★　古本屋『冴木書房』 発言一覧　★
寂れた商店街の片隅。古びた古書店がある。入口は狭いものの、店内は奥行きがあるようだ。漫画や新刊の品揃こそ悪いが、専門書、特に映画関係の本はそれなりに充実している。銀幕ジャーナルや映画情報誌のバックナンバーも揃っている。狭い店内には数脚の椅子が置いてあった。今は本や棚が崩れて散々な有様だ。
店主とぼさぼさ髪の男含む有志達(元お客様)が片づけをしている。
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★ 【カウンター周辺】 (15)   ★ 【入り口周辺】 (8)   ★ 【椅子の散らばる雑談スペース】 (11)   ★ 【本の並んだ棚】 (10)  
[0] 使用方法など 2008-02-17(日) 19:45

セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) 		いらっしゃい。見ての通りの古書店だ。…店主が趣味でやってる店らしいんでおかしな所が多々あるが、まぁ適当にやってくれ。…ちなみに俺は単なる店番だ。本を売るのは店主の居る時にシテクダサイ。
それと店内での飲食は禁止。本は乱暴に扱うなよ。
(本の品揃え等、ねつ造ご自由にどうぞ)
＊店主について　ココア色のバッキーを連れた40前後の、明治時代の書生の着るような服装をした女性です。タイトルに【店主発言】と書いてある場合、セバンではなく店主として発言しています

＝＝＝＝＝☆現在在庫整理セール中☆＝＝＝＝＝＝＝＝
店主「いや店は無事残ったんだけどね？　なんか棚が崩れちゃってね？」
★ [4] 【カウンター周辺】 2008-02-17(日) 19:52
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) (入口の正面、棚の並んだ店の奥のカウンター。脇に日焼けした紙束や本が積まれている。カウンターの脇には非売品と張り紙が貼られたガラス棚。前には椅子が置かれている)
(カウンターに「読み終えた本お売り下さい」「本の取り寄せ、取り置きします」等の張り紙がぺたぺた貼ってある）

(＊店主、もしくはセバンが店番しています。本の売買をどうぞ。捏造熱烈歓迎）
〜〜発言が9件、省略されました〜〜
　　 [37] 自分に似た物語あるよね。 2008-02-27(水) 10:57
りん はお(cuuz7673) ＞セバスチャンさん
うん……そうだね。
実体化させたのはこの世界……俺達、ってことだよね。
俺はときどき自分に何の力もないってつらくなる。
君達の頑張りや不安に何も応じられないんだなあとか。
俺より君達の方がいろんなことができる力を持ってるから、
君達に助けられてばかりだなあって。
『愚者』シリーズは『テンクウの宴』と逆の話なんだ。
物語の世界に現実から巻き込まれた男が、
その世界でどうやって生きていくかって話。
最後は俺もまだ読んでない……。
俺はそれが今の俺にすごく似てる気がして、それで読みたくなったんだよ。

あっちの棚だね、うん、探してきます。
ありがとう。
（きょろきょろしつつ戸口へ）
………うーん………あ。
『愚者の都』？（ぱあっと笑顔。いそいそ持ち帰ってきて）
すみません！　これ買いたいんだけど……いくらですか？
値札ついてないんだ……怖いなあ（笑）

＞ブラックウッドさん
わ！　いつの間にこんなところに！（びっくり）
相変わらず神出鬼没な人だなあ（ぽかんと見送る）。
今日は使い魔さん、一緒じゃないのかな……？
　　 [39] きっと医学書の部類だぜ 2008-03-15(土) 04:46

パイロ(cfht2570) 		日が落ちた頃、（一見）金髪の美青年が入ってきた。
何かを探している様子だが、早々と諦めてカウンターの方に歩いて来た。

＞セバスチャン
なぁ、鈍感と天然の治し方が載ってる本ってどっかにねぇか？
　　 [41] あれ、パイロさん？ 2008-03-18(火) 09:22
りん はお(cuuz7673) （きょとんと目を見張って）
どうしてこんなとこに？

