[412] |
【4】レーギーナに挑む−3
|
2007-08-29(水) 19:37 |
レーギーナ(ctzm3286) |
ツタは恐ろしい勢いで増殖し、挑戦者以外の、手合わせや交流を終えて休憩していた面々をも巻き込んだ。 その名前を書き出してみると、手合わせに励んでいた面々としては、片山瑠意、クレイジー・ティーチャー、取島カラス、シャノン・ヴォルムス、梛織、来栖香介、太助、理月、トト・エドラグラ、ディズ。単に見学に来ていただけだったのに巻き込まれたのは、一乗院柳や刀冴、アル辺りだ。 下手をすると被害者入りしていた唯瑞貴は、ちょうどそのときルカ=ヘウィトと話をしていたお陰でツタに目こぼしされていた。 女の子の楽しい時間の邪魔をしない、これ女王と愉快な仲間たちの鉄則。 ともあれ、女王に挑む以外の選択をしたはずの面々には寝耳に水だったらしく、かなり離れた位置から、魂消るような物凄い悲鳴が聞こえてくる。 中にはまったく動じていない人々もいたが。 そんな中、次々と捕獲されてゆく、被害者と書いて同胞と読む仲間たちの姿に涙をこらえつつ、大儀のために耐えてくれ、などと呻きながらも動いたのは、果敢にも女王に挑戦することを自ら決めた面々だった。 「じゃあ……行くよ……フフフ、お花畑で会おうね、皆……!」 力強いのか不吉なのかよく判らないことをつぶやいたバロアが、迫り来るツタを前に、両手を組み合わせて印を描き、強力な魔法を紡ぎ始める。
『抑制の六、禁域の八、封神の十。可神領域にて奮えよ、琥珀花と九色虹の勇み子よ。そは静寂の担い手、禁樹の七枝、紫雲海の不変神悧なり』
それはしばらく前、銀幕市にピラミッドが出現した際、そこから顕れたいびつな神を止めるためにバロアが使った、対大魔、対神属用の、強力ではあるがひどく組み立てが厄介な、【門】の魔法と呼ばれる代物だった。 女王陛下を止めるにはこれしかない、と考えてのことだったようだが、
『宇珀の漣に停止せよ、聖白銀の小枝に』
あと残り一文、となったところで、
『瑠璃鳥が休める翼のごと……ぐはッ!』
バロアはいきなり盛大に吐血し、そのまま砂浜へと轟沈した。 そもそも負担の大きい魔法なのだ、本来なら、呪いを受け、弱った身体で、補助もなく紡いでいいものではない。 嫌な水音がする。 紡がれていた強大な力が雲散霧消し、神威を警戒するように漂っていたツタが元気を取り戻した。ツタは、ウナギの食事風景を思わせる勢いでバロアに殺到し、その身体をぐるぐる巻きにして吊り上げる。 「うう……あ、アポピス、あとは……た、頼んだ……」 ごふぅ、と咳き込みつつ、バロアが自分の影に向かって手を伸ばす。 すると、その影から、禍々しくも神々しい文様に彩られた、黒と黄色を基調とした巨大な蛇がにゅっと顔を出し、黄金の目をしばしばと瞬かせて周囲を見渡した。 先の事件で住まいを与えられて以来、宿主たる面々の声には素直に、かつ嬉しげに応じて出てきてくれるアポピスだが、無論ツタは、同属性の彼を襲いはしない。 アポピスは、そもそもこの世に現出していられる時間が短いので、ひとまず手短に状況を把握しようと微妙な阿鼻叫喚を観察したあと、
――たのしそうではないか。うむ、よいことだ。
大きく、深く頷いてから、 「え、ちょ……この状況を目にして言うことそれだけっ!?」 ちょっぴり彼岸を見かけているバロアの悲鳴を尻目に、ぴゅっと影の中に引っ込んでしまった。蛇的には、楽しくて微笑ましい、手助けの必要のない場面に映ってしまったようだった。 「はは、は……済まない、俺はここまでのようだ……皆、あとは、頼んだぜ……」 逃れようがないほどツタに絡みつかれたバロアが、力尽きながらニヒルな口調で言うその横を、涙をこらえつつ走り抜けていったのは八之銀二とクラスメイトP、そして神宮寺剛政だ。 「バロア君、君の遺志は無駄にはしない……見ていてくれ、あの花畑で!」 拳を握り締めた銀二を真ん中に、左をクラスメイトP、右を剛政がガードしつつ、三人はツタが入り乱れる地獄空間を走り抜ける。 そう、バラバラに攻撃を加えても無意味だと気づいていた三人は、せめて誰かひとりを女王のもとへ送り込むべく、一丸となって行動しているのである。バロアの【門】の魔法が成功していれば、それもまた大きな力になったはずだったが、ないものをぐちぐち言っても仕方がない。 「俺とリチャードが血路を開く! 銀二さん、あんたは往(い)ってくれ!」 「……しかし!」 「往ってください、銀二さん! 犠牲なくしてこの偉大な戦いに勝利することは不可能です! 僕たちには構わず、どうか!」 やはり盛大に死亡フラグを立てまくりつつ、クラスメイトPと剛政が、岡持ちや拳で襲い来るツタを弾きながらも力強く――悲壮さに倍する覚悟と決意を浮かべて言うと、 「――くっ」 銀二は唇を噛み締め、涙をこらえて頷いた。 「判った。君たちの遺志、俺が受け継ぐ……!」 折りしも前方からは、竜のあぎとを思わせる大量のツタが、恐ろしい勢いで迫り来るところだった。 「『楽園』で会いましょう、銀二さん!」 「そうとも……あの約束の地で、必ず!」 最終決戦に挑む斬り込み隊員さながらの晴れやかな笑顔で、クラスメイトPと剛政とがツタの塊に突っ込んでいく。 無論、相手は物量的に言っても強大だ。岡持ちと拳による抵抗は虚しく、彼らはすぐに、悲鳴とも雄叫びとも取れぬ叫びとともに、ツタの塊に飲み込まれて行った。 あとにはただ、人ひとりがやっと通れる分の空間が空いているだけだ。 「リチャード君、剛政君ッッ!! くっ、無駄にはしないぞ、その犠牲……!」 熱い涙をこぼしながら、弱い自分を振り切るように銀二は走った。 