イラスト/キャラクター:晏嬰亮

オープニング

「カンダータ軍から連絡があり、再度の訪問の日程が決まりました。今回は『理想都市ノア』の観光視察と、辺境の戦場の状況視察を行ないます。みなさん自身の目で、カンダータ世界を知ることができる機会となるでしょう」
 第2次訪問団は、戦場視察については性質上、選抜された人数での参加となる。残りの面々は市内の観光視察をということになった。
 リベルから注意事項が告げられる。

「市内の観光視察ですが、数名の兵士の方が同行します。かれらに行ってみたい場所の希望などを告げれば案内してくれるようです。ただし、どこへ行く場合も、兵士の方が同行していなければならないとのことでした。おそらくですが、特に危険なことはないのではないかと思います。リラックスして、あるがままのカンダータの姿を見てきていただければいいのではないでしょうか」

 ただし――、とリベルは付け加える。

「あくまで念のためですが、まったく単独での行動は控えていただいたほうがいいでしょう。それと、自由に行動できるといっても、やはり立ち入りができない場所や、希望する施設がそもそもノアに存在しないこともあります。こんな場所に行ってみたい、という希望を出し合って、近い希望の人同士でグループをつくり、兵士の方の付き添いを連れて歩く、というのがよいかと思います」

 『理想』の名のもとに建設され、カンダータの中枢である巨大な地下都市・ノア。
 そこにはどのような暮らしがあるのか……、実際に目の当たりにする時がきたようだ。

ご案内

カンダータ訪問団は、カンダータの異世界戦略の責任者であるというミラー特務大佐と会談し、カンダータを脅かしている敵性存在マキーナについて、その戦線を視察すること、そして、カンダータの中枢である地下都市『理想都市ノア』を観光することの、約束をとりつけました。

それをふまえて、ふたつの視察が実現します。

戦場の視察については、パーティシナリオが運営されます。
都市の観光はフリーシナリオ形式で行ないますが、特殊なルールになっていますので、内容をよくご確認のうえ、ご参加下さい。

※戦場視察を行うシナリオ『【カンダータ訪問団】凍土に吹く風』にご参加の方は、この観光視察には参加できません。シナリオに参加が決まった方は、フリーシナリオへのプレイングがあっても無効となります。

※掲示板『カンダータ訪問団』への参加の有無は関係しません。

■参考情報
→館報号外「異世界からの侵入者「カンダータ軍」とは!?」
→カンダータ訪問団の記録

観光視察はフリーシナリオとして行われました。

→『理想都市ノア』観光視察


→フリーシナリオとは?
フリーシナリオはイベント時などに募集される特別なシナリオです。無料で参加できますが、プレイングは200字までとなり、登場できるかどうかはプレイングの内容次第です。

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螺旋特急ロストレイル

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