あ、いやパイロさんと本って似合わないとか、
本を読むより本を投げるタイプじゃないかとか、
そんなこと、まったく思ってないから！

ああ、それってひょっとしてアディさんのためのもの？
パイロさんって意外にアディさんが大好きなんだね（深く頷く）
俺、気付かなかったよ。
今度アディさんに会ったら、
パイロさんっていい人だって言っておくね（にっこり）。
　　 [43] っとに口の減らないやつだぜ！ 2008-04-13(日) 18:01
ムキャーッ！
パイロ(cfht2570) 		＞りん
ムキャーッ！
オレはあんなやつ好きじゃねぇっての！
まぁ鈍感癖さえ治りゃあ悪い奴じゃねぇとは思うが。（ボソリ）
そしてオレが良い奴だってのは間違いじゃないぜ。（上機嫌）
　　 [44] 誤解は続く（笑） 2008-04-25(金) 10:58
りん はお(cuuz7673) ＞パイロさん
あ……ごめん。
俺いらないこと言ったかな？
そういうのって密かに好意を隠しておくもんだもんね（うんうん／大きく誤解）。
大丈夫、他の人には言わないから！
でもちゃんとアディさんには伝えておくね？
だってさ、ほら、ことばの綾で誤解したままってつまらないし（なお誤解）。

うん、パイロさんはいじっぱりで単純だけどいい人だと思う！（真面目）。
俺は好きだよ（にっこり）。
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★ [1] 【入り口周辺】 2008-02-17(日) 19:48
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) (庇の下には、日焼けした文庫本を入れたワゴン。そして出入りの邪魔にならない位置に、椅子と小さな卓が置いてある）

そこの本は安いぞ。それとその卓はいわゆる飲食スペースだ。…なんで古本屋にそんなもんがあるんだって？映画マニアの店主が同好の士と親睦を深めるため、らしい。
ちなみに、夏は暑いし冬は寒い。
〜〜発言が2件、省略されました〜〜
　　 [20] …売る気は？ 2008-02-21(木) 23:59
血液の主な役割は、血液ガス、すなわち酸素および二酸化炭素の運搬 、糖、脂質、アミノ酸、タンパク質等のエネルギー基質（栄養分）の運搬、各種ホルモンの運搬（全身の情報・指令伝達） 、免疫機能、体温運搬がある。
栗栖 那智(ccpc7037) 		……（肩を叩かれるまで全く気付かず）

あ、どうも。つい読みふけっていました。申し訳ない。

（誘われて珍しく困惑中）
……では、遠慮なく。
店員の方、ですか。
　　 [24] つまらないコト言わないの。 2008-02-22(金) 21:50
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) （ビニル袋抱え直しつつ、にこーっと訛りのある口調で）
いえいえ、読まれるのはどうぞご自由に。でもそこに立って居られると気になってしょうがないです。
わたし？ええ、ここの店主をしています。じゃないとお客さんーなんて声かけないでしょ。…あら、良い趣味ですね？
（ふと本覗きこんで嬉しそうに笑う）
　　 [30] タイトルは【へたらぎのほとり】 2008-02-25(月) 00:35
血液の主な役割は、血液ガス、すなわち酸素および二酸化炭素の運搬 、糖、脂質、アミノ酸、タンパク質等のエネルギー基質（栄養分）の運搬、各種ホルモンの運搬（全身の情報・指令伝達） 、免疫機能、体温運搬がある。
栗栖 那智(ccpc7037) 		それは申し訳ない。
では、お言葉に甘えてお邪魔します。

店主さんでしたか。　…店を留守にしても宜しいので？
あのぼさぼさ頭の彼が店員さんですか。

ええまあ。子供の頃に図書館で見かけて、次読もうと思っていたら、いつの間にかなくなっていたので、読みたかったんですよ。

（進められるまま中へ）
　　 [34] 【店主発言】（！？） 2008-02-26(火) 04:22
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) ええ、気の良い店番さんがいますもの。…そうです。実は、うちの常連さんなんですけどね？（悪戯っぽくほほ笑み）

…あらあら、【へたらぎのほとり】？良く知ってるわァ！（嬉しげな声）
小さい頃読みましたねぇ。湖の傍の街を舞台にした、心温まるお話。（にこにこ）

はい、いらっしゃいませ。（にっこり）
椅子でゆっくり読んでいってくださいな。(ビニル袋を再び抱え直してあとから入る)
　　 [42] 全７巻シリーズ 2008-03-19(水) 17:19
血液の主な役割は、血液ガス、すなわち酸素および二酸化炭素の運搬 、糖、脂質、アミノ酸、タンパク質等のエネルギー基質（栄養分）の運搬、各種ホルモンの運搬（全身の情報・指令伝達） 、免疫機能、体温運搬がある。
栗栖 那智(ccpc7037) 		常連さんが店員とは（笑）
なかなか面白い古書店ですね。