生まれてこの方こんなに必死で走ったことはない、ああでも六歳の春に間違えてボールをぶつけた犬に追いかけられた時はこんな感じだったかな、というくらいに奔った。 そして、今まさに閉じんとするツタの壁を潜り抜け、 「レーギーナ君ッ、覚悟オオオオオォオァアアアアアアァァッ!!」 全魂を込めた雄叫びとともに、ツタの向こう側で嫣然と微笑む森の女王、諸悪の根源に向かって跳躍した。 プリマバレリーナもかくやという素敵なフォームで跳んだ。 しかし。 「あら……銀二さん。わたくしに、逢いに来てくださったのね? ――嬉しいわ」 女王に一片の隙なし。 手が、脚が、拳が、彼女に届くほんの数ミリ手前で、銀二の身体は急停止した。 「ぐ……!?」 驚愕とともに足元を見下ろせば、レーギーナのすらりとした脚の下から新しいツタが湧き出て、銀二の脚をぐるぐるに絡め取っているのだった。すぐに、他のツタが銀二の全身に巻きつき、芋虫のような姿にしてしまう。 「く、くそ……無念だ……ッ!」 どうしようもない絶望感に、ガクリ、と銀二が項垂れた、その時だった。 「っしゃああああああぁッ、行っっくぜええええええぇッ!!」 ゴオウ、と、風が渦巻いた。 叫びはルイスのものだ。 風は多分に魔力を含んでおり、それに気づいた女王が目を細めて声のした方向を見遣る。 彼女の視線の先には、七色アフロを胸にくっ付けて、脚力を魔術で最大限に補正し、コンマ数秒に全存在を掛けて突貫してくるルイスの姿があった。 その速さ、全力で落下する隼のごとし(ちなみに時速300km強)。 「ま……まさかそれをッ! れ、レーギーナ君にッ!?」 ルイスの胸元を飾る虹色アフロに、一瞬驚愕の表情を浮かべた銀二だったが、すぐに、すべてを悟った壮絶な決意の表情になって、ツタを操ってルイスを捕らえようとするレーギーナに、ぐるぐるまきで吊り下げられたまま全身の力を込めてぶつかり、彼女の手元を狂わせた。 「まあ」 さすがのレーギーナも、ほんの少し驚いたらしく、ツタはルイスを逸れて別の被害者へぶつかった。二重三重に巻きつかれた不幸な誰かから悲鳴が上がるが、今はそれを気にしている場合ではないのだ。 そこに生じた、わずかな隙。 全力で突っ込みつつ、ルイスがぐっと親指を立てる。 「っしゃ銀二オジサマ、サイコー! あとはオレ様にすべてを託して安らかに眠れッ!」 「いやまだ眠りたくねえぇッ!」 こんな場面でもツッコミを忘れないのが八之銀二★クオリティ。 アフロを被せることにすべての技術と経験を傾けるアホことルイスが、胸元の虹色の毛玉を毟り取る。 そして、レーギーナへ突撃。 その間、わずかにゼロコンマ数秒! レーギーナの脇をすり抜けながら、狙い定めてアフロを放つ。 アフロってあんな勢いで飛ぶんだ、とは、見学者(幸運にも被害に遭わなかった面々)のつぶやきである。 勝負は、一瞬だ。 己の勝利を確信していたルイスは、ずざざっ、と、砂浜を滑り、 「さあっ、どうなった!?」 やり遂げた感を発散しつつ、体勢を整えながら振り返る。 アフロ装備の森の女王を目にすれば、今までの鬱憤も晴らせるだろうと思ったのだ。 しかし。 「る、ルイスくううううううううんんんんんん!!」 上がった絶叫は、――――――――八之銀二のものだった。 驚愕と憤りを禁じ得ない、という表情をした彼の頭には、先刻までルイスの胸を彩っていた七色アフロの姿がある。 「な……!?」 なんとレーギーナは、自分が狙われていることを知るや否や、咄嗟に銀二の身体を引き寄せ、虹色アフロが巧く彼の頭に乗っかるように操作したのだ。恐るべき動体視力、恐るべき躊躇いのなさ、おそるべき非情さと言うしかなかった。 七色アフロが鎮座した元ヤクザ。 超微妙。 うふふ、と、レーギーナが笑った。 「わたくしとしたことが……年甲斐もなく、少しドキドキしてしまったわ。でも、楽しかった」 「く……お、オレの全存在をかけた勝負が……!」 落胆し崩れ落ちるルイスに迫る、緑色のロープ。 ――そして捕縛。 ああこんなシーンちょっと前にもあったなぁ、などと乾いた笑いを漏らしつつ、ルイスがツタによって芋虫にされる。 これにて、全被害者の捕獲完了。 ツタにぐるぐる巻きにされて宙吊りにされた面々を擬音語で評するなら、まず間違いなく『ぷらーんぷらーん』である。風が吹いて、上のほうにぶら下がっている面々ほどよく揺れている。 見ているだけで酔いそうだ。 「さあ……娘たち」 輝かんばかりの笑顔で女王が促すと、色とりどりの布切れを手にした森の娘たちが、満面の笑みとともに歩み寄ってくる。 それを、下克上に失敗した敗残兵たちは、悲壮な表情で見つめていた。
→【4】レーギーナに挑む−4へ |
[420] |
・・・何でこんな。
|
2007-08-29(水) 21:01 |
墺琵 琥礼(cspv6967) |
・・・・・・はははは、やっぱやっちまった・・・・・・痛っ・・・。 今度こそ容赦ない・・・家帰りたくねぇなァ。(しみじみと) ・・・なんか阿鼻叫喚な場が・・・。(遠目)
>ベルゼブルさん いや、何というか、あのやり方は俺にはちょっと厳しかったような気もするんだが。気の所為か? ・・・中断ってのもなァ・・・腑に落ちない・・・。 できれば潔く決別つけたかった・・・。 ・・・傷口開いちまったし。(しかめっ面) 今度できれば、はっきりと決着つけたいな。
>瑠意 ・・・出血大サービス・・・・・・って違ぇよ・・・。(訳分からん自分の言葉にツッコミ入れつつ) ははは、血が足りなくなったせいか変な言葉が・・・。 何だ、トマトジュースは出血にいいのか?
