『銀幕ジャーナル』の七瀬 灯里です。2007年のバレンタインデーは、「チョコレートキング事件」で大騒ぎでした。一時はどうなることかと思いましたよね。ここでは、あの大事件について、まとめてみました。今度の事件も、発端は、カフェスキャンダルからだったんです……。

＜消えたスイーツ事件＞

ある日、カフェスキャンダルのスイーツが全部、盗まれてしまうという出来事が起こります。しかも、梨奈ちゃんが目撃した「犯人」は、「小さな兵士」だったんですって。他にも同様の事件が次々に報告され、銀幕市から甘いものがなくなっていくという事態に。『対策課』の呼び掛けで、大勢の人がこの事件の調査にあたりました。

→集合ノベル『消えたスイーツ』

＜チョコレートキングの挑戦！＞

調査の結果、事件の犯人はチョコレートキングというムービースターであることが判明しました。チョコレートキングは郊外に潜伏し、お菓子の兵隊に集めさせたお菓子をつかって、さらに軍隊をつくろうとしていたんです。計画が露見したキングは、巨大な移動要塞キングスファクトリーを始動させ、お菓子の軍隊をつかった武力行動に出ました。

市街地のあちこちで、お菓子の兵隊との戦いが行なわれる一方、マルパスさんの指揮で、少数精鋭の潜入部隊がキングスファクトリーに潜入してチョコレートキングを倒すという作戦が敢行されることになったんです。

→特別シナリオ『【チョコレートキングの挑戦！】キングスファクトリーの心臓』

→関連シナリオ『【チョコレートキングの挑戦！】ソルティ・プラトーン』

→その他の事件の記録を探す
その他の事件については、『雑誌社』でキーワード【チョコレートキングの挑戦！】で確認できます。

以上が「チョコレートキング事件」の顛末です。チョコレートキングが倒され、キングスファクトリーは消滅。お菓子の兵隊も順次、駆逐されて、街のお菓子は守られました。 けれど、いくつか、謎が残っています。もとは温厚な人物だったらしいチョコレートキングがなぜこんな行動に出たのか。そして、キングが倒されたとき、いつもとは違って「黒いボロボロのプレミアフィルムになり、それはすぐに崩れ去ってしまった」そうなんです。こんなケースは他に報告されていませんから……すこし気になりますよね。 でもみんなのバレンタインが守られて本当によかった。……え、私ですか？　私は事件のせいにして、編集長への義理チョコも渡しませんでした！　それにしても、甘いもののありがたみを感じてしまう事件でしたね。あ〜、カフェに行ってスイーツが食べたくなってきちゃった！