる。前でちかりと照ったのは、か弱い日差しが湧き水の清かな隆起を知らしめる為。流れは何処へとも知れず。
 ぼたり、髪に冷えた弾力が落ちて。しとり、蟀谷を伝い頬に滴る。直ぐに翼が湿って重く、羽ばたくにつれ飛沫を為す。霧――雨。短くて雪の様に軽い天糸。無数に漂い葉を樹を土を洗い浄めて露の恵みを無限に齎す。森を霞めてさっと鳴る、さっと繰り返し柔かに戦ぎ、次第に強く降り注ぎ、避けよう物なら止んで化かす。それは木氣の怪に取り近しく親しい筈の事象。だが今はそんな当然さえ振り切り前へ往かねばならぬ。往かねば何ら視得ぬ故――。


 ※ ※ ※


 行き成り、開けて。花弁がゆらゆら歩み寄り、鼻先で引き返す。
 乾いた冷気を孕む香りは「止まれ」とも。風神は緩やかに翼を収め、霜の呪縛を解かれたばかりのぎこちない、湿った土をみしりと踏締めて、息を呑んだ。
 秋よりも冷たく、夏より柔らかい異様な空気に。
 すっかり空一面に行渡った薄曇越しの茫とした日差しを一身に浴びた、満開の花――風に放られては散り、それでも虚しく咲き誇る、大きな桜の樹を前に。
 毛綿の如くたわわに広がり微笑む様に揺れ動く、限り無く白に近しい薄紅は、厳かな冬に狂い咲いた花とも、優しき春に降り積った雪とも、覚束ぬ。

 ふわ、ふわ。さら、さら。降って逃れて消え失せて、冬と春とが一緒くた。
 桜木の老精とて困惑しそうな異界図。

 風神は彼に歩み寄る。両脚の鉤爪は音も無く、古い枯葉と新たな花弁とが入り乱れる儘敷かれた大樹の根に向い、彼の後ろの気配を、向う側の景色を窺う。
 おまえは木陰に隠れているのか。この先は、また冬が広がるばかりか。
 守人たる木木の茂みも無い野晒しの雪は、それ自体が生す連峰より雫を落す。移ろい往く騙し絵に戸惑う若い狗鷲は光陰の境界に立たされた儘、太い幹に触れた。滑らかで堅い木肌はぞっとする程冷えていて、樹氷か骸を想わせる。
「――おれはおまえをはかりかねている」
 訥訥と、素直な胸の内を語散た。常に比して桜花の如く幾分色付いて聴こえるは、此処を辿る迄の情景を想えばこそ。今日に至る迄の星霜を識ればこそ。

 己が真言の聴衆が、仮令桜しか居らずとも。

「うつりかわるものが隣り合いに並存する」
 多面でも重層でも複合でも無い。幾つも並んで巡り乍ら、それでいてひとつだけ。此の山が。おまえが。虚ろな実か実の虚か。人か妖か。生か――死か。
「冬にとどまりねむりたいのか。春にもどりめざめたいのか」
 移ろう中に身を置こうと決して移ろわぬ者にとり逆でこそあれ対照に非ず。此方の埒外は果たして誰であったのか。彼方に臨んで尚変わらずに、変わるのか。

 大樹の後ろで誰か、目を伏せた気がした。

 さあ――と。
 言葉足らずな風が桜花を舞い上げて、寿ぐ様に、答える様に、風神を包む。されど生命の応えは無く、彼の前では彼が、夢と現のしじまに根を下ろすだけ。

 聲は雪に消え入り、何処へも届かず。

 桜花と、青葉と、紅葉と、雪花。何処も同じと戯れ合い、傍を横切った。
「……――」
 見上げ、越冬の樹皮に似た灰味に嵩む空の音を読んで。土を蹴り外套の翼を慌しくはためかす。大樹と擦れ違えば、其の陰に――あれは居たのかも識れない。

 だが気配ですら無い季節を振り向かず、風神は翔け出す。
 往くべき処がある。在るべき姿を求め。果てを目指して果てし無い風に乗り。地は次第に色彩を喪い、それを縫う小川の水鏡が空を映し出す頃、白雪に追い駆けられ乍ら、眼下に沢胡桃と椴松の林が肩を並べているのが見得た。
 赤褐色の翼に張り付いていた花弁が幾つかかまくらのほうへ、くるりくるり、旅へと踊る。無事に辿り着けるのだろうか。其処で安らかに眠れるのだろうか。

 羽を一枚落としてみても、樹氷達は柔らかに口を鎖し何ひとつ語りはしない。


 凡ては雪の底、深く。
 いつ終わったのか、誰に気付かれる事無く、永遠に――。


クリエイターコメントお待たせいたしました。雪深終様のチェンバーよりお届けいたします。


四季の巡るパノラマ構造、描けておりますでしょうか。八甲田山がモチーフとの事で、かつて私自身が(冬季以外)何度も入山した時の事なども思い出しながら、玖郎様の視点を借りて非常に楽しく執筆させて頂きました。

様々な含みが散りばめられているような、ひたすら同じ事ばかり繰り返しているような、時間や空間、出来事に情景、存在さえも曖昧にぼかされた世界において、如何なる意味と真実を見出したのか――全てはお二方の御心のままに。
尚、タイトルは「きんげきのとりこ」と読みます。

お楽しみ頂けましたら幸いです。


この度のご依頼、まことにありがとうございました。
公開日時2013-11-02(土) 12:40

 

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