|
[423] |
あ!煤i・・
|
2007-08-29(水) 21:48 |
取島 カラス(cvyd7512) |
やほー、瑠意君(^^ ノシ 瑠意君の試合も凄かったねー。 最近、十狼さんとも手合わせしたみたいなー、なんて思ってたりしてます。 刀冴君にも指南してもらえたらな、とかも思っています。贅沢? (只今、木陰でまったり中) |
[428] |
【4】レーギーナに挑む−4(終)
|
2007-08-29(水) 22:14 |
レーギーナ(ctzm3286) |
「ちょっと待てええぇッ! ねえッ、何で俺!? 何で俺まで!?」 半泣きで喚いているのは、白地に赤や青や紫で朝顔がプリントされたパレオつきの水着に美★チェンジさせられた片山瑠意だ。もちろん脱毛は完璧、メイク完了済み、胸には手触りも抜群なパット装着済み。 トップモデルもびっくりの仕上がりではあるが、多分、本人的にはこの世の終わりだ。 その隣では黒地に白いレースが映えるビキニに身を包まされたクレイジー・ティーチャーが、口から魂が漏れ出ていると思しき表情で宙を見上げているし、岩陰には、ホットパンツつきのキュートな水着を着せられてしまった取島カラスが真っ赤になって隠れている。 その前方では、仲良く、ホルタータイプのミニスカートつき、柄はちょっとエキゾティックな渦巻き、というお揃いの水着をあてがわれてしまったシャノン(オレンジカラー)と梛織(グリーンカラー)が、お互いを見ないようにしながら乾いた笑いをこぼしており、その隣で、純白に血か炎を髣髴とさせる彼岸花の絵が描かれた水着を着せられ、しかも乳がついている自分の姿に呆然としているのは来栖香介だ。 Aラインのワンピースタイプと言う、シックな、お嬢さん風の水着に美★チェンジさせられてしまった柳は、 「こういうのは本当の女の子に着せてくださいっ!」 などと絶叫しつつ、泣きそうになりながら隠れる場所を探している。 刀冴とアルは義理の親子だからなのか、黒と白という色違いではあったが、胸元に大きくハイビスカスのイラストが描かれた、おそろいデザインの、セパレートタイプの水着を装着させられて、お互いに打ちひしがれている。 わざわざ人間の女の子にチェンジさせられた太助は、マニア垂涎の紺のスクール水着を身にまとっており、 「うおお、もしや今のおれって萌えきゃらってやつなのか……!?」 などと驚愕しているし、その隣でさめざめと泣いている理月は、すらっとした身体をスマートな競泳用水着に覆われている。 ワンピース風の、スカート部分のフリルが可愛らしい青色の水着で隆々たる体躯を包んだトト・エドラグラと、手描き風パレオの大人っぽい水着を自信満々で着こなしたディズとは、むしろお互いの健闘を讃えるかのように硬い握手を交わしていた。 脱毛もメイクも胸パット装着も完璧とはいえ、どこからどう見ても女性には見えない面々が数多く集う、被害者総勢21名による『ドキッ★ポロリ! 阿鼻叫喚!? 男だ(ら)けの水着ファッション・ショウ!』は恐ろしく目にしみる。 「く……敗残兵の末路とは、こんなものですか……!」 力尽きそうになりつつ呻くクラスメイトPは、アロハでハワイアンなデザインのスカートつきホルタービキニを身にまとった姿で砂地に崩おれ、 「な、なんだろうこれ……こんな布切れだけなのに、滅茶苦茶重くて立ち上がれない気がするんだけど……ハハハ、僕の修行が足りないからかな……!」 萎れた猫耳(フードのみ装着)姿のバロアは、胸元にラメで蝶々の柄が刺繍された、やはりホルタータイプの水着を身に着けて打ちひしがれていた。二代目だけに、色はベビーピンクだ。どうやら傷心のあまり立ち上がれないらしく、両手を砂につき、うんうん呻いている。 「ううう……帰ったらまたジジイになんか言われるのか……だ、駄目だ、立ち直れねぇ……!」 フリルを要所要所にあしらった黒の、ホルター部分に真紅の薔薇が飾られた、セクシーかつ大人っぽいビキニでたくましい身体を包まされた剛政は、今にも腹を切らんばかりの表情で悶絶しているし、 「あれ、今って夏だよな? 暑いはずだよな? なのに、妙に汗が冷たいな……ふふ、北風が身にしみるぜ……」 色々な着回し方が出来て便利なタンキニ系の、ちょっと大き目モチーフ、花柄Aライン水着を完璧なまでのコーディネイトで着せられた竜泪は常日頃の彼らしくなくがっくりと項垂れ、 「っていうかこれを心底楽しんじまう女王と愉快な仲間たち……お、恐るべし……!」 ワイルド&セクシーな豹柄のパレオ水着を、タヒチ巻きと呼ばれる民族衣装風に装わされたルイスは、もういっそ開き直って胸を張った方がいいんだろうか、などと遠い目をしながらつぶやいている。 「って、え、実体化して初めてのイベントでこんな目に遭う俺って……もしかして、不幸……?」 きわどい露出度のパープルカラーのビキニ、ブラの部分にふんわりしたピンク色のシフォンフラワー飾りがついているという代物を着せつけられ、がっくり項垂れたDDが、砂に埋まりそうな勢いで自問自答している。誰もがそれを事実だと思っていたが、あまりの憐れさに口に出せるものはいなかった。 電子妖精アーテミシアだけが、楽しげにその周囲を飛び回っている。 