……そうでしたか？
確か、主人公のギョウキ・サラキリが唯一神へたらぎに仕えて神と同じ名を冠する世界樹へたらぎの精霊と共に、勇者一行と戦う話ではなかったですか？
そして、第３作へたらぎのほとり　は、ギョウキ・サラキリのあまりのへたれっぷりにノックアウトされた勇者一行が唯一神の配下に下るという。

（本をめくってあらすじ確かめ）……ああ、やっぱりそうだ。
仰っている内容は、もしかして、第１作目のへたらぎの涙では？
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★ [3] 【椅子の散らばる雑談スペース】 2008-02-17(日) 19:51
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) (棚の隙間に統一感のない大小様々な椅子が散らばっている。本が積み上がり座れない椅子もある。卓は無い)

…なんで店内に椅子が置いてあるか？ここの店主は結構な映画マニアらしくてな、時々客と話し込んだり同好の士と論争するらしいぞ。資料には不自由しないからここが丁度いいんだと。商売しろよ。
(雑談スペースです。座る椅子は適当に引っ張ってきてください。)
〜〜発言が5件、省略されました〜〜
　　 [27] はぁ 2008-02-24(日) 02:54
べ、別に、貴方の事なんて何とも思ってないんだから。誤解しないで
朝霞 須美(cnaf4048) 		＞ベル
私の名前は朝霞須美なんだけど…。
…元気よ。貴方は？元気だったかしら？
別に、それほど一緒にいたつもりはないけど？
ただ…たまに話しているだけだわ…（ぶつぶつ）
（は）…ええと、本って何のかしら？
（椅子を差し出され）…あ、ありがとう。

＞セバンさん
（冷たい目でみつつ）
話しかけようと思ったけれど、何だか盛り上がっていたみたいだから。
何かしら…言いたい事があればはっきり言ってくれるかしら。
…そう。まあ、それなら良いわ。
ああ、学校は今日は授業は午前中のみなのよ。
レッスンも今日は休みの日だったし、よってみたんだけど…お邪魔だったかしら？
　　 [28] サボリって美味しいのかなー？ 2008-02-24(日) 10:48
「なんだい？僕の顔に何かついてるかい？」
ベル(ctfn3642) 		＞セバン
そうなんだー。本ねえ。僕は触った事なかったっけ。
確かにこれだけあれば、飽きないというか、暇つぶしにはなりそうなよねー、へえー、種類まで豊富なんだー？
あ、ホントにあるんだー。へー。すごいんだね、店主。修繕してるんだねー。あるかな、後で探してみるー。
うん、よく一緒だよねー。え、僕が居なくても一緒だったりするじゃない？ジャーナルで見たよー。うん、忙しいんじゃないみたい？

＞須美
うん、それは知ってるよー。
僕かい？僕は、見えないかもしれないけど、元気だよー。
えー？そうかな、ジャーナル見たよー。うん。
話してるだけでも、よく一緒に居るなーって思ったから、そういう話をしてただけだよー。
崩れそうな本の話だよー。これだけ数があれば、触れば崩れそうな本もありそうだよねーって。
どういたしましてー。
　　 [33] (長い…！？) 2008-02-26(火) 03:36
「………金落とした……」
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) 		＞朝霞
あ、ああ、ちょっと本の話でな。図書館でもないのにこれだけ集まるのは凄いな、と。
…なんでそう冷たい目で見てオラレルノデスカ。(やや上体引かせ）
いや俺は何も悪いことしてないし、言ってないぞ。なぁベル！（振った）
（ほっと胸なでおろし）…いやなんで安心する、俺（セルフツッコミ）
なんだ、そうなのか？学校には半日で終わる日があるんだなぁ。いや、そんなことないぜ。ゆっくりしてけ。どうせ大して客も来ねぇし、（待て）
…いやしかし、朝霞もこんな場所の本に興味あるんだなぁ。（しみじみ）

