イラスト/晏嬰亮

戦争と破滅の危機を乗り越えて、ロストナンバーたちが目指すのは……


0世界を舞台にして行われた最終決戦「マキシマム・トレインウォー」の結果、旅団を支配する『世界樹』を沈黙させることに成功したものの、戦いの余波で世界図書館の世界計が破壊されることとなりました。

また、0世界の大地が謎の樹海に覆われ、世界樹旅団の拠点世界「ナラゴニア」がその中にとどまる結果となり、ここに、世界図書館と世界樹旅団の融和を目指す新たな体制作りがスタートします。

一方、この戦いを通じて、旅団を創り上げた『世界樹』と、0世界のあるじである『チャイ=ブレ』とは、同質の存在であり、それがディラックの空から生まれた超越存在であることがわかります。それらは<イグシスト(存在するもの)>と呼ばれ、ロストナンバーをはじめこの階層世界群のしくみそのものを超越しつつ、それらを支配するものたちでした。

そんなチャイ=ブレとの契約によって世界図書館を創設した一族『ファミリー』の一員、ダイアナ・ベイフルックは、チェンバー『虹の妖精郷』において、陰謀を巡らせていました。旅団との戦いの最中、彼女はいずこかへ姿を消してしまうのでした。

~第3章:螺旋の旅路編~
第2章:世界樹旅団編のあらすじはこちら
戦争が終了し、ナラゴニアの人々との対話が行われました。

戦争の終結を記念して、ターミナルとナラゴニアの友好を願うお祭り、「0世界大祭」が行われました。

プレゼント交換会など、クリスマスを楽しむ行事が行われました。
アーカイヴ遺跡に発生した不具合により、世界司書(ロストメモリー)が昏睡するという事件が起こりました。

「年越し特別便」が運行し、異世界の新年へ旅人たちを案内しました。

「年越し特別便」で異世界へ出かけた人々から新年のメッセージが届きました。
消息不明だったダイアナ・ベイフルックの行方が判明する一方、いくつかの事件が並行して起こります。

ダイアナ・ベイフルックの目的は、「錬金術師ディラックの復活」でした。 ダイアナが壱番世界で育てた巨大ワームを倒すために、トレインウォーが行われました。
ダイアナとの戦いの結果、捕捉した「錬金術師ディラックの魂」から、情報を引き出す試みが行われました。
ブルーインブルー辺境で「人魚」の姿をした種族ネレイスの王女と出会いました。彼女の要請を受けて、ロストナンバーたちは辺境海域で海魔の群れと戦います。

樹海に咲いた桜の木の下で、お花見が行われました。
新たなロストレイルとして開発されていた「13号(北極星号)」が完成しました。
永久戦場・カンダータにおいて、現地の軍が未踏地域の大規模探索を行うことになり、ロストナンバーもこの作戦の協力しました。

人魚の王国へ、海賊王子ロミオとともに赴いたロストナンバーは魚人種族に占領された都を解放することに成功しました。
ブルーインブルーの深海に棲まう魚人種族「アビイス」の王が「世界計の破片」を所持していることがわかり、魚人の都市への潜入調査が行われました。王が暴走を始めたことから大規模な戦闘へ発展します。
セカンドディアスポラ事件以降、探索が続けられていた「誘国創記・AMATERASU」が、滅びに瀕していることがわかりました。しかし住人の大半はそのことを知りません。事実を公表すべきかの意見が募集され、方針を決定しました。

図書館ホールの片隅に、短冊を吊るす笹が飾られました。
ロバート卿とヘンリーにより、異世界のリゾートを企画する旅行会社が設立され、さまざまなツアー企画を斡旋するようになりました。

世界司書の採用試験が行われました。
0世界の治安を守るための有志の団体「0世界自警団」が立ち上げられました。

人の心の悪意を操る「鉄仮面の囚人」。その行方を捜すための捜査が行われました。結果、その居所が判明しましたが、幾人かのロストナンバーが鉄仮面に捕らわれてしまいました。
「ロストメモリーになるための儀式」が、「鉄仮面の妨害」に警戒しながら行われました。
同時に、鉄仮面に捕らわれた人を救出することと、もうひとつ、重要な作戦が並行して行われることになりました。

ターミナルとナラゴニアの親睦を深める祝祭、「0世界大祭」が行われました。
「永久戦場・カンダータ」の都市へ膨大な数のマキーナ軍が襲撃を開始しました。その背後には、長年にわたりこの世界を支配してきた支配種族デウスの存在がありました。ロストナンバーたちはデウスへの決戦を挑みます。
ヴォロスで、空高く飛ぶ船による旅が成功。
これに関連して、暴走が予見された竜刻を抑える儀式が成功しました。

『硝煙の風・ラエリタム』がファージの軍勢により危機的状況にあることがわかり、ロストナンバーによる掃討作戦が行われました。

ナラゴニアの人狼公リオードルの提案で「世界樹内部の調査」が行われました。この探索で、世界図書館は「流転機関」を入手します。
毎年恒例のクリスマスイベント、プレゼント交換会が行われました。

「年越し特別便」が運行しました。朱昏ではおりしも『龍燈祭』という祭りが開かれており、大勢のロストナンバーが出かけたようです。

「0世界の今後のあり方」について、意見が募集され、改革へ向けて動きが始まりました。

ロストレイル13号《北極星号》が、はるか「ワールズエンドステーション」へと旅立ちました。
《北極星号》が「ワールズエンドステーション」の情報を得て帰還し、ロストナンバーたちの故郷を探す手段が確立されました。一方、0世界でも社会体制の変革が始まっていました。
そして、それから時は流れ……。
ロストナンバーたちは、あるものは旅を終え、またあるものは、いまだ旅を続けています。

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螺旋特急ロストレイル

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