「いや、うん……なるほど、これが森の女王クオリティか……。うん、なんつの? 身にしみるって、こういうことだよな……」 ワンショルダー、つまり片方にだけ肩紐がある独特のデザインの、ボトム部分には繊細なレース編みが施されたシンプルな黒の水着をあてがわれたシュウは、初めての経験に打ちひしがれつつも(何度もあっても困るだろうが)、でもやっぱお茶には誘いたい……! などと言いながら砂を握り締めている。 ――そこまではいいのだ。そこまでは。 そう、少なくとも、彼ら……もとい、彼女ら、美々しき漢女たちが身にまとっているのは水着だ。 例えそれが女物だろうとも、メイクが完璧すぎて怖かろうとも、あまりに肌にミラクルフィットした胸パット(美乳巨乳貧乳思いのまま)に恐怖を含んだ驚愕が込み上げて来ようとも、それが水着ならば、何もかもを忘れて――放り出して海に突っ込み、奇声を発しつつ力尽きるまで泳ぐことで、今の切腹したい気持ちを多少やわらげることも出来るだろう。 しかし。 「こ、これは……」 驚愕を禁じ得ない風情でわなわなと震える、銀幕市一の漢・八之銀二、彼が身にまとっているのは、 「り……リオのカーニバルッ!?」 そう、生脚ヘソ出しは他の漢女たちと同じだが、ベビーを通り越したちょっぴり刺激的なピンク色の衣装、露出度最高級の、衣服と言うよりはむしろ三角形の布と表現するのが相応しいような代物につけられた、飾り玉の刺繍やフリンジからして、明らかに水着ではないと思しき衣装だった。 おまけに、頭部には、カベーサと呼ばれる、ダチョウの羽で飾り付けられたカーニバル用の赤&黒の頭飾り、身体のあちこちをダチョウの羽毛から作られたピンク系統の飾り羽、肩飾り及び背負い式の『コステイロ』が彩り、首からはボアと呼ばれるマフラー状の飾り羽が下がり、腰には飾り用の孔雀羽がきらびやかに輝いている。 足元には、ビーズやスパンコールできらきらしく飾り付けられて陽光にまぶしく輝く、踵の高さ十cmのサンバシューズ、手首足首には美しくゴージャスなブレスレット及びアンクレット。 元ヤクザにゴシック&ロリータという新ジャンルにも恐れ戦いた銀幕市民だが、元ヤクザにサンバカーニバルという新境地に、誰もが絶句し、目を剥き、そして涙をこらえた。 何にせよ、どこからどう見ても海で泳ぐ恰好ではない。 というか、泳いだらまず間違いなく溺れる。 「皆、知ってるか……」 彼が首謀者だからなのか、見せしめなんて惨すぎる、という感情をを通り越していっそ晴れやかさすら与えるあまりの仕打ちに――とはいえ女王と愉快な仲間たちが純粋に『似合うから』という理由でこれを銀二に着せたのは間違いないように思われる――、しばらくぶるぶるわなわな震えていた銀二だったが、唐突にふふふ、と笑って顔を上げた。 開き直ったのか、と思いきや、 「カーニバルの衣装って、一回しか使わないんだ。毎年新調するんだぜ、まったく、すごいよな……!」 この場においてはまったくもって無意味な知識を披露し、ぐっ、と親指を立てると、そのまま顔面から砂浜に突っ込んだ。 ずしいぃい……ん、という、重々しい地響きがする。 ――どうやら、脳が現実逃避を起こしたらしい。 あらあらなどと笑いつつ、七人の娘たちがサンバでリオでカーニバルな銀子姐さんを抱き起こすのを見遣りつつ、乾いた笑い声を上げていた面々の中で、もっとも最初に開き直って動いたのは竜泪だった。 ぱっと見には恐ろしく裾の短いワンピースのようにも思える水着の裾を少々気にしつつ、彼は、ショルダーバッグからデジタルカメラを取り出した。 「そうだ、もうここまで来たからには初志貫徹するしかない。せめてちょっと稼がせてもらうくらい、文句は出ないよな……?」 当然のように言って、レンズを漢女たちに向ける。 本来なら色々とクレームが出まくるところだが、口から魂を漏らしている人々はそこまで思いが至らないようで、次々と竜泪の被写体になってくれた。というか、中には、もうどうせ『市場』に出回っているから今更だ、と思っている面々がいたことも否定はしない。 むしろ堂々たる事実だ。 そこへ、 「ねえ、竜子さん。せっかくですから、わたしたちも写してくださらない?」 にこやかにそんな声をかけたのは、彼岸を見ている銀子姐さんを軽々と抱き起こし、七人揃って、彼の周囲に綺麗に並んだ森の娘たちだ。 銀子姐さんの魂の抜けぶりが涙を誘う。 「ん、ああ、いいぜ。その代わりあとであんたたちだけのも撮らせてくれよ、ほしいってヤツがいるんだ。額縁に入れて飾っておきたいんだとさ」 「あら……嬉しいことを言ってくださる方がおられるのね。もちろんよ、喜んでお受けするわ」 「りょーかい。んじゃ撮るからもうちょっと寄ってく――……って、この胸パット、邪魔だな。腕が当たってブレるじゃないか、くそ」 十数年生きてきて、胸元にそんな精巧なものが鎮座するのははっきり言って初めてのことなのだ。顔をしかめた竜泪がパットをぐっと押すと、 「あら、駄目よ竜子さん、そんな風に手荒に扱ったりしちゃ」 娘のひとりが手を挙げて彼を制止した。 竜泪は首を傾げる。 「え、なに、壊れるとかそんなんか?」 「いいえ」 「じゃあなんで――……」 「だって、驚かせると噛み付くかもしれないもの」 「はいッ!?」 予想もしない返答に、素っ頓狂な声を上げたのは何も竜泪だけではない。 今回の被害者、総勢二十一名全員が、思わず自分の胸元に鎮座するモノを見下ろし、凝視したのは当然とも言えた。 その途端、