＞ベル
貴重品だったのか？…まぁ、思う存分触れ。そして読め。…あ、乱暴には扱うなよ。
おう、特に映画の原作とかファンブックは面白いな。他じゃ絵ばっかりの図鑑から、漫画も何冊かあるな。歴史までそれで説明すんだもんなぁ。学校の教科書は計算も科学も食事の作り方のまで入ってるし、低年齢向と高年齢向けじゃやっぱり厚みが違うな。途中から日本史と世界史分けてるし。種類だけでも並べたてらんねぇな。（凄く楽しそう）
自分ですげー楽しそうに縫ってんなー。…ん、おう。そうしとけ。…あ、中に入る時は一応俺に声掛けろよ。
ああ、そういや一回載ったな…（顔顰め）。
…ホントだな。ツンデレ―だ。（朝霞嬢まじまじ見（？）頷く）
　　 [38] 本が多いのね、当たり前だけど… 2008-02-28(木) 21:28
べ、別に、貴方の事なんて何とも思ってないんだから。誤解しないで
朝霞 須美(cnaf4048) 		＞ベル
…知っていて言ってる訳なのね。
そう、元気なの。それなら別に良いわ。
ジャーナルで？…あれは、別に仲が良いとかじゃない、わよ。
そう…。ま、まあ、話さないわけじゃないわね、ええ。
（周りを見渡し）確かに…これだと崩れる場所もありそうね。
明らかに本が溢れているもの。
整理するのも大変そうね…。

＞セバンさん
ああ、そうねかなりの蔵書量ね。
それだけ店主さんにコネがあるって事じゃないかしら？
いいえ、何がかしら。…そういう目で見られる心当たりでも？
（呆れた目でみつつ）なにを其処まで焦ってるのかしら。
ええ、行事なんかがあると早めに帰れたりするのよ。
…お客さんが来ないと困るんじゃないかしら？
まあ、ゆっくりさせて貰うわ。
以外かしら。私、古いミステリーとか読んだりするのよ。
　　 [40] 僕お邪魔？みたいなー 2008-03-16(日) 16:35
「なんだい？僕の顔に何かついてるかい？」
ベル(ctfn3642) 		＞セバン
うーん、貴重品というかねー、僕らみたいな兵器には無縁のものだったしー。知識とかそういう類は本とかじゃない魔力で押し込まれたものさー。うん、大丈夫だよー。どれどれ（本を一冊取りぱらぱらとページを流し）ふーん・・・。駄目だ。この世界の文字は読めないやー。
原作にファンブック、それから図鑑に漫画。へー。漫画がどういうものか分からないけど、そういうのもあったんだねー。なるほどね。種類豊富なんだね〜この世界の本って。
大丈夫ー。勝手な事はしないよー。多分。へー。後で覗かせてもらおうー。
うん、ちらっと見ただけなんだけどねー。
うんうん。ツンデレーだよねー。（頷きつつ）

＞須美
うん。そうだよー（正直に）
そりゃそうさー。僕に病気とかは無縁だからねー。
うん。・・・そうなのかい？（じい）
そうだろー？ま、がんばってねー。
そうなんだよー。ま、崩れてもセバンが店番だからねー。
すごい数だよね。これを整理してる人間はすごいよー。
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★ [2] 【本の並んだ棚】 2008-02-17(日) 19:50
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) (背の高い書棚が並んでいる。古書から雑誌、良く見かける本からマイナーなトンデモ本まで。サイズが合っていない並べ方で大雑把にジャンル分けされている。良く見ると、映画の原作やファンブックも揃っている。脚立と椅子を見かける）
(立ち読みならぬ座り読みは黙認される傾向にあるようです）
〜〜発言が4件、省略されました〜〜
　　 [15] そうですか（にっこり） 2008-02-20(水) 23:25
人を呪わば穴二つという言葉をご存じですか？
鬼灯 柘榴(chay2262) 		持ち帰りたいのは山々なのですけれど、お金を払わなければならないのでしょう？　残念ながら、持っていないのですよ。普段、使わないものですし、散歩のつもりでいましたからねぇ。
ちなみに、こちらの本は日本書紀ですね。草書で書かれたものを目にするのは、初めてです。本来は漢文のはずなのですけれど、読みやすいように書き直していったのかもしれませんね（とても楽しそうだ）
ふふ、ではゆるりと読ませていただく事に致します（にっこり）
（椅子に深々と座る。居座る気満々だ）

──ああ、そうそう。いつ入ってきたのか、とおっしゃっておりましたよね。
セバスチャンさんは読書に夢中でしたので、お気付きにならなかったのですよ（にっこり）
　　 [23] そりゃ 2008-02-22(金) 21:49
「………金落とした……」
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) 		当たり前だ。ここは図書館でもゴミ捨て場でも無いんでね。…っつか普段使わないって、どうやって生活してるんだアンタ…？
日本書記…確か、この国最古の歴史書か。神話混じりっていう………じゃねぇ。居座る気か……。(おい店番)

