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Chapter-05: The Last Wish
銀幕市の随所で起こる事件の陰に「角のあるバッキー」の姿が見られるようになります。それこそ、銀幕市の魔法のバランスを崩すことで、地上への復権を目指す、いにしえの神々・ティターン神族の侵略の尖兵だったのです。

タナトス3将軍のひとり・白銀のイカロスが降臨し、銀幕市民とティターン神族との戦いに助力をもたらします。邪悪な神々は市民の活躍で撤退を余儀なくなれたのですが……、一方で銀幕市の「バランスの狂い」は日増しに拡大していくのでした。

ついに第2のネガティヴゾーンが出現。市民の力を合わせてこれを滅したものの、すぐに次なる第3のネガティヴゾーンがあらわれたことで、銀幕市は存亡の危機に直面します。

タナトス3将軍最後のひとり・青銅のタロスが、「神の剣」を用いてすべてに決着をつけるよう、市民に迫ります。しかし、それは、神の子リオネ、市長の娘のぞみのどちらかを犠牲にしなくてはならないという苦渋の選択だったのです。

苦悶の末に市民が選んだ答はどちらの少女の犠牲もなく、市民が戦いに挑むこと。その思いに応えて発現した神の剣の加護を武器に、市民は、「地上の全人類の絶望」の顕現である巨大ディスペアー・マスティマとの死闘に臨み、見事、勝利を収めるのでした。

一連の出来事を通じて、リオネは、一人前の女神として成人します。そしてそれは同時に、およそ3年に及んだ銀幕市の魔法が、終わりをむかえるということを意味していました。

11月23日 ティターン神族の1柱「識ることの枷・テイア」を追い詰めるため、綺羅星学園周辺地域の制圧作戦が行われました。
『綺羅星学園包囲網』

12月8日 綺羅星学園の文化祭が時期をずらして行われました。
『遅れてきた文化祭』

12月24日 ムービーハザード「クリスマスツリーの森」が出現し、雪だるまづくりやプレゼント交換会などが行われました。
『クリスマスツリーの森』

2009年
1月1日
新年を祝して、銀幕広場周辺に市民たちが集まっていました。
『新年の銀幕広場』

1月21日 チョコレートを楽しみながら、豪華客船で半日の旅を! ベイサイドホテル主催のイベントが行われました。
『魅惑のチョコレートクルーズ』

2月27日 市の地下に第2のネガティヴゾーンが発見され。調査隊が派遣されました。その間、調査隊を励ますために、銀幕ジャーナル社がラジオ番組をプロデュースしました。
『FM GINMAKU オンエア!』

3月6日 第2のネガティヴゾーンに、巨大ディスペアー「ベヘモット」の存在が確認され、これを倒すための作戦が行われました。
『ベヘモット討伐作戦』

3月21日 早咲きの桜が街を彩る頃。リオネが皆をお花見に誘いました。
『リオネのお花見』

4月25日 銀幕市の上空に第3のネガティヴゾーンが出現。
そこから出現したディスペアーの群れが銀幕市を襲撃しました。
『終末の日』

5月9日 巨大ディスペアー「マスティマ」が銀幕市破壊の準備を始めました。
市が外界から孤立するなか、タナトス3将軍が市民に決断を迫ります。
『選択の時』

5月20日 戦うことを選んだ市民たちにより、巨大ディスペアー「マスティマ」との最終決戦が行われました。
『選択の時』

6月13日 銀幕市は護られました。そのかわり、リオネは神として成人し、その魔法に終焉が訪れます。ついに、ムービースターが消える日がやってきたのです。
『最後の日々』


『ラストシーン』

約3年におよぶ銀幕市の魔法の時間は終わりました。そして……。
『エピローグ』



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