『しゃしゃしゃ、しゃげええええええええ!』
という、どこかで聞いたことがあるような鳴き声が聞こえたような気がするが、へええ最近の胸パットは唸り声まで上げるんだー、などと、誰もが現実逃避気味に乾いた笑いを響かせていた。 「何使ってんだ、これ……」 「ゲートルード様に分けていただいた地獄菌類を特別な方法で栽培して、ちょうど胸パット代わりになるようなかたちに仕上げたんです。素晴らしいフィット具合でしょう? こうなるまでに、かなりの時間を要したんですよ?」 「要すんなよ、そんな時間……」 ぐったり疲れた風情で竜泪がこぼすものの、森の娘たちは輝くような美しさで笑うばかりだ。 それでも竜泪はある種のプロフェッショナルで、やると言ったからにはやり遂げなくては気がすまないらしく、森の娘と銀子姐さんをはじめとした集合写真を次々とデジタルカメラに収めていった。 デジタルカメラを珍しがった娘たちに、竜泪もまた思う存分撮影されていたが、そこは多分突っ込んではいけない領域だ。立ち直れなくなる。 そこへ、 「さあ、皆さん、せっかくですからお茶にしましょう」 一仕事終えたエエ笑顔とともに、真禮とベルゼブル、微妙極まりない表情をしている唯瑞貴を引き連れた“諸悪の根源”レーギーナが現れる。 お嫁にいけないレベルの仕打ちを受けた被害者たちは、レーギーナを目にして、一度盛大な悲鳴を上げたが、しかし、現れた全員が、大きな盆を手にしており、そこに、粉雪のように口当たりのいい氷と、小豆にフルーツ、アイスクリームに生クリームが積み上げられた、見目のいいフラッペが載っていることに気づいてそれを凝視した。 オルトロスの背中に括りつけられた盆では、非常に透明度の高い、薫り高いアイスティーの入ったグラスが汗をかいている。 「ふむ……皆、美しいぞ。眼福だな、まったく」 純度100%、一切偽りのない表情で言いつつ、真禮がフラッペを被害者たち及び周囲のギャラリーに配ってゆく。その偽りのない賛辞が却って被害者たちの傷を抉るわけだが、恐らく真禮はそのことには気づいていないだろう。 スイーツとお茶が全員に行き渡ったところで、女王はにっこり笑って優雅に一礼した。 「皆さん、どうもありがとう。今日はとても楽しかったわ。わたくしたちは本当に幸せね」 それもまた女王の心の底からの気持ちだと理解している人々が、何とも言えない表情でフラッペを見下ろす。そろそろ、諦観の念も生まれてきたところかもしれない。 そんな、ほんの少しだけ妥協してやるか、と、わずかにほだされかけた面々に止めを刺すかのように、レーギーナが、 「あとで、この場にいらっしゃる皆さん全員で記念写真を撮りましょうね?」 黒さ今世紀最大級の、満面かつ極上の笑顔で断言したのもまた、もしかしたら運命で、デフォルトだったのかもしれない。
|
[431] |
ありがとうございました!(一仕事終えた漢の顔で)
|
2007-08-29(水) 22:52 |
犬井ハク(wrht8172) |
これにて全六パート、手合わせ&和み系&阿鼻叫喚の全行程終了です。 イベントにご参加くださった皆さま、どうもありがとうございましたッ! (砂浜に埋まらんばかりの勢いで土下寝しつつ)
というかやたら間延びしたスレッドですみません、他のスレッドにご迷惑を おかけすると思いつつ、あれ以上区切ると物凄い数になってしまい……!
なお、途中、読み違いからバタバタし、不快な思いをさせてしまいまして本当に 申し訳ありません。これに懲りず、またこのような機会がありましたら、 奮ってご参加くだされば幸いです。
なお、壮絶なる巻き添え空間に捕獲され、お嫁にいけないレベルの仕打ちを 受けてしまった【4】選択してないはずの皆さん。 …… …… …… うん、ごめんね?(小首を傾げて言われてもまったく可愛くないという)
このイベントはこれにて終了ですが、書き込みはまだしばらく行えます。 どうぞ皆さま、ご歓談くださいませ。 ――もちろん、水着姿(若干一名カーニバルダンサー姿)で。 |
[434] |
体育座りの殺人鬼
|
2007-08-29(水) 22:56 |
クレイジー・ティーチャー(cynp6783) |
HAHAHA落ち着けボク。うん落ち着こう、まずは落ち着こう、冷静に物事を判断しようそうだね急がば回れってヤツだヨHAHAHAHA。 (体育座りしながら浜辺の隅でぶつぶつと呟いてる殺人鬼が一人) まずは、ソウだ。銀二クン以下エトセトラの面々が、レーギーナクンに特攻かましに行ったんだ。で、ボクは賢明にも一応ソレを見送ったんだったよネうんそうだよその通りだヨ。 で、ボクはスイーツ食べたかったから真禮クンと戦って、ドローになって、でも最終的に勝てたんだよネ。スイーツ食べられるもんネ。OKOK、ココも問題ない。ちょっと嫌な名前が脳裏を過ぎった気がするケド問題無いねナッシング。 そしてその後だネ。うん、その後……その、あ…と……。
何でボクこうなってんのォ!?(がばぁ!)