…そうかい。
(ふと我に返ったように手に持った本の続きを探し始める)
　　 [26] もちろん 2008-02-23(土) 21:15
人を呪わば穴二つという言葉をご存じですか？
鬼灯 柘榴(chay2262) 		図書館やゴミ捨て場などではないことは、重々承知しておりますよ。古書店の良い所は、ゆるりと読んでいても咎められない事ですよねぇ……ふふ。椅子まで置いてある所は初めてですけれど。
普段、ですか？（少し考え）店ごと此処へ来たので、住居には困っておりませんし……本を読んだり、散歩をしたり、機織りをしたり、でしょうか。（食事は？）

まあ……セバスチャンさんは日本書紀をご存知なのですか。……ああ、ごめんなさい。セバスチャンさんは"世界"が違いましたでしょう？　ですから、驚いてしまったんです。
そうです、天におわします神がどのようにこの大地を作ったのか、どのように山や川や、そして文化が生まれたのか……それを神話を交えて綴ったものです。
古事記の方が歴史的には古いと言われていますけれど、書いてある事はほぼ同じですね。ただ、古事記は33代豊御食炊屋比売命……推古天皇までで、日本書紀は41代大倭根子天之廣野日女尊……持統天皇まで記されております。
私が知っている歴史とはやはり違うので、面白くて好きですよ。

……歴史書に、ご興味がおありなのですか？（本を探す背中に声をかけた）
　　 [31] （見つかんねぇ…） 2008-02-26(火) 00:42
「………金落とした……」
セバスチャン・スワンボート(cbdt8253) 		…ここの店主は変わり者なんで。っておい、食事は…！？

（我知らず聞き入り）へぇ、世界の成り立ちから４十何代の王様まで載ってるのか。随分代を重ねてるんだな。…しかしほとんど同じ内容で二冊の歴史書か。差はあるっても時代も殆ど同じらしいが、なんで…
(ふとバツが悪そうに黙り本棚に向きなおり、)
……なんだ。俺が知ってたらおかしいか？…ああ。
まぁ、これでも歴史学者…を、目指していた身なんでね。そういうもんには興味がある性分なんだ。とりあえずここに置いてあった歴史の教本は一通り読んだし、日本書記もそれで…。あんたはここの世界観の住民に見えるな。それでも違うのか？
　　 [35] まあ、 2008-02-26(火) 22:27
ふふ…大丈夫ですよ、呪ったりしませんから……ね？
鬼灯 柘榴(chay2262) 		然様でございましたか。ふふ、お陰で私はゆるりとさせて頂いておりますから、店主がお戻りになったら、お礼を申し上げねばなりませんね（微笑）
……食事？　ああ……私も一応人間ですからね、七日に一度くらいは取りますよ（にっこり）

まあ、歴史学者。なるほど、それで……（ちらりと瞳を見、すいと逸らした）
ご興味がおありなら、もう少しお話し致しますよ（微笑）

ええ、日本書紀はそこまでですけれど、今の王……こちらでは天皇、と申しますけれど、今上天皇は125代目だったと思います。
日本最古と言われているのは、古事記の方です。成立は和銅五年、西暦で言えば712年ですね。巻数は上、中、下の三巻です。大きな戦をして即位した天皇が、国内統一の必要から提案し、諸氏族間に伝承されている帝紀、旧辞の編集を企画したのだそうです。
……ああ、帝紀というのは天皇歴代の系譜で、旧辞というのは、それぞれの代における出来事や物語のことです。
文章は伝承を生かして漢字の音、訓を自在に取り混ぜた変体漢文体で、語りもののなごりを留めております。

一方の日本書紀は、成立は養老四年、西暦で言えば720年になります。巻数は三十巻に及びます。
古事記との最大の違いは、政治と文化面を重視した歴史書である、ということでしょうね。事項を年代順に記した編年体で、漢籍から文章表現を借りており、純漢文体を用いて対外的面目を強く意識されながら編集されているんです。

この差が、近い年代に二冊の歴史書が作られたおそらくの理由でしょうね。
読み比べてみると面白いですよ、同じ事項なのに違う表現になっていたり、別の人物になっていたりしますから（微笑）

そうですね、私が体験してきた歴史は、言うなれば裏……闇の歴史になるのでしょうから。流石に、表の正式な史書には残せなかったでしょう。闇の歴史などを正史と認めてしまうのは、理解され難く、また理解したくない事柄でしょうからねぇ。
最も、それを遺したみたところで絵空事としか捕らえられないでしょうし。……それはそれで面白かったのでしょうけれど、知らなくてもよい事ですよ。当事者以外は……ね（意味ありげな笑み）
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