イヤイヤイヤイヤ! オカシイよネ!? オカシイって! だってホラ、こういうのって普通巻き込まれるの特攻組ダケじゃないの!? 青い空白い雲輝く砂浜ついでに激しく目に痛い異物大量発生って後半絶対オカシイよねチョットォ!! 前半だけだったら最高のロケーションなのに何この最悪のアクセント! 何かがオカシイってコレああもう、
海のバカヤロー!!
(盛大に叫んだ。殺人鬼の目に光るものがあった気がするのはきっと気のせいだ。 ていうか緑色の肌+色んな縫合痕のある水着姿は割と目に痛かった。今日も元気です)
>瑠意クン イヤァ真禮クンとは正確に言えばドローなんだケドね。ボク的にはスイーツ食べれればオールオッケー? デモこれは流石に勘弁してほしいナァうん。口から魂でちゃうネHAHAHA。先生動けなくなっちゃうよ。 (体育座り大勢維持) キミもボクも……オカシイよネ。無関係だった筈なのにサ、どこで道間違えたんだと思う? (虚ろな目をしていた)
>バロナクン もうイイじゃん、ココまで広がったらいっそ開き直っちゃいなヨバロア訂正バロナクン。 イヤイヤ、夢じゃないナァ。何なら例のアレもう一度作ってあげようか? 作成方法は源内クンに(銀メモシナリオ時に)教えてもらってるしネェ! ははははバレてたって何の話カナバロナクン。先生シィナだとかそういう類の不穏な単語はもう耳に入らないヨ。 マァ褒めて貰えると嬉しいネ一応アリガトウ お 花 畑 。 キミもボクも砂浜のカオスが目に痛いナァHAHAHA被害キミらの所でキッチリ抑えといてよ何のための生贄なのサ。 (生贄言った)
>Pクン イヤァ大丈夫だヨPクン。去年のボクのお化け屋敷の方が明らかに良心的だカラ。 ウン、よしよし。泣くのはお止めヨ。ボクだって泣きたい。 (こちらも大変失った模様) レーギーナクンはある意味絶対の治外法権で不可侵領域だからネー。先生にはもう手も足も出ないよHAHAHA。 ウン、大丈夫。キミも立派なボクの生徒サ。 現在人魂になるより悲惨な目にあってる気がするのにはスルーする方向で。
>竜泪クン アハハハ竜泪クンもお茶目だネーステキなモノをどうもアリガトウ。 デモ絶対現在の写真だけは写させねェからなコノヤロー。 (デジカメのレンズに思いっきり手を被せてた) わー、生徒のミンナの写真だネ! じゃあコレ欲しいナ無償だとありがたいケド! って、はいストーップ! えー、チョット! いつの間に撮ったのコレ!? うわぁ困ったナァ先生殺人鬼としての威厳皆無なんだケド! 今の状態でも無いとか言うのはナシね。 (最後だけ一瞬虚ろな目になった) |
[437] |
何か一部が凄い光景
|
2007-08-29(水) 23:01 |
シュヴァルツ・ワールシュタット(ccmp9164) |
>瑠意 それってつまり、キミが何処に行ってもムービースターと疑われる様な不審な行動をしてるって事なんじゃないの? 人として大事なもの……? 何か良く解んないけど、要はキミってムービースターが本物の人間以下の存在だと思ってるってコトだよね。 (水着にチェンジさせられた姿を見て一歩引き)人としてのはともかく、男として大事なものを捨ててるのは解った。ヤナギと同じ趣味、か……。
>ヤナギ (完全無視)
>枢 手合わせありがと。キミもヒトとは思えないくらい強いねー。 楽しかったし、色々と勉強になったよ。 こちらこそ、機会があったら是非またお相手願いたいな♪
[執筆御疲れ様です! 手合わせ、和み系、阿鼻叫喚、どれも楽しませて頂きました。素敵なイベントをありがとうございます〜] |
[438] |
あぁ、眩しい。
|
2007-08-29(水) 23:07 |
バロア・リィム(cbep6513) |
なんて、輝かしい。っつーか 目 に 痛 す ぎ る 光景なんだ。
はは、先生も結局巻き込まれたのか。っつーかここら近辺皆か。
先代は・・・もはや神の領域だね。
はは
ははは
あははは ・・・・ orz
皆お疲れ。誰か飲みに誘ってよ。ガブッと飲むからさ。え?未成年は飲めないって?何言ってんだよ28歳だっつってんだろこんにゃろー。
・・・・・・・・・orz (自ら砂に埋まろうと穴を掘り始めた)
(皆さんお疲れ様でしたー!熱く、かわゆく、眩しかったです。) |
[441] |
楽しかったですわ!
|
2007-08-29(水) 23:20 |
北條 レイラ(cbsb6662) |
>フェイファー様 お相手下さりありがとうございました。翼も。 天使様ってとっても素敵ですわね。まさかお空の散歩が楽しめ日が来るとは思いませんでしたわ! 本当に楽しかったです。また遊んで下さいませね。
>片山様 ごきげんよう!こちらでお会いするのは初めてですわね。 勝負を見守って下さってありがとうございました。空はとても広くて感動致しました。 片山様もお疲れ様でした。お2人とも素敵でしたわ。決着がついたようでなりよりです。
>吾妻様 お久し振りですわね。いつもお家にお邪魔してしまって申し訳ありませんわ。 こちらこそよろしくお願い致します。お世話になってばかりですわね。 今度またお酒などご一緒しましょうね。
(犬井様、美しくカッコイイ2人をありがとうございました!) |
[444] |
何これ!?
|
2007-08-29(水) 23:25 |
一乗院 柳(ccbn5305) |
(水着チェンジに巻き込まれて混乱中。隠れる場所は見つからなかった模様) 何で!? 何でこうなったの!!? 僕は勝ち目も意味も無いただ無謀なだけの挑戦に参加なんてしてなかったのに……安全地帯に居れば安全なはずなのに!!(根拠無 おかしい……おかしいよ! こんなの間違ってる……ッ そうだ、これは暑さによる幻覚だよ。うんそうだ、そうに違いない。 きっと本当の僕は涼しい木陰で優しくて美人な看護婦さんに看護されてるはず……!(凄い勢いで現実逃避し始めた) |
[446] |
あ、甘く見てたぜ女王クオリティ……!!
|
2007-08-29(水) 23:39 |
シュウ・アルガ(cnzs4879) |
>レーギーナ様(もう様付き) ……ま、まさか水着でくるとは……orz
(海だしな。大丈夫だろ今回なら!と油断していたらしい。 ジャーナルはひと通り読んでるからレーギーナ様の恐怖については知っていたはずなのに(笑))
……え、け、結局お茶はいいんですか駄目ナンデスカ?
……この挙句振られるの?オレ……|||||||orz|||||||||
>バロア よぉ、バロナ。うん、本当にバロナだな……ははははは(壊) いい女がいたらやっぱり声はかけないといけないと思うんだよ。うん。
………。
振られたけどなっ(女装とのショックで相乗効果(笑))
>瑠意 だからな、いい女がいたらよ……(言いつつぐったりしてきた)
うん、駄目だ……すまねーが、今日は再放送する元気無いや……
いや、それにしてもスゲェなこれ……はー……(辺りを見回す) 話には聞いていたが……これも銀幕市の洗礼って奴?
(ちなみに一番のショックは振られたことらしい。ある意味、逞しいのかも)
(犬井WR様、お疲れ様でしたー!素敵な水着と阿鼻叫喚をありがとうございます!!(マテ)
……えぇーと、振られたんですよね。コレ。と、解釈してますが、振られたんですよね、やっぱり(しつこい)
ちなみにチャンスがあったらまたレーギーナ様を口説きに(オイ)行くと思いますのでその時はどうぞよろしくお願いしますーm(_ _)m) |
[447] |
(空を見上げれば)
|
2007-08-29(水) 23:45 |
八之 銀二(cwuh7563) |
(リオでサンバでカーニバルな銀二が歯を輝かせてサムズアップしてた。 みんな、ごめんね! 良い思い出を、ありがとう!(エンディング風)) |
[448] |
おおっとそういえば
|
2007-08-29(水) 23:45 |
犬井ハク(wrht8172) |
シュウ・アルガさんに女王から伝言です。
「ごめんなさい、漢女の皆さんのあまりの美しさに、わたくし、大切なことを忘れていたわね。お茶のお誘い、是非お受けしたく思うのだけれど……日はいつがいいかしら? わたくし、いつでも結構よ。シュウさんのご都合のいい日を決めていただける? ええ、では、お待ちしているわ、――――カフェ『楽園』で」
……なんか、お茶って、『楽園』でってことになったらしいですよ。 ええと……その、頑張れ? |
[449] |
(血)涙で前が見えない従僕☆
|
2007-08-29(水) 23:46 |
神宮寺 剛政(cvbc1342) |
………………。 なあ、これは夢だよな?夢だよな?な?な?
誰か夢だと言ってくれよォォォオォォオォ――――――!!!!
Orz (絶賛失意体前屈中☆)
>瑠意、刀冴さん (ズビシと指を差して)ははは、ここにいれば外野組も女装地獄フラグがビンビンに立ってるんだよ!! やっぱ世の中、平等でなきゃなッ―――――!!(壊れ中)
>バロア …よう、バロナちゃん。 もうちょっとで魔法が発動したのに惜しかったな。 まあ、今は体と心の保養が必要だな、お互いに…。特に心の保養が…。
>梛織、シャノン …どうやら俺等、女王のいる場所にいたら女装する羽目になるジンクスが出来上がってるみてぇだな…。
>真禮 あんたのその真面目なコメントが余計に心にクるんだけどなッ…! もう涙で前が見えないぜ…。
>銀二さん …あんた…。 もはや水着ですらないってどういう事だよ???? さすが銀幕市一の漢は、…やられる事も違うんだな…。 まあ、強く、生きなよ…。
ああ、こんな姿じゃ、またジジイにバカにされるんだろうなぁ…。 本当、女王にゃ敵わないぜ…。
(執筆お疲れ様でした!腹筋が鍛えられました(笑)ありがとうございました♪) |
[452] |
【0】太陽がまぶしいぜ
|
2007-08-29(水) 23:58 |
片山 瑠意(cfzb9537) |
(体育座りで打ちひしがれている)
>一乗院さん あのレーギーナさんだからな。 『楽しそうなお話ね?私も混ぜてくださらないかしら?』 とか言ったりしてな?
>琥礼 トマトジュースは疲労回復に言いからさ。 とりあえず安静にしとけ?
>カラスさん 十狼さんとの手合わせ、お願いしてみたらどうかな? …死にそうになるけどな(笑)
>CTさん あーうん、遠く離れてた筈なのになぁ…。不思議で仕方ない。 これが女王陛下★クオリィティ…? 真禮さんのスイーツか…あっちの奢りなら、俺も便乗して良いか?
>シュヴァルツさん まぁ、持ってるモノが色々と特殊だしな。 俺はムービースターを下だとは思ってない。それは断言させて貰うぞ。 誤解させるような言い方したのは悪かった。 うーん、上手く言えないけど、俺の中での線引き、なのかな? 幾ら俺が強い力…天狼やアポピス…を手に入れても、スターにはなれないからな。 人間として、ファンとして何ができるか、如何生きられるかって事なんだ…。
>北条さん お疲れ様。 フェイとの戦い、とても綺麗だった。 俺も空を飛びたいなぁ…。 うん、ずっと唯瑞貴さんと決着を着けたかったし。ありがとう♪
>シュウ ふふふ、まだ読みが甘いな。(←お前もな) まぁ、お茶のお誘いを受けてもらって良かったんじゃね? 場所が『楽園』ってのがナニでアレだけど。
>銀さん 負けると分かっていても、往かねばならぬ漢道ってかい?…お疲れさんでしたっ! (くう。と、小指で涙を拭った)
>神宮寺さん そんな平等なんぞ要らんわああぁああぁあッ!(血涙で絶叫)
(WR様、お疲れ様でした!ノベルとても楽しかったです!) |
[455] |
あーぁ…
|
2007-08-30(木) 00:21 |
梛織(czne7359) |
何だろうね。俺さ、ついさっきシャノンに勝ってさ!絶好調だったのにさ!!これはヒドくないかな!?水着はないんじゃないかな!?赤の他人を巻き込むのって駄目だと思う…言っても無駄なのは分かってるけど…っ!(目線を下に下ろせない)
皆、本当に眩しいな…に似合ってるよ、うん(痛いフォロー)その…銀二さん!凄いかっこよかったです。レーギーナさんに立ち向かう辺り!さすが皆の兄貴ですねっ。
>シャノン (言葉にならない悲鳴をあげた後、叩かれた肩を涙目で擦り。かなり痛い模様。水着姿の自分も痛いし怪我も痛かった)……ちょっ、横に立つの止めてくんない?お揃いで横に立たれると凄い目立つんだけど! …あーぁ、オレンジとグリーンが目に染みる…。アレ…?おかしいな…グリーンって目に優しい色の筈なのにー…
>剛政さん …嫌なジンクスだな、って言っても完全にジンクスレベルだもんな。ツッコミ、苦情一切無視だし… あのさ、えーっと、あの、本当お疲れ様。ドンマイだよ?愚痴ならまた聞いてやるから、な?
(ライター様、お疲れ様でしたー!凄く楽しかったですっ)
|
[457] |
あれは…なんですか?(茫然)
|
2007-08-30(木) 00:32 |
りん はお(cuuz7673) |
おるとろす…さんに遊んでもらって 楽しかったなあ(汗/涙)。 すんごい大きな犬でした。 はい、もう圧死しそうなぐらい迫力のある犬で、 俺しばらく犬だめですよ、きっと(涙)。 親愛の情は感じたけど。 うん、すごく感じたけど(涙)。 ………おおきいって。
……って、……あれは…。 ………。 へえ……ここにもあるんだ、『触手苗』……(軽く現実逃避)。 みなさん……。 ………………。 ………メモ。 『逆らわない方がいい存在はそう見えない』 …………ああ、いいかも、これ(八之さん見上げ)……ぐすん。 尊敬します、うん。 『漢は突進あるのみ』 ………俺は………花屋を頑張ろう!(こぶし握って) さ、帰って仕事!
急ぎ足に退避。
(犬井さま。凄い量のしかも多人数ノベルクリア、おつかれさまでした、楽しかったです、ありがとうございました)。
|
[459] |
時間オーバー気味
|
2007-08-30(木) 00:45 |
クラスメイトP(ctdm8392) |
(使用前)
>片山さん なんか爽やか…って言うかやっぱりカッコ良かったですよ!!って言うか、 唯瑞貴さん達とやり合えるファンってクルスと双璧で人界最強クラスの称号がついてる気がするんですけど!
>梛織 す、凄いよ梛織!!(興奮)シャノンさんに勝つなんて…驚いたよ。 でも二人組んだら息が合ってそうだよね、やっぱり強いのは羨ましいなぁ… …けど二人ともその、あんまり怪我とかしないで欲しいかな、うん。
>シャノンさん (絶句して突っ伏す)うう………そ、そんな…あ、でもじゃあ結局女装ではばれなかったんですね、 す、スゴイやレーギーナさん(方向性ずれた) よ、喜んで。お好きなものなんでも頼んで下さい!!今は夏場の激辛ラーメンが人気なんですよ、 た、立て替えさせてもらいますっっ(後でこっそり財布を確認する奴)
>CTさん 先生…僕もう、基準とか価値観が解らなくなりました…(呼び方が変) み゛、み ず て な い で く だ ざ い(袖を。うっとおしい) …ひ、ヒトダマ君達は実体化とかしませんね……(めそめそした)
(使用後)
(砂浜に倒れこみ目や口元から色々な液を流しつつ動かない。しかばねのようだ。空が、青い)
{本当にお疲れ様でした&ありがとうございました! …その、巻き込んだ方々申し訳ありません!(本当に悪いと思ってるのか?)} |
[460] |
【0】あ、あれ?
|
2007-08-30(木) 00:48 |
取島 カラス(cvyd7512) |
えと、何でこんな格好・・・?! しかも胸!まであるよ? え?鳴くの?この胸?! ・・・・・・・・・・・orz
うん、スイーツは嬉しいけどさ・・・(== って言うか、美しいって真禮さん・・・・(==; んでもあれだよね、銀二さんに比べればマシっていうか・・・・。 が、頑張れ?銀二さん。
>瑠意君 うん、機会があれば十狼さんにお願いしてみるよ^^ なんか、一撃で吹っ飛ばされそうな気がするけどね(==;
(イヌハクさん、お疲れ様でした。楽しい一時をありがとうございますv) |
[461] |
伝言、しかと受け取ったぜ!!
|
2007-08-30(木) 00:49 |
シュウ・アルガ(cnzs4879) |
『楽園』……あぁ、レーギーナ様のカフェか!
え、オレはいつでも空いてるぜ、つか空けるし予定なんかいくらでも!! (しかし水着が女性用……!!)
(コレは犬井WRの女装シナリオに参加するしかないなぁ